ライフスタイル
樹脂粘土でフィギュアの作り方まとめ!人型や動物まで色々作れる!
既に出来上がったフィギュアだけでは物足りない。オリジナルの限定フィギュアが作りたい。そんな方に必見です!フィギュアに適した樹脂粘土の選び方から作り方はもちろん、人型・動物も樹脂粘土で作れる方法をお伝えします。初心者でもフィギュアを作りたくなる情報が満載です。

目次
樹脂粘土をどうすればフィギュアになるの?

始める前にフィギュアに必要な道具の準備をしよう!
素人初心者であれば、まず初めに「樹脂粘土をどうやって思う形にするのか?」思うことはこれに尽きるのではないでしょうか。始める前に、必要な樹脂粘土の選び方や道具などの用意、人や動物フィギュアの作り方のポイントをお伝えします。
フィギュアのデザインを実際に描いてみよう
作りたいと思っているフィギュアの背面や下から見た時の形、細かい顔などの表情や作りをそのままフィギュアにすることができますか?頭の中で描いたものをそのまま具現化できるのであれば、デザイン画は必要ありませんが、初心者であればさまざまな角度のイラストがフィギュア作りにおおいに役立ちます。
フィギュア作りに必要な道具
昔油粘土などで、キリンや像などの動物を作った思い出がある人は多いかと思います。人型も同様に、芯がなければ簡単にもげたり取れたりと残念な結果になってしまうことに・・・。そこで、フィギュアのための土台となる芯を用意します。こちらは針金やティッシュ、テープなどで代用が可能です。
さて、今日はフィギュアの肉盛りから。左右に盛り付ける粘土の塊の大きさを同じくらいに調節してから、ヤスリがけした骨芯に覆い被せ巻きつける感じで盛り付けていきます。 pic.twitter.com/uLHJM4ivwS
— 名無之直人 (@nanasinonaoto) 2016年2月23日
顔や細かい造形に使うヘラや、乾燥後に表面を滑らかにするためのサンドペーパー。着色用アクリル絵の具などはしっかり事前に準備はしておきましょう。作り慣れてくると、次第に自分に合った道具がわかるようになるので、初期投資としては安価なものでも充分にフィギュアを作ることができます。

フィギュア作りに適した粘土は必ずしも樹脂粘土だけではない

紙粘土・石粉粘土・樹脂粘土
そもそもフィギュアとは、アニメやネット上の架空のキャラクターを立体的な人形にしたものを指しますが、必ずしもモデルが架空のキャラクターである必要ではありません。身近な家族や動物をフィギュアにしている方も多くいるみたいですね。
そこで、これから始める予定の初心者さんであれば、まずはじめに何度も形づくりの練習をする必要があるかと思います。フィギュアを作るために使える粘土は、色々と種類があるのでその種類なども紹介します。
フィギュアに使える粘土の種類
まず紙粘土もフィギュア作りに使うことができます。100均でも売られているので入手しやすく、練習にも使えます。なかなか思い通りの形づくりができない人は、樹脂粘土を使う前に利用するのがいいでしょう。紙粘土でフィギュアを作る場合、乾いた際に収縮することを考慮して作る必要があります。
フィギュアにもっとも適した粘土は、石粉粘土と樹脂粘土です。石粉粘土は削りやすく、修正などのやり直しがしやすいことから初心者におすすめです。樹脂粘土は種類によって弾力性の違いがあるので、こちらはフィギュア作りに慣れ実際に使ってみて決めるのがいいですね。

樹脂粘土を使ったフィギュアの作り方

フィギュアの芯部分作り方
樹脂粘土を使ったフィギュア作りで、先に紹介した準備する道具にワイヤーがありましたが、自宅にある割り箸やテッシュをセロテープで固体したものをフィギュアの芯として作成することも可能です。
百均粘土とティッシュで作るフィギュアに挑戦中〜かわいい11になりますように… pic.twitter.com/j2LAaQ83Tz
— めめめ (@bath_160816) 2017年2月21日
フィギュア本体の作り方
芯部分では細かい造形は不要なので、大まかな形を作りポーズを決めます。フィギュアの芯となる部分ができれば、樹脂粘土で覆い隠すように包んでいきます。これだけで、本体は完成です。初めての場合は100均の粘土を使用してもOKです。
髪・服などのアクセサリーパーツの作り方
髪の毛や服、アクセサリーといったパーツは個別に作ります。本体の大きさに合わせてパーツを準備します。髪の毛パーツは頭に乗せ、服などは包むようにつけていきましょう。それぞれ、ヘラを使い服のシワを作ったり、細かい個所の修正をしておきます。
フィギュアの作り方仕上げの工程
本体・パーツともに、余計な個所はヘラでそぎ落としたり、水を指につけてならすといった修正をすれば仕上がりがきれいです。着色をする際は、重ね塗りがおすすめです。重ね塗りすることによって、服のひだやふくらみがよくわかるので、より立体的になります。
樹脂粘土フィギュアの創作過程!参考画像
フィギュアを実際に作ってみると、普段あまり目にしない角度の個所は、どのように作ればよいか迷うことが多いです。また、立体的な物を作っている最中に気づく、左右対称ではなかったり飛び出すべきところが大きすぎたり・・・結果、できたものが想像していたものと違っていた。なんてこと、よくあります。
そのようなことがないように、事前に前後からの見た目、上下からの見た目をデッサン出来るようになると、フィギュア作りのレベルは格段に上がるでしょう。また、本格的にフィギュアを始めるとなると、準備する段階でかなりお金が必要になってきます。
初めはこの程度♪な感覚で、何度も練習を繰り返せばだれでも上手にフィギュアは作れます。樹脂粘土でフィギュアを作る前に、デザイン・造形・着色の練習をしてみてください。
人型フィギュアを作ってみよう!
人型フィギュアを作る前の準備
人型フィギュアを作る前に、様々な角度からのデッサンがあると役に立ちますが、写真でも問題ありません。また、作るフィギュアの種類によりますが、よりリアルに長身の人型フィギュアを作る場合のポイントもお知らせします。
手足の長い人型フィギュアなら芯に工夫!
手足の長い人型フィギュアを作る場合は、細い針金では粘土が付きにくく落ちてしまうこともありますので、芯となる針金に更に細い針金を巻きつけていくといいでしょう。ネンドロイドのように全体的に丸く、手足の短い人型であればティッシュをテープで留めたものを使って作る方もいます。
手足の長い人型の場合、芯は指などの細かい部分もあらかじめ準備しなければなりません。芯ができたら大まかな形を作るために、樹脂粘土を張り付けて本体を作ります。服や髪のパーツを別に作り、本体につけ着色します。
更に凄い人型フィギュアを作っている方は、スカルピーという熱を加えると固まる樹脂粘土を使用していることがあります。このスカルピーは、細かい顔の造形や髪の毛を作る際にとても彫刻しやすく、扱いやすい樹脂粘土です。スカルピーにも種類があり、混ぜて使うことも可能です。
個人で作ったとは思えない!ハイレベル人型フィギュア
クオリティ高い!映画の登場人物フィギュア
映画の登場人物をそのままリアルに再現してしまう人っているんです。過去にフィギュア&プラモデル展で見た個人の作品は、衝撃を覚えるほどの精密さでした。細かい顔の作りはもちろん、実際には硬いはずの衣服がとても柔らかそうに見えます。
樹脂粘土を使って、プラモデルのパーツをオリジナルで作っている方もいます。手芸用でも販売されている色つきの樹脂粘土であれば、フィギュアやプラモデル本体に追加でオリジナルのパーツを着色する必要もなく追加することもできます。
型も使わず一からすべてを個人で作っているフィギュアです。樹脂粘土だけでなく、成形にエボキシパテ(接着剤)などを使い作成しているようで、あまりの精密さに感嘆してしまう作品です。
動物型フィギュア作りのポイントとは?
動物がちゃんと立つか置けるかを確認しよう!
動物フィギュアを作るさい、特に重要なポイントはちゃんと立つか?という点です。丸みを帯びた動物ほど転がってしまいがちに。大型の動物フィギュアの場合、ポーズによってはすぐに倒れてしまうこともあるので、芯を作る際にはその点をしっかり確認しましょう。
【告知】12/3,4のクリエイターズマーケットに両日2号館 M-201で出展します。
— はこにわ580 (@paroedura) 2016年12月1日
自分はオーブン樹脂粘土を使った爬虫類などのピアスやストラップ、フィギュアを持っていきます。どうぞよろしく。 pic.twitter.com/VPW6mePYKo
樹脂粘土を極力使わない芯の作り方
また、体の大きな動物(像やサイ)を作る場合、本体の肉づけに大量の樹脂粘土が必要になってくるかと思います。この場合は、芯にあらかじめアルミホイルなどを巻いて、周りを覆う樹脂粘土の量を減らすこともできます。
小さな動物フィギュアでも、フィギュアの作り方は基本的に一緒です。バランスを考えた芯作りと着色を楽しんでみるには動物フィギュアはうってつけですね。リアルな動物フィギュアを作る場合は、写真などを参考に作ってみるといいでしょう。
参考にしたい!動物型フィギュア画像まとめ
可愛い動物系フィギュアを樹脂粘土で作成
可愛らしい丸みを帯びたゲームのキャラクターを作る際に、樹脂粘土はとても使い勝手がよく、きれいな仕上がりです。サウンドペーパーや水を使えば、表面はなめらかになります。
フィギュアの形によって粘土を使い分けよう
動物やキャラクターフィギュアの場合、細かい造形を必要としないこともあります。その際は樹脂粘土だけでなく紙粘土や石粉粘土を活用するのもいいでしょう。固まった粘土を後から削って造形するには、石粉粘土がおすすめです。
可愛い小物雑貨と一緒に、動物フィギュアがあるとなごみますね♪リアルな動物フィギュアが作れるようになったら、工夫を凝らしたポーズや着色をアート風にして楽しんでみるのもいいでしょう。

身の回りの雑貨とフィギュアのコラボを楽しむ♪
雑貨とフィギュアのコラボが可愛い!
上記でお伝えした樹脂粘土は、フィギュアづくりだけでなく身の回りの小物や雑貨作りにも利用できます。有名なコップのふち子さんのように、普段使いしている雑貨と自分で作ったフィギュアをコラボさせて楽しむのもいいですね。
3/11 #ニャンズマーケット 参加作家様【HAPPYCHILD】関西在住、マンガ講師をしながら粘土を捏ねてます。お客さんも店主も猫のコンペイトウのお店「星猫堂」をモチーフに粘土製のフィギュアでミラースタンドやマグネットなどの雑貨を作ってます。@_happychild_ pic.twitter.com/nBlDqH3NRI
— にゃんともニャンズマーケット (@NyansMarket) 2017年3月4日

樹脂粘土でフィギュアや雑貨作りに挑戦してみよう
最近では、100均でも樹脂粘土が手軽に入手できるようなりました。アクセサリーのパーツはもちろん、作りこめばリアルなフィギュア作りも可能です。可愛いフィギュアや雑貨を作れば、毎日の生活がより一層楽しめるでしょう。