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野菜の保存方法まとめ!冷蔵庫と冷凍庫どっちがいいの?保存期間は?
産直や特売の時、ついつい買い過ぎてしまう野菜。1回で使い切るのが難しい時、みなさんはどのように保存しますか?正しい保存方法を知っていると、長く保存がきき、何かと便利です。そこで今回は、野菜の正しい保存方法をご紹介いたします。

目次
いろいろな野菜の上手な保存方法が知りたい
野菜にもいろいろな保存方法があります。冷蔵がいい場合や、冷凍がいい場合、保存期間も野菜によって違います。ここで正しい保存方法を知っておけば、野菜を買い過ぎた時や、たくさんいただいた時も、無駄にすることなく保存できます。
いろんな料理法がある野菜トマトの保存方法
トマトを冷蔵保存する場合は?
サラダや、ジュースなど多様な使い方ができるトマト。このトマトの保存方法は、大きいトマトもミニトマトも、どちらのヘタをとりましょう。大きいトマトはジップロックやラップに包んで保存しましょう。ミニトマトはジップロックへ入れて、冷蔵庫へ。保存期間は1週間ほどです。どちらも長くはもたないので、早めに使い切りましょう。
生食以外の調理法なら冷凍保存も
トマトはソースや、スープなどの料理法に使う場合は、冷凍保存したトマトの方が使い勝手がいい場合があります。大きいトマトも、ミニトマトも、そのままジップロックにいれて、空気を抜いて冷凍庫へ。1回冷凍すると、解凍した時に皮が向きやすくなります。保存期間は1か月ほどもちます。
万能な葉野菜キャベツの保存方法
丸ごと1個を保存する場合
炒め物や、サラダなど、冷蔵庫によく入っている野菜、キャベツ。キャベツを、丸ごとそのまま保存したい場合は、まず、芯をくりぬきます。くりぬいた穴に、濡れたキッチンペーパーを詰め込み、ラップなどで全体を覆い、野菜室に保存します。キッチンペーパーは、乾いてしまうと意味をなさなくなるので、定期的に濡らしましょう。保存期間は2週間ほどです。
カットしてからする保存方法
保存期間を長くしたい場合は、冷凍保存がおすすめです。お好みのサイズに切って保存しておくと、料理で使うときに便利です。ジップロックに切ったキャベツを入れ、空気を抜いてジップします。そのまま冷凍室に入れます。保存期間は約1か月です。野菜炒めなどに凍ったまま入れて使うことができます。また、茹でてからラップにくるんでジップロックに入れ、冷凍保存する方法もあります。こちらは戻した後に、そのままおひたしなどの料理に使えます。
夏の代表野菜きゅうりの保存方法
冷蔵保存する場合
夏が旬の、歯触りのいいきゅうり。きゅうりは、水分にとても弱い野菜です。表面に水分がついていると、そこから腐ってしまいます。まずは表面の水分を、綺麗にふき取ります。そのあと、新聞紙やキッチンペーパーなどで全体を覆い包み、冷蔵庫に立てかけて置く保存方法がいいでしょう。保存期間は1週間ほどです。
きゅうりの冷凍保存方法は?
きゅうりも冷凍保存は可能ですが、少々手を加える必要があります。まず薄切りにしたきゅうりを、塩もみします。水分をきっちり絞って、ラップで包みます。そのあとジップロックにいれて冷凍庫へ。料理は、酢の物やポテトサラダなどに使うことができます。冷蔵する保存方法より保存期間は長めになります。保存期間は1か月ほどとなります。
野菜サラダに欠かせないレタスの保存方法
冷蔵保存する場合は?
サラダにシャキシャキのレタスは欠かせないですよね。レタスはカットされたものは、そんなに長くはもちません。丸ごと1個の場合は、芯の部分を薄く切り、小麦粉を塗ってビニールに入れ保存します。芯から出てくる白い液体に葉が触れると、そこが赤く変色して腐っていきます。その白い液をなるべく抑えれば、保存も長くできます。また、芯をくりぬき、濡れたキッチンペーパーでくるみ、ビニールで包む保存方法する方法もあります。保存期間は4日ほどとなります。
レタスは冷凍保存できる?
レタスも冷凍保存は可能ですが、解凍するとしなしなになってしまうので、生食には向きません。スープに入れたり、包んで蒸すなどの料理方法が向いています。まずレタスを半分に切るか、手で使いやすいサイズに切ります。そのあと、ジップロックに入れてそのまま冷凍庫へ。保存期間は2週間ほどとなります。保存方法は簡単でいいですね。
栄養満点野菜ブロッコリーの保存方法
冷蔵保存する場合はどうする?
彩り豊かなブロッコリーの保存方法をご紹介いたします。ブロッコリーは、冷蔵保存にはあまり向かない野菜です。冷蔵保存したい場合は、そのままビニール袋に入れます。保存期間はだいたい3日となります。ゆでた後のブロッコリーも約3日程もちます。
冷凍保存に向いてる野菜ブロッコリー
ブロッコリーは冷凍保存の方が、長く持ちます。またブロッコリーの冷凍野菜が売ってるくらいなので、冷凍での保存方法に向いてる野菜と言えます。まず、たっぷりのお湯に塩を入れ、ブロッコリーを茹でます。そのあと水気を取って冷まします。この時、水気は残らないようにしっかりふき取ってください。そのあと、ジップロックに入れて空気を抜き、冷凍庫に保存します。保存期間は1か月ほどです。解凍は流水か、そのまま料理に投入してください。
小松菜やほうれん草などの葉野菜の保存方法は?
立たせて冷蔵保存
小松菜や、ほうれん草などの冷蔵保存方法は、まず濡れた新聞紙などで野菜を包みます。そのあと、ビニール袋またはジップロックに入れ、なるべく立たせたまま保存します。この時、傷みやすいエチレンガスを出すので、袋の封はしっかり閉めず、少し開けておきましょう。保存期間は3日ほどと短めです。
冷凍保存も向いてます
冷凍保存も簡単にできる、小松菜やほうれん草です。まず洗って、生のままジップロックに入れて冷凍する、保存方法があります。保存期間は3週間ほどです。解凍は、生の時の処理と同じように、お湯で茹でて、流水にさらしてください。他には、下処理をしてから冷凍保存することもできます。まず、茹でて、水気を切って冷まします。そのあと小分けにして、ラップできっちりと密封して、ジップロックに入れて、冷凍庫へ。料理に使う時は、凍ったまま使うか、レンジで解凍します。
緑黄色野菜の王様にんじんの保存方法は?
長く持つ冷蔵保存の仕方
野菜ジュースにもよく使われるにんじん。にんじんはきちんとした保存方法をすれば、冷蔵でも長く持ちます。まず、丸ごと新聞紙で包みます。ビニール袋かジップロックに入れて、冷蔵庫へ入れます。保存期間は、約2週間です。冬の場合は、冷蔵庫に入れず、冷暗所に置いておいても大丈夫です。
冷凍保存も簡単
にんじんは下処理をして冷凍すると、料理に使うときも手軽に使うことができます。薄切りか、短冊切りなど、小さめに切ります。そのあと固めに茹でて水を切り、ジップロックに入れて、冷凍保存します。また、茹でずに切ったままジップロックに入れて、冷凍保存もできます。保存期間は1か月ほどです。料理に使うときは、自然解凍や、レンジで解凍したり、そのまま調理時に投入しても使えます。
カレーに欠かせない野菜玉ねぎの保存方法
玉ねぎは冷蔵保存でも長持ち
カレーに入れたり、オニオンスープにしたりと、味に深みがでる玉ねぎ。玉ねぎは皮付きの場合は、そのまま冷暗所で保存すれば1か月ほどもちます。この時風通しの良い場所においておけば、保存期間も長く持ちます。特別な処理をしなくても、長持ちしてくれる野菜なので嬉しいですね。
切った場合は冷凍保存
切ってしまった物の保存方法は、ジップロックに入れて空気を抜き、冷凍庫へ。切り方は、みじん切り、薄切り、くし切りなど、料理の用途によって分けて保存がおすすめです。そのまま料理に使うことができます。保存期間は1か月ほどです。
手軽に使えるキノコ類の保存方法は?
秋にはたくさんのキノコが売られますが、いつでもおいしくいただきたいですよね。キノコ類は水分が苦手です。水気をよくふき取って、そのままジップロックかビニール袋に入れて冷蔵保存します。ラップにくるむと、もう少し長く持ちます。保存期間は、約4日ほどです。なるべく早めに使い切りましょう。
キノコ類は冷凍保存に向いています。下処理方法は、いしづきを取って、使いやすくほぐします。そのあとジップロックに入れてそのまま冷凍庫へ。保存期間は1か月ほどです。料理に使うときも、そのまま使って構いません。
薬味の王様野菜ネギ類の保存方法
冷蔵庫での保存方法は?
ネギの冷蔵保存は、まず、根元を切り落とします。そのあとビニール袋に入れて、冷蔵庫へ入れます。切ってしまったねぎはにおいが出やすいので、サランラップなどで包んで、ビニール袋に入れて保存しましょう。保存期間は1週間ほどとなります。土がついてる葉ねぎの場合は、土がついたまま新聞紙でくるみ、冷暗所で保存しましょう。こちらの場合は保存期間は2か月ほどになります。
白ネギや、万能ねぎは、冷凍保存もできる野菜です。小口切りにして、ジップロックか、タッパーに入れて密封し、冷凍庫へ保存します。また、白ネギは斜めに切って、ジップロックで冷凍しても大丈夫です。保存期間は1か月ほどとなります。ラーメンや、味噌汁など、料理にそのまま使うことができます。
家庭の味方野菜もやしの保存方法
もやしは、安価で手にはいり、どんな料理にもアレンジ可能な万能野菜ですが、保存がきかないと思っている方も多いのではないでしょうか?ボールに水をはって、もやしを入れて、冷蔵庫で保存すれば長く保存できます。保存期間は約1週間です。水は、時々取りかえるようにしましょう。
もやしは冷凍保存も可能です
もやしの冷凍方法は、生のままジップロックに入れて冷凍するか、茹でて、ラップで個包装してからジップロックに入れて、冷凍する方法があります。どちらも保存期間は1か月ほどです。どちらも、シャキシャキ野菜の触感はどうしても落ちてしまうので、味付けがしっかりした料理に使うのがいいでしょう。
たくさんの野菜を上手に保存しましょう
野菜は上手に保存をすれば、長持ちして無駄を減らすこともでき、節約にもなります。また、料理を簡単にしてくれたりと時短料理も可能にしてくれたりと、利点がたくさんあります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。これであなたも、保存上手ですね!