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ゆで卵のタンパク質の量は生卵よりも多い?加熱で変性がカギ?
ゆで卵のタンパク質の含有量についてまとめました。筋肉の栄養補給になるタンパク質をゆで卵からしっかり補給するためには、加熱をしてタンパク質を変性させることが大切です。ゆで卵のタンパク質量や筋肉の補給になるレシピもチェックしていきましょう!

目次
ゆで卵のタンパク質について知りたい!
筋肉の栄養補給にもなるゆで卵のタンパク質

豊富なタンパク質を含むゆで卵は筋肉の栄誉補給を行いたいときにぴったり。ゆで卵のタンパク質は筋肉の成長に欠かすことができない栄養素なので、しっかりとタンパク質をとることによって栄養を補給することができるようになります。そこで気になるのがゆで卵と生卵のタンパク質量の違い。ゆで卵と生卵のタンパク質量の違いを知っておくと効率的です。
ゆで卵のタンパク質量をチェックしていこう!
「生卵とゆで卵とではタンパク質量に変性が起こる?」「筋肉の栄養補給のためにゆで卵のタンパク質を活用したい!」というときにぴったりなゆで卵のタンパク質に関する情報をまとめました。ゆで卵のタンパク質量を把握しておけば、効率的に筋肉の栄養補給を行うことができます。美味しいレシピも使って、ゆで卵を活用していきましょう!

生卵とゆで卵とではタンパク質量は変わる?
タンパク質量は変わらない
卵1個あたりに含まれるタンパク質は約7gほど。成人が1日に必要なタンパク質量の13%ほどになります。生卵とゆで卵ではタンパク質量には基本的に違いはありません。
加熱による変性でタンパク質の吸収率がアップ!
タンパク質量に違いはありませんが、加熱により変性が起こるのがポイント。生卵にはタンパク質の吸収を阻害する成分が含まれていますが、加熱して変性することで吸収を阻害する成分が壊れ、タンパク質を効率的に吸収できるようになります。なので、同じ量のタンパク質が含まれていてもゆで卵の方がおすすめ。

ゆで卵のタンパク質をしっかり摂取する方法
肉や魚とゆで卵のタンパク質を一緒に食べることで筋肉の栄養補給に
肉や魚に含まれている成分は、ゆで卵のタンパク質吸収を阻害する成分を弱める働きを持っているとされているので、ゆで卵と肉類&魚類を一緒に食べるのもおすすめ。加熱による変性を活用して、ゆで卵を効率的に摂取していきましょう!
脂身の多い部分は避けて
ダイエット中は脂身の多い肉類は避けるのがおすすめ。カロリーが上がってしまうので、健康的にゆで卵を食べたいと思ってもカロリー過多になってしまう可能性があります。高タンパク&低脂肪な肉類を活用していきましょう。
ゆで卵はタンパク質以外にも栄養が豊富!
ビタミンB群が代謝をアップ

ゆで卵にはビタミンB群が豊富。ビタミンB群は代謝をアップさせる働きを期待できるので、筋トレ前などに取り入れると効率的に脂肪を燃焼させることができるとされています。
バランスの良い必須アミノ酸

健康的な体をキープするのに欠かせない必須アミノ酸がバランスよく含まれているのもゆで卵の利点。運動も取り入れながら健康的に痩せたいときにゆで卵の栄養が役に立ちます。
少しお腹がすいた時やこれから運動をはじめるいう前にゆで卵を食べると良いですよ。ゆで卵は腹持ちがよくて必須アミノ酸が含まれているので効率よく脂肪を燃焼できます。すぐに食べられるのでオススメです(^.^)
— 突然ラリアット (@kumattayo1) June 14, 2017
ゆで卵をダイエットに取り入れるには?
間食にゆで卵を食べる

ゆで卵を使ったダイエット方法としておすすめなのが、お腹が空いたときの間食としてゆで卵を食べること。ゆで卵は腹持ちが良いので、ストレスを感じることなく空腹を紛らわせられます。
朝食にゆで卵を食べる
朝食を3個のゆで卵に置き換えるのもおすすめの方法。代謝アップの栄養を多く含んだゆで卵を朝に食べることによって、1日の代謝量を上げる働きを期待することができます。

濃厚な味わい!ゆで卵のポテトサラダのレシピ
ゆで卵のポテトサラダに必要な材料
それでは、ゆで卵をたっぷり使った料理レシピもチェックしていきましょう。ポテトサラダはゆで卵を使った定番の料理。ゆで卵を入れることによってコクが増し、濃厚な味わいのポテトサラダに仕上げることができます。ゆで卵を贅沢に入れて、贅沢なポテトサラダを楽しんでみてはいかがですか?
ポテトサラダに必要な材料は、ジャガイモ400g、ゆで卵2個、きゅうり1本、ニンジン1/4本、玉ねぎ1/4個、酢小さじ2、マヨネーズ大さじ4、塩胡椒になります。酢は普通の酢でも良いですが、寿司酢を使うのもおすすめ。いろいろな調味料が入った寿司酢を使うことで、風味豊かなポテトサラダに仕上げることができます。
簡単なレシピ
ニンジン・玉ねぎ・きゅうりは薄切りにして塩を揉み込み、水分が出てきたら絞っておきます。ジャガイモは皮付きのままラップで包んで電子レンジで加熱し、熱が通ったら皮をむいてください。ジャガイモが熱いうちにマッシャーでつぶし、酢を加えて下味をつけます。
ジャガイモの粗熱がとれたら、ニンジン・玉ねぎ・きゅうり・刻んだゆで卵・マヨネーズを加えて混ぜ合わせます。塩胡椒で味を整えたら完成。
ゆで卵のおもてなし料理ならスコッチエッグ
スコッチエッグに必要な材料
ゆで卵を使って豪華なおもてなし料理が作りたい!というときにぴったりなのがスコッチエッグ。ボリューム満点で見た目も豪華なスコッチエッグであれば、みんな喜んでくれるはずです。スコッチエッグというと難しい印象があるかもしれませんが、実は意外と簡単に作ることができるのでぜひチャレンジしてみてはいかがですか。
スコッチエッグに必要な材料は、合挽き肉300g、ゆで卵4個、玉ねぎ1/3個、溶き卵1/3個、パン粉大さじ3、トマトケチャップ大さじ4、中濃ソース大さじ3、砂糖大さじ1/2、フライ用のパン粉・小麦粉・卵になります。肉ダネにナツメグを少量入れると本格的な風味がアップ。キッチンにある場合は取り入れてみてはいかがですか。
気軽に作れるレシピ
玉ねぎはみじん切りにします。フライパンに油をしき、合挽き肉の半分の量と玉ねぎを入れて炒めてください。全体にしっかりと熱が通ったら火からおろし、粗熱をとります。ひき肉の残りと熱を冷ましたひき肉&玉ねぎ、パン粉、塩胡椒、溶き卵をボウルに入れてしっかりこねましょう。殻をむいたゆで卵に薄く小麦粉をまぶしたら、肉ダネで包みます。
小麦粉と溶き卵、パン粉の順番で衣をつけたら165℃の油でこんがりとなるまで揚げてください。フライパンにケチャップ・中濃ソース・砂糖を入れて煮詰め、とろみがついたら揚がったスコッチエッグにかけて完成です。
ボリュームばっちり!ゆで卵のグラタンレシピ
ゆで卵のグラタンに必要な材料
ボリュームあるメイン料理を簡単に作りたいときに役立つのがゆで卵のグラタンのレシピ。とても簡単に作ることができるのに食べ応えがあるので、育ち盛りの子供がいる家庭にもぴったりです。ゆで卵のコクとホワイトソースの風味が絶妙にマッチ。ベーコンのジューシーさがアクセントになって、とても美味しくいただけます。
ベーコン40g、ゆで卵4個、とろけるチーズに加えて、卵ソース用の材料も準備します。卵2個、ケチャップ大さじ1、牛乳1/2カップ、塩胡椒が卵ソースに必要。玉ねぎのみじん切りやブロッコリーといった野菜を加えたり、ベーコンをひき肉に変えるなどアレンジも可能です。冷蔵庫にある食材を上手に活用してくださいね。
美味しいレシピ
殻をむいたゆで卵は6等分のくし切りにしましょう。ベーコンは細切りにしておきます。卵をボウルに割り入れてしっかりと溶きほぐしたら、牛乳・ケチャップ・塩胡椒を加えて混ぜ合わせてください。耐熱容器に卵ソースを入れたらゆで卵を並べます。ベーコンをのせ、チーズをトッピングしたらトースターで焼きましょう。チーズがこんがりするまで焼いたら完成です。
おしゃれなおもてなし料理に!ゆで卵のスタッフドエッグのレシピ
スタッフドエッグに必要な材料
おしゃれなおもてなし料理の前菜として役立つのがスタッフドエッグ。スタッフドエッグはヨーロッパで昔から親しまれてきた料理です。卵を半分にカットして黄身を取り出し、マヨネーズなどで味付けをしてから白身の中に戻すのが基本的な調理方法。盛り付けを工夫すればとてもおしゃれな食卓に仕上げることができます。
スタッフドエッグに必要な材料は、ツナ30g、ゆで卵2個、マヨネーズ大さじ1と1/2、レモン果汁小さじ1/2、パセリ1枝、塩胡椒になります。スタッフドエッグに合わせて一緒に盛り付けるものも用意しておきましょう。ディルを仕上げにトッピングすると香りがプラスされて本格的な味わいになります。
簡単に作れるレシピ
ゆで卵の殻をむいたら縦半分にカットし、黄身を取り出します。パセリは細かく刻みましょう。黄身をフォークでつぶしたら、水気を切ったツナと刻んだパセリ、マヨネーズを混ぜ合わせて塩胡椒で味を整えます。味が整ったら白身に詰めて完成。絞り袋に入れて絞り出すと、さらに見た目がきれいに仕上げるので取り入れてみてはいかがですか。

タンパク質を効率的に吸収するにはゆで卵にしよう!
ゆで卵は加熱による変性によりタンパク質の吸収率がアップするのがポイント。ゆで卵にはタンパク質以外にもビタミンや必須アミノ酸などさまざまな栄養が含まれているのが魅力です。ゆで卵を活用して、健康的な生活を楽しんでくださいね。