専業主婦の割合はどれくらい?日本の年代別の専業主婦率などを調査!

かつては女性は結婚するとそのまま専業主婦になる割合が多かったです。しかし、いまは結婚して夫婦になっても専業主婦にならず共働きの夫婦の割合も増えています。そんな日本の専業主婦の根代別の割合など、専業主婦の問題について調査し、説明します。

専業主婦の割合はどれくらい?日本の年代別の専業主婦率などを調査!

目次

  1. 日本の専業主婦の割合ってどのくらいなのか?
  2. 若い専業主婦の割合は減っているのでしょうか
  3. 専業主婦の割合が減ったのは、働き方が多様化したから?
  4. 結婚生活の変化による夫婦のあり方の変化が専業主婦の割合を変えた
  5. 女性の社会進出は大事。でも、子どもにとっては専業主婦でいてくれるほうが幸せかも

日本の専業主婦の割合ってどのくらいなのか?

年々社会の構造が変化し、減少していると言われる専業主婦

昨今の社会は夫婦共働きが当たり前の社会となっているといえるでしょう。そんな減少していると言われている専業主婦。実際、日本の専業主婦の割合とその年代別の割合はどのようになっているのでしょうか。

若い専業主婦の割合は減っているのでしょうか

かつての夫は外に仕事に、妻は家で帰りを待つはもう古い

現代は昔の結婚生活と違い結婚をしても、専業主婦になるという割合は減っているようです。

1998年ごろから専業主婦と共働き世帯は逆転した

年代別のグラフを確認してみると、2000年より少し前の年代から共働き世帯の方が多くなったようです。年代別グラフでは1980年代後半から一気に共働き世帯が増えたようです。

専業主婦の3人に1人の割合で『本当は外で働きに行きたい』と考えている

ソニー生命保険が行った調査によると、全国の20歳から69歳の女性1000名のアンケートでは、専業主婦(383人)の3人に1が「本当は外に働きに行きたい」と考えているという結果が出たとか。

共働きの世帯は増える一方

2014年の調査によれば、共働き世帯は1077万世帯で専業主婦世帯は720万世帯という結果が出たそうです。1980年での調査は共働き世帯が614万世帯だったのに対し、専業主婦世帯が1114世帯だった。つまり、現代はわずか35年の間で、共働き世帯と専業主婦世帯が完全に逆転してしまったのです。

専業主婦の割合が減ったのは、働き方が多様化したから?

女性が働きやすい時代になった

専業主婦が減少し、働く主婦が増えた理由はどこにあるのでしょうか。一つは、女性が働きやすい時代になったことが考えられます。

男性の仕事と言われる敷居が無くなった

かつてはバスの運転手や電車の車掌など、女性がその職につくのが難しい時代がありました。しかし、現代ではバスの運転手を女性がしてることは珍しくなくなりましたし、電車のアナウンスで女性の車掌の声を聴くことも増えました。

亭主関白な旦那も減った?

かつては、亭主の言うことは絶対!というような、亭主関白型の旦那さんも多く、結婚生活で女性が食事を用意したり洗濯をしたりと、家事をするのが当たり前の風潮がありました。しかし、現代ではそういった思考の旦那さんも減り、結婚生活の形も変化してきたといえるでしょう。

貧富の差が広がった社会

旦那の稼ぎだけでは生活していけない社会という背景もあるかもしれません。年収が200万未満の世帯の割合は増加していますし、その状況で子どもがいれば専業主婦をやっているだけでは生活していけないのが現状でしょう。

即戦力を求める社会に変化した

現代では専業主婦が、改めて社会に参加することがしやすい社会になったといえるかもしれません。子育ての経験を生かして保育系の仕事に即戦力として参加する専業主婦も増えたといえます。

主婦が働く業種では飲食店の満足度が高いとか

首都圏の30代以上の主婦にとったアンケートでは、飲食店で働く人の満足度が高いという結果が出たようです。女性が大事にするのは、人間同士の輪なのかもしれません。飲食店のチームとして協力して働く感じが主婦には人気なのかもしれません。

同様に人気の高い職種は『事務』

飲食店と同様に人気が高いのは事務系の仕事も専業主婦だった人には人気が高いようです。アンケートの形態によっては、7割の割合が事務を希望するという結果が出る場合もあるとか。

専業主婦が働き始めるときに重要視することは?

専業主婦のが仕事を探す中で重要視するのは、やはり給与のようです。そして、専業主婦の中で、とりわけ子供がいる家庭は『子育て・家事に支障のないこと』を重要視するようです。その割合は2割程度にわたるようです。

専業主婦が希望する就業時間の割合で人気なのは午前9時と午後5時

専業主婦だった人が就業時間として希望する割合が多いのが、子どもや旦那を送り出したあとの時間帯にあたる午前9時。これが6割の割合です。そして子どもたちが帰宅した後から出かける午後5時。こちらが3割という割合です。この2つのパターンが割合として高いようです。結婚生活が落ち着いて働き出す人にはぴったりの時間帯ですよね。

結婚生活の変化による夫婦のあり方の変化が専業主婦の割合を変えた

子育てを終えたあとも、専業主婦を続ける割合も変わらず多い

子育てのために専業主婦をする女性も多いのですが、そのまま専業主婦を続ける女性も多いのです。一つに年齢が高くなっていること、その年齢から新しいことに挑戦する不安があるためのようです。

長い間仕事から離れていた恒例の専業主婦は社会復帰に戸惑いがある

外で働きたいけど、ずいぶん働いていないし。ほとんど仕事を経験することなく結婚したから、という高齢の専業主婦の割合も多いです。先ほどの保育系や介護系、またボランティアに近いような老人ホームでの話し相手や買い物の付き添いなど、仕事の経験が少ない専業主婦が働きやすい仕事の情報を発信していくことが大事といえますね。

女性の社会進出は大事。でも、子どもにとっては専業主婦でいてくれるほうが幸せかも

共働き世帯の課題は多い

共働き世帯の割合は増加していると言っても、その家庭の多くの割合が課題を抱えているといっても良いでしょう。働きに行くと言っても子どものことや、家事のこと、決して自分のことだけを考えて働きにいけるというわけではありません。

共働き世帯の家事分担の割合は夫10%、妻90%!?

とある調査の割合によると、共働き世帯において、家事を分担した場合、その役割分担は夫が10%、妻90%が一番多い割合という結果になったとか。つまり、さまざまな家事があるとすれば、夫はゴミ捨てと風呂掃除ぐらいしかしてくれないということなのです。

二人三脚の社会へ

家事をしない夫の割合は現状まだ多いといえますが、家事をする夫の割合が増えてきているのも事実です。料理をしたり掃除をしたりするのが好きという男性は増えています。そういった世代が結婚し始めるとまた割合も変化していくことでしょう。夫と妻が本当の意味で二人三脚の生活をしていける社会になるといいですね。

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