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ワインのコルクが抜けない時の対処方法まとめ!失敗して割れても大丈夫!
パーティの始まりの合図は、ワインを開ける音!そんな盛り上がる雰囲気の中、コルクが抜けないなんて失態は気分もトーンダウンしてしまいますよね。抜けないコルクを上手に扱えればそんな空気も一蹴。大人のパーティには欠かせないワインの抜けないコルク対処法をお教えします!

目次
ワインのコルクが抜けない!そんな失敗への対処法
せっかく高級なワインを用意しても、コルクが抜けなかったらワインがないのも同然。パーティの盛り上がりも半減ですよね。コルクが途中で割れてしまった、なんて失敗も同様。そんな悲しい状況にならないように、失敗別に対処方法をお伝えします。
コルクが硬くて抜けない場合の対処方法
まずはなかなかコルクが抜けない場合。コルクが硬い、という状況はなぜ起こるのでしょうか?その原因を突き止めます。
コルクにスクリューをきちんと刺していない
まずはワインを開けるのに慣れていない人に起こりがちな失敗が、スクリューをきちんと刺していないパターン。基本ですが、ワインオープナーのスクリューは、まっすぐ深く、先端が内側のコルクから見えるくらいまで突き刺します。曲がってしまっていたり、浅かったりすると、いくら力をかけても抜けにくいので、刺し直してみてください。
何度も刺すと、コルクがボロボロになってしまいます。刺し直しは一回で!
ワインが若くてコルクが硬くて抜けない
まだ若いワインは、コルクが硬い場合があります。その場合は、ワインを倒して、抜けないコルクを湿らせましょう。
逆に、年代物のワインの場合は、コルクが柔らかく、また劣化によりもろくなっているので、折れてしまう失敗を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
コルクを開けやすくするためにも、ワインは横に倒して保存するのが正しいのですね。
コルクが途中で割れちゃった時の対処方法
コルクが硬くて、無理に力を入れると、抜けないコルクが途中で割れてしまうといった悲劇的な状況になってしまいます。そんな失敗でワインを諦める前に、手段はいろいろありますから状況にあわせてお試しください!
2足のハサミ型ワインオープナーを使ってコルクを抜く
ワインオープナーの種類はいろいろありますが、スクリュー型のものが一般的でしょう。スクリュー型のワインオープナーだと、浅く刺したり曲がったりすると折れてしまうことも。そんな時は、ハサミ型のワインオープナーが便利です。スクリュー型のオープナーよりはテクニックが要りますが、コルクの柔らかくなったヴィンテージのワインコルクには、初めからこちらのオープナーを使うことが多いので、2本目のオープナーとして、一つ持っていてもいいでしょう。
こんな感じで、途中で割れてしまったコルクも...
ハサミ型のオープナーなら簡単に抜けます。
ワインオープナーのスクリューが折れちゃった!
コルクではなくて、スクリューが折れてしまうという惨事が勃発することも!
ワインオープナーも使えなくなってしまって絶望的...な気分になりますが、ここは落ち着いて、抜けるようなら、まずはゆっくりスクリューを反対にねじりながら抜き、上記のハサミ型ワインオープナーで抜くか、下記のオープナーを使わない方法を試してください。むやみに乱暴に引き抜いて、コルクをボロボロにしないように注意してくださいね。
オープナーを使わずに抜けないコルクを開ける
では、硬くてオープナーが使えない場合や、オープナーが折れてしまった場合、そしてコルクが割れてしまった場合といった全て場合に対処できる方法をお伝えします。いろいろな方法がありますが、手元にあるもの、準備できるものはそれぞれかと思いますので、スペックや状況に合わせて選んでみてください。
良い子はこんな真似しないでくださいねー。
ネジとピンチで
もっとも安全な方法です。ネジをコルクに刺して、その頭をピンチで抜くといった方法です。割れてしまったコルクでも太めのネジならばハマる場合もあるでしょう。ネジはなくても、壁掛けフックなどを利用しても。安全な方法ですので、ピンチがあるのなら、ぜひ試してください。
スクリューは根元がすっぽり抜けてしまうことも。ピンチがある場合は、刺さっているスクリューをネジと思い、ピンチで抜くのがいいですね。
身近なものを使って、抜けないコルクにアタック
ピンチがあるような周到なお家なら、代わりのワインオープナーもあるかもしれませんね。では一人暮らしのお家などで、身近なものを使って開ける方法をお伝えします。
鍵を使って
絶対誰かは持っているであろう「鍵」。ジグザクとして引っかかりがあるので、意外にもワインのコルクを開けるのには使いやすいようです。使い方は、そのまま刺して引っ張るだけ。なるべく太く、凹凸のあるものを選ぶ方が良いでしょう。
意外にみなさんお試しになっているようです。
ハンガーを使って
コートのハンガーなどを使う方法も。ビンとコルクの間からハンガーの上部を入れて、入ったらフックになっている部分を内側に向けて、引っ掛けて抜くという方法です。なるべく細い針金の方が扱いやすそうです。またペーパークリップでも同様に使えますね。ハンガーの太さや柔らかさが微妙に難しそうですが、どうしても、という場合は試してみてはいかがでしょうか。
ハンガーの代わりに、ペーパークリップを使ってもOK。要は曲がるような針金があれば代用できますね。
刃物を使って抜けないコルクを抜く
コルクに突き刺さるもの、として真っ先に思い浮かぶのは刃物でしょうか。でも扱いには注意して、怪我をしないようにしてくださいね。
ハサミを使って
こちらも家庭やオフィスに必ずあると思われるアイテムですね。ハサミは、片方をグサッとスクリューのようにコルクに刺します。そのまましっかり押さえて柄の部分を回転させながら引き抜きます。力がいるので、もう一方の歯に注意してください。
ナイフを使って
ナイフもハサミの同様、コルクに深く刺して、回して引き抜きます。なるべく深くまで刺す方が良いので、細めのナイフがあればベターです。
ハサミやナイフは、怪我をしないように扱い注意です!
ワインボトルを叩く
キャンプなどでワインオープナーがない時にはこの方法で。スニーカーなどのソールの厚い柔らかい靴のかかとの方にワインの底を当て、壁など硬い面に打ち付けます。ワインの中の空気が栓の方に広がり、コルクが浮いてくるという仕組みです。開くタイミングを間違えると、ワインを撒き散らしてしまうという失敗を引き起こすので、開きそうになったらタオルなどでコルクを押さえることを忘れずに。
ただし、叩きつける衝撃でワインの味が落ちてしまう危険もあります。
グッズさえあれば...抜けないコルクに強行手段で挑む
ワインのコルクが開かないのは、ホームパーティやキャンプ、職場の忘年会など、いろんなシチュエーションが考えられます。もしかしたら自転車屋さんの打ち上げで、偶然にも空気入れがあるかもしれません!
自転車の空気入れを使う
ワインボトルのネックを溶かす
レアなパターンですが、溶接ができるようなシチュエーションもあるかも。最近はDIY女子も流行りですし、ありえないこともないですよね。鉄のトングを熱して、ワインボトルのネックに押し付け、ワインの上部を切ってしまえば、オープナー不要で開栓?できます。火傷に注意です!
あまりありえないシーンのようにも思いますが、コルクの柔らかいヴィンテージワインには、この方法で対応するそうで、一流のソムリエはそれようのトングを所持しているようです。コルクが割れて大事なワインをダメにする失敗を回避する重要なアイテムです。
一番簡単なのは押し込むこと
どうやっても開かない、どんな代用品もない、という場合は、コルクを押し込んで、瓶の中に入れてしまうというのが、一番簡単で安全な方法かもしれません。
抜けないコルクを押し込む
途中で割れてしまったコルクでも、硬くなって引っ張れないコルクでも、押すことはできるでしょう。割り箸やスプーンの柄などを使って、奥まで押し込んでしまうのです。
コルクを押し込む時は慎重に。圧が余計にかかるので、ワインが飛び出して、床や洋服が濡れてしまうという2次災害も。ゆっくり、タオルなどを用意して行ってください。
なるべくコルクのカスがワインに混じらないように、コルクはそのまま押し込めたいです。押し込む道具はあまり細いものでなく、コルクと同じ太さの棒状のものがあるといいですね。
マッキーペンの太さがちょうどワインの口に合うのです!金槌を使って押し込むとgoodです。
大きさ的にはリップクリームなども良さそうですが、なるべく硬いパッケージでないと壊れてしまいますね。
使い切った乾電池を使うという方法も。耐久性はありそうですが...抜けたらすぐに移し替えましょう。
ワインに混じってしまったコルクを漉す
押し込んで開いた後は、コルクがそのままでワインにカスなどがついていない場合は、そのまま注いでもいいでしょう。コルクがボロボロになって、ワインにカスが入ってしまっている場合は、コーヒフィルターなどでろ過すると綺麗なワインを美味しくいただけます。
コルクのカスが大きいものなら、デカンタに移し替えるだけでも対応可能。
ボロボロと大きめのカスがあれば、茶こしやザルで漉しましょう。
細かなゴミが気になるようなら、コーヒーフィルターで漉します。タンニンも除去されますので、お好みで。
コルクが抜けなくてもワインを楽しもう!
いかがでしたでしょうか?ワインのコルクが割れたり抜けなくなってしまっても、いろいろな対処方法がありますね。すんなり開けるよりも、こんな失敗を一緒に笑って対処した方が、パーティは盛り上がるかも!?抜けないコルクを逆手にとって、サバイバルなアイデアを見せつけてしまいましょう。
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