美容
あぶらとり紙は使い方を間違えると逆効果?使わない方がいい人は?
あぶらとり紙は顔のテカリをとってくれる便利な紙なので持っている人も多いのではないでしょうか?実は正しい使い方をしないとニキビやべたつきの原因になってしまうんですよ!そこで今回はあぶらとり紙の正しい使い方と使わないほうがいい人をご紹介していきます!

目次
そもそもあぶらとり紙って?

あぶらとり紙とは金箔を作る過程で使われていた「箔打紙」が元になっています。 金箔は金の固まりを和紙にはさんで何度も繰り返し打ちながら、なんと厚さ1万分の1ミリまで伸ばしていくのです。 ですから、ただの和紙では切れてしまってつかいものになりません。金箔を打つための専用の和紙が使われていたのです。 何度も打ち込まれた和紙は繊維の密度を増し、毛細管現象によって皮脂を吸い上げるのです。
あぶらとり紙はもともと、スキンケア用品として発明されたのではなく、工芸品で不要になった箔打紙を芸子さん・舞妓さんが皮脂汚れで取るために使ったことからあぶらとり紙となり現在ではスキンケア用品としてあぶらとり紙は欠かせないものになったといわれています。

あぶらとり紙にはどんな効果があるの?

では、実際にあぶらとり紙を使うとどんな効果を得ることができるのでしょうか?ここではあぶらとり紙の効果をご紹介していきたいと思います。
効果その1:余分な皮脂を取り、メイクのノリが良くなる。
あぶらとり紙って薄いですよね。実はあの薄さは箔打紙が関係あるといわれています。この箔打紙は柿渋と藁灰汁などをしみこませて何度も何度も打ち付けられています。打ち付けられたことにより、皮脂よりも大きな穴が開いたため肌についてしまった汚れや皮脂を綺麗に取り除くことができ、あぶらとり紙を使うことでメイクのノリもよくなるのです。
効果その2:雑菌の繁殖を抑えてくれる効果がある。
あぶらとり紙にはニキビの原因でもある皮脂の酸化による雑菌を抑える効果もあります。皮脂はあるていど私たちの顔に必要ですが、テカテカするほどの脂はそのままにしてしまうと酸化してしまい、においやニキビの原因にもなってしまいます。気になったときにあぶらとり紙をつかうことで肌トラブルを予防することができるのです。
あぶらとり紙を使うと得られるメリットとデメリット

では、今度はあぶらとり紙を使う上でのメリットとデメリットをご紹介していきます。
あぶらとり紙を使うメリット!
あぶらとり紙を使うメリットは、やはりメイク前に使うと化粧のノリがよくなったり、皮脂による化粧くずれをふせぐことができるメリットがあります。また、他にもあぶらとり紙で余分な皮脂を取り除くのでニキビを防いでくれたり、肌の新陳代謝もよくなるメリットがあります。また、あぶらとり紙はたくさん入って低価格というメリットもありますね♪
あぶらとり紙をつかうデメリット!
一方であぶらとり紙を使うデメリットとして使い方を間違えてしまうと、皮脂を取りすぎてしまい、肌トラブルを起こしてしまったり、使いすぎで乾燥肌になってしまうことがあります。どちらにせよ、あぶらとり紙はきちんと正しい使い方や使いすぎないなどの方法をとることが大事になってきます。
あぶらとり紙を使ってはいけない人は?

あぶらとり紙を使ってはいけない人はいないそうです。ただ、使いすぎたり使い方を間違えてしまうと肌トラブルになってしまいます。どんな人でも使うことのできるあぶらとり紙ですが使用方法を守らないとニキビ・べたつきの原因にもなってしまいます。
あぶらとり紙使いすぎるとニキビを悪化させるって本当?

あぶらとり紙を使うとたくさんとれるのでついつい何枚もあぶらとり紙を使って皮脂をとってしまうと思います。実はそれだと肌に必要な皮脂まで取れちゃっているということになります。肌に必要な皮脂までとれてしまうと肌が”肌に脂がたりないからもっと出さないと!”と勘違いしてしまい、べたつきに原因になってその結果ニキビが出てしまい、肌をすっきりさせるつもりが逆効果になってしまうのです。
結局あぶらとり紙はどのくらい使うのがBEST?

あぶらとり紙を使いすぎてしまうと、ニキビやべたつきなど肌の逆効果を招いてしまうことがわかったと思いますが結局どのくらいつかうのがBESTなのでしょうか?人によって皮脂の分泌量は変わってきます。そのため基準はないそうですが、どんなに多くても1日3枚が限界の量といわれています。それ以上使ってしまうと、余計べたついたり、ニキビになったりして肌にとって逆効果になりかねません。理想は1日1枚ですがどうしても気になる場合は3枚を限度にしておきましょう!
正しいあぶらとり紙の使い方!

あぶらとり紙を正しく使わないとべたつきなどの逆効果を招いてしまうスキンケア用品になってます。ここでは、あぶらとり紙の正しい使い方をご紹介していきます!
使い方その1:テカテカする場所に軽く抑えましょう!
テカリが気になるところにあぶらとりを軽く抑えて余分な皮脂を取るようにしましょう!このとき強く押さえつけたり、こするのはNGです!お肌の上にあぶらとり紙をおいて軽く抑える感じで行いましょう。1回につきあぶらとり紙は1枚だけにしましょう。何枚も何枚も使うと、ニキビ・乾燥肌などになってしまうので注意してくださいね!
使い方その2:化粧水を使おう!
あぶらとり紙を使ったらそのままメイクをするのではなく、化粧水を塗りましょう。化粧水を塗ることで余計な皮脂を分泌を抑えてくれるというメリットがあります。化粧水はどんなものでもOKです。ミストでも普段使っているものでもなんでもOKです。外出先で使う場合はミストタイプの化粧水のほうが便利かもしれませんね!
NGなあぶらとり紙の使い方!

使いすぎも逆効果!
あぶらとり紙の使い方で間違った使い方をしてしまうとお肌を傷つけたり、べたつきなどの肌にとっては逆効果になりかねません。ここでは、あぶらとり紙のまちがった使い方をご紹介していきます。
間違った使い方その1:強く押し付けない!
先ほどもちょっとご紹介しましたが、肌に押し付けたり。ポンポンとたたいてしまうと肌に負担がかかってしまい、乾燥肌になってしまいます。特にTゾーンだと、強くあててしまう方もいらっしゃると思います。それだと肌に負担がかかってしまいます。あぶらとり紙に皮脂を吸い取らせるようなイメージでやさしくおいて使うようにしましょう!
間違った使い方その2:肌が乾燥しているときは使わない!
皮脂の量は人によって違いますが、実は毎日同じとは限りません。生理前や生理後・季節・体調などで皮脂の量も変わってきます。そのことを考えずいつものように肌が乾燥しているのにもかかわらず2枚も使ってしまうと皮脂がとられすぎてしまいます。
乾燥しているときに余計に皮脂までとってもしまうと余計乾燥してしまいます。乾燥してしまうとファンデーションを粉を吹いてしまいます。なので、自分の肌の様子を毎日考えてあぶらとり紙を使うようにしましょう♪
肌別で選ぶあぶらとり紙の選び方!

あぶらとり紙はたくさんの種類や素材・値段も様々ありますよね。そのため選ぶときどんなものを選んだらいいのか悩んでしまうことが多いと思います。ここでは、肌質別にあぶらとり紙の選び方をご紹介していきます。
普通肌
とくに、乾燥しやすい・敏感肌・あぶらっぽいなどの肌トラブルが無かったり、この状態をキープしたい方にはレギュラータイプのあぶらとり紙を使うといいですよ!普通のあぶらとり紙もいいですが、中には金箔の入ったちょっと高級なものもあるそうですよ!気分でそろえるのもいいかもしれませんね!
トラブル肌
ニキビ・吹き出物・肌荒れを抱えている人は普通のレギュラータイプのあぶらとり紙よりアロエエキス成分が配合されている殺菌作用のあるあぶらとり紙を選びましょう。アロエには殺菌作用がありますので普段はレギュラー、ニキビができやすいときにはアロエ配合のあぶらとり紙を使うといいと思いますよ!
乾燥肌
ニキビや吹き出物はできないけど、お肌がかさつく・乾燥が気になる人にはアロエやレギュラーではなくコラーゲン配合のあぶらとり紙を使うと良いですよ♪レギュラーのものと違って肌触りがいいのが特徴的といわれています。毎日使うのも良いですが、肌が乾燥してしまう秋・冬などの季節限定で使うのも良いですね!
敏感肌
スキンケアや化粧品などで荒れやすい肌やデリケートな肌を持っている方はシルク素材のあぶらとり紙がいいそうですよ。シルクプロティンは肌に近い成分になります。そのため肌が弱い方におすすめになります。他のあぶらとり紙に比べてすこしお値段は高くなっていますが、肌にも優しいのにきちんと皮脂を吸収することができるそうですよ!
テカテカやべたつきが気になる方
べたつきやテカテカが気になる人にはメンズ用のあぶらとり紙がおすすめです。こちらは男性用になりますが、よく脂が取れるということで女性にも人気になってます。レギュラーであまり取れた感じがしないという方にはこちらが良いかもしれませんが、人によっては肌に会わないこともありますので使用には注意してくださいね!
肌がべたつきを予防する方法!

肌のべたつきはスキンケアやちょっとしたことで防ぐことができます。ここでは肌のべたつきを予防する方法をご紹介していきます!
洗顔方法考える♪
皮脂はスキンケアしだいで抑えることができます。特に洗顔するときにごしごししてあらうと乾燥の原因になり皮脂がでてしまう原因になってしまいます。なのでいきなり洗顔するのではなく毛穴をきちんと開いてから洗顔することがおすすめ。毛穴が開くと肌のキメの整うのでメイクのノリがよくなりますよ。
皮脂が増えないライフスタイルを送る!
実は皮脂はスキンケアだけではなく、普段の食生活・ストレス・ホルモンの乱れが関係していきます。とくに食生活は脂っこいものを食べることで皮脂の分泌を促進してしまいますので食べないのではなく食べる頻度を抑えるようにしましょう。ストレスも関係してきますのでストレスをためすぎないことも大事ですよ!
あぶらとり紙の正しい使い方を知って綺麗な肌を目指そう!

あぶらとり紙は、使ってはいけない人がといないためどんな肌・年齢でも使うことができるものになってます。その一方で無理な使い方や正しい使い方をしないと肌トラブルを招いて綺麗なお肌が肌荒れを招いてしまうといことになります。あぶらとり紙はスキンケアで欠かせないものですが正しい使い方をし綺麗なお肌を手に入れましょう!