殊能将之の死因は何?「ハサミ男」小説・映画版もネタバレ解説します!

推理作家の殊能将之さんは、2013年2月に49歳の若さで亡くなられました。殊能将之さんの死因は何だったのでしょうか?また、殊能将之さんのデビュー作にして代表作とも言える「ハサミ男」は、映画化もされています。殊能将之さんの死因や「ハサミ男」についてまとめます。

殊能将之の死因は何?「ハサミ男」小説・映画版もネタバレ解説します!

目次

  1. 殊能将之さんが死去!死因は?代表作は映画化もされた「ハサミ男」
  2. 推理作家・殊能将之さんのプロフィール
  3. 殊能将之さんの死因は?
  4. 衝撃のデビュー作!殊能将之さん著「ハサミ男」とは?
  5. ネタバレ!殊能将之さん著「ハサミ男」のあらすじ
  6. 天才ミステリー!殊能将之さん著「ハサミ男」の正体を完全ネタバレ!
  7. 模倣犯は誰?殊能将之さん著「ハサミ男」の意外な犯人をネタバレ!
  8. 完全ネタバレ!殊能将之さん著「ハサミ男」の結末は?
  9. 映像化困難と言われた殊能将之さん著「ハサミ男」が映画化!
  10. 天才ミステリー作家だった殊能将之さん・まとめ

殊能将之さんが死去!死因は?代表作は映画化もされた「ハサミ男」

推理作家・殊能将之さんが49歳という若さで亡くなられのは、2013年2月11日のことでした。生前は覆面作家として、個人情報は一切公表していませんでした。謎の多い殊能将之さんのプロフィールや死因、衝撃のデビュー作「ハサミ男」のネタバレについてまとめていきたいと思います。

推理作家・殊能将之さんのプロフィール

殊能将之(しゅのう まさゆき)
本 名:田波正
生年月日:1964年1月19日
死 没:2013年2月11日(享年:49歳)
出身地:福井県
職 業:推理作家
活動期間:1999年~2008年

殊能将之さんは、高校時代から小説家の石原藤夫さんのコラムなどに登場し、「福井の天才」と言われていました。福井県立藤島高等学校卒業後、名古屋大学理学部に進学しますが中退しています。

殊能将之さんは、大学中退後に上京し、志賀隆生さんの編集プロダクション「オブスキュア・インク」に勤務します。しかし、体調を崩し退職し、帰郷します。1999年に「ハサミ男」が第13回メフィスト賞を受賞し、作家としてデビューします。

殊能将之さんの死因は?

殊能将之さんの死因については、公表されていません。殊能将之さんは、2008年に「ウフ.」5月号で発表された短編「キラキラコウモリ」以降は、作品を発表していませんでした。しかし、公式サイトの日記とツイッターは頻繁に更新していました。

死の6日前、2013年2月5日頃から、殊能将之さんはツイッターで「バタバタしている」とツイートしていて、その理由が兄の急死だったと語っています。

殊能将之さんは、2013年2月8日に最後のツイートをしています。意味深なツイートを残した3日後の2013年2月11日に、殊能将之さんは急死しました。体調が悪かったのでしょうか?頻繁に更新されていたツイッターでは、体調不良は見受けられませんでした。お兄さんの急死で、心労が重なったことも要因だったのかもしれませんが、死因は何にしても残念ですね。

衝撃のデビュー作!殊能将之さん著「ハサミ男」とは?

「ハサミ男」は、殊能将之さんのデビュー作です。1999年に第13回メフィスト賞を受賞しています。自身が強烈なSFとミステリマニアだった殊能将之さんは、デビュー作からその天才的なミステリー作家としての才能を発揮しています。

ネタバレ!殊能将之さん著「ハサミ男」のあらすじ

ここから、殊能将之さんの「ハサミ男」のあらすじのネタバレをご紹介したいと思います。これから読もうと思ってる方は、「ハサミ男」の正体や結末のネタバレがありますので、ネタバレを読みたくない方は読まないようにしてください。

女子高生の遺体が発見される事件が2件起きます。女子高生は、ビニール紐で首を絞められて殺された後、さらに頸部にハサミを突き立てられていました。犯人は「ハサミ男」と呼ばれました。被害者に乱暴された形跡はなく、衣服に乱れもありませんでした。

ハサミ男は、出版社でアルバイトをしていました。その出版社には、添削式通信教育の成績結果が置かれていて、ハサミ男はその中から「優秀な女子高生」をピックアップし、ターゲットにしていました。ハサミ男は、第三の被害者を樽宮由紀子という女子高生に決め、念入りに調査します。

ハサミ男は、樽宮由紀子の行動パターンを把握し、殺害を決行しようとします。しかし、樽宮由紀子は先に何者かに殺され、その遺体を発見してしまいます。その遺体は、首を絞められた後ハサミが頸部に突き立てられていて、まさにハサミ男の手口を装った模倣犯の仕業でした。

天才ミステリー!殊能将之さん著「ハサミ男」の正体を完全ネタバレ!

ここから、ハサミ男についてのネタバレを解説していきます。ハサミ男は、自分が殺害しようとしていた樽宮由紀子の遺体の発見者となります。そこにもう一人の人物が現れ、仕方なく警察へ連絡することになりました。

遺体を発見したのは、日高光一と安永知夏の2人でした。「ハサミ男」というだけあって、当然男だと思われるため、ハサミ男の正体は日高だと思われる展開となっています。今まで、「ハサミ男」として登場した人物は、語り口調が男性であったし、自身を「でぶ」と語っています。日高は男性でしかもデブだったのです。

しかし、実は本当のハサミ男の正体は、安永知夏だったのです。安永知夏は多重人格者で、60歳の男性医師の人格を持っていて、その人格が主体であるため、男性口調で思考していたと考えられます。

模倣犯は誰?殊能将之さん著「ハサミ男」の意外な犯人をネタバレ!

ハサミ男の正体は安永知夏でした。では、由紀子を殺害した模倣犯は誰だったのでしょうか?模倣犯の正体についてネタバレ解説したいと思います。

模倣犯の正体は、警察の内部にいました。それは、警視庁科学捜査研究所の犯罪心理分析官・堀之内靖治です。堀之内は、刑事と共にハサミ男を捕まえるために、捜査に参加していました。ハサミ男の詳細な手口は、マスコミにも公表していないため、警察内部の人間にしか犯行は不可能だったのです。

女子高生の由紀子と堀之内は、交際していました。由紀子は母が再婚した義父や義父の連れ子の弟と関係がうまくいかず、たくさんの男性と関係を持つようになっていたのです。堀之内は妻帯者でしたが、由紀子に本気になり、由紀子が妊娠したと聞いた時、本気で結婚を考えました。

しかし、それは由紀子の嘘で、「お金がいくら取れるか試していた」と言って、由紀子は堀之内に別れを告げます。それに激怒した堀之内は、由紀子に殺意を抱いたのです。

完全ネタバレ!殊能将之さん著「ハサミ男」の結末は?

模倣犯の正体が警察関係者の堀之内であることがわかりました。それでは「ハサミ男」の結末について、ネタバレ解説していきたいと思います。

犯罪心理分析官の立場を利用してハサミ男に罪を被せようとした堀之内。そんな時、ハサミ男の正体が安永知夏であることが、由紀子の遺体発見者の日高にバレてしまいます。日高は、ハサミ男の正体が女性の知夏であったため、興味を持ち、すぐに警察には知らせず、自分の家に招き入れます。

知夏は、ハサミ男の正体がバレたことを知り、日高を殺害します。日高がハサミ男だと考えていた堀之内は、日高を捕まえるため尾行していました。そして、日高を殺害した知夏がハサミ男の正体だと、堀之内は知ることとなります。

堀之内は自分がハサミ男の模倣犯だと知夏に明かすと、知夏は堀之内を罵倒します。それにカッとなった堀之内は、知夏を殴打します。そこへ、堀之内が模倣犯だったのではと疑いを持っていた刑事たちが駆けつけます。

その時、刑事たちに堀之内が真相を話す前に、知夏は堀之内が持った拳銃を自分のお腹に押し当てて拳銃自殺をはかります。それを見て、刑事たちは堀之内が知夏を殺そうとしたと思います。逃げ道を失ったと思った堀之内は、「由紀子も日高もこの女も自分が殺した」と言い残し、拳銃で自殺します。

ハサミ男である知夏は、被害者となり病院へ運ばれ、命を取り留めました。ハサミ男は、また野に放たれました。知夏は、知夏と同じ部屋に入院する老婆の孫らしき少女に声を掛けます。可愛らしく賢そうなその少女に「きみ、名前は何て言うの?」と訊ねるのでした。

映像化困難と言われた殊能将之さん著「ハサミ男」が映画化!

ハサミ男の正体が女性であると分からないように映画化することは困難ではないか?と言われていましたが、主演に麻生久美子さん・豊川悦司さんを迎えて、映画化されました。

映画「ハサミ男」は、2005年3月に公開されています。いったいどうやって、巧みな文章だからこそ成り立ったと思われるミステリーを映画化したのでしょうか?

知夏役を麻生久美子さんが演じました。そして、知夏のもう一人の人格である「医師」を、一人の人物として登場させたのです。それが、豊川悦司さん演じる「安永」です。

知夏と安永は、ハサミ男に殺されたと思われる女子高生の遺体を発見します。そして、2人でハサミ男を探し始めます。あたかも、ハサミ男を探していると思われた知夏と安永ですが、実は安永は知夏の内部の人格であり、知夏がハサミ男なのです。2人は模倣犯を探していたのです。

模倣犯の警視庁科学捜査研究所の犯罪心理分析官・堀之内靖治を演じたのは、阿部寛さんです。豊川悦司さん演じる安永という人物を登場させることで、映像化不可能と言われた「ハサミ男」を見事映画化しました。

天才ミステリー作家だった殊能将之さん・まとめ

天才推理小説家と言われた殊能将之さんは、49歳という若さで急死されました。死因は公表されていません。殊能将之さんは、「ハサミ男」以外にも石動戯作シリーズなど、数々の作品を残されていますが、もう新しい作品を見ることが出来ないのは、非常に残念ですね。

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2020-11-26 時点

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