メイク・コスメ
眉毛の基本的な整え方とメイク法まとめ!ナチュラルで理想的な形に
眉毛は表情をつくるのに重要なパーツです。顔の印象を大きく左右する眉毛の整え方はマスターしていますか?今の眉毛はナチュラルな形が理想です。難しいといわれる眉毛のメイクですが、基本さえ押さえておけば大丈夫。眉毛の整え方とメイク法をご紹介します。

目次
- 眉毛は表情をつくるのに重要なパーツです
- 眉毛の整え方次第で印象が変わる
- 理想の眉毛の形は?
- ナチュラルな眉毛とは
- 眉毛の整え方、マスターしてますか?
- 眉毛の整え方の基本は、骨格に合わせた黄金比率を知ることから
- 眉毛の整え方の基本ステップ1・ブラシで毛の流れを整える
- 眉毛の整え方の基本ステップ2・はさみで長い毛をカット
- 眉毛の整え方の基本ステップ3・無駄毛の手入れ
- 眉毛の整え方で気をつけたいこと
- 眉毛のメイク方法のコツ
- 眉毛のメイク方法1・眉頭の整え方
- 眉毛のメイク方法2・眉山の整え方
- 眉毛のメイク方法3・眉尻の整え方
- さらにナチュラルに見せる眉毛の整え方
- 他にもまだある、眉毛を整えるのに便利なアイテム
- 眉毛の整え方次第で驚くほどあか抜けた印象に
眉毛は表情をつくるのに重要なパーツです
笑った顔、困った顔、怒った顔、悲しい顔、驚いた顔など、気持ちを表す表情をつくるのに大事なパーツは、目でも口でもなく眉毛です。眉毛はそれだけで顔の印象を変えてしまうとても重要なパーツです。
おしゃれなファッションに身を包み、目元やリップメイクがきちんとしていても、眉毛がきちんとしていないと、なんだか野暮ったい印象が否めません。眉毛の整え方次第であなたの顔のバランスや全体の印象が決まってしまうんです。
眉毛の整え方次第で印象が変わる
眉毛の形にも色々あります。そして、それぞれずいぶん印象が変わってきます。ストーレートの眉毛は誠実な印象を受けますし、ゆるやかなアーチの眉毛は一番女性らしく、優しく柔らかな印象を与えますね。角度が付いた眉毛はきりっとしたしっかり者の印象になります。
太めの眉毛は若々しい印象を受けますし、あまり細すぎる眉毛はちょっと薄情で意地悪な印象になりかねません。眉毛の角度はありすぎるととても不自然です。眉毛全体の長さが短すぎると顔が大きく見えてしまいますし、長すぎるとまたバランスが悪いですね。また、眉毛の色によっても顔の雰囲気や印象が変わります。こうしてみていくと、眉毛って本当に大切ですね。
理想の眉毛の形は?
では、理想的な眉毛ってどんなものなんでしょうか。その時代によってファッションやヘアスタイルに流行があるように、メイクにも流行があります。眉毛のメイクも同じように、細い眉や太い眉、角度や長さなど、その時代によって変わっていきます。
ここ最近のファッションは頑張りすぎない自然体で、という流れに変わってきている感じがありますよね。その流れに乗って、メイクもナチュラル感を大切にした感じに、眉毛の整え方もナチュラルに、が理想的な眉毛の定番になってきています。まだまだこの流れは続きそうですよ。
ナチュラルな眉毛とは
ここしばらく続いているナチュラルテイストなメイク。ナチュラルというのは自然ということですが、理想的なメイクがナチュラルだからと言って眉毛を放ったらかしにしておくと、野暮ったくなってしまいますよね。自然に見える眉毛の整え方が重要になってきます。
作り込み過ぎていない自然な眉毛とは、細すぎない、自分の眉本来の形と毛流れを生かした眉毛のことをいいます。ナチュラルな眉毛には長さと太さが必要ですので、あまり触りすぎず、人によっては形だけ整えるくらいでも十分な場合もあります。ナチュラルな眉毛は今どきの洗練された優しい大人の雰囲気にしてくれます。
眉毛の整え方、マスターしてますか?
そんな表情や印象のカギを握る眉毛の整え方はしっかりマスターしていますか?もう何年もメイクをしている女性でも、メイクが大好きな女性でも、一番難しいと感じている眉毛のメイク。あか抜けて見える自然な眉毛のメイクには、おさえておきたいいくつかのポイントがあります。
ナチュラルな眉毛に極端な角度は必要ありません。ほぼストレートなラインでも大丈夫。また、ペンシルで濃くかいてしまうのではなく、パウダーでラインを引いていくのが鉄則です。ペンシルは眉尻にのみ使うようにするときれいに自然な眉毛に仕上がります。基本のポイントさえ覚えておけばずいぶん簡単に書けるようになるので、理想的な眉毛になるための整え方をおさらいしてみましょう。
眉毛の整え方の基本は、骨格に合わせた黄金比率を知ることから
自分に似合う理想的な眉毛の整え方の基本となるのは、骨格に合わせた黄金比率を知ることです。黄金比率は、人それぞれ違う骨格に合わせて、一番バランス良く見える眉毛の位置や形を割り出す目安になります。自分の骨格に合わせて眉毛の位置や長さ、形を確認してみましょう。
まずは鏡に対してまっすぐ正面を向きます。眉頭の位置は小鼻のラインの延長線から始めるように、眉山は眉を上に動かした時に一番上がる部分を基本に決めると自然に見えます。眉尻は小鼻と目尻をむすんだ延長線上を基本とし、眉が下よりも下がってしまわないようにします。
眉毛の整え方の基本ステップ1・ブラシで毛の流れを整える
眉毛のメイクを始める前には下準備として眉毛を整えておく必要があります。
まずは、眉用のコームやスクリューブラシを使って眉毛をブラッシングして、毛流れを整えておきます。眉頭は上に向かって、あとは横に流していくような感じに整えると自然になります。
眉用のブラシは毛のコシがいいものを選ぶと毛流れを整えやすくなります。ブラッシングだけでなく、メイク後にぼかすことにも使えるので便利ですよ。
眉用のブラシとしておすすめなのが、スクリューブラシ。こちらは毛をしっかりと絡めてとらえられるので、毛流れを整えやすく、はみ出した毛をカットするためにホールドするにも便利です。
眉毛の整え方の基本ステップ2・はさみで長い毛をカット
ブラッシングした時点で毛の流れを乱す毛はカットします。ここでは毛流れを大きく乱すものをカットするだけにしておきましょう。眉の基本ラインからはみ出した毛をカットしたり、全体的な長さを短めに整えるのは眉毛のメイクを終えた後にします。
眉毛のメイクを終えた後に、ブラシやコームで毛流れに沿って毛を持ち上げたり下ろしてみたりしてみます。その時に眉のラインからはみ出すほど長い毛はカットします。全体的な毛を短くすることで、形がきれいに整い、洗練された印象に仕上がります。
眉毛の整え方の基本ステップ3・無駄毛の手入れ
最後は眉毛の周りの無駄毛の処理です。こちらも眉毛のメイクを終えてからにします。眉毛の下の余分な毛を処理するだけでかなり眉の形が整って見えます。また、放っておきがちな眉毛の上の産毛ですが、ここを処理することでかなり眉がきれいに仕上がり、とてもあか抜けた印象になるので忘れないようにしたいですね。
眉毛の上と眉間の無駄毛はカミソリを使ってきれいにしておきます。これだけで眉毛がはっきりしてより美しく見えます。眉毛の下部分は毛抜きを使って抜くほうがきれいに見えます。
毛抜きで1本ずつ抜いていくのもいいですが、顔の産毛用のワックスを使って一気に脱毛すると簡単にきれいに仕上げることができます。このひと手間で垢抜け度が変わるので、ぜひきちんとお手入れしたいですね。
眉毛の整え方で気をつけたいこと
眉毛をカットしたり、抜いたりするのは、眉毛のメイクを終えてからにしましょう。必要な毛をカットしたり抜いてしまっては大変です。とくに毛抜きで抜く場合は絶対にいらないという部分だけにしておきましょう。毛根が傷つき、あとで欲しい場所に毛が生えてこない、なんてことにもなりかねません。
また、眉毛を整えるときには手鏡と大きな鏡を二つ用意して、眉を近くからと遠くから、交互に見るようにします。手鏡だけではバランスがとりにくくなり、あとで違和感を感じる仕上がりにもなりかねません。大きな鏡で顔全体のバランスや、眉毛全体の形、左右のバランスなどをしっかりと確認しながら理想的な形に整えていきます。
眉毛のメイク方法のコツ
きれいで自然な眉毛メイクの基本は、自眉を生かすことです。そして、眉毛を眉頭、眉山、眉尻の3つのパートに大きく分けてラインを整えていくことがコツです。それぞれのパーツの整え方とおすすめのメイク用品をご紹介します。
眉毛のメイク方法1・眉頭の整え方
眉頭を濃くしてしまうととても不自然で印象がきつくなりすぎてしまいます。イメージとしては眉頭から鼻筋に向かって影が続いていくようにぼかしながら色をのせる感じです。ペンシルタイプのアイブロウは使わず、パウダーで仕上げるとうまくいきます。
口コミでも高評価を得ているケイトのアイブロウパウダーは、自然な眉が描きやすい3色がセットになっているので自分の眉毛に色合わせしやすく、グラデーションやぼかし込みがうまくできます。プチプラなのも嬉しいですね。
こちらはメイク好きの女子に人気のローラメルシエ。透明感のあるパウダーでふんわりした自然な眉毛に仕上がります。
眉毛のメイク方法2・眉山の整え方
眉を上に動かしたときに上がる部分を眉山とすると、表情に合わせて眉が動くので自然に見えます。ナチュラルな眉毛はほぼストレートなラインで大丈夫ですが、眉頭からこの眉山に向かってなだらかにやや上がっていくようなラインにすると優しい印象の理想的な眉毛になります。角度をつけすぎると不自然になりますので注意しましょう。
こちらもパウダーでふんわりと仕上げていきます。一番毛量の多い部分でもあるので、濃くし過ぎないように、足りない部分に色をのせていくような気持ちで描いていきます。色をのせた後は、べったりして見えないようにブラシを使ってぼかしておきます。このひと手間で自然な眉毛にぐんと近づきます。
眉毛のメイク方法3・眉尻の整え方
眉尻は眉頭より下がってしまわないように気をつけましょう。眉山からすっと流すように下ろしていきます。眉尻は細くきれいなラインが描けるよう、ここではペンシルを使うのがおすすめです。ナチュラルな眉をつくるためには全体をパウダーで仕上げるのがポイントです。太めにパウダーで描いたふんわり眉の眉尻だけをペンシルでシャープに仕上げることで、野暮ったさがなくなります。
ケイトのアイブロウライナーは数々のコスメ賞を受賞してきている人気アイテムです。パウダーと共にセットで使う女性が多いようですね。芯が細めの繰り出しタイプは使いやすく、いつでもシャープなラインが引けるのが便利ですね。
アイブロウペンシルの代表ともいえるロングセラーの人気アイテム、シュウウエムラのアイブロウペンシル、「ハードフォーミュラ」。カウンターのアドバイザーさんが手で削ってシェイピングしてくれる、独特のなぎなた型の芯は驚くほど描きやすく、硬さも適度で自然な眉毛を実現します。1本でかなり長く使えてコストパフォーマンスも抜群です。
さらにナチュラルに見せる眉毛の整え方
眉をよりナチュラルに見せるためには長さと太さが大切。ですが、太くて黒い眉毛のままだとなんだか古臭くて野暮ったい印象になってしまいます。そこで大切なのは眉毛のメイクに使う色。基本的には眉毛の色は髪の色に合わせ、少し明るめにするとあか抜けて見えます。
しかし、ここで本来の眉毛の黒さが目立つと野暮ったさから抜け出せません。眉マスカラなどを使って眉毛自体の色を加減します。こうすることで、あか抜けたナチュラルな眉メイクが完成します。
色味がきれいで人気のヴィセの眉マスカラ。眉毛のメイクを描き終えたあと、仕上げに使います。ナチュラルな仕上がりであっという間にあか抜け顔になれちゃいます。
こちらも口コミで高評価のヘビーロテーションの眉マスカラは、色も豊富なので自分に合う色が見つけやすいのが嬉しいですね。ウォータープルーフなのに、お湯で落ちる処方なので、使いやすいです。
他にもまだある、眉毛を整えるのに便利なアイテム
眉毛のメイクって、日によってうまく描ける日と、失敗する日があったりしませんか?それに、きれいに描くためには意外と時間がかかりますよね。忙しい毎日、眉毛のメイクをするのが面倒という時もありますよね。そんな時におすすめのアイテムがあります。
眉ティント
タトゥーとは違うので日にちが経てばとれてきますが、それでも数日は描かなくてもOK!朝のメイク時間をかなり短縮できますし、すっぴんも怖くなくなります。お泊りの日や、温泉、プールなどへ行く時にもおすすめです。
各メディアでも良く見かける今大人気のフジコの眉毛のティント。テレビでも紹介されて話題のアイテムです。使い方も簡単で、かなりの高評価です。ティント液をのせたときの色の濃さに心配になりますが、仕上がりはとても自然になるので一度試してみてはいかがですか?
眉テンプレート
まるでステンシルのような感覚で使えます。眉の位置を決めて、テンプレートを置き、パウダーで色を埋めていくだけで簡単に理想的な美眉が描けてしまうアイテムです。こちらは人気メイクアップアーティストの尾花ケイコさん監修のテンプレートで、もち手があるのでぶれることなくプロが描いたような自然な眉毛に仕上がります。
こちらはメイクアップアーティスト神埼恵さんが眉毛の描き方をレクチャーした本に付属のテンプレート。プロ監修のテンプレートがあればもう眉毛を描く時のストレスに悩まなくてもいいかも。
眉毛の整え方次第で驚くほどあか抜けた印象に
ファッションと同じようにメイクにも流行があります。何年もメイクをしてきている女性でも、なかなか難しいと感じている眉毛のメイク。実は自分に似合う眉の形を知らない人も少なくないといいます。でも、ファッションや目元、リップのメイクに流行を取り入れていても眉毛のメイクで全体の印象がなんだか時代遅れな感じがするのはちょっと残念ですよね。
少しだけ太さと長さを取り入れて角度をおさえてみたり、カラーを変えてみたり。それだけでぐっとナチュラルな眉毛が仕上がります。整え方次第で顔の印象ががらりと変わる大事な眉毛のメイク方法、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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