1歳半赤ちゃんの成長やできることは?イヤイヤ期の対処法なども紹介

1歳半の赤ちゃんはできることもどんどん増えてきます。新生児から比べるとすくすくと成長した1歳半の赤ちゃんはどんなことができるのでしょうか。魔の2歳児に向けてイヤイヤ期も始まり始めます。対処法を知っておけば赤ちゃんの癇癪に余裕を持って向き合うことができますね。

1歳半赤ちゃんの成長やできることは?イヤイヤ期の対処法なども紹介

目次

  1. 個人差が出てくる1歳半の赤ちゃん
  2. 1歳半の赤ちゃんの平均身長と平均体重
  3. 1歳半の赤ちゃんはどれくらい言葉を喋る?
  4. 1歳半の赤ちゃんの食事量はどれくらい?
  5. 1歳半の赤ちゃんの睡眠時間はどれくらい?
  6. 1歳の赤ちゃんの運動機能
  7. 1歳半の赤ちゃんのおもちゃ
  8. 1歳半の赤ちゃんは好奇心旺盛
  9. 1歳半の赤ちゃんのイヤイヤ期
  10. イヤイヤ期は1歳半の赤ちゃんの成長の証
  11. 1歳半のイヤイヤ期の対処法「赤ちゃんが自分でやること」
  12. 1歳半のイヤイヤ期の対処法「赤ちゃんの心の準備」
  13. 1歳半のイヤイヤ期対処法「真似をさせる」
  14. 1歳半のイヤイヤ期対処法「時間割を作ろう」
  15. まだ個人差が大きい1歳半の赤ちゃん

個人差が出てくる1歳半の赤ちゃん

1歳半の赤ちゃんはできることが増えている時期です。歩き始める子もいれば、猛スピードのハイハイをマスターした赤ちゃんもいます。赤ちゃんの成長はついつい気になってしまうものですが、環境や食事や赤ちゃんの身体能力などによってできることが違いますので成長のスピードも同じものではありません。

歩く以外にも、言葉や発達や身長体重などいろいろ気になってしまいますね。平均的な数字や1歳半の赤ちゃんができることを知っておくことでママやパパも少し不安がなくなることでしょう。平均の数字になりますので、こちらの数字より低かったり軽かったりしていてもそれは当然のことです。

赤ちゃんは生まれてまだ1年半しか経過していません。これからどんどん大きく逞しく成長してできることが増えていきますので安心して見守ってあげましょう。また、2歳になるとイヤイヤ期も本格的に始まります。1歳半の赤ちゃんも徐々に癇癪を起こしやすくなりますので合わせてみていきましょう。

1歳半の赤ちゃんの平均身長と平均体重

1歳半の赤ちゃんはできることが増え運動量も増えてくるので、ムチムチした体型がだんだんすらっと幼児体型へと成長してきます。体重も増えてきますので、体つきもしっかりして見えてきます。ハイハイをたくさんしている赤ちゃんは、ハイハイが全身運動になり腕の筋力もつくようになります。

男の子の平均身長と平均体重

男の子の場合は身長75.6センチから85.9センチが平均的な身長です。体重は8.7キロから12.47キロが平均的な体重になります。身長は1歳を過ぎるとゆっくり伸びていくようになり体重は個人差が大きくなります。長い目で成長を見守りましょう。

女の子の平均身長と平均体重

女の子の場合は身長73.9センチから79.2センチが平均身長です。体重は8.05キロから11.77キロが平均体重です。1歳を過ぎると身長はゆっくり伸びます。体重が急に減ったり突然食事を摂らなくなるなど気になることがあれば何かの原因があるかもしれませんので医師に相談してみましょう。

1歳半の赤ちゃんはどれくらい言葉を喋る?

1歳半になると、できることがどんどん増えてきて成長の個人差も大きくなります。言葉を喋れるようになります。早い段階で言葉を喋れる子は10個くらいの意味のわかる言葉を話すことができます。2語続けて喋ったり歌を歌うことができる子もいます。

もちろん言葉を喋らない子もいます。しかし喋らないだけであって言葉を理解している場合が多いです。ママやパパが声掛けをしてあげていれば言葉を理解して発しておらず言葉を溜め込んでいる状態と言えます。2歳頃まで喋らずに突然喋り出す子もいます。

赤ちゃんが喋らなくて不安なママやパパへ

1歳半になるのに喋らない、と不安に感じるママやパパもいることでしょう。言葉の発達は、赤ちゃんがどれくらいの言葉を耳にしているかがポイントです。新生児期から赤ちゃんに話しかけて声をかけたり外にお出かけして言葉を聞かせて意味を理解させてあげることで言葉を溜め込んで喋るようになります。

1歳半の赤ちゃんの食事量はどれくらい?

1歳半になるとゆっくりと歯が生え始めます。離乳食も終わってきますので少し固めのご飯をあげるように移行していきましょう。このくらいの時期になると赤ちゃんの好奇心が強くなり、手でご飯を掴んだり投げたりし始める頃です。

食事の量は1日3食が基本になります。お腹が空いているようであればおやつをあげましょう。おやつの時間は午前10時と午後3時を目安にして時間を決めておくと赤ちゃんの体内時計も正確になってくれます。おやつは足りない栄養素を補う要素があります。

カルシウム補給の小魚やエネルギー補給のイモやおむすび、ビタミン補給のみかんやバナナなど赤ちゃんの健康面を考えておやつをあげるようにしましょう。砂糖がたくさん入ったケーキやチョコレートは控えるようにしてくださいね。食べ過ぎるとご飯のときに食べられなくなりますのでおやつの量はほどほどにしましょう。

1歳半の赤ちゃんの睡眠時間はどれくらい?

1歳半になると、夜中に起きることなく夜眠り朝までしっかり眠ってくれることが多くなります。なかなか夜に眠ろうとしないのであれば、昼間に遊び足らずに体や脳が疲れておらず余力が残っているのかもしれません。夜に寝てくれない対処法は昼間にしっかり遊ぶことで夜に眠ってくれることが多くなります。

夜中に起きてしまう1歳半の赤ちゃんは眠りが浅い場合があります。その場合は、部屋の電気がついているなど眠る環境づくりに問題があるのかもしれません。騒がしい場所になっていたり電気が煌々と付いている状態であれば深い眠りができずに夜中に起き上がってしまいます。

朝や夕方の昼寝をやめて、お昼寝の時間を決めてあげたほうが夜にしっかりと眠ることができます。眠気に負けてしまうこともありますので対処法としておもちゃなどで遊んで眠気を覚ましてコントロールしてあげましょう。保育園で過ごし始めるようになったら周囲の影響もありますのでスムーズに眠ってくれるでしょう。

1歳の赤ちゃんの運動機能

運動の面でもできることが増えてきます。歩き始めた1歳半の赤ちゃんはスピードが出せるようになり小走りができるようになります。下半身に筋力が付いてきている証拠です。歩いたり走ったりしながら徐々に筋力をつけてあげましょう。筋力がつけばできることももっと多くなります。

できることが増えた1歳半の赤ちゃんは、上下方向へ動けるようになります。片足で立つことやジャンプなどもできるようになりますので遊びの幅も大きく広がります。ママやパパと手をつないで階段の上り下りができることもあります。バランスを崩しやすいのでしっかり手を握ってあげましょう。

公園でも遊具で遊べるようになります。運動量が増えると、怪我も増えるようになります。たくましく遊んでくれるのは嬉しい反面危険なことも増えてるようになります。様々なことに対処しながらのびのびと外で遊ばしてあげたいですね。

1歳半の赤ちゃんのおもちゃ

1歳半になると知育玩具で遊ぶこともできるようになります。色を判断したり順番を認識できるようになりますので、知育遊具などで脳を刺激しながら楽しく学ばせてあげたいものですね。積み木やクレヨンや音の出るおもちゃに興味を持ちやすくなります。

遊びはごっこ遊びが楽しく感じる時期です。ままごとや動物の鳴き真似などおもちゃをつかって楽しく遊ぶことができます。体つきもしっかりしてきますので体動かすことも好きになってきます。音楽に合わせて体を動かして踊ることが大好きな子もいます。

音楽を流しながら踊ったり歌ったりすることで、脳の刺激になり成長に役立ちます。様々な刺激を与えてあげることで赤ちゃんもたくさん遊んでくれることでしょう。1歳半の赤ちゃんにおすすめの知育遊具もありますのでぜひ参考にしてくださいね。

1歳半の赤ちゃんは好奇心旺盛

1歳半の赤ちゃんは好奇心旺盛でなんでも自分でやってみたいという気持ちを強く持っています。ママやパパの真似をしたり、ご飯を自分で食べようとしたり着替えを自分でやろうとしたりなんでもやってみたくなってしまいます。

赤ちゃんの好奇心があるのであれば、自分でさせてあげたほうが良いでしょう。そうすることで楽しい記憶を作ってあげることができますので、次からも自分で行う自信につながります。ママやパパが強要してしまうと嫌な記憶になってしまいなかなか自分で行ってくれなくなります。

スムーズにいかない姿を見るとどうしても手を出してしまいたくなりますね。時間もかかってしまうのでなかなかゆっくり見守ることも難しいこともあります。しかし、赤ちゃんが自分でやりたいという素晴らしい欲求があるのであれば尊重してあげたいものです。

1歳半の赤ちゃんのイヤイヤ期

1歳半の好奇心の強さは様々なことに興味を持つようになります。好奇心に任せてなんでも好きなようにさせてあげたいところですが、そうはいかないときもありますね。注意したり叱ったり、ママやパパが手を加えてしまうと恐ろしく癇癪を起こしてしまうこともあります。

1歳半の赤ちゃんも自分の中でルールを決めて行っているので、手を出されたり思い通りにならないと泣いて不満を訴えようとします。意思表示や気持ちを上手に表せず理解してもらえないので泣いて癇癪を起こすことでママやパパに訴えかけています。

積み木を高く重ねたいけど、どうしても途中で倒れてしまうような事で癇癪を起こしてしまう事もあります。思い通りにならない、やりたいのにできないなど赤ちゃんの中で渦巻くジレンマによって癇癪を引き起こしやす時期がイヤイヤ期です。

こうした赤ちゃんの癇癪のイヤイヤ期は言葉を理解することである程度は対処できます。まだ激しく執着しない時期なので、他のおもちゃなどで気を紛らわせてあげるとすっかり忘れてしまいます。その場しのぎになりますが、気長に対処していきましょう。

イヤイヤ期は1歳半の赤ちゃんの成長の証

イヤイヤ期は成長の証でもあります。自我を持ち始めた1歳半の赤ちゃんが必ず通る道といえます。イヤイヤ期は思い通りにならない癇癪以外にも、ママやパパに甘えたいぐずりの場合もあります。自我を持ち始めた1歳半の赤ちゃんはまだ気持ちをコントロールできません。

ママやパパに甘えたくても言葉にしたり意思表示ができないので泣いて甘える手法をとります。赤ちゃんが泣く行為には、そこに赤ちゃんの意思表示や気持ちが込められています。読み取ってあげる事は難しいですが、受け入れて安心させてあげましょう。

抱きしめてあげたり、目を見て言葉を伝えたりする事で1歳半の赤ちゃんも理解を示してくれます。ママやパパも赤ちゃんの癇癪によって辛い思いをする事も多い事でしょう。赤ちゃんと一緒にゆっくり成長していきましょう。

1歳半のイヤイヤ期の対処法「赤ちゃんが自分でやること」

今まで手取り足取りしていたことを、赤ちゃんにさせてあげてみましょう。自発的にやりたいと言ったのであれば出来る限り尊重してあげたいですね。時間に追われているママやパパにとっては難しいかもしれませんが、せっかくやる気になっている赤ちゃんを見守ってあげたいですね。

手を洗ったりご飯を食べたり服を着替えたり、今までママやパパの手助けがあったことでしょう。赤ちゃんはその姿を見ながら自分でもやってみたいという気持ちが芽生え始めました。上手くできずに癇癪を起こしてしまうこともありますのでママやパパも気持ちに余裕を持ってあげましょう。

例えば、片方はママやパパが手伝ってもう一つは赤ちゃんにやってもらうことで時間も短縮になります。赤ちゃんが主体的に行う一方、ママやパパがそっと手を添える程度にしましょう。赤ちゃんの気分が良くなるように歌を歌いながら行うことでスムーズに手早く行うことができます。

1歳半のイヤイヤ期の対処法「赤ちゃんの心の準備」

食べ物をあげるときなど、最後の一個を渡した後もまだ欲しいと泣いて癇癪を起こすことがあります。あげるものが何もないときに泣き喚いて癇癪をおこすと赤ちゃんだけでなくママやパパも気疲れをしてしまいます。おもちゃで遊んでいるときなども時間になっても遊び終わらずに、もっと遊びたいと癇癪を起こすこともあります。

癇癪をおこさないように、最後の一個をあげるときに「これが最後だよ」と声かけをしたりおもちゃで遊ぶときも「後1回で最後だよ」と声かけをしてあげれば赤ちゃんもあらかじめ心の準備ができるようになります。始めは意味がわからず癇癪を起こすことがあるでしょう。

継続して伝えていくことで「最後」の意味を理解してくれるようになります。最後、と伝えて赤ちゃんが理解しているようであれば次からは赤ちゃんも意味を分かってくれることでしょう。そう簡単には赤ちゃんも納得は示してくれませんので気長にいきましょう。

1歳半のイヤイヤ期対処法「真似をさせる」

1歳半の赤ちゃんはママやパパが大好きです。ママやパパに甘えたい、何をしているのか気になるという思いがありますので後を追ったり遊んでもらおうと寄ってくることもあります。忙しいときは特に大変に感じてしまいますね。

赤ちゃんが遊んで欲しくて寄ってくるのであれば、ママやパパのお手伝いをさせてあげましょう。洗濯物をたたんでいるときには同じように洗濯物をたたんでもらったり、料理中であればままごとセットやボウルなどで料理を作る真似をさせてあげましょう。

赤ちゃんは飽きやすいのですぐに興味を失くしてしまうかもしれません。新しい洗濯物を渡したり、声をかけてあげることで赤ちゃんの自信にもつながり積極的に手伝ってくれるようになります。ママやパパと一緒に居ることは赤ちゃんにとっても喜びにもなります。

1歳半のイヤイヤ期対処法「時間割を作ろう」

毎日の時間割を組むことで赤ちゃんの体内時計をしっかり整えることができます。朝起きて、ご飯を食べる、歯磨きをする、着替えをするという風に一連の流れを作っておくことで赤ちゃんが癇癪を起しにくくなります。

いつもと違うことをすることで馴染みを感じずに癇癪を起こすことが多くあります。毎朝テレビ番組を見ながら歌を歌う習慣があるのであれば、歌を歌えない朝は泣いて癇癪を起してしまいます。赤ちゃんの中でルールが出来上がっているのです。

ママやパパが毎日同じように赤ちゃんと過ごしていますが、赤ちゃんはその中で小さな変化にいくつも気付いてイヤイヤと癇癪を起しています。大人にとって変化と気づかないほど些細なことが赤ちゃんにとっては重大なルール違反になっているのです。

まだ個人差が大きい1歳半の赤ちゃん

個人差の大きい1歳半の赤ちゃんはイヤイヤ期も始まり対処が難しくなってきます。ここからさらに魔の2歳児に突入していくと考えると恐ろしいですね。しかし、赤ちゃんはどんどん成長していきます。何もできない時期は今しかありません。大切に成長を見守っていきましょう。

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