荒川アンダーザブリッジの最終回ネタバレ！村長の正体は？結末がカオス？

荒川アンダーザブリッジは漫画を原作としてＴＶアニメと実写版のＴＶドラマと映画が出ています。すでに作品は完結していますがネタバレ要素も含めながら荒川アンダーザブリッジの作品紹介をします。

2004年から「ヤングガンガン」にて連載をスタートし、2011年に作者の産休を挟みつつ2015年7月3日同誌にて完結しています。コミックスは全15巻出版されています。

2010年4月4日から6月27日まで第一期「荒川アンダーザブリッジ」全13話がテレビ東京ほかで放送され、2010年10月3日から12月26日まで第二期「荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ」全13話が同じくテレビ東京ほかで放送されました。

飯塚健の監督により、2011年7月より9月までTBS系列を中心にテレビドラマ「荒川アンダーザブリッジ」が放送されました。

このテレビドラマ版荒川アンダーザブリッジは同じキャスト・スタッフにて映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』が2012年2月4日から公開されました。

荒川アンダーザブリッジの大まかなストーリーを紹介します。ネタバレを多く含みますのでネタバレが嫌な方は注意して下さい。

主人公である市ノ宮行がひょんなことから荒川の河川敷に住むニノや村長や星といった個性的な人達(人の形をしていない方々も含む)と一緒に暮らしていく話です。

荒川アンダーザブリッジのストーリーにおいて重要なのがリクとニノの恋愛です。エリートサラリーマンのリクと自称金星人のニノの恋愛は中々上手く行きません。

荒川アンダーザブリッジに出てくる河川敷の住人は個性的な人達ばかりですが中でも際立っているのが河童の姿をした「村長」です。本物の河童なのか？ただの着ぐるみなのか？謎だらけです。

荒川アンダーザブリッジは全体的に緩い世界観なのでストーリーがそれほど大きく進展することはありません。漫画はハッピーエンドで最終回を迎えていますがアニメ版と実写版はほとんどの謎が謎のまま結末を迎えています。よって漫画版荒川アンダーザブリッジが一番多くネタバレ要素を含んでいます。

荒川アンダーザブリッジを語る上で重要なキャラクターを紹介します。こちらもネタバレがたくさんあるので注意して下さい。

名前：リクルート(通称リク)　 本名：市ノ宮 行（いちのみや こう） 大財閥「市ノ宮グループ」の御曹司である若きエリート。

川に落ちたところをニノに助けられ恩返しをする為荒川の河川敷にニノの恋人として住む事になる。ただし自称金星人の電波系少女であるニノとの恋愛は中々上手く行きません。

幼い頃から英才教育を受けてきたエリートで他人に作った借りを返さないとストレスで喘息を引き起こしてしまう体質がある。また重度のナルシストな為最初は河川敷の住人達と衝突する事が多かったが、日々の生活の中で徐々に馴染んでいく。

原作と同じくナルシスト風な演技が目立ちます。原作と同じく教師として河川敷に住む子供たちに授業をしてあげます。

本作のヒロイン 「金星人」を自称しシュールな発言が多い謎の電波系美少女

泳ぎが得意でニノは溺れていたリクを助けた際に恩返しがしたいと言われ、地球人の『恋』というものを理解するためにリクと恋人になる。ただし服を着たまま川の魚を捕まえる等の破天荒な姿が多々あります。

相手の口に生魚を突っ込んだり風呂に入っているリクの頭をクレンザーで洗ったりととても非常識な愛情表現が多数見られます。また話の途中でリクと一緒に金星の両親に挨拶をするシーンもあります。

綺麗なストレートヘアーもしっかり再現されています。原作と同じく機嫌と損ねると木の上に登り人の言う事を全く聞かなくなってしまう事もあります。

その名の通り河川敷の住人達を仕切っている村長。着ぐるみにしか見えないが自称620歳で住人達からは本物の河童と思われている。

村長として住人達に慕われているがかなり楽天的でだらだらした生活を送っている。河童なので川で泳ぐシーンが多々あるが着ぐるみの隙間に水が溜まっておりどうみても着ぐるみにしか見えません。

河川敷の住人になるためには村長から名前を付けて貰うというルールがあります。ただしかなり安直なつけ方なのでリクはサラリーマンだからリクルート、ニノはジャージの名札の「２－３」(ニノサン)が由来となっています。

本人の面影は全くないですね！奇抜なキャラクターも原作に忠実に再現しているところが実写版の魅力の一つです。

本記事のネタバレ要素の中でも最も濃いネタバレ「村長の正体」に迫ります。まだ原作を読んでいなくてネタバレを避けたい方は気を付けてください！

奇抜なキャラクターが数多く存在する荒川アンダーザブリッジの中でも存在感が際立っている村長の正体に迫ってみます。ネタバレを多く含んでいますので注意して下さい！

くどいですがここから先はネタバレを多く含んだ文章ばかりになるのでネタバレを避けたい方は気を付けて下さい！！

漫画原作では最終回にて村長が住人達の前で着ぐるみを脱ぐと発言しカウントダウンが始まります。しかしゼロと同時に姿が消えてしまい結局正体を見ることができずに結末を迎えています。原作の最終回においても決定的なネタバレはなされませんでした。

アニメ版荒川アンダーザブリッジでも村長が正体を見せる素振りは一切無く、ここでもネタバレはなされませんでした。しかしリクの父親の積による河川敷再開発計画が始動して住人達の平和な生活が脅かされましたが、和服を着た謎の権力者により計画が中止されて住人達の生活は守られました。この謎の権力者の声が村長とそっくりです。

ＴＶドラマ版及び映画版荒川アンダーザブリッジは原作の話を実写で再現したものなのでこちらも村長の正体がはっきりと明かされずに結末を迎えています。ただし国の政治に関わることのできる程の権力を持っている描写がこちらにもあります。やはり決定的なネタバレはありませんでした。

荒川アンダーザブリッジの村長の正体はどの作品においても決定的な姿は最後まで出さずに結末を迎えました。ネタバレをしたくても原作でのネタバレがなされないままでした(笑)

全ての荒川アンダーザブリッジの作品の中で一つ言えるのは政治に関わることのできる権力者であることです。そして自分の正体のネタバレを防ぐ為に河童の恰好をしていると言ったところでしょうか。

結果として村長の正体はネタバレがされず仕舞いでした。ただしその他の住人達も正体が明かされないままだったのでその方がこの荒川アンダーザブリッジの雰囲気が守られて良かったのかもしれませんね。