ヌメ革の手入れ方法まとめ!キレイに長持ちさせるためには?

ヌメ革をキレイに長持ちさせるための、手入れ方法について調べてまとめました。ヌメ革ををキレイな状態で使うためにはどのように使えばよいのか、またヌメ革を長持ちさせるためにはどのように手入れするとよいのかについて書いています。

ヌメ革の手入れ方法まとめ!キレイに長持ちさせるためには?

目次

  1. キレイに使いたい!ヌメ革製品に必要な手入れって?
  2. 太陽の光でも変色してしまうヌメ革について
  3. 使い込む程味わいが出るヌメ革の特徴
  4. ツヤを出すために…ヌメ革製品の使い始めにオイルを塗る手入れ方法
  5. 日光に当ててもいいの?ヌメ革製品の使い始めに日光に当てる手入れ方法
  6. ヌメ革製品のゴミやホコリを落とす手入れ方法
  7. 2ヶ月に一回はやろう!ヌメ革製品の油脂分を補う手入れ方法
  8. ヌメ革製品の水シミを目立たなくする手入れ方法
  9. 乾燥させすぎてはダメ!ヌメ革製品を保管する方法
  10. ヌメ革製品は手入れすることで長く使える!

キレイに使いたい!ヌメ革製品に必要な手入れって?

ヌメ革に必要な手入れを知っていますか?ヌメ革を使うときに必要な手入れには、使い始めにする手入れと、使いながらする手入れとがあります。どちらもヌメ革をキレイに長持ちさせるためには欠かせないものです。

ヌメ革の使い始めにする手入れとは、オイルを塗ることと、日光に当てることです。そうすることにより、きれいに経年変化をさせることができ、水や汚れの付着を防ぐことができるうえ、ヌメ革を丈夫にすることもできるのです。

ヌメ革を使いながらする手入れとは、ゴミやホコリを含む汚れ落としと、失われた油脂分を補充することです。そうすることにより、シミができたりカビが生えることを防いだり、汚れのないキレイな状態で使うことができるうえ、ヌメ革に欠かせない潤いを保つこともできるでしょう。

太陽の光でも変色してしまうヌメ革について

ヌメ革は植物の渋に含まれるタンニンという成分でなめした皮革のことを指します。硬い素材なのですが、太陽の光を浴びることや、素手で触って皮脂がつくことにより変色します。しかし、この変色もヌメ革の独特の風合いとして、素材の味わいを増すのです。

ヌメ革は古くから皮革の代表格であり、牛の傷やしわ、血管や毛穴の痕などの自然な表情、素朴な革の匂いや温かな手触りを持っています。植物の渋に含まれるタンニンのみでなめされている為、自然に優しく廃棄した後も土にかえることのできる、素朴でありながらも素晴らしい素材です。

使い込む程味わいが出るヌメ革の特徴

ヌメ革の特徴は頑丈であること、経年変化をすること、自然の刻印があることです。ヌメ革の使い始めは硬いのですが、使い込むにつれて柔らかくなります。表面加工をしていないため傷付きやすいのですが、それさえも味わいに見えるでしょう。

ヌメ革は日光や熱で焼けたり、オイルや手の脂が染み込むことにより、色がより深く変化していきます。また日光や熱、摩擦などの刺激により、表面に染み出した革の脂が磨かれることで、ヌメ革独特の艶が徐々に出てきます。

最も自然に仕上げられるヌメ革には、牛が元々持っていた傷やしわ、血管や毛穴などの痕跡がそのまま自然の刻印として現れます。これらは天然皮革に付きものの特徴なのですが、ヌメ革は表面加工をほとんど施さないため、自然の刻印が他の革よりもはっきり現われます。

ツヤを出すために…ヌメ革製品の使い始めにオイルを塗る手入れ方法

ヌメ革の使い初めにワックスやオイルで手入れすると、年が経つほど色が濃くなり艶も出てきます。このような状態にまでなっていると、多少の引っかき傷は指で揉むとキレイに消える、非常に丈夫な革に変わっています。

ヌメ革の手入れに使用するオイルには、よく精製された「牛脚油」である「ニートフットオイル」もおすすめです。ヌメ革によく浸透して馴染むのがその理由です。塗るときにムラができることもありますが、時間とともに広がるのでほとんど残ることはありません。

ヌメ革の使い始めにオイルを塗ることで、きれいに経年変化をさせられるだけでなく、水や汚れの付着も抑えることができます。

しかし必ずしも塗らなければならない事はありません。ヌメ革を使いながら自然に経年変化をさせることも、使い方のひとつであるといえるでしょう。オイルではなくフッ素系の防水スプレーを使い、水や汚れの付着を防ぐ方法もあります。ヌメ革をどのように使いたいかによって、それに合った方法を選ぶと良いと思います。

日光に当ててもいいの?ヌメ革製品の使い始めに日光に当てる手入れ方法

ヌメ革を使い始める前には、日当たりのいい場所で日光に当てましょう。ヌメ革は日光に当たることで、表面が刺激を受け薄い膜を作るので、全体が丈夫になるのです。日光に当てる期間は、夏は7日から10日ほどで、冬は1か月程度が目安です。

ヌメ革を1日おきに裏表を替え日光に当てていると、白かったものがきつね色に変わります。日光に当てる期間が終わったら、内部が乾いた革の表面にクリームを塗りましょう。

ヌメ革製品のゴミやホコリを落とす手入れ方法

ヌメ革でできた小物の日常的な手入れは、基本的にブラシによる汚れ落としです。ヌメ革でできた小物についたゴミやホコリを払うだけで、十分な効果が期待できるのです。購入してから時間が経たないうちは、ブラシによる汚れ落としだけでよいでしょう。

ヌメ革でできた小物についたゴミやホコリは、付着したままにしないことが大切です。それらのゴミやホコリが水分を含んでしまうと、ヌメ革ににシミができたりカビが生えてしまいます。そうなることをあらかじめ防ぐために、ゴミやホコリは、ブラシによる汚れ落としで、こまめに取り除いてください。

ヌメ革でできた小物は、見えにくい部分にホコリがたまることも多いです。たとえば糸目、縫い合わせの部分、ポケットの中などです。それらのホコリについても、ブラシによる汚れ落としで、こまめに払っておくとよいでしょう。

ヌメ革製品についた汚れを落とす手入れの方法

ヌメ革の表面にわずかな汚れや、手垢などがついてしまったら、すぐに消しゴム状の「ソフトガミ」という汚れ落としで、あまり力をいれずに、擦り落としてゆきましょう。

まだ新しいヌメ革でも古くなったヌメ革でも、汚れがついたら「ソフトガミ」で擦るだけで、ついてすぐの汚れは落としきることができます。使い始めに手入れしたヌメ革であれば、「ソフトガミ」でほとんどの汚れを落とせます。

ただヌメ革を「ソフトガミ」という汚れ落としで擦ることで、少し革が白みを帯びたり、ささくれのようになることもあります。そのようになってしまった場合には、ヌメ革に使う栄養クリームをその表面に薄く塗りこみましょう。ヌメ革の感触をしっとりとしたものにできるからです。

2ヶ月に一回はやろう!ヌメ革製品の油脂分を補う手入れ方法

ヌメ革を半年以上使用して、革の表面がカサついてくるなど、乾燥の徴候が見られ始めたら、保革剤などを使って手入れして、油脂分を補うことで潤いを保つようにしてください。

ヌメ革の状態を良好に保って長持ちさせて、ヌメ革ならではの経年変化を楽しむためには、保革剤を使った手入れを定期的に続けることをおすすめします。手入れをする間隔は使用状況によりますが、1〜2カ月に1回のペースが良いでしょう。

ヌメ革製品の水シミを目立たなくする手入れ方法

ヌメ革に水分が付着してしまうと、そこに水分が染み込みシミになることがあります。こうしてできた水シミは、早いうちに手入れをすることで、ほとんど目立たなくすることができます。

ヌメ革の鞄の水シミの手入れには、ぬるま湯と柔らかいきれいな布を用意します。まず、ぬるま湯に柔らかくきれいな布を浸して軽く絞ります。次に、その布を使って鞄の水シミ部分を含む広範囲、または鞄全体を均等に湿らせてください。

そして、鞄の中に新聞紙などを詰め型崩れを防ぎ、日陰干しで時間をかけて水分を抜いていきます。最後に、必要に応じて表面にオイルなどを塗ったうえで、乾拭きして風通しの良いところで保管しましょう。

乾燥させすぎてはダメ!ヌメ革製品を保管する方法

梅雨や夏場などの雨露や汗などでシミがつきやすい時期は、ヌメ革製品を休ませる期間を作り保管しておくのも良いでしょう。一旦シミができてしまったら修復するのは難しいので、そのリスクを予め回避しておくのです。

ヌメ革製品を長期間にわたり保管する時は、紙箱やビニール袋にそのまま入れてはいけません。乾燥剤や調湿剤とともに、通気性の良い不織布などの袋に入れておきましょう。乾燥剤は適度な湿度を保つために使うので、小さなものにはお菓子に付いているもので十分です。ヌメ革製品は保管中にもときどき取り出して、ブラシをかけたり乾拭きするようにしてください。

ヌメ革製品は手入れすることで長く使える!

ヌメ革の手入れ方法についてまとめます。ヌメ革の使い始めにできる手入れ方法は、オイルを塗ることと日光に当てることです。

ヌメ革の使い始めにオイルを塗ることにより、紫外線からヌメ革を保護し、それによる色抜けも防ぐことができます。完璧ではないものの、水の滲みこみも防ぐこともできるので、カビが生えるのを抑えることもできます。さらにムラなく経年変化をさせることもできます。そして、ヌメ革の使い始めに日光に当てることにより、ヌメ革の全体を丈夫にすることができます。

ヌメ革を使いながらできる手入れ方法は、ブラシによるゴミやホコリなどの汚れ落としと、オイルなどを使う失われた油脂分の補充です。

ブラシによるごみやほこりなどの汚れ落としで、それらがヌメ革表面で水分を含むことを防ぎ、シミができたりカビが生えることを抑えることができます。また、オイルなどで油脂分を補うことで、ヌメ革の状態を良好に保って長持ちさせ、ヌメ革ならではの経年変化を楽しむことができます。

ヌメ革に汚れがついてしまった場合には、すぐに消しゴム状の汚れ落としで取り除き、キレイに長く使い続けてくださいね。

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