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紙粘土でスイーツデコ♡かわいいケーキやマカロンの作り方まとめ
とってもかわいいスイーツデコを知っていますか?とてもリアルでおいしそうな作品もあり、テンションが上がりますが、基本は紙粘土で出来ています。自分でケーキやマカロンを作ってみたいと思いませんか?今回はそんな紙粘土で作るスイーツの作り方についてまとめてみました。

目次
紙粘土で作るスイーツデコとは?
スイーツデコという言葉を聞いた事があるでしょうか?フェイクスイーツと呼ばれる事もあります。これが紙粘土!?と疑いたくなるような作品も作れます。小学校の時などに紙粘土工作ってしましたよね?それが今、大人も楽しめる紙粘土として注目されています。
スイーツデコの作り方は人それぞれ違いますが、今回は一番手軽に手に入る100均の紙粘土を使った、かわいいスイーツデコの作り方を中心にご紹介したいと思います。細かい作業も多く、大変な部分もありますが、完成した作品にきっと満足すると思いますよ。
それぞれ特徴のある紙粘土

同じ紙粘土でも種類がありますので、記載しておきますね。
従来の紙粘土
昔使っていた紙粘土って重たい印象はありませんか?貯金箱などしっかりとした物を作った事があるのではないでしょうか。乾くと絵の具での着色に適します。しかし紙粘土は乾くとヒビが入る場合もあるのがデメリットです。
軽量紙粘土
最近100均に行くとよく目にするが軽量タイプの紙粘土です。手に持ってみると本当に軽いと感じると思います。初めて紙粘土スイーツを作るのであれば、まずは100均の軽量紙粘土を使用してみましょう。従来の重い紙粘土ではなく、まるで発泡スチロールのように軽いのが特徴です。同じ100均の紙粘土でも、ダイソーとセリアの紙粘土では性質が異なるようです。
ダイソーにはマカロン作りに適したパステルカラーの軽量紙粘土が売っています。着色が不要なので、絵の具で手が汚れる事もなく、簡単にマカロンを作る事が出来ます。
紙粘土でスイーツを作る準備物
紙粘土でスイーツを作るには、まず材料や道具を揃えなくてはいけません。ほとんど100均で揃えられる物ですので、気軽に始める事が出来ますね。それでは確認していきましょう。
100均の軽量紙粘土、アクリル絵の具、クッキー型、粘土板、歯ブラシ、爪楊枝、ベビーオイル、計量スプーン、絞り袋、絞り口、着色用の筆、割り箸など、作る紙粘土スイーツにもよりますが、紙粘土スイーツを作ろうとする時にはこれくらい準備しておくと良いかと思います。
紙粘土でスイーツを作る時にあると便利な物
紙粘土スイーツを作る時に、必ず必要ではありませんが、あると便利な道具などもありますので、ご紹介していおきたいと思います。ボンド、シリコーン、ガラス絵の具、リボン、クッキーの文字入れグッズなど、あるとより紙粘土スイーツのデコレーションが楽しめると思います。
自分の作りたい紙粘土のスイーツデコをイメージして材料を揃えると楽しいです。100均でも紙粘土の他に、スイーツデコグッズも売っていますし、手芸屋さんなどでも揃えることが出来ます。
紙粘土を着色してスイーツ色に
それでは作り方に入っていきましょう。まずは白い紙粘土にアクリル絵の具で着色をしていきます。手順は、まず紙粘土を袋からだして、よく捏ねます。そこにアクリル絵の具を少量乗せて、さらによく捏ねます。
紙粘土とアクリル絵の具の割合ですが、作る物によっても違ってくるので一概には言えませんが、100均の紙粘土の半量に色付けをする場合には、アクリル絵の具を爪楊枝に取って落ちない程度までくらいずつ足していきましょう。作りたい作品の色に近づくまで足す事は出来ますので、最初は少なめにして様子を確認していきましょう。
紙粘土スイーツ用のパーツを作ろう!いちご編
スイーツデコを作る時にあると嬉しいいちごのパーツです。ケーキやパフェなどを作る時にはいちごはマストですよね!そんないちごの作り方を紹介していきたいと思います。
紙粘土を指を使って丸めて、円錐形に近い形にします。リアルないちごにするか、おもちゃっぽいかわいいいちごにするかによってお好みの形にしてくださいね。そして、爪楊枝など、先が細い物で種を一粒ずつ描いていきます。乾いてからではひび割れの原因になるので、何個か形を作ったら、種の部分を先にした方が良いでしょう。
乾燥させたら次は着色です。赤と黄色のアクリル絵の具の使い着色していきます。おすすめの方法は化粧パフに絵の具を取って、薄く色を重ねていく作業を繰り返す塗り方です。ヘタの部分に近い方は色を薄く、先端は濃くするとおいしそうないちごに見えます。絵の具が乾いたらニスなどでツヤを足しましょう。いちごはスイーツデコに欠かせないパーツですので、作り置きしておいても良いと思います。
紙粘土スイーツ用のパーツを作ろう!チョコレート編
スイーツデコのケーキやパフェの飾りにも使えるし、そのままパーツだけでもかわいいのがチョコレートです。角を囓ったように加工しても、食べかけチョコレートにしてもかわいいですよ。
紙粘土をチョコレート色に着色するには、焦げ茶色の絵の具を使うか、黒、茶色、赤を混ぜる方法があります。チョコレートの色も好みがありますので、自分の思っている色に近づけてみてください。
製菓用のチョコレート型を使っても良いですし、あえて細かくぼろぼろの状態にしておくと、クッキーやアイスクリームを作る時のチョコチップとして使う事が出来ます。
紙粘土スイーツ用のパーツを作ろう!クッキー編
たくさん作るととってもかわいいクッキーの作り方もご紹介します。焼き色を付けるのが少し大変ですが、腐る事のないクッキーは記念品などにしても喜ばれそうですよね。細かい作り方をご覧ください。
軽量紙粘土に黄色のアクリル絵の具を少量混ぜて、薄いクリーム色の粘土を作ります。ここではムラの無いように綺麗に混ぜてくださいね。そして、粘土版の上に5mm程度の厚みになるように伸ばし、好きなクッキー型で抜いていきます。型の内側にベビーオイルを塗っておくと取れやすくなります。細かいパーツや複雑な形の物は上手に抜けない可能性があるので、最初はハート型や星型などで挑戦してみると良いと思います。
型から抜いたら、乾燥させます。自然乾燥で大丈夫ですが、早く乾燥させようと日光に当てるのはひび割れの原因になる事があるので、避けたほうが良さそうです。乾燥させたらいよいよ、肝心な色付けを行っていきます。クッキーがおいしそうに見えるためには、焼き色が非常に重要になってきます。色付けはお好みの作り方でしてみてくださいね。
上の動画はアクリル絵の具を水に溶いて焼き色を付ける作り方です。クッキー生地の部分とのグラデーションを上手に出す必要があります。水分が多すぎて、シミのようにならないように注意ましょう。
こちらはチョコチップクッキーの作り方です。先に作っておいたチョコレートのパーツを使います。歯ブラシでほろほろしたクッキーの感じを出して、焼き色には2色のアクリル絵の具を使用して、パフで色付けした物です。色ムラが自然と作れるのでリアルな粘土スイーツが作れます。
紙粘土をココア生地色にしてもかわいいですね。100均でも売っているクッキーに文字を押すスタンプでメッセージを書けば、プレゼントにも喜ばれます。
紙粘土スイーツ用のパーツを作ろう!小豆編
小豆?って思いましたか?すごく地味な作業になりますが、小豆を一粒ずつ作っておくと、和風のケーキやパフェなどのスイーツデコを作る時に重宝するんですよ。細かい作業ですが、特に難しい事はないので、作り置きしておいても良いですね。
チョコレートを作った時の粘土で作る事も出来ます。少量を取り丸めるという作業を繰り返し行い、小豆の粒を作っていきます。和風のスイーツデコを作る時にアクセントになるので、和風スイーツデコを作りたい人は是非作っておいてくださいね。
ホイップクリームも紙粘土で作れます
スイーツデコをするなら欠かせないのがホイップクリームですよね。今回は手軽な紙粘土を使ったホイップクリームの作り方をご紹介したいと思います。ホイップクリームが作れるようになると、紙粘土スイーツが一気にリアルになりますよ。
紙コップなどに紙粘土と水を少量入れて割り箸などで混ぜます。この時の割合は決まっていません。もちろん、紙粘土より水の方が多いと水っぽくなってしまい、ホイップとして使えなくなってしまうので注意します。紙粘土が割り箸で練れるくらいと思っておくと良いと思います。それを製菓用の絞り袋に入れて、絞り出せば紙粘土のホイップクリームの完成です。
シリコーンでホイップクリームを作るとこのようにツヤのある仕上がりになります。シリコーンでホイップクリームを作る場合は、ホームセンターでシリコーン(コーキング)とコーキングガン、そして絞り袋が必要になります。コーキングガンを使って、シリコーンを絞り袋の中に移し、絞ればすぐに使う事が出来ます。
紙粘土スイーツの初級はアイスクリーム
紙粘土でスイーツを作ろうと思った時、まず最初に挑戦してもらいたいのが、アイスクリームです。スイーツデコの中では簡単に出来る作品なのに、見た目がとってもかわいいです。いろんな種類を作って並べておくだけでも素敵ですよ。
白の紙粘土を使います。そこに好きな色の絵の具を混ぜてよく混ぜます。この時、マーブルやまだらでもアイスクリームっぽく見えるので、お好みの混ぜ具合で試してみてください。大きさを揃えたいのであれば、軽量スプーンなどで量を使って調整してください。歯ブラシのブラシの部分で軽くこすると、アイスの質感が出せます。
動画では紙粘土よりも強度のある樹脂粘土を使用していますが、作る流れの参考になります。紙粘土でアイスクリームを作る時も同じような手順でやっていきましょう。
このように、紙粘土のアイスクリームはとても簡単なのに、かわいいのでたくさん作りたくなってしまいますね。お子様のアイスクリーム屋さんごっこにも使えそうです。
紙粘土スイーツでドーナツを作ろう
紙粘土でおいしそうなドーナツを作る事も出来ます。黄色で薄く色付けした紙粘土を手で丸めて粘土板など挟んでで平にします。そして、中心をストローなど丸くくり抜ける物を使いドーナツの輪を作ります。歯ブラシでトントンして質感を出しましょう。あとは乾燥させて、クッキーの時の焼き目の付け方で着色していきます。
基本のドーナツが出来たら、かわいくデコレーションしたいですよね。ドーナツデコレーションのアイデアの動画があったので、載せておきますね。
動画の中で出てきたチョコソースなどは、木工用ボンドに絵の具で着色すると出来ます。おいしそうなチョコがけドーナツを作ってみてくださいね。
紙粘土スイーツでかわいいマカロンを作ろう
紙粘土スイーツの代表と言っても過言ではないのがマカロンです。スイーツデコがかわいいと人気になった火付け役になったのではないでしょうか。なおかつ、それほど難しい物ではないので、たくさん作り置きしておいても良いかもしれません。そのままでもかわいいですし、キーホルダーなどに加工したり、紙粘土で作ったケーキの上に飾ったりしても素敵になります。
まず、紙粘土に色付けをします。パステル系の色でもかわいいですし、ポップな色使いにしてもかわいいかもしれません。上下で同じ大きさのパーツが欲しいので、計量スプーンなどで分量を図りながら作業していきます。この動画では、中に挟むクリームを紙粘土で作る方法とシリコーンを使う方法両方紹介しているので、お好きな方でやってみてくださいね。
マカロンをたっぷり飾ったマカロンタワーです。出来上がったマカロンを、円錐形に丸めた画用紙などに貼り付けていくと、こんなに素敵なマカロンタワーが完成します。リボンや造花なども合わせてデコレーションしていくと華やかになりますね。
パーツを組み合わせて、まるでケーキ屋さん
紙粘土で作ってきたパーツを組み合わせる事で素敵なケーキを作る事も出来ます。
ドームケーキの作り方
こちらは小さいサイズのケーキの作り方ですが、ケーキ作りの流れが分かる動画です。作っておいたフルーツパーツなどを乗せて、オリジナルの粘土スイーツデコを作ってもかわいい仕上がりになると思います。ニスを使ってツヤも出しています。紙粘土に色を塗るだけではここまでツヤが出ませんので、スイーツに必要なツヤの出し方の勉強になります。
シャルロットケーキの作り方
女性の帽子をイメージしたシャルロットケーキは見た目がとってもキュート!たぶん本物のシャルロットケーキより簡単な紙粘土スイーツのシャルロットケーキの作り方をご紹介します。紙粘土で円柱形の土台を作っておきます。この時の紙粘土は見えなくなる部分ですので、白いままでも大丈夫です。その土台の周りにクッキーの作り方で作った細長いクッキーをボンドで貼り付けていきます。
後は丈夫にあらかじめ作っておいたフルーツのパーツなどを飾ります。紙粘土ホイップを接着剤の代わりにしてパーツを乗せていきましょう。本当のケーキの作り方に似ていますね。後はかわいいリボンを巻いて完成です。マカロンやクッキーなどを上に飾ってもかわいく出来ます。
まるで本物のスイーツ!作品紹介
本当に喫茶店で出されているようなクリームソーダに見えますよね。アイスクリームとさくらんぼも紙粘土でできています。
スタバのフラペチーノ風の作品です。たくさん作って並べるととオシャレなインテリアになりますよね!
こちらは紙粘土のバースデーケーキです。生クリームをあまり食べられない1歳のお誕生日でも、これがあれば素敵な写真が撮れそうですね。
紙粘土でオリジナルスイーツを作ってくださいね
かわいい紙粘土のスイーツデコの作り方などをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。アイスクリームやマカロンなど、粘土は子供が遊ぶものというイメージが変わりますよね。ここでは基本的な作り方などをご紹介しましたが、アレンジ次第でいろいろ作れるので、是非挑戦してみてくださいね。