離乳食の味付けは必要?調味料はどの時期から使うべきか調査!

離乳食は基本的に薄味が基本です。しかし成長するに従って食べられる食材、使用できる調味料もどんどん増えてきます。離乳食時期の味付けはどのようにすれば良いのでしょうか。今回は、離乳食における味付け方法や味付けを行う時期をまとめました。

離乳食の味付けは必要?調味料はどの時期から使うべきか調査!

目次

  1. 赤ちゃんは生まれる前から味が分かる!?
  2. 離乳食の味付けが薄味の理由①消化器官が未熟
  3. 離乳食の味付けが薄味の理由②お肌の乾燥
  4. 離乳食の味付けが薄味の理由③知育指数に影響
  5. 離乳食の味付けはいつから始めるの?
  6. 【離乳食初期】味付けの時期の目安は?
  7. 【離乳食中期】味付けの時期の目安は?
  8. 【離乳食後期】味付けの時期の目安は?
  9. 【離乳食完了期】味付けの時期の目安は?
  10. 味付け不要!離乳食のバリエーション①だしを活用しよう
  11. 味付け不要!離乳食のバリエーション②野菜スープを活用しよう
  12. 味付け不要!離乳食のバリエーション③とろみを足そう
  13. 味付け不要!離乳食のバリエーション④食材に変化を加えよう
  14. 味付け不要!離乳食のバリエーション⑤調味料は食材で代用できる
  15. 離乳食味付けは調味料以外のバリエーションを増やそう!

赤ちゃんは生まれる前から味が分かる!?

食事を行った際に感じる味覚は5種類と言われており「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「旨味」が基本の味となっています。この基本の味に香りや食感、見た目の色合いを加えて食事が出来上がっています。それらは口内にある味蕾(みらい)と呼ばれる器官で味を感じています。

赤ちゃんは、お腹の中にいる時期から味覚を感じることができるようになっていると言われています。それは、新生児の時期にすでに味蕾(みらい)が出来上がっているためです。新生児の時期、この味蕾(みらい)は大人同様の数があり成長するに従って減っていくと言われています。

新生児時期に最も研ぎ澄まされている赤ちゃんの味覚は、味に敏感になっています。赤ちゃんの好む旨味のある飲み物、甘味を感じる飲み物を与えるとよく飲んでくれます。しかし、酸味や苦味がある飲み物、塩味が強い飲み物は赤ちゃんの口に合わず吐き出そうとします。これは本能的な反応です。

赤ちゃんはミルクの味の変化も敏感に反応する

味覚に敏感な赤ちゃんは、ミルクの味の違いも敏感に感じることができます。ママの体調に変化があったときのミルクや、いつものミルク缶ではないときなど、ほんの些細な味の違いを察知して泣き出してしまう赤ちゃんもいます。そのためミルクを与える時期はママも食事を気をつけたほうが良いでしょう。

離乳食の味付けが薄味の理由①消化器官が未熟

赤ちゃんは肝臓器官や消化器官がとても未熟です。大人と同じような味付けをすると肝臓器官や消化器官がうまく働くことができず大きな負担がかかってしまいます。最悪の場合、死に至るケースもあります。大人には旨味を感じる味付けでも赤ちゃんにとっては非常に危険です。

大人同様に塩分、糖分、脂肪分を摂取していると赤ちゃんの味覚が偏ってしまいます。味の濃い食べ物しか受け付けなくなり、幼くして高血圧・糖尿病・肥満などのリスクが高くなってしまいます。小児生活習慣病、成人後の生活習慣病の危険もあります。

離乳食の味付けが薄味の理由②お肌の乾燥

偏った食事を続けていると体の中だけでなく、表面上にも変化が出てしまいます。塩分を過剰な量を摂取するとむくみの原因になります。塩分量が過多でむくんでしまうと、顔や体がパンパンになり腫れたような見た目になってしまうことがあります。

さらに糖分を過剰な量を摂取すると、お肌の乾燥を引き起こします。赤ちゃん特有のもちもちつるつるのお肌が糖分によってガサガサのお肌になってしまいます。乾燥しやすい時期と重なると、乾燥性湿疹・乳児湿疹などによってかゆみも引き起こします。

乾燥によって引き起こされるかゆみは、夜泣きやぐずりの原因にもなります。皮膚を引っ掻いてさらに悪化してしまうこともありますね。そもそもかゆみを起こさないためにも塩分や糖分など量に注意し、偏りのある食事は避けるようにしましょう。

離乳食の味付けが薄味の理由③知育指数に影響

離乳食を始めた時期に味付けのバリエーションを増やすために砂糖の量を多く加えて甘味を与えると、赤ちゃんにとって刺激になってしまいます。大人と同じように、甘味は脳に強い刺激を送り込むので医師によっては味覚の形成ができなくなると言われています。

離乳食時期や幼少期に甘味ばかり与えていると、甘い味を好むようになります。イギリスのブリストル大学の研究チームの報告によると、味覚が形成され出来上がる3歳までに脂肪分や糖分など過剰な量を摂取し、油物の料理や甘い食事が好きな幼児は知能指数が低い傾向があるとの発表がありました。

糖分は脳を働かせる力もありますが、体の器官が出来上がった大人に対しては有効です。まだまだ体が未熟な赤ちゃんにとっては刺激物になってしまうので、食事が偏ることがないように糖分以外もバランスよく与えてあげたいものですね。

離乳食の味付けはいつから始めるの?

体が未熟な赤ちゃんは基本的に薄味のままで大丈夫だと言われています。大人が離乳食を食べると味がなく物足りなく感じてしまうでしょう。離乳食を作っているママやパパも味がついていないから食べないのでは?と思ってしまうこともありますね。

離乳食で最も必要なことは「赤ちゃんが食べることを覚える」「離乳食によって健康を保つ」「離乳食によって嗜好や知能を決めることができる」ということです。自分で選ぶことのできない赤ちゃんの食事は周りにいる大人たちがしっかり管理しましょう。

離乳食の味付けは基本的には薄味ですが、離乳食初期・離乳食中期・離乳食後期・離乳食完了期に応じて使用できる調味料や味付けが異なってきます。偏りなく様々な食材や味付けを覚えることができる離乳食なので、バリエーションの参考にしてくださいね。

【離乳食初期】味付けの時期の目安は?

生後5ヶ月・6ヶ月の離乳食の味付け

初めての離乳食の時期になる離乳食初期は味付けは不要です。赤ちゃんが食べるという行為を覚えるためにも素材の味だけで離乳食を作るようにしましょう。味付けがなくても、赤ちゃんが口を動かして飲み込めるように食べることに慣らしてあげましょう。

離乳食を食べるようになり、赤ちゃんが食べることに慣れてきたら少しずつ調味料を加えることができます。しかし、離乳食初期は基本的に味付けがなくても構いません。ミルクのみでも大丈夫といえる離乳食初期は、食事のバリエーションを増やすためと考えて少しずつ取り入れてくださいね。

離乳食初期に使用できる調味料は?

トマトピューレ5倍から6倍・トマトペースト10倍から12倍に薄めて使用しましょう。昆布だし・野菜だしも離乳食用を選んで薄めて使用しましょう。アレルギーを引き起こす可能性もあるので、赤ちゃんの食べる様子を見ながら離乳食を進めましょう。

【離乳食中期】味付けの時期の目安は?

生後7ヶ月・8ヶ月の離乳食の味付け

離乳食中期になると、食べられるものを少しずつ増え離乳食や使用する調味料のバリエーションも広がります。しかし赤ちゃんの成長には個人差があるので、赤ちゃんの食事の進み方を見ながら離乳食のバリエーションを変化させましょう。

離乳食中期に使用できる調味料は?

無塩バター1回1グラム・砂糖1回2グラムから2.5グラムは使用することができます。砂糖は、果糖によっても摂取することができるので果物や芋類で摂取するのであれば、ヨーグルトなどは砂糖が入っていないものを選ぶようにしましょう。

かつおだしは、鰹節からだしをとって使用することができます。塩も1回0.1グラムであれば摂取できますが、極力使用しないようにしましょう。バターやマーガリン、砂糖は脂肪分・塩分・糖分が含まれているので極力避けましょう。

【離乳食後期】味付けの時期の目安は?

生後9ヶ月から11ヶ月の離乳食の味付け

離乳食後期はずいぶん食べられる食材も増えたことでしょう。お肉の種類やお魚の種類、野菜の種類も増えてくる時期は食べることに興味を持ち始める赤ちゃんも増え始めます。赤ちゃんの好みも少しずつわかるようになってきますが、バランスよく離乳食を作りましょう。

離乳食後期に使用できる調味料は?

バター1回3グラムは使用できます。同じ脂肪分であれば、揚げ物はまだ離乳食に加えないようにしましょう。油を使用するのであれば、オリーブオイルなど植物油を選んだほうが健康には良いです。砂糖は1回3グラム・塩は0.1グラムから0.3グラムです。砂糖・塩はまだまだ与えなくても構いません。

しょうゆは小さじ1/3は使用できますが、塩分も多く含まれているので量に注意しましょう。大豆も含まれているのでアレルギー反応も気をつけましょう。無添加味噌も使用できます。トマトピューレは1回3グラム・食用油は1回1グラム使用できますが極力避けましょう。

【離乳食完了期】味付けの時期の目安は?

生後12ヶ月から15ヶ月の離乳食の味付け

離乳食完了期には1日3回の食事ができるようになり、人間に必要な栄養の80パーセントくらいは離乳食で補えるようになっていることが一般的と言われています。食事量がすくないのであれば、朝・昼・晩以外にもおやつで栄養補給しましょう。

離乳食完了期に使用できる調味料は?

バター1回4グラムは使用できるようになり、油物も食べられるようになりますが頻繁に食べてしまうと脂肪分を過剰に摂取してしまうので注意しましょう。砂糖は1回4グラム、塩は0.4グラムから0.6グラムは使用できますが塩分はまだ使用せずとも構いません。

しょうゆは小さじ2/3・マヨネーズはごく少量使用可能です。しょうゆは大豆アレルギー、マヨネーズは卵アレルギーを引き起こす可能性があるので注意し、ごく少量の使用にしましょう。マヨネーズは市販を避けて手作りにして塩分量を減らすと良いでしょう。

味付け不要!離乳食のバリエーション①だしを活用しよう

大人も美味しいと感じる旨味が凝縮されているだしは、赤ちゃんの離乳食に用いることができます。一辺倒になってしまいがちな離乳食のバリエーションを増やすことができますね。調味料を使用せずに、栄養も摂取することができます。

昆布だしやかつおだしで食材を煮込むことで食材が柔らかくなりだしの味も付くので赤ちゃんも食べやすくなります。残った場合も製氷皿に入れて1週間程度は保存することができるのでバリエーションを増やすことができますね。

スーパーで販売されている大人も飲むことができるようなだしは使用しないようにしましょう。赤ちゃんの離乳食用のだしが販売されているので、市販のだしを使用する場合はそちらを選ぶようにしましょう。基本的に、手作りだしが安全ですよ。

味付け不要!離乳食のバリエーション②野菜スープを活用しよう

野菜スープなどを使用すると味に変化がつきバリエーションを増やすことができます。鍋で野菜を煮るときに、煮汁を小分けのパックにしておいたり製氷皿に分けておくことで、使用するときもさっと使うことができとても便利です。

お粥に野菜スープを加えたり、野菜スープを加えて少し洋風の味付けにしてあげると赤ちゃんにとっても味の変化がついて食べやすくなるかもしれません。野菜スープは、お粥以外にもパンなどの洋食にも合うので活用することが多く重宝します。

味付け不要!離乳食のバリエーション③とろみを足そう

離乳食は基本的に薄味なので、赤ちゃんは口当たりや食感で味わってくれます。パサパサとした食感を苦手とする赤ちゃんは多く、白身魚など吐き出してしまう子も少なくありません。そんなときは食材を変えるのではなくとろみをつけてみましょう。

とろみをつけると喉をすっと通るようになるので飲み込む力が弱い赤ちゃんは食べやすくなります。片栗粉や、ヨーグルトなどを使ってとろみをつけることで食材が柔らかくなり喉越しも良くなりますね。赤ちゃんが食べやすいようにしてあげましょう。

市販のベビーフードなどはとろみがついており、赤ちゃんも食べやすくなっています。普段手作りの離乳食が多く、赤ちゃんが最近食べなくなってきたかな?と感じるのであれば、一度ベビーフードを参考にしてみるのも良いですね。

味付け不要!離乳食のバリエーション④食材に変化を加えよう

毎日同じ食材を使用していると、赤ちゃんも飽きてしまいますしママやパパも離乳食作りが億劫になります。離乳食作りが楽しくなるように、離乳食に加える食材に変化を加えることで離乳食のバリエーションを増やすことができます。

旬の野菜や果物を取り入れたり、大人が食べる食材を離乳食に加えてみたりアレンジをすることでいつもと違う離乳食だと赤ちゃんも感じ取ってくれます。赤ちゃんと一緒に楽しく食事ができるように、様々な食材にチャレンジしましょう。

新鮮な野菜や果物を与えてあげると、味に敏感な子に育ちます。特産物など、近所で作られた野菜などは栄養素がたっぷり詰まっています。赤ちゃんの研ぎ澄まされた味覚が伸びるように、新鮮で旬の野菜や果物を与えてあげたいものですね。

味付け不要!離乳食のバリエーション⑤調味料は食材で代用できる

調味料を足さなければ味がつかない!と考えてしまいがちですが、味覚に敏感な赤ちゃんは食材で味付けを行うことができます。例えば、砂糖の代わりに甘味のあるきな粉を使うことで甘味を引き出してあげることができます。砂糖を使用せずに糖分を摂取できます。

また、海苔は栄養素も高く塩分も摂取することができます。離乳食で使用する海苔は味付け海苔ではなく焼き海苔を使用するようにしましょう。きな粉も海苔も喉に張り付いて飲み込めなくなる可能性があるので小さく刻んで飲み込みやすくしてあげましょう。

他の食材で代用するときには、アレルギーを引き起こさないか確認して使用するようにしましょう。また、赤ちゃんが食べやすいサイズに切るように心がけてくださいね。塩分・糖分・脂肪分を考えながら離乳食作りを行いましょう。

離乳食味付けは調味料以外のバリエーションを増やそう!

離乳食は、薄味が基本とされています。味覚の鋭い赤ちゃんは素材の味だけで食べてくれるので、素材から必要な栄養分を摂取するようにしましょう。成長するに従って、赤ちゃんが食べられる量も増え栄養量も増えるようになってくれます。

食事バランスなどを考えて、塩分・糖分・脂肪分を含んで与えるようにしましょう。与えすぎは禁物ですが、一切摂取しないのも考えものです。赤ちゃんが健やかに育つように、ママやパパも敏感になりすぎずに離乳食作りを楽しんでくださいね!

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