アボカドの人気レシピ！使い道に迷わない美味しくておしゃれな料理紹介

黒っぽい皮におおわれ、表面がゴツゴツして見えるので一見硬そうですが、実際にカットしてみるとやわらかく、中は薄いグリーンで、なめらかな口当たりとクリーミーな味がクセになるアボカドは、アボカド料理専門店ができるほど人気の果物です。

好きな人はカットしたアボカドをスプーンですくってそのまま食べたり、カットしていろいろなものと合わせて食べたりしますが、アボカドははっきりとした味ではないため、中にはどう食べたらいいのかや、いつも同じ食べ方しかしないという人もいます。

今回はそんなアボカドの人気でおしゃれな料理などをご紹介します。ワンパターンの食べ方でアボカドを食べてしまう人や、食べず嫌いの人もぜひ参考にして作ってください。まずは料理を紹介する前に、アボカドについてどんな栄養が詰まっているのかなどをご説明します。

アボカドは「森のバター」といわれるほど脂肪がたくさん含まれている果物ですが、それ以外にもたくさん栄養を含んでいます。なんとギネスに世界一栄養価の高い果物として登録されているほどです。脂肪が多いためカロリーもありますが、含まれている脂肪は不飽和脂肪酸のオレイン酸などのため、血液をサラサラにして悪玉コレステロールを減らしてくれる効果も期待できます。

アボカドは「食べる美容液」ともいわれるほど女性にうれしい成分も多く、美肌効果が期待できるビタミンE、お腹の調子を整えてくれる食物繊維、さらに化粧品にもよく使われる人気のコエンザイムQ10も含まれているため、食べ続けることで肌の調子を整えてくれる働きも期待できます。

さらに食事の前にアボカドを食べることで、食欲を抑える働きが期待できるため、ダイエットに人気のアボカドを利用する人もいます。アボカドダイエットの方法は1日1個を食事の前に食べるだけですが、2回に分けて1/2個ずつ食べると続けやすく効果も期待できます。それでは、さっそく女性にうれしいいアボカドを使ったレシピを次のコーナーでご紹介します。

シンプルにアボカドをお刺身にして食べる人気レシピです。美味しく食べるためのポイントは、よく熟したアボカドを選ぶことです。簡単なレシピなので料理が苦手な人でも気軽に作れます。アボカドをきれいに並べ、ミニトマトなどを添えるだけでおしゃれなひと皿になります。

アボカド1/2個は種を取り皮から実を外したら適当な厚さに切り、おしゃれに並べてあとは上から岩塩を適量振り、さらにごま油大さじ1をサッとかけるだけです。ごま油と塩の組み合わせは、葉物だけのサラダにもよく合いますので、ドレッシングがないときにも使えます。

アボカドと野菜や他の果物と合わせるスムージーレシピも人気でおすすめですが、飲む点滴ともいわれる甘酒との相性も抜群です。アボカドも甘酒も飲み続けると肌の調子がよくなるといわれており、さらに甘酒の苦手な人でもアボカドのおかげで美味しく飲めるので、おしゃれや美容を気にする女性に迷わないで選んで欲しいスムージーです。

アボカド1/2個をざく切りにし、米こうじ原料の甘酒125mlと共にミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌します。グラスに注いだらレモン1/8カットを添え、飲む前にギュっと絞ってください。甘さが足りない人ははちみつを適量加えましょう。朝食代わりにもおすすめです。

メキシコ料理で人気のワカモレはアボカドディップを指します。バケットやトルティーヤチップスに付けたり、そのまま食べても美味しく、ホームパーティーやおもてなしのメニューで迷わない料理なので覚えておくと便利です。食べて美味しく、見た目にもおしゃれなので一度作ってみてください。

にんにく1片はすりおろし、玉ねぎ約50gはみじん切り、トマト1/2個とハラペーニョ1本は種を取ってみじん切りにします。アボカド2個の皮と種を取って粗く潰したらにんにく・玉ねぎ・ハラペーニョを混ぜ、さらにトマトを混ぜ合わせます。仕上げに塩・コショウ・好みのスパイスを加えて味を調えます。スパイスはチリパウダーやタバスコなどがおすすめです。

ボウル1つで作れる美味しくて人気のアボカドディップです。わさびの効いた大人味ですが、苦手な人はわさびを入れなくてもOKなレシピです。パンに挟んでもおしゃれです。なめらかな食感のディップにピッタリなアボカドは、レシピに迷わないで使えるうれしい食材です。

中くらいの玉ねぎ1/4個をみじん切りにし、アボカド1個は種と皮と取って1cm角に切り、室温に戻したクリームチーズ72gとボウルに入れ、さらにマヨネーズ大さじ2強とチューブ入りわさび4cmほど加えてアボカドとチーズをつぶすようにしながら全体を混ぜ合わせます。仕上げに塩コショウで味を調えます。

アボカド同様、パクチーもおしゃれな女性の間で人気の野菜です。一度はまるとクセになり、お店によっては「追いパクチー」などもあるほど料理にたっぷり添えて食べる人もいるほどです。そんな人気のパクチーとアボカドを使ったサラダはメインにもなるほど美味しく、まさに迷わないレシピのひとつです。

パクチー1袋は葉の部分を摘み、アボカド1個は食べやすい大きさに切ります。赤玉ねぎ1/4個はスライスして水にさらし、ケールの葉1枚はちぎり全て器に盛ります。スイートチリソース、水、サラダ油各大さじ1、しょうゆ、酢各小さじ1/2、ナンプラー、砂糖各小さじ1を耐熱容器に入れ、レンジにかけて砂糖を溶かし、パクチーの茎を刻んで混ぜてドレッシングにします。

アボカドは好きだけど、トマトが苦手…という人におすすめのサラダです。カットしたアボカドとトマトをドレッシングと先に和えてしまうレシピもありですが、トマトを盛り付けその上にアボカドを乗せてからドレッシングをかけるとおもてなしに迷わない一品料理としても使えます。

トマト1個とアボカド1個は2cm角くらいにカットするか、くし形にカットします。酢大さじ1/2、ごま油小さじ1、しょうゆ大さじ1、チューブ入りわさび約1.5cmを混ぜ、アボカドとトマトを和えるか、器に盛り付けて上からかけ、仕上げに黒コショウをふりかけます。黒コショウの代わりに黒ゴマや海苔をかけても美味しく食べられます。

本格的なグラタンレシピは手間がかかるので作るのが面倒に感じる人もいますが、こちらのグラタンはなんと10分で作れてしまうので忙しいときに便利な料理です。しかもアボカドの皮を器にするので洗う手間もなしです。焼いてトロトロになったアボカドは美味しくてクセになり人気を集めそうです。

アボカド1個は二つにカットして種を取り、スプーンで実をすくい取ったらレモン汁少々をふりかけて色留めしておきます。かにかま40gは3cmくらいの長さにカットして軽くほぐし、マヨネーズ大さじ1、粒マスタード大さじ1/2を合わせたものと先のアボカドを混ぜたら皮に盛り、ピザ用チーズを乗せてトースターで焦げ目が付くまで焼きます。

アボカドのくぼみを利用して、そこへベーコンや卵を割り入れてオーブンで焼き上げるだけの簡単料理です。レシピは簡単ですが、グリーンとイエローのコントラストが美しく、見た目がおしゃれでパーティ―にも迷わないで出せるおすすめ人気メニューです。アイデア次第でいろいろ変化が付けられる万能レシピです。

アボカドは必要な個数を用意し、二つにカットして種を取ります。種を取り除いたくぼみにベーコンやハムなどを敷き、少し抑えて落ち着かせたところへ卵を割り入れます。オーブンで卵に火が入るまで焼き上げ、仕上げに塩や黒コショウをかけます。卵の代わりにミニトマトを乗せてもかわいくおしゃれに仕上がります。

火を通すとトロっとした食感になるアボカドは、お肉との相性もバツグンです。鶏むね肉がアボカドおかげでパサつきを感じずに美味しく食べられるレシピです。アボカドは炒めると形が崩れてしまったり、色が悪くなったりしますが、入れるタイミングさえ間違わなければキレイに仕上がります。

鶏むね肉1枚は皮を取ってひと口大に切り、塩と黒コショウをまぶしておきます。アボカド1個は種と皮と取り2cm角程度にカットし、しょうゆ大さじ1とすりおろしにんにく少々、チューブ入りわさび小さじ1/2を合わせておきます。鶏肉をサラダ油大さじ1でこんがり焼いたら白ワイン大さじ1を回し入れ、アボカドと合わせ調味料を最後に加えます。

やわらかいアボカドを薄切り肉で巻いて焼くレシピなら、見た目もおしゃれで形も崩さずキレイに仕上がるので、炒めものに迷わないでアボカドが使えます。使うお肉はしゃぶしゃぶ用の薄いものを使えば巻きやすく、肉に火が通ればOKです。おかずにもおつまみにも人気のレシピです。

アボカド1個は種と皮を取り縦に8等分します。砂糖、チューブ入り生姜各小さじ1、しょうゆ大さじ1と1/3、みりん大さじ3を合わせておきます。豚バラスライス8枚に塩こしょうしたら、アボカドを巻きます。フライパンで全体に焼き色が付くまで焼き、一旦皿に取り出します。余分な油をふき取り、合わせ調味料を入れ一度煮立てたら弱火にして1分煮詰め、そこへ取り出しておいた肉巻きを戻してタレを絡めます。

アボカドとクリームチーズも加えた、ひと口サイズのかわいらしい人気のコロッケレシピです。カットしてもきれいなのでおもてなし料理として迷わないで出せるメニューです。ソースを付けたり、マヨネーズとケチャップを合わせたオーロラソースも美味しくておすすめです。

じゃが芋1個はレンジなどで加熱して火を通しつぶしておき、アボカド1個ひと口大にカットしてレモン汁小さじ1/2で色止めしておきます。クリームチーズ50gは8mm角程度にカットし、カニカマ3本は1cmにカットしてほぐします。じゃが芋とアボカドをつぶしながら混ぜたら他の材料も混ぜ、塩小さじ1/3とこしょうで下味を付け、ボール状に丸めて衣を付けて揚げます。

アボカドは森のバターと呼ばれるほどなのでパンとの相性は最高です。トーストしたパンに、少し火が通ったアボカドのトロっとした食感が一度食べるとクセになります。まさにアボカドで迷わない使い方です。

8枚切り食パン1枚にスライスチーズを乗せ、軽くトーストします。アボカド1/2個をスライスし、先ほどのトーストしたパンに乗せ、マヨネーズと粗びきコショウをかけて再びトーストします。お皿に取り、はちみつをお好みでかけてください。

おしゃれで人気のローラさんがインスタでもアップしたことのあるアボカドトーストのレシピです。お肌やスタイル維持のために食べるものに気を使っているローラさんも食べているトーストなら、迷わないで選びたくなるレシピです。

卵1個でスクランブルエッグを作ります。アボカド1/2個はスライスし、トーストした食パンに乗せたら、マヨネーズを適量かけ、その上にスクランブルエッグを乗せてブラックペッパーを振ります。パンは食パンの他、フランスパン、マフィン、ライ麦ブレッドなどお好きなパンを選んでください。

アボカドをつぶしてペースト状にすることで、パスタと絡みやすいソースに変わります。麺つゆや塩昆布と合わせることで、和風なテイストになりアボカドが少し苦手な人にも食べやすいレシピです。

アボカド1個はフォークなどでつぶし、レモン汁、溶かしバター、しょうゆを味を見ながら入れ、さらに塩昆布ひとつまみ、オリーブオイル、チューブ入りにんにくを少々混ぜ合わせ、そこへ茹でたパスタを和えます。器に盛り、粉チーズをかけます。

人気のピリ辛タコライスもアボカドのおかげでまろやかになり、辛みが苦手な人にも食べやすいレシピになります。具がたっぷりなので、あとはスープをそえればランチメニューにもおすすめです。

玉ねぎ1/2個とにんにく1片はみじん切りにしオリーブオイル大さじ1でキツネ色になるまで炒めたら豚ひき肉100gを加え、色が変わるまで炒めます。ウスターソース大さじ1、ケチャップ大さじ3、カレー粉小さじ1、塩、こしょう少々で味付けしたら、皿に盛り付けたごはんに乗せ、トマトとアボカドを散らしてマヨネーズをかけます。

アボカドはわさび醤油を付けるとトロのような風味があるため、マグロとの相性もピッタリです。マグロとアボカドだけのレシピでもおいしいですが、トマトやレタスを合わせるとさらにさっぱりと食べられる人気料理です。

まぐろ10g、アボカド10g,トマト10gは2cm角程度にカットし、レタス5gはちぎっておきます。しょうゆ10g、わさび1gを混ぜ合わせ、ごはんにレタス、トマト、アボカド、マグロの順に盛り、わさび醤油とマヨネーズ10gをかけます。刻み海苔や大葉などを仕上げに乗せてください。

デザートやおやつに迷わないで選びたいアボカドアイスですが、自分で作るのは面倒に感じる人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめな簡単に作れるレシピです。材料を全てジッパー付きの保存袋で作るので、洗い物の手間もありません。

種と皮を取ったアボガド1個をジッパー付き保存袋に入れ手で握りつぶし、そこへカップヨーグルト1個を加えさらに揉んで混ぜます。よく混ざったらはちみつ、牛乳各大さじ2を加えて混ぜたら、空気を抜きながら口を閉め冷凍庫で凍らせます。

アボカドを使ったヘルシーなケーキは甘いもの好きな人にとってもうれしい人気のデザートです。レシピは材料を全て混ぜ合わせるだけなので簡単に作れ、おしゃれに飾ればおもてなしにもピッタリです。

ビスケット70gを細かく砕いて型の底に敷き、アボカド1個はミキサーなどで崩しておきます。クリームチーズ200gは室温に戻し、砂糖30gを加えて混ぜ合わせ、さらに生クリーム200ccとアボカド、レモン汁数滴も混ぜます。ゼラチン5gを大さじ1の湯で溶かして加え、型に流し入れて冷蔵庫で4時間冷やして固めます。

生でそのまま食べることが多いアボカドは、少し火を通すと食感が変わりさらに美味しくなります。淡泊な味なのでいろいろな食材と合わせやすく、今回紹介させてもらったレシピを元に、アイデア次第でいくらでも豊富にメニューが作り出せます。

中にはアボカドが苦手な人もいるかもしれませんが、アボカドは美容にも効果が期待できる食材です。これを機会に自分好みの味を探して、アボカドをたっぷり食べて体の中からも美しさを目指しましょう。