妊娠・育児
赤ちゃんの首すわりの時期はいつ?確認・判断方法や練習方法を紹介
赤ちゃんの首すわりの時期はいつ?子育てが初めてのママも段々と赤ちゃんとの生活にも慣れてくる頃に気になるのが赤ちゃんの首すわりの時期はいつなのか?ですよね。そこで今回は、赤ちゃんの首のすわる時期や確認・判断の方法や練習の方法をご紹介します。

目次
首すわりが出来ると赤ちゃんの視界が広がる
赤ちゃんとの生活にも段々慣れてきて、最初に気になるのが赤ちゃんの首すわりです。赤ちゃんは生まれてから毎日めまぐるしく成長しています。赤ちゃんが生まれて日が経つと、周りからも「赤ちゃんの首はすわった?」と聞かれる事も増えてきますよね。
赤ちゃんの首がすわると、今までずっと仰向けで天井しか見えなかったけど、首がすわる事によって赤ちゃんの視界が広がるのでいろんな事にも興味を持ち出しますよ。赤ちゃんの首がすわれば抱っこも楽になり、一人遊びをしてくれたりとママの負担も減る時期です。
だけど、初めての子育てのママやパパは、赤ちゃんの首すわりはいつなのか、首がすわらなかったらどうすれば良いのだろう?など、分からない事だらけですよね。そこで今回は、子育て初めてのママとパパの為に!赤ちゃんの首すわりの時期や確認方法・首すわりの練習方法などをご紹介していきます!是非参考にしてください!

赤ちゃんの首がすわるとは?
赤ちゃんの首がすわるとはどんな状態を言うのでしょうか?首がすわる頃になると、赤ちゃんの体重も増え、しっかりしてきます。基本的には、赤ちゃんの首を支えることなく、ぐらつかずに自分の力で首を支えることが出来れば首がすわったと判断できます。自分の力で首を持ち上げたり、ママやパパの動きに合わせて首を動かしたりも出来るようになります。
音がする方に顔を向けたり、お気に入りのおもちゃを使って右から左へと動かすと、赤ちゃんもその動きに合わせて首を動かします!ママやパパが声をかけたらこちらに顔を向けるようにもなります。こうした赤ちゃんの可愛い動きが見られる時期でもあります。また、赤ちゃんの首がすわると成長しているんだなと、実感できる時期でもありますね。
赤ちゃんの首がすわれば片手で抱っこする事もできるので、今までのように横抱きにして、首を支える心配も必要なくなります。この時期になると一気に負担が軽減できますね。

赤ちゃんの首すわりの時期はいつ?
では、赤ちゃんの首すわりの時期はいつなのか?見ていきましょう。赤ちゃんの首がすわるまではしっかり首を支えなければならないので、ママへの負担も結構大きいですよね。初めての子育てだと慣れない抱っこで疲れが溜まる事も。赤ちゃんの首がすわるとママも少しは楽になりますよね。早く縦抱っこがしたい!と思うママも多いです。
赤ちゃんの首すわりの平均は3〜5ヶ月
赤ちゃんの首すわりの平均は3〜5ヶ月です。遅くても5ヶ月の頃にはほとんどの赤ちゃんの首すわりが終えています。赤ちゃんの首すわりはいきなり出来るものではありません。早ければ2ヶ月頃から赤ちゃんの首すわりが始まるので、首すわりの前兆を見ることができますよ。
赤ちゃんの首の筋肉も毎日少しづつ発達しています!なので、完全に首すわりが出来るまではしっかり赤ちゃんの首をサポートしてあげてくださいね!

赤ちゃんの首すわりの確認方法
生後3ヶ月を過ぎたら、赤ちゃんの首すわりの状態を確認してみましょう!赤ちゃんの首すわりを自分で確認できる方法があります!セルフチェックで赤ちゃんの首すわりの状態を確認してみましょう!ただ、この時期の赤ちゃんの首はまだ不安定なのでしっかりと支えながら無理のないようにやってくださいね!
赤ちゃんを仰向けに寝せて起こしてみる
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両手を掴んでゆっくり起こしてみましょう!この時に赤ちゃんの頭が起こす動きに合わせて一緒に首を持ち上げてこれれば、首のすわりを確認することが出来ます。赤ちゃんの首が一緒についてこない時はまだすわっていないと判断できます。
うつ伏せに寝てみる
赤ちゃんをうつ伏せに寝せてみましょう!この時に赤ちゃんが自分の力で首を持ち上げることが出来れば首がすわったと判断できます。まだ自分の力で首を持ち上げることができない赤ちゃんは、口などが塞がる危険性もあるので、注意しながら行うようにしましょう!
縦に抱っこしてみる
赤ちゃんを縦抱きにしてみて、首が後ろにガクッと行かなければ首がすわったと判断できます。縦抱きにしてみて、まだグラグラするようなら、首すわりはもう少し先になります。縦抱きは確認程度にし、長時間抱っこし続けるのは避けましょう。

早い時期の赤ちゃんの首すわりは勘違いも?
赤ちゃんの首すわりが早いのは勘違いの場合もあります。よく、「2ヶ月で首がすわったよ!」と早い時期に赤ちゃんの首がすわったと耳にすることがあります。赤ちゃんの首すわりは、セルフチェックする方法があるので、少しの間首を持ち上げる事が出来た事から首がすわった!と勘違いするママもいます。
1・2ヶ月の首すわりは完全ではない
1・2ヶ月の赤ちゃんの首すわりは完全ではありません。この時期の赤ちゃん首の筋肉は発達段階なので、すわりかけの状態を勘違いして「首がすわった」と判断する事が原因です。この時期に完全に首がすわる事はほとんどないので、無理な縦抱きはしないように注意しましょう。完全にすわるまでは首のサポートはしっかりと支えてあげましょう!
今の子は成長が早い?
「今の子は成長が早いね」と耳した事はありませんか?今の年配の人が口を揃えて言う成長が早いとは、昔と比べると、今の赤ちゃんは新生児のうちから外出することからそう思うのだそうです。昔の新生児といったら家に閉じこもっていたため、何もせず自然に成長するのを見守るスタイルが主流でした。
ですが、今はスーパーに行けば新生児でも乗せる事が出来るカートがあったり、授乳室が完備されている店舗が増えたりして、1ヶ月検診を過ぎた頃から外出する人が多い事から「今の子は成長が早い」と思われているそうです。

赤ちゃんの3・4ヶ月の検診で判断してもらえる!
赤ちゃんの首すわりは、セルフチェックで確認する事も出来ますが、この時期になると生後3・4ヶ月検診で赤ちゃんの首がすわっているかどうかみてもらえるので、ここで赤ちゃんの首すわりがどの段階であるのか確認する事が出来ます。
安易に自分で判断するより、こういった機関で確認してもらえると安心ですよね。3・4ヶ月検診では、赤ちゃんの首すわりの他にも、目の発達や耳の発達状態なども診てくれます。これから始まる離乳食の事も教えてくれるので、この時期になったら3・4ヶ月検診を受けましょう!

赤ちゃんの首すわりの時期は人それぞれ!
赤ちゃんの首すわりは個人差により、早い子もいれば遅い子もいます。周りの子は首がすわっているのに、自分の子だけ首がすわらないと不安になりますよね。発達障害の心配をするママもいるでしょう。首がすわる時期の平均は3〜5ヶ月なので、遅い子だと5ヶ月になって首がすわる子もいますよ。
赤ちゃんは生まれながら個性を持っています。子育てはマニュアル通りにいかない事もありますよ!むしろ、マニュアル通りにいかない事の方が多いです!ネットにある情報を丸々信じるのではなく、参考程度にし、焦らず赤ちゃんのペースに合わせてゆっくり成長していきましょう!

なかなか首がすわらないときは練習が必要?
とは言っても、5ヶ月・6ヶ月になっても全然首がすわる様子がないという場合は首すわりの練習が必要になってくる事もあります!3・4ヶ月検診の時に指示を受けるママもいるかもしれません。そういった方は首すわりの練習が必要になってきます。
初めての子育てするママは、心配するあまりずっと寝かせきりにしていませんか?大人でもずっと横になっていたら筋力が衰えてしまいますよね。赤ちゃんも同じです。ずっと横に寝たままだと、なかなか筋肉が発達しない事もあります。そんな時は、適度な運動を取り入れたり、遊びの中できっかけを作ってあげると良いですよ!

赤ちゃんの首すわりの練習方法
それでは、赤ちゃんの首すわりの練習方法を見ていきましょう。赤ちゃんの首すわりの練習は適度な運動にもなるのでこれまで寝たきりだった赤ちゃんの運動としてもおすすめです!
うつ伏せに寝かせて首の筋肉を鍛える
赤ちゃんの首すわりの練習方法として最も効果的なのがうつ伏せに寝かせる方法です。うつ伏せに寝かせる事で首や背中の筋肉が鍛えられるので効果的と言われています。首がすわらない赤ちゃんをうつ伏せに寝かせるのは心配と思う人もいると思いますが、短時間であれば大丈夫です。
毎日恒例の首すわり練習😋少しずつだけど頭の上がるようになってきたね♡ pic.twitter.com/GnW502B4Gu
— しおり (@LUNA09290) 2016年5月11日
赤ちゃんがうつ伏せに慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう。うつ伏せをすることは赤ちゃんにとっては立派な運動です。回数も1日に1回からスタートし、徐々に増やすようにしましょう。
赤ちゃんをうつ伏せにする方法は、片手で赤ちゃんの脇を掴み、もう片手で赤ちゃんをコロンと返してうつ伏せにします。沐浴で習った方法でひっくり返してあげましょう。戻す時もしっかり首を支えながら両手を使って仰向けにしてあげてくださいね。
大好きなおもちゃを使って誘導してあげる
他には、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを使って誘導してあげる方法もおすすめです。できれば音が出るおもちゃで赤ちゃんの興味を引いてあげると良いですよ。赤ちゃんの視線をおもちゃに向けさせ、ゆっくり右から左へ、下から上へと動かしてみましょう。
そうする事でおもちゃに興味を示し、顔を動かしながら後追いするようになります。こうして寝ながらでも練習する事が出来るので、うつ伏せにするのに慣れていない方にもおすすめの方法です。

赤ちゃんの首すわりの練習の注意点!
赤ちゃんの首すわりの練習時の注意点をいくつかご紹介します。無理なく赤ちゃんのことを一番に考えて練習するようにしてくださいね。
初めは数秒程度で
初めて首すわりの練習でうつ伏せにする場合は、短時間で切り上げることを意識してください。いつまでもうつ伏せにしていると、まだ首がすわらない赤ちゃんは頭を持ち上げる事ができないので、お腹が圧迫されて苦しくなってしまいます。うつ伏せ運動が疲れると布団に顔を埋めてしまいます。そうなると窒息の恐れもあるので十分注意しましょう!
授乳後30分以内は避けよう
母乳やミルクを飲んだ後のうつ伏せの練習は避けるようにしましょう。お腹がいっぱいの時にうつ伏せにしてしまうと、嘔吐の原因にもなります。何より赤ちゃんが苦しいです。大人でも、食後数すぐうつ伏せになると苦しいですよね。最短でも授乳後30分は空けてからうつ伏せの練習をするようにしましょう。
赤ちゃんの機嫌が良い時に
赤ちゃんの機嫌が良い時に練習するようにしましょう!これが一番大事です。機嫌が悪い時に練習させようとしても、良い練習にはなりません。また、うつ伏せの練習をしている時に、泣き出したりしたら練習は中断しましょう。焦る必要はないので、ゆっくり楽しく練習するように出来ると良いですね。

慣れてきたら縦抱きの練習もしてみよう!
うつ伏せの練習に慣れてきたら徐々に縦抱きの練習もしてみましょう!今までずっと横抱きだった赤ちゃんの視界が、縦抱きする事でガラリと変わります。いつもと違った景色に赤ちゃんもご機嫌に!縦抱きをする事で首回りの筋肉を鍛える事も出来ます。まだ完全に首がすわっていないので長時間の縦抱きは控えめにしましょう。
縦抱きで授乳するのも良い練習になりますよ。いつも横抱きで授乳をしているなら、縦抱きで授乳するスタイルを取り入れてみるのもおすすめです。いつもと違った体勢で授乳をすれば、母乳の詰まりの予防にもなります。

赤ちゃんの首すわり前から使えるチャイルドシート!
首がすわらないと外出が出来ないという方も居ますよね。首すわりがまだ出来ていない赤ちゃんは、首すわりの前から使えるチャイルドシートを活用しましょう!今の日本では、車に赤ちゃんを乗せる時はチャイルドシートに乗せるよう義務付けられています。なので、車で移動する場合は、チャイルドシートに乗せるようにしましょう!
今のチャイルドシートは産後の退院時から使えるチャイルドシートがあります。赤ちゃんの成長に合わせてシートを取り外して長く使える便利なチャイルドシートがたくさんありますよ。

首すわり前から使えるベビーカーも!
首がすわる前から使えるベビーカーもあります。ずっと家にこもりっぱなしだとママも疲れちゃいますよね。たまには外に出て太陽の光を浴びたり、外の空気を吸うのも良いですよ!赤ちゃんにも良い刺激にもなります。外に出るだけでいろんなものを肌で感じる事ができますよ!

口コミ調査!皆んなの赤ちゃんの首すわりの平均は?
みんなの赤ちゃんの首すわりはいつ頃だったのか口コミを調査してみました!口コミを参考に赤ちゃんの成長と照らし合わせてみては?
4/24で6ヶ月になりました。
— さこ@シエスタを下さい (@sakonora3) 2017年4月26日
首すわり→2ヶ月
寝返り→3ヶ月
寝返り返り→4ヶ月半
ズリバイ、おすわり→5ヶ月
ハイハイ→6ヶ月
でかいわりにはスピーディーにこなしておる。寝起きなんかはホントに重戦車。#2016oct_baby pic.twitter.com/F1DRWySbc9
早い子だと、2ヶ月ほどで首のすわりを実感する人も居ます。
4ヶ月健診!やっぱり首すわりがまだだった。。ぼちぼちいこう。
— ななせ (@nanase_nana77) 2017年4月18日
4ヶ月検診時に首がすわったと確認してもらえる人もいれば、まだすわっていないと判断される子もいます。このように、赤ちゃんのペースによって発達は様々です。周りの子が首すわりの確認をされると、まだ認定を受けられないことによって焦るかもしれませんが、「のんびり屋さんなんだ!」と、受け止めてあげましょう。
4ヶ月健診全く問題なかった!ちゃんと首すわり認定もいただきました!順調に成長してる👏👏
— ぴよこ (@YSK_Deluxe) 2017年4月26日

首がすわらなくても赤ちゃんのペースに合わせて!
赤ちゃんの首すわりの時期や確認・首すわりの練習方法いかがでしたか?赤ちゃんの首すわりは個人差によります。周りの子と比べると早い遅いはあるかもせれませんが、遅い場合は焦らずに、赤ちゃんのペースに合わせて無理なく見守ってあげてくださいね!
