ファストファッションとは何?意味と定義を解説!問題点は?世界中で人気!

低価格でおしゃれを提供してくれるファストファッション。そんなファストファッションですが、最近では問題も提唱されています。今回は、そんなファストファッションの定義とは?、また問題点とは?という疑問からおしゃれの楽しみ方までを紹介します。

目次

  1. ファストファッション定義とは
  2. ファストファッションを展開する国内発ブランド
  3. ファストファッションを展開する世界ブランド
  4. 低価格がここまで主流になった理由
  5. ファストファッションが世間に与えた影響とは
  6. ファストファッションはすでに時代遅れという声も
  7. 世界のファストファッションが主流となったがゆえの問題点とは
  8. ファストファッション業界の問題改善への各ブランドの取り組み
  9. 低価格だけではダメ?今後のファストファッション在り方
  10. おしゃれの楽しみ方にも変化が訪れる

ファストファッション定義とは

出典: http://www.fastfashion-pickup.com/

2000年半ばからおなじみとなったファストファッション。聞いたことがないという方はいないのではないでしょうか?ファストフードをもじり、低価格なおしゃれを提案することで、最新の流行を誰もが楽しむことができるファッションとして、世界的に主流となりました。

ファストファッションを展開する国内発ブランド

国内発の人気企業であるUNIQLOとしまむらは、独自の方法でおしゃれの低価格化を進めてきました。日本企業ならでは手法を紹介していきます。

UNIQLO

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%AD

日本でのファストファッションのさきがけとして、確固たる地位を確立しているブランドと言えば、UNIQLOです。日本でのファッションの低価格化を提唱し、高いコストパフォーマンスを誇る製品は人気を集め続けています。

低価格で高い性能を誇るヒートテック

出典: http://kadrhosh.com/heattech-best1-160127/

高い保温性とおしゃれを楽しむための薄さを実現したヒートテックは、一気にUNIQLOの人気を高めました。また、幅広いラインナップは、ファストファッション界でも屈指。

しまむら

出典: https://twitter.com/shimamura_gr

もともとおしゃれに敏感な若者には支持されていなかったものの、現在ではUNIQLOを抜く売上を誇るブランドがしまむらです。日本企業の中で、UNIQLOとならぶ人気を誇る企業として急成長を遂げています。

低価格でありながら人気ブランドとのコラボを実現

出典: https://www.instagram.com/p/8PyNyPvSgx/

しまむらをおしゃれな企業として定着させた取り組みが、人気ブランドとのコラボです。ハリーツイードやセガ、スヌーピーなどのコラボ商品を手がけることでブランドイメージを一新しました。

ファストファッションを展開する世界ブランド

出典: http://www.huffingtonpost.jp/qreators-/ethical-fashion_b_8137156.html

日本におけるファストファッションのデザイン性をアップさせたのは、なんといっても外国企業の参入があってこそ。今回は、FOREVER21、ZARA、H&Mの3つの代表企業の魅力を紹介します。

FOREVER 21

出典: https://folk-media.com/306336

アメリカ企業ならではのファストファッションを提唱しているブラントが、FOREVER21です。日本でも、おしゃれに敏感な若者を中心に、デザイン性の高い製品が人気です。

低価格でありながら思い切ったおしゃれを楽しめる

出典: http://www.forever21.co.jp/product/Category.aspx?category=topseller&br=f21&

個性的なデザインも多く、自分なりのファッションを低価格で楽しめるブランドとして人気を集めています。アメリカらしい細身のパンツや奇抜な色使いなど、他の人ととは一味ちがうおしゃれを提案しています。

ZARA

出典: http://worldversus.com/img/zara.jpg

スペインのアパレルメーカー・インディテックスが展開するファストファッションブランド。アメリカ・ヨーロッパ・アジアと幅広く展開し、特にヨーロッパでの人気の高いブランドです。日本でも、「ザラジョ」という言葉を定着させるなど、知名度の高いブランドのひとつです。

いち早く世界のおしゃれを楽しむことができる

出典: http://fashionjp.net/shop-open/zara_shibya.html

ZARAの魅力は、なんといってもデザインの豊富さにあります。ZARAはファストファッション界の中でも、新しいデザインの製品を発売する機会を多く設けており、基本的には週2回新しい製品が出荷されます。他の人とは違ったおしゃれを楽しみたい若者に、絶大な支持を得ています。

H&M

出典: http://www.hm.com/entrance.ahtml?orguri=%2F

世界的なファストファッション企業の中でも、優良企業として有名なのがH&Mです。デザイン性の高さやコストの安さなど、なかなか見分けのつきにくいブランドが数多くある中で、H&Mは利益性の高さで他との差を生んでいる企業です。

おしゃれを低価格で提供できる理由とは

出典: https://lilyincanada.wordpress.com/2013/08/26/hm-vs-forever-21-a-study/

企業によって、おしゃれを低価格で提供する方法はさまざまですが、H&Mでは世界的な市場調査に、おしゃれの秘密があるようです。専任のデザイナーを200人抱えているH&Mでは、資料だけでなく、現地調査に力を入れているようです。製品をデザインする一人ひとりが、各地域にマッチするデザインを考案し続けています。

低価格がここまで主流になった理由

出典: http://embaguide.hatenablog.com/entry/2016/05/02/225932

2000年頃から一気に主流となったファストファッションですが、その理由は一言で言ってしまえば、低価格で世界のおしゃれを楽しむことができるようになったためです。各ブランドの台頭とともに、ファストファッションのメリットを紹介します。

低価格と高品質の提唱

出典: http://www.fashionsnap.com/news/2013-09-21/uniqlo-fes13-omotesando/gallery/index7.php

不景気という時代の中で、ファストファッション界は急速に台頭しました。「お金をかけなくても温かい」「お金をかけなくてもかわいい」など、製品の製造過程やルートを改善することで、ファッションの低価格化と高品質化に成功しました。

世界のファストファッションの流入

出典: http://www.kanekashi.com/blog/2014/09/3074.html

日本の中で、おしゃれの低価格化が定着した後、世界企業も日本への参入を果たしました。低価格でありながら、世界でメジャーとなっているおしゃれを楽しむことができるようになり、ファストファッション界のデザイン性も向上しました。

ファストファッションを選べる楽しみ

出典: https://ovo.kyodo.co.jp/news/culture/a-616009

世界企業が日本への参入を果たしたことで、ユーザーはファストファッションを選択することの楽しみも手にしました。画一化されていたデザインだけでなく、自分なりのおしゃれを楽しむことも可能となりました。

ファストファッションが世間に与えた影響とは

出典: http://newsphere.jp/business/20160629-2/

自分なりのファッションを、いち早く楽しめるようになったことで、ファッション自体の考え方にも変化が訪れました。ここでは、ファストファッションが世間に与えた影響を紹介していきます。

短いサイクルのおしゃれが主流に

出典: https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/806

新しいデザインのおしゃれをいち早く手にできるようになったことで、ファッションの移り変わりのサイクルも早くなったと言われています。おしゃれのサイクルが早くなることで、流行も次から次へと変化するようになりました。

おしゃれの格差

出典: https://pixabay.com/ja/%E8%84%9A-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6-%E8%BB%8A-%E6%9C%AA%E8%88%97%E8%A3%85%E3%81%AE%E9%81%93%E8%B7%AF-%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E8%87%AA%E7%84%B6-%E5%B1%8B%E5%A4%96-434918/

ファストファッションが主流になったとともに、通販での買い物も一般化したことで、いつでもどこでもおしゃれを楽しむことができるようになりました。それなりに使えるおしゃれが手軽になったことで、そこそこのおしゃれで満足する人とおしゃれを追求する人の格差が大きくなったとも言われています。

おしゃれ情報の多様化

出典: http://pleure.net/fashion/1506/

さまざまなファストファッションブランドが参入し、低価格でのおしゃれを提供したことで、アイテムのチョイスの幅も大きく増加しました。流行を発信する雑誌などでも、さまざまな情報が掲載され、その選択に難しさを感じつということも。

ファストファッションはすでに時代遅れという声も

出典: https://www.fashion-press.net/news/gallery/1410/12333

一部のおしゃれを愛する人の中から、すでにファストファッションの次の流行を提唱する声も出ています。ファストファッションが世間に与えた影響を反省し、次に活かそうとしている人々もいます。

今のおしゃれへの警鐘とは

出典: https://digi-career.jp/release/it-%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B-ec-%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%8C%E6%B4%BB/

実はファストファッションの中には、多くのムダが存在しているという声もあります。短いサイクルで、自分なりのファッションを楽しめるというメリットの裏側には、その代償も存在してるようです。

次世代を見越したおしゃれの提唱

出典: http://grapee.jp/260744

ファストファッションに対して、環境への配慮が足りていないと指摘する方々も多く、事実、ゴミの量は増加していると言われています。次世代を見越したおしゃれも、ファストファッションには必要な要素ということができそうです。

ファストファッション+こだわり

出典: http://roomclip.jp/mag/archives/6139

おしゃれの低価格が過度に進んだことで、アイテムに対する思い入れが薄くなってしまったという側面も存在しているようです。アイテムがありすぎて、どれを選んでいいのか分からない状態では、思い入れをもつもの難しいのかもしれません。

世界のファストファッションが主流となったがゆえの問題点とは

出典: http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323605404578473852652077248

ファストファッションの成功には、どうしてもユーザーのスピード感のある消費が必要不可欠です。そのため、古くなったら買い換えればいいという傾向に向かいがちという問題点もあります。この消費動向から、発展途上国ではさまざまな問題点も生じています。

まだまだ低価格なおしゃれはリサイクルが進んでいない

出典: http://mr-wild.net/social-problem3-ningen-toha/

実は統計において、日本人は10キロの衣類を購入し、9キロを廃棄しているというデータあるそうです。古着のほとんどがリサイクル可能であるにも関わらず、廃棄。あるいは、埋立地に運ばれています。このように、リサイクルが叫ばれている現代においても、まだまだ廃棄のほうが多くなっているのが現状と言えそうです。

生産工程で使用される化学物質問題とは

出典: http://www.casolea.jp/%E3%80%8C%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%80%81%E3%82%8F%E3%81%9A%E3%81%8B35%E6%AD%B3%E3%80%82%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE.html

自然に近いイメージがあり、衣服には欠かすことができない素材が、コットンです。しかし、このコットンの生産においては、化学物質が与える環境問題が叫ばれています。コットンの生産は、世界の農地の2.5%で行われ、使用される殺虫剤は世界の25%、除草剤は10%にも及ぶと言われています。

過酷な労働環境問題

出典: http://tabi-labo.com/207935/the-true-cost

今、世界で着用されている衣服のほとんどがバングラデシュなどの発展途上国で生産されています。建物の安全性などの面から見ても、問題点が多く、2013年にはミシンの振動に建物が耐え切れず、ビルが崩壊するという事件も起きているほどです。この崩壊事件によって、1100人以上が死亡するという被害も出ています。

南北問題

出典: http://zipangumagazine.tumblr.com/post/78007649117/%E3%81%84%E3%81%A4%E3%82%82%E3%81%A8%E9%81%95%E3%81%86%E8%A6%96%E7%82%B9%E3%81%A7%E6%9C%8D%E3%82%92%E3%81%BF%E3%82%8B

今、着ている衣服は発展途上国の子どもたちが作ったものかもしれません。ファストファッションが世界で定着したことで、バングラデシュをはじめとした発展途上国では、一気に衣服の生産に関わる需要が増加しました。仕事ができたという側面もあるものの、子どもたちも働いている環境。さらに、1日4,000円程度にしかならない賃金など、北と南で生じている格差問題も存在しています。

ファストファッション業界の問題改善への各ブランドの取り組み

出典: http://blog.esuteru.com/archives/8573913.html

UNIQLOやしまむらなどの日本企業をはじめ、ファストファッション業界でも環境問題に対する取り組みが始まっています。今回は、勢力的に情報公開しているUNIQLOとしまむらの環境問題対する活動を紹介します。

UNIQLOが推進する服の力プロジェクトとは

出典: http://www.uniqlo.com/jp/csr/school/

UNIQLOでは環境問題に対する取り組みのひとつとして、服の力プロジェクトを推進しています。服の力プロジェクトでは、社員が学校などの施設を訪れ、廃棄された服がどのように活用されるのかなど、リサイクルの理解を促す活動を行っています。

環境問題解決のために基金活動も

出典: http://www.olive-foundation.org/

またUNIQLOではファストファッション業界に先駆け、瀬戸内オリーブ基金・ボランティア活動にも取り組んでいます。全店舗でオリーブ基金の呼びかけを行うだけでなく、実際にスタッフがボランティアとして現地を訪れ、植林活動も行っています。

リサイクル活動で環境問題の喚起も

さらにUNIQLOでは、全商品リサイクルを謳い、全店舗で販売した製品の回収を行っています。UNHCRとグローバルパートナーシップを提携することで、世界的なリサイクル活動を行っています。

UNIQLOの環境問題への実績

出典: https://twitter.com/uniqlo_jp/status/595860656911417345

2015年8月までで、15の国や地域で3,949万点を回収し、59の国や地域に1,632万点を寄贈しています。このように、提起するだけでなく、実績までユーザーに見えるのもUNIQLOならではです。

しまむらが提唱する環境問題への取り組みとは

出典: https://www.shimamura.gr.jp/company/business/detail.php?id=22

しまむらはUNIQLOとは対照的に、社内の備品の再利用に注力しています。全国に広がる流通網を活用し、再利用できるダンボールやハンバーなどの備品を再利用することで、環境問題へ貢献しています。

低価格だけではダメ?今後のファストファッション在り方

出典: http://gigazine.net/news/20140826-secret-world-of-fast-fashion/

今後、ファストファッション業界では、デザイン性や新しいおしゃれの提起だけでなく、環境問題への取り組み方も支持を得るためには重要となりそうです。

環境問題への取り組みの評価対象に

出典: http://gipj.net/news/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%A3%8F%E3%81%AB%E9%9A%A0%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%96%E3%82%8B%E7%9C%9F/

環境問題への取り組みも、会社としての責任を果たすという意味で、重要な評価対象となりそうです。積極的に環境問題へ取り組むことが、正しいおしゃれを提供する大前提として、広がり始めています。

ユーザーも低価格なおしゃれを追い求めない

出典: http://gipj.net/news/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%A3%8F%E3%81%AB%E9%9A%A0%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%96%E3%82%8B%E7%9C%9F/

UNIQLOの取り組みを始め、世界で環境に関する取り組みが広がっています。そのため、ユーザーも低価格なおしゃれを過度に追い求めない時代が来つつあります。近々、低価格でおしゃれだけでない、ファッションが本当のおしゃれと呼ばれそうです。

ファストファッション業界全体としての取り組み

出典: http://jyakurin.blog11.fc2.com/blog-entry-115.html

企業の取り組みだけでなく、ユーザーも責任のある選択を行うことが、ファストファッション業界全体として必要になりそうです。企業のとユーザーがしっかりとして知識を備えることが、今後のおしゃれを形作りそうです。

おしゃれの楽しみ方にも変化が訪れる

出典: https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/22921

今後、おしゃれの定義は広い意味合いで、貢献していることも含まれます。自分のおしゃれを楽しみつつ、環境問題への取り組む姿勢が、本当のおしゃれと呼ばれそうです。

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