両性具有とは何?画像はある?実在する人物を調査!スポーツ選手にも?

両性具有とはなんでしょう?両性具有といわれる人の特徴は画像にどのように見て取れるのでしょうか。また、両性具有としての生活は?そしてどのような人が両性具有として実在するのかでしょうか。両性具有のことを画像を引用してまとめました。

両性具有とは何?画像はある?実在する人物を調査!スポーツ選手にも?

目次

  1. 両性具有とは?画像と共に紹介していきます。
  2. 両性具有って医学的にはどういうこと?
  3. 両性具有ってどのくらいいるの?
  4. 神話と画像にみる両性具有
  5. 両性具有、ライフスタイルへの影響は?
  6. 両性具有者、暮らしの中での悩みも、、、
  7. 両性具有、実在する人間はいる?ライフスタイルは?画像とともに紹介!
  8. まだまだ画像紹介!両性具有の、実在する美しい人間⭐︎
  9. 画像で見る両性具有〜スポーツと両性具有者〜
  10. スポーツ選手にも?両性具有の実在する人間を画像で紹介!
  11. 両性具有のスポーツ選手、画像とともに柔道選手を紹介
  12. まとめ〜画像で見る両性具有〜

両性具有とは?画像と共に紹介していきます。

両性具有という言葉を知っていますか?両性具有とは、男性と女性の両方の性を兼ね備えた存在のことを指します。両性具有者といったり、アンドロギュノスというギリシャ語で称されることもあります。社会的性の判定が困難であるため、暮らしの中で性別が必要な場合にライフスタイルでの性の判別を決定できない点も最大の問題であるとされます。

日本では、半陰陽とも呼ばれます。またふたなり(二形)、はにわり(半月)などの呼称もあることから、古くからその存在が知られていたことがわかります。

両性具有って医学的にはどういうこと?

医学的には、性分化疾患に分類されます。現在、暮らしの中での呼称についてはインターセックスなども含めて当事者間において意見は分かれており、まとまっていません。両性具有は、遺伝子、染色体、性腺、内性器、外性器など、の一部分あるいは全部が典型的な形式に当てまらないことから、身体の特徴から性別を男性かあるいは女性かに単純には分類できません。

医学的呼称の性分化疾患は、出生児の外性器異常(性別判定困難)や思春期発来異常を引き起こす多様な病気の総称として使われています。性同一性障害や不妊症などを伴う難病でもあります。

両性具有ってどのくらいいるの?

平成21年度実施の全国実態調査における解答率と患者数から推定すると、国内患者数は約6500人と言われています。

これは両性具有として暮らしを送っている自覚がない人も含めての推定数です。

神話と画像にみる両性具有

ギリシャ、ローマ神話に登場する、キプロス島の両性具有者である、アプロディトス。

両性具有に関する話は、ギリシャ神話でもみられます。アプロディトスの像の画像からも両性具有の状態がみて取れます。

ギリシャ神話では、ニンフのサルマキスに恋されて強制的に一身同体にされたヘルマプロディートスの話が知られ、後世に豊かな乳房を持った少年、あるいは男根を持った女性などの形で後世の芸術作品で表現されている[1]。 両性具有の逸話で広く知られた話に、プラトンの『饗宴』の中でアリストパネスが語ったとされる演説がある。この中でアリストパネスは、かつて男と女の他に「男女(おめ)」と称された両性具有者がおり、いずれも手足が4本ずつ、顔と性器も2つずつあったと説いた。ところが、ゼウスによってそれらを両断したため、手足が2本ずつ、顔と性器が1つずつの2人の「半身」となったが、それぞれが残された半身に憧れて結合しようと求め合った。そして元々男女であった男と女が互いの半身、すなわち男は女を、女は男を求める事になった。それが男女の愛であると説いたのである。

神話からもわかるように、男女の違いというのは、神の領域という考え方が昔からあり、二つの性を持つことは神のなせる技と感じるほど神聖なものであるようです。

両性具有、ライフスタイルへの影響は?

両性具有は、もちろん暮らしや、ライフスタイルにも影響を及ぼします。外見的には男性、または女性そのものであることも少なくありません。周囲の人々はもちろん本人も気づいていない場合もあります。しかし、例えば遺伝子は男性だが外見は女性である人の場合、本人もそれに気づかず結婚、一生を女性として過ごすこともあります。

この場合、膣はあっても、子宮が機能しないため、自然な妊娠ができません。別の例を挙げると、両性具有の症状の一つであるクラインフェルター症候群などの男性は、極端に精子が少ないため、自然的に受精させることはほぼ不可能とされています。

このように、不妊治療の過程で、自分が両性具有であることを知ることもあるため、大きな精神的なショックを受けるなど、ライフスタイルもしくは人生そのもののあり方にも大きな影響を与えることもあります。

本来、男と女とははっきり区別できないのが人間なのかもしれませんが、現在多くの両性具有者が自らのライフスタイルに疑問を抱きながら生活していることも事実です。

両性具有者、暮らしの中での悩みも、、、

両性具有者の大多数は、違和感なく通常の男性、あるいは女性として生活しています。「男でも女でもない性」などとラベリングされることは拒絶される場合の方が多いのです。性の自認を持っている当事者にとって、「男でも女でもない」と言われることは、現状に反しており、当事者を傷つけ、苦しめることにもなりかねません。

もちろん両性具有者の当事者の中には、「男でも女でもない」と自認する人もいます。それは、両性具有者ではない人の中にも自認する人がいることと同様です。両性具有者に関わらず、当事者の意識が尊重されるべきであるといえます。

両性具有、実在する人間はいる?ライフスタイルは?画像とともに紹介!

ここからは、両性具有として実在する人物を、画像とともに紹介していきたいと思います。

モデルのアンドレイペジックさんです。

オーストラリアのモデルで、生物学上は男性として生まれ、アンドロジニーの男性モデルとして活動していましたが、2014年、性別適合手術を受け女性となった方です。

男性としてのモデルの写真です。

男性モデルとしても、美しい様相で異彩を放っていました。

現在は女性モデルとして活躍されています。

エレガントさを前面に出した写真も美しいですね。

女性としてのしなやかさと、男性的な鋭さを兼ね備えた、不思議な魅力がありますよね!

まだまだ画像紹介!両性具有の、実在する美しい人間⭐︎

こちらも、実在するモデルのIvan Rastrepinです。

「彼」も、両性具有のモデルとして活躍している一人です。

こちらは画像は、女性的な人間としての美しさをひときわ放っていますね!!「女性よりも美しい男性」とも言えるかもしれません。

画像で見る両性具有〜スポーツと両性具有者〜

両性具有者はスポーツの舞台では翻弄されることが多々あるようです。かつて、国際オリンピック委員会での性別テストは、女性選手に下着を脱いでもらう方式をとっていました。やがて、その方法は科学を利用した洗練されたものとなり、頬の内側から標本を採集して、染色体を調べる方法がとられるようになりました。

しかし、これで意義のない判別が行われることにはなりませんでした。両性具有のひとつであるまれな遺伝症にかかっていた場合、性別テストの結果、男性と判断されることもあります。性別テストで失格となった場合、メダルは剥奪されるなど、人生を暗転させることにもなりかねません。

スポーツ選手にも?両性具有の実在する人間を画像で紹介!

両性具有の人間としては、様々な競技の選手にも実在します。

南アフリカ共和国の陸上競技選手である、キャスター・セメンヤさんです。2009年ベルリン世界陸上、2016年リオデジャネイロオリンピックの金メダリストです。2012年ロンドンオリンピックの開会式では、南アフリカ選手団の旗手も務めています。

男性のような外見から、幼少の頃からの暮らしの中でも性別を疑われることがあったと言います。

世界陸上で金メダルを獲得するも、2位の選手に2秒以上の大差での圧勝であったことや、力強い筋肉質の肉体、声も低めであることから性別をスポーツ界においても性別を疑われます。国際陸上競技連盟は医学的な調査を実施。その結果によると、子宮と卵巣が無く、体内に精巣があり、通常の女性の3倍以上のテストロステン(男性ホルモンの1種)を分泌していることがわかりました(2009年9月11日付オーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルド)。

国際陸上競技連盟は、「人為的なものではないため、セメンヤの金メダルが剥奪される可能性は無い」としました。しかし、過去にはセメンヤさんと同様のパターンで競技選手を断たれたケースもあります。結果、セメンヤさんの金メダルは確定しました。性別検査の結果は公表されませんでした。

セメンヤ選手の功績は、他の選手からの批判を受けることもあるようです。イギリスのリンゼイ・シャープは「彼女と競うのは難しい」と発言し、物議を醸していました。

両性具有のスポーツ選手、画像とともに柔道選手を紹介

両性具有の選手は他のスポーツにも存在します。例えば、柔道もその一つです。熟練の技術とともに、力や体重が重要となる柔道では、男性的な能力を持った女性選手は大きな活躍をみせているようです。

ブラジル出身の柔道選手である、エディナンシ・シルバも、両性具有者の一人です。

柔道に挑む姿には男性らしい力強さも感じます。

両性具有として生まれましたが、女性として競技に参加することを望み、90年半ばに手術を施したことで、女性として認められました。

アトランタオリンピックでは、72kg超級にて、所詮で阿武教子と対戦し、30秒の内股で勝利しています。阿武にとっては、生まれて初めての立ち技での一本負けでした。2界戦でロシアのスベトラーナ・グンダレンコいん有効で敗れると、敗者復活戦でも敗れ7位に終わりました。翌年は、72kg級に下げ、3位の成績を上げています。

その後、2000年のシドニーオリンピックでは7位、2003年の世界選手権では3位など、上位に食い込み続けます。

2008年の北京オリンピックでは、5位となり、オリンピックではメダルを獲得できず、選手としては幕を閉じました。

まとめ〜画像で見る両性具有〜

両性具有のライフスタイルなどについて、画像と共にまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

現在の日本では、外見上両性具有として生まれた場合、赤ちゃんのときに手術をほどこして女性として暮らしを送る場合が多いようです。しかし、ホルモンの分泌状況や、心の性は、見た目の手術で解決できないこともあるため、両性具有者にとってその後の暮らしに影を落としかねません。

現在の人間社会で生きる限り、ライフスタイル上も制度上においてもどちらかの性が選択されることになりますが、人間としてどちらも受け入れられる暮らしがあってもいいのかもしれないと、未だに賛否両論です。

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