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犬はバナナを食べても大丈夫?アレルギーに注意!おやつレシピも紹介!
犬が長生きで健康でいられるように食事面を気に掛けるようになっていますが、その食事において人間と同様に果物を与えることが良いとされています。しかし人間と犬では食べられるものに違いがあるため、ここで気になるのが手軽で手に入るバナナは大丈夫なのかという点です。

目次
人間には大丈夫で犬は食べられないもの
大腸の酵素などの関係から人間には食べられて犬は食べられないものというものはたくさんあります。一番わかりやすいのがネギ類であり、ネギ類の中には犬の血液に含まれている赤血球を壊してしまう成分が含まれています。
そのほかにもブドウやレーズンそしてチョコレートやココアそしてナッツなどの豆類そしてアボカドと貝類などがあります。これらのものを食べると、個体差はありますが中毒症状を起こし命の危険があるので注意がいります。
犬にバナナは大丈夫なのか
犬が食べられない物の中にレーズンやブドウがあるように果物にも注意が必要なものですが、バナナは大丈夫なのかというと食べさせてもよい部類に入ります。大丈夫な理由にはバナナの中には血液に作用するような成分が含まれておらず、犬に食べさせたとしても中毒症状を起こすリスクはないから大丈夫です。
さらにバナナの中には犬に限らず動物全般にとって良い効果を発揮します。それは動物全般での健康問題である便秘と肥満の問題です。
犬にも危険な便秘と肥満を解消するバナナ
犬は人間と違い体が小さいため大腸も大きくないことに加えて、元々野生動物から派生しているので体は何日も食べられない期間があることが逆に健康につながっているのでそれを無視すると簡単に便秘になってしまいます。犬も便秘になると大腸の悪玉菌の作用によって病気の発症リスクが上がり、さらに食べすぎによる肥満となればそれも病気の原因になってしまいます。
そこでバナナの登場です。毎日の犬の食事のなかにバナナを取り入れると、バナナの中には豊富な食物繊維と消化吸収の良い糖質が含まれています。

バナナを食べることによる犬への効果
バナナを食べることによる犬への効果としては、バナナの中に含まれている食物繊維が犬の大腸の中にある便を包み込むと共に食物繊維の水溶性が便に適度な水分を与えるので排出を促し便秘解消に役に立ちます。
さらにバナナの中にある消化吸収の良い糖質は胃の中に入るとすぐにエネルギーとなります。すぐにエネルギーになるということは犬のおなかを少ない量でも満たすことになるので、それだけほかのものを食べる必要性がなくなるので食べ過ぎを防ぐことにつながり肥満予防につながります。
大丈夫とは言ったがやはり注意点がある
犬を含む動物全般にバナナは積極的に与えてほしい食材ですが、ただし大丈夫とは言っても注意点があることを忘れてはいけないです。それは大丈夫だからと言ってバナナの食べ過ぎると、それも健康被害につながります。確かにバナナは犬の体には大丈夫な食材ですが、どんなものにも許容量があります。
バナナが大腸の中で強く反応してしまい繊維が残る状態になると逆に便秘になり、水分が多くなってしまうと軟便となり犬が弱ってしまいます。大丈夫な量を図るためにも、少量ずつ与えることが大事です。
犬でも大丈夫なバナナのレシピ
食べ過ぎは注意ですが、体には優しいのでそこで犬にも大丈夫なバナナのおやつレシピを紹介します。実はバナナはある程度火を通して水分を飛ばしてあげると、バナナの効果を上げるだけでなく軟便になるリスクを下げることができます。
一つ目のレシピはクッキーで、小麦粉とバナナそして水を混ぜて一口大にまとめて、それをオーブンで焼き固めて冷まして食べさせます。次のレシピはケーキで、小麦粉に食用重曹そしてバナナと無糖ヨーグルトを用意して混ぜてフライパンで両面焼けば出来上がりです。
大丈夫ではない注意点のバナナのアレルギー症状
バナナは基本的にどんな動物にも食べてもよい大丈夫な食材ではありますが、ただし食べさせた後に避けたい注意点があります。その大丈夫ではない注意点がアレルギーです。アレルギーは体に備わっている防衛本能が異物が入り込んだことを察知して攻撃することですが、食物アレルギーの場合それが強く出てしまい命の危険にもなります。
バナナを食べて急激に体調を崩した場合には、アレルギー反応である場合があるのですぐに吐き出させて水を飲ませた後に病院を受診する必要があります。
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