事実婚と結婚の違いって?事実婚のメリット・デメリットを徹底調査!

事実婚って最近よく耳にする言葉だけど、一体どんな意味なの?事実婚手普通の結婚と何が違うの?そんな疑問を持っている方は多いんじゃないでしょうか。今回は、事実婚と結婚の違いや、事実婚のメリット、デメリットをまとめました。

目次

  1. 内縁=事実婚?
  2. 事実婚関係になるには?
  3. 事実婚と結婚の違い
  4. 事実婚のメリット①夫婦別姓でいられる
  5. 事実婚のメリット②別れても戸籍に×が付かない
  6. 事実婚のメリット③精神的に対等でいられる
  7. 事実婚のメリット④相手の家に「婿」や「嫁」という見方をされない
  8. 事実婚のメリット⑤ある程度の社会保険や公的サービスを受けられる
  9. 事実婚のメリット⑥負の遺産を負わずに済む
  10. 事実婚のデメリット①税制や相続、生命保険等での不利
  11. 事実婚のデメリット②周囲になかなか理解されにくい
  12. 事実婚のデメリット③子供の問題
  13. 事実婚のデメリット④社会的信用に欠ける
  14. 事実婚の気になること
  15. 事実婚についてのまとめ

内縁=事実婚?

最近「逃げ恥」のダンスが有名になりましたが、あの主人公ふたりは法律的な結婚(以下届け出婚とします)ではなく、事実婚の関係でした。

少し前まで、事実婚は「内縁」という言葉で表現されていました。何の法的な手続はしていないものの、交際相手や婚約者としてではなく、妻として一緒に生活している妻を「内縁の妻」なんて風に呼んでいました。

@kunst_jeg_likerさんの投稿
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しかし、「内縁」と聞くと、「本当はきちんと法的な手続きをしたいところだけど、諸事情によりできない」というようなネガティブなイメージがついてしまいがちでした。

@stylish_mmrさんの投稿
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しかし、時代とともに結婚に対しての意識は変わり、「別に法的手続きを取らなくても、夫婦関係は成り立つ」とし、自ら法的手続きをとった「届け出婚」ではなく、内縁の関係を選ぶカップルが増え、社会もそれを認める風潮になってきた為、「事実婚」という新しい言葉ができたのです。

事実婚関係になるには?

それでは、事実婚関係になるには、どのような段階を踏んで事実婚関係を結ぶのでしょうか。

@wearetwineさんの投稿
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事実婚の場合、関係を結び付けておく書類はありません。しかし、結婚生活は届け出婚と何ら違いはありません。住居をともにしますし、財産を共有、生計を一緒にして、家事の分担なんかもします。自分たちも結婚しているという意識がありますし、世間からも事実婚のカップルと認めてもらっています。

@audraysaulemさんの投稿
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ただ単に一緒に暮らしているだけで、生計が別だったり、財産共有がなければ、事実婚ではなく同棲と判断されますし、週末だけ一緒にいるような関係でも事実婚関係とは認められません。

@simonarancevさんの投稿
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届け出婚ではありませんから、一切届け出の手続きはしません。ただし、住民票上では同じ住所になりますから、住民票を同一にし、どちらかを世帯主として、片方の続柄を「夫(未届)」または「妻(未届)」と記載する形をとります。

@sakamoto0928さんの投稿
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未届けでも続柄には「夫」「妻」と記載できるんですね。もし、見届けでの「夫」「妻」に抵抗があれば同居人と記載しても構いませんし、住民票を一緒にせず、別々にしておいても構いません。ただし、住民票が別だったり、単なる同居の記載だと、公的機関に事実婚を認めてもらうのが困難になるケースもあります。

事実婚と結婚の違い

事実婚と届け出婚、世間で言う「結婚」とは実際具体的にどんな違いが生じるのでしょうか。

@henriettegautierさんの投稿
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結婚生活自体に事実婚と届け出婚では違いはありません。社会的な保障に関しては、事実婚においては様々な制限が発生しますが、この件は後半に記述することにして、ここでは、事実婚、届け出婚関係になる為の手続き上の違いを紹介します。

@jonggun.hongさんの投稿
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まず、届け出婚は、夫と妻が役所へ双方の戸籍謄本(旧戸籍と同じ役所で新戸籍を作る場合は不要)と婚姻届を提出することで成立します。

@_i_am_queen_bitch_さんの投稿
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婚姻届には本人たちの署名捺印のほか、夫側、妻側双方に証人となる人の署名捺印が必要です。互いの両親、兄妹姉妹、友人など誰でも保証人になることができます。また、同時に入籍することになりますので、双方が古い戸籍から抜け、二人で新しい戸籍を作ることになります。

@alexa_wesch_fotografieさんの投稿
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一方で、事実婚の場合、住居を一緒にする際、引っ越し先へ住所を変更し、新しい住民票を作るだけです。住民票の記載の仕方は、前述で書いた通りです。

事実婚のメリット①夫婦別姓でいられる

届け出婚では多くの場合、夫婦同姓にしなければなりません。今は戸籍上苗字が変わっても、そのままでもOKという会社は増えているものの。法的な書類提出の際など、戸籍の名字と旧姓を使い分けるのは面倒です。

@international_villagerssさんの投稿
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苗字が変わると、パスポートや免許証なども苗字の変更手続きをしなければなりませんから、事実婚の場合はそういった手続きの手間を省けることがメリットになります。

事実婚のメリット②別れても戸籍に×が付かない

届け出婚をすると、戸籍上結婚したレコードが残るので、離婚したら離婚のレコードも残ってしまい、いわゆる「×」が付いてしまいます。「×」を気にする人もゼロではないので、再婚相手を探す際には不利になる場合もあります。

@queensharnibearさんの投稿
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子供がいた場合親権の争いになったり、両親や周囲の干渉が入ってややこしくなったり、面倒な事にもなりかねません。

@aigul.f09さんの投稿
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一方事実婚の場合、戸籍上結婚はしていませんから、離婚歴が付くこともありません。事実婚と同時に同居を解消する際、住民票が移るだけです。子供の親権も事実婚の場合は母親が持つことになるので、届け出婚よりはトラブルを回避できそうです。

事実婚のメリット③精神的に対等でいられる

事実婚である場合「夫」「妻」という役割のようなプレッシャーもなく、半分恋人のような気分で気楽にいられるかもしれません。

@you_arein_loveさんの投稿
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特に女性側は結婚していると仕事面でマイナスになってしまうこともありますが、事実婚の場合その心配がありません。男性と対等の立場で働き続けることができて、妻として家事をしなければならないプレッシャーを感じすぎることもありません。

@anotherwildstoryさんの投稿
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男性も、男だから俺が養わなければならないという責任に押しつぶされてしまうこともなさそうです。

事実婚のメリット④相手の家に「婿」や「嫁」という見方をされない

今は家制度の概念はだんだん古くなっているとは言え、やはり戸籍を入れると相手の家族や親戚からは「〇〇家の婿」「〇〇家の嫁」と認識されてしまい、家の仕事や、家のルール等を強いられることがあります。

@mershouldyさんの投稿
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それに比べて、事実婚なら相手の家に嫁いだわけではないので、そういった縛りから比較的自由になることができ、相手の両親や親せきとも、程よい距離を保つことができます。

@lilushan33さんの投稿
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事実婚と周りからも認められていれば、それほど干渉されることもほとんどないので、親戚関係の煩わしい事は心配しなくてよさそうです。

事実婚のメリット⑤ある程度の社会保険や公的サービスを受けられる

届け出婚ほど厚く保護されているわけではありませんが、事実婚でも公的機関から夫婦だと認められれば、利用できる社会保険や公的サービスもたくさんあるんです。

@franciscopq_さんの投稿
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ただし、事実婚と公的機関で認められるには、前半で記述したような、住民票に見届けながらでも、続柄のところに「夫」「妻」と記載されている必要があります。

@captain_vergiliusさんの投稿
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年金や社会保険では、事実婚でも、届け出婚と同じ控除を受けることができますし、遺族年金を受け取ることもできます。また、携帯料金などの家族割引サービスが利用できる場合もあり、ある程度では、届け出婚と社会的に変わらない面もあります。

事実婚のメリット⑥負の遺産を負わずに済む

相続関係のことについては後程詳しく書きますが、内縁関係の事実婚である場合は、遺産相続の権利が認められていません。相続権利なしとなると、デメリットのように思えてしまいますが、人によってはデメリットではなく、メリットになります。

@elmellingさんの投稿
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もし、パートナーが何か遺産としてメリットになるようなものを残してくれた場合は、遺産相続の権利があった方が有利なのですが、デメリットになるようなものを残した場合、届け出婚であれば、それも相続することになってしまいます。

@aki_ingkさんの投稿
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連帯保証人になっていれば事実婚でも返済義務は生じますが、連帯保証人にさえなっていなければ、もし相手に借金があった場合でも、その負の遺産に内縁の妻または夫には相続権がないので、返済義務は生じません。

@taaroo.35さんの投稿
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相続人に該当する人に親族がいなかったり、相続人が相続放棄をした場合は、内縁の妻または夫にその権利が回ってくることもありますが、これも相続放棄するか、あるいは遺産相続分与の申し立てをしなければよい話ですので結果的に免れることが可能です。

@vivytjiamさんの投稿
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ただし、事実婚のふたりの間に子供がいる場合は、その子供に負の遺産も相続されることになります。もし事実婚上の夫が他界し、その夫が子供を認知していなければ、子供にも妻と同様、相続する責任は生じません。

事実婚の意味やメリット・デメリット!同棲とはちがう?住民票はどうなる? | Pinky[ピンキ-]

事実婚のデメリット①税制や相続、生命保険等での不利

年金や健康保険の扱いは届け出婚と事実婚は同等ですが、所得税の配偶者控除は受けることができません。

@mladozenjin_kutakさんの投稿
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財産相続の際も、事実婚のパートナーが相続したい場合は遺言書が必要になったり、生命保険の受取人にも指定しにくい場合もあり、金銭的な面でデメリットや届け出婚との違いを感じることがあります。

@najpiekniejsi_zakochaniさんの投稿
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ある程度社会的に認められているものもあるものの、事実婚は金銭面では不利な案件もあるんですね。

事実婚のデメリット②周囲になかなか理解されにくい

事実婚はまだまだ両親世代には珍しく、届け出婚が当たり前でしょうから、なかなか理解を得にくいです。

@the_ringoo_starr_beatlesさんの投稿
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何もかも届け出婚となんら違いはないのに、どうして結婚の手続きをせず、事実婚を選ぶのか、なんだか中途半端な感じがして、周囲からの賛成を得るのは難しいです。

@beegentlemanさんの投稿
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なぜ手続きをしないのか、なんで事実婚を選んだのか、理由を色々と聞かれたり、籍をきちんと入れるように何度も説得されたりと、周りの干渉が煩わしく感じ、デメリットになるかもしれません。

事実婚のデメリット③子供の問題

事実婚のカップルに子供が産まれた場合、子供は非摘出子として母親の籍に入ることになり、親権は母親が持ちます。父親に関しては認知の手続きが別途必要になります。

@ziminasmirnovaさんの投稿
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そういった手続きも面倒ですし、子供は母親の苗字を名乗ることになりますから、子供としては複雑な立場になります。父親と苗字が違い、まわりからいじめられたり、奇異な目で見られるかもしれません。

@virfitmomさんの投稿
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このようなデメリットから、事実婚を妊娠を機に解消し、届け出婚に切り替えるカップルもいます。

事実婚のデメリット④社会的信用に欠ける

事実上は届け出婚と同等の関係にあっても、籍を入れていないだけで生活する上で夫婦と認められない場面がたくさん出てきます。

@adrianhartantyoさんの投稿
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例えば夫婦の共有名義で家のローンを組むことはできません。戸籍上で夫婦でなければなりません。また、急にあなたのパートナーが倒れて手術が必要な場合でも、家族として同意書にサインすることができません。

@jpsnap_jackyphotographsさんの投稿
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届け出婚であれば普通にできることができないので、虚しく感じることがあります。精神的に自由を感じる反面、こんなデメリットもあるんですね。

事実婚の気になること

社会的サポートが事実婚の場合は色々とあったりなかったり。これは届け出婚にするのか、事実婚にするのか決める大事な判断要素のひとつですよね。事実婚の生活のあれこれをまとめてみます。

@syuhaimishamsuddinさんの投稿
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年金や健康保険

国民年金については、事実婚でも収入が一定額以内で夫に扶養されている第3号被保険者であると認められれば、保険料の個人負担が免除されます。

@fotomoda33さんの投稿
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届け出婚と同じく厚生年金や遺族年金の受給対象者にもなり、離婚した際の年金分割の対象にもなります。また、健康保険も国民年金と同様、夫の被扶養者として保険に加入することができるので、年金や健康保険に関しては、届け出婚と何ら違いはありませんね。

財産分与、慰謝料

事実婚関係解消時の財産分与については、届け出婚と同等の権利があり、内縁関係中に共に築いた財産について、財産分与の請求が認められています。

@olsweddingsさんの投稿
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また、届け出手続きがされていないだけで、事実上は婚姻関係を結んでいますので、相手の浮気が原因で内縁関係が解消されたりずれば、慰謝料の請求もできますから、この点でも届け出婚と何ら違いはありませんね。

税制

税金においては、事実婚に税制優遇はなく、届け出婚と大きく違いがあります。届け出婚の場合、パートナーの収入が一定額以下だと所得税、住民税ともに配偶者控除になりますが、事実婚では認められません。

@imageof1loveさんの投稿
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ちなみに、高額医療費の医療費控除も法律上の配偶者や親族でなくてはならないので、対象外になってしまいます。

相続

事実婚の場合、遺産などの相続権はありません。内縁関係にあるパートナーに遺産を残したい場合は、遺言書を残す必要があります。また遺言により相続できた場合でも相続税を支払わなければなりません。

@martaramospuigさんの投稿
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ふたりの間に子供がいて、夫が認知をしていれば、子供には相続権が認められます。

子供

子供に関しては前述にも軽く触れていますが、事実婚で子供を産んだ場合、子供は非摘出子として母親の戸籍に入り、親権は母親が持つことになります。

@laurakathleencroweさんの投稿
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父親に関しては認知の手続きが必要になり、認知されれば、別れた場合に養育費を請求することもできます。

生命保険や住宅ローン

民間の会社の生命保険では、原則的に生命保険の受取人に指定することができるのは、配偶者か2親等以内の血族とされていますので、内縁の関係ではパートナーを受取人に指定することはできません。

@__couple_love_forever__さんの投稿
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しかし、戸籍上の配偶者がいない、そして生計をともにしているなど、会社によって様々な条件はあるようですが、それをクリアすることができれば、内縁関係でも受取人に指定できるケースもなくはないようです。届け出婚よりもはるかに条件のハードルがあがることは確かです。

事実婚についてのまとめ

今回は事実婚について、様々な事実婚事情をまとめましたがいかがでしたか?時代の変化とともに、結婚のスタイルも変わってきました。日本ではまだ珍しい事実婚ですが、海外では一般的な結婚スタイルのひとつです。事実婚のメリット、デメリットを踏まえ、自分の都合にあった結婚のスタイルを選んでくださいね。

@juillet_____14さんの投稿
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