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両家顔合わせに手土産はいる?予算相場や渡し方・おすすめ品物を紹介
婚約し結婚することが決まったら、まず両家の顔合わせをすることが多いですが、その時手土産っているの?手土産の相場や渡し方、手渡すタイミングまで。両家の前で失敗しないために、顔合わせを控えている女性やこれから結婚したいと思っている方、必見です。

目次
両家の顔合わせまでの手順
婚約が成立したらまず両家の顔合わせをしよう
彼からプロポーズを受け、お互い結婚する意志が固まったら、そこからあなたは、彼の婚約者となります。両親にも報告してこれからのことを両家で決めていきましょう。
婚約したら、結婚式までのスケジュールを決めよう
入籍日や結婚式の日を二人で決めましょう。入籍日は、イベントの日や二人揃って婚姻届を提出しに行ける日など様々です。結婚式の日は、両家の親族の他、友人など招待客の都合を考慮する必要があるので、だいたいいつ頃などと決めておくと良いでしょう。他には、お日柄を気にするご両親などもいらっしゃいますので、一度相談するのをおすすめします。
結婚式に関しては、大安などのお日柄の良い日や6月などの結婚式シーズンや土日祝日などの日は、1年以上前から埋まっていることもありますので、早めにスケジュールを組み会場を押さえることをおすすめします。結婚式の日にちは、顔合わせの時に、両家揃って相談というかたちもおすすめです。
結納と顔合わせの違い
結納は、漢字で書く通り2つの家が新しく婚姻関係を結び、贈り物を納めあう日本伝統の婚約儀式のことです。その結納が簡単に省略され、儀式的な部分は省いて両家の親睦を深めることを目的としたのが、顔合わせです。結納か、顔合わせどちらか、もしくは両方行う場合もありますので、両家の意見を聞きましょう。
両家の顔合わせ
日時と場所を決めよう
顔合わせのお日柄も見ながら、場所も決めましょう。場所は、両家の中間地点、もしくは駅の近くなどの交通の便が良いところがおすすめです。時間は、縁起の良いことは、早めにと日本では言われているため午前11時から15時頃が良いでしょう。
結婚式の会場の下見を兼ねて、式場内のレストランなどで行う場合もありまので、予約を入れる前に、両家に先に確認しておくと良いでしょう。
顔合わせは、食事会がおすすめ
ホテルやレストランや、料亭などの個室で行なわれることが多いようです。失敗しない為にも、事前に両親の食の好みをチェックしておきましょう。また、両家で落ち着いて話が出来るように、お店のスタッフにも顔合わせを行なうことを伝えておきましょう。
食事会の予算は、予め二人で決めてからお店選びをすると良いでしょう。食事会の場合の相場は、お一人7,000円~1万円程度です。支払いは、誰が支払うという決まりはなく、二人で支払うケースや遠方から来て頂く場合は、交通費がかかるので、来ていただく側が支払うなど様々なケースがあります。両家どちらも負担が平等になるようにすると良いでしょう。
両家顔合わせの時の手土産
手土産は、持って行くのがベストだけど、例外もあり
顔合わせに、手土産の持参に決まりは無いですが、これから長いお付き合いになるので、持って行くのが良いでしょう。ただ、遠方から来られる場合は、せっかくの手土産が荷物になったりもしますので、荷物にならないような物もしくは、あえて無しという選択も有りだと思います。その場合、日を改めて、お礼として郵送しても良いでしょう。あと、手土産を持って行く場合は、どちらか一方だけとならないように、両家に持参するか相談した方が良いです。
実家で行う場合、訪問する側の手土産は必須
どちらも実家が遠方などの理由や、ご両親の体調などを考慮して、両家どちらかの実家で顔合わせをする場合、訪問する側は、手土産を用意するのが礼儀です。訪問される側は用意してもしなくても大丈夫ですが、帰り際などにお礼に手土産を渡すのも良いでしょう。
両家顔合わせ時の手土産の相場
手土産の相場は、3,000円から5,000円程度
あくまでも両家の顔合わせの時の相場なので、うちは3,000円なのに向こうは高額な手土産だったなどとならないように、手土産を渡す際の予算も両家に相談し決めた方が良いですね。お互い出費がかさまないように、高くても1万円までに抑えるのが良いでしょう。
手土産選びの前に
両家の家族や体調や好みをチェック
予算が決まれば、両家の顔合わせ手土産選びと言いたいところですが、家族構成や好みをチェックしましょう。また、体調によっては、塩分や糖分を控えている場合があるので、気を付けましょう。
両家顔合わせにおすすめの手土産
縁起が良い物がおすすめ
一般的に、縁起が良い物としてたとえば、バームクーヘンがあります。
切り口が木の年輪のように見えるので、末永い幸せを感じさせるので、結婚式の引き出物なんかにも使用されています。他には最中(もなか)や、どら焼きなども、2枚の生地が合わさっているので、両家の結びつきといういわれがあるので、両家の顔合わせの手土産におすすめです。
二人の地元が離れている場合は、地元の特産品も手土産としておすすめ
初対面の場合が多い両家の顔合わせは、お互いなかなか話が弾まないこともあるので、地元の特産品を手土産として渡すことで、そこから話が広がることもあるので、離れた場所に住んでる場合は、おすすめです。
お酒好きな方には、地酒も喜ばれます。特に、どちらかのご実家での顔合わせの食事会の手土産におすすめです。ただその場合、お酒も好みがあるので、味を確かめたりしてから買うのがおすすめです。
日持ちがしない手土産や縁起が悪い手土産は、NG
せっかく良いお日柄を選んだのに、手土産で失敗なんてことがないように縁起が悪い手土産や、生ものは避けましょう。ちなみに、縁起が悪いと言われているものは、羊羹などの切り分けて食べるものや煎餅などの割れ物です。両家とも、そこまで気にしない方なら大丈夫ですが、気にされる方もいますので要注意です。
予算や相場を重視し過ぎないで、量も大事
予算や相場にとらわれ過ぎて、相場がこれぐらいだから、うちの手土産の予算は、5,000円!そう決めて菓子店に行きせっかく手土産を買ったのに、家族の人数と合わないってことも・・・。そうならないように、手土産の個数や量のチェックもお忘れなく。
のしは、両親に確認を
お祝いごとでの贈り物は、のしをつけるのが一般的ですが、手土産にのしを付けると堅苦しく感じるとのことから、手土産にのしは、つけないこともあります。のしも、地域や家柄によりますので、両家に確認しましょう。
両家の顔合わせの手土産にのしを付ける場合は、結び切りがおすすめ
のしの水引きには、結び方に決まりがあります。中でも“結び切り”は、結び目が固くて、ほどけにくく、人生で一回“切り”のお祝い事という意味があるので、両家の顔合わせの手土産に最適です。ただ、水引きの形も、地域や家によっては、決まりがあったりしますので、両家に相談してみた方が安心です。
手土産を渡すタイミング
会場に入り、挨拶と紹介が済んでから手土産を渡す
両家が揃い、挨拶とお互いの家族紹介が終わってから手土産を渡しましょう。会場に入る前や、挨拶や紹介後タイミングを逃して焦って話を割って手土産を渡すのは、やめましょう。タイミングを逃した場合は、最後の挨拶が終わってから手土産を渡しても構いません。
ちなみに、ご実家で行う場合、手土産として生菓子などを持参した場合は、早めにお渡しし、どんなものなのか簡単に伝えると良いでしょう。
手土産の渡し方
1.紙袋から出して渡す
手土産の渡し方もとっても大事です。まず、紙袋から出し、手土産の正面が自分の方へ来るようにして、汚れなどが無いか確かめましょう。手土産は、紙袋から出して渡すのがマナーです。
2.正面を相手側に向けて、言葉を添えて渡す
回転させて、相手側に正面を向けて言葉を添えて、渡します。この時、謙虚に「つまらないものですが・・・」と、言ってしまう場合がありますが、それはあまり良くないので、「心ばかりですが」や「お好きだと伺いましたので」などの言葉が良いでしょう。
3.相手が受け取ってから紙袋を渡す
受け取って頂いたあと、「宜しければお使い下さい。」と言葉を添えて紙袋は、渡しましょう。紙袋は、ホコリなどをよけるための物なので、お持ち帰り用として紙袋は、渡すのがスムーズで、良い対応ですよ。
きちんと感を出したい場合は、風呂敷に包んで
紙袋より風呂敷の方が、格式は上です。ですが、堅苦しく、持ち運びにくいと感じる場合がありますので、のし同様、こちらもご両親に確認を取った方が良いでしょう。渡し方は、紙袋の時と同じように手渡す際は、袋から出して渡しましょう。
両家の顔合わせの注意点
話し方に注意
堅苦しいのは、お互い話し辛いですが、あまりにもラフに話すのも悪い印象を与えてしまう場合があります。これから長いお付き合いをしていく為には、言葉遣いにも注意しましょう。親御さんの前では、普段呼び捨てなどで呼んでいても「さん」や「くん」と呼ぶと印象が良いですよ。
服装に注意
着物にするか洋服にするか事前に決めておきましょう。うちは、和装だけどお相手側は、洋装とならないように注意が必要です。また、会場に合った服装選びが大切です。女性の場合の洋装は、女子アナウンサーをお手本にすると良いでしょう。男性は、洋装・和装どちらの場合でも、スーツでOKです。
お酒の飲み過ぎに注意
会話が弾んでしまうとついついお酒好きの方は、飲み過ぎてしまいますよね。緊張がほぐれて楽しくてつい・・・と、お気持ちはわかりますが、酔っぱらってしまうのは、ダメです。あくまでも、付き合い程度の範囲で飲みましょう。
両家の顔合わせの手土産のチェックポイント
わからないことや迷ったら、親に相談・確認
両家の顔合わせの手土産に正しい決まりは、ありません。ですが、あまりにも自由になってしまうと、グダグダな結果に・・・なんてことになります。ですが、親任せにしてしまうと両家違う意見が出て来てしまい揉め事の原因になってしまいますので、あらかじめ二人で予算や顔合わせ場所など決めてから相談・確認するのが良いでしょう。
両家の顔合わせの手土産は、苦手なものもチェック
手土産選びに相手が好きな物を選んだはずが、フレーバーが苦手な物だったなどとならないように、好きなものだけでなく苦手な物も聞いておきましょう。
渡し方などの所作がキレイだと印象良く見える
手土産選びに力を入れ過ぎて、渡し方などの所作がおろそかになっては、悪い印象を与えてしまう場合があります。容姿などの見た目をいくら頑張っても渡し方などの所作は、いきなりキレイにはならないので、日頃から気を付けましょう。他には、食事の仕方やお箸の持ち方などのマナーなどもお姑さんなどは、見ている可能性がありますので、気を付けましょう。
リラックスも必要
初めてのことで、緊張したりすると思いますが、あまり緊張し過ぎないことも大事です。緊張し過ぎると、何を話しているのかわかりづらく感じられることもあり、話が弾まず沈黙に・・・なんてこともあります。あまり、気構えし過ぎず深呼吸してリラックスして下さいね。
感謝の気持ちを忘れずに
女性は、お嫁に行くとなると嬉しさや楽しさもあると思いますが、不安も大きいと思います。でも、相手は愛する人を育てた方達です。色んな感謝の気持ちを持って行けば、渡し方やお土産選びに多少マイナス点が出てしまっても、気持ちは伝わると思いますよ。
最後に・・・両家の顔合わせ時の手土産は、無いよりある方が良い
プレゼントなどを貰って嬉しくない人なんていませんよね?相手ももちろん人間ですし、なんと言っても大好きな彼が認めてくれた相手だから、自信持って顔合わせに挑みましょう。良いところを見せることも大事ですが、素直な自分を見てもらうのも良いことですよ。
他にも両家の顔合わせに役立つまとめ記事は、こちら

