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ヘアターバンの作り方は?おしゃれなクロスヘアバンドやリボンを簡単手作り!
おしゃれアイテムのヘアターバン、持っていますか。持っていなくても自分の好きな布があれば手作りできるんですよ。ヘアターバンの基本の作り方から、おしゃれなクロスターバンや幅広ターバンの作り方も紹介しましょう。オリジナルヘアターバンでコーデの幅が広がりますよ。

目次
おしゃれアイテムヘアターバン
ここ数年おしゃれトレンドアイテムとして定着しつつあるヘアターバン、ヘアバンド活用していますか。ヘアターバンのいいところは、どんなヘアスタイルでも似合ってしまうというところです。ショートでもロングでも、もちろんミディアムでも、ヘアターバンを巻けば旬なスタイルに早変わりします。もはや定番化しつつあるおしゃれ小物だと言えます。
幅の広いタイプのヘアターバンから、異素材を組み合わせたヘアターバンまで最近ではたくさんの種類のヘアターバンが出ているので驚きです。ヘアターバンは旬の素材を合わせれば、季節問わず活用できるアイテムなのです。おしゃれな女性は、コーデに合わせて髪もアレンジしていますよ。
実用的にも使えるヘアターバン
おしゃれにはもちろん、実用使いもできるのがヘアターバンです。顔を洗う時やお化粧する時に、前髪を持ち上げておくのに使うことができます。タオル地のタイプはお風呂上りに髪を乾かすのにもよく使われていますよ。大人はもちろん、子供のお風呂上りにかぶらせておくだけで、簡単に髪の水もとってくれて乾かす時短にもなります。
ヘアターバンとヘアバンドって違う?
最近ではヘアバンドとヘアターバンと両方名前をみかけると思いませんか。ヘアバンドとヘアターバン、どう違うのでしょうか。ヘアバンドは全体がゴムになっていて、頭にかぶるもの。ヘアターバンは伝統的に中東諸国やインドで用いられている頭に巻きつけて結ぶ帯状の布。元々の意味はこんな感じで違いがあります。
ターバンは、本来インドの人が頭に巻き上げている布なのですが、最近見かけるヘアターバンも後ろはゴムでかぶるようになっていますし厳密な線引きは難しくなっています。幅広の布を巻くタイプをターバンと呼んでいることも多いですね。本来のターバンは作り方はなく、布を巻きつけるだけ、ということになります。
とはいえ、幅の広くないヘアバンドもヘアターバンと書いてあったりしますから、日本では違いはあいまいになっているようです。頭に巻く太目の布状のものはヘアバンドでもヘアターバンでも通用しそうです。名前にこだわらず、おしゃれを楽しみましょう。
作り方を知れば簡単にヘアターバンが手作りできる?
ヘアターバンは作り方は意外と簡単で、自分で手作りできるって知っていましたか。お気に入りの布が家にあれば、オリジナルヘアターバンが出来ちゃいます。人とかぶらないのも嬉しいですよね。個性的な布も、シンプルな布も、どんな布でもおしゃれに見えるのがヘアターバンの不思議なところです。
基本のヘアターバンの作り方を知れば30分もあれば出来上がるので、量産できちゃいますよ。評判がよければお友達や親子おそろヘアターバンをプレゼントしても喜ばれますね。早速作り方を見ていきましょう。
ヘアターバンを作る材料と準備
手作りヘアターバンに必要なもの
ヘアターバンの作り方の前に必要な基本の材料を用意しましょう。布と2cm~2.5cm幅のゴムだけ。ミシンがあればミシンで縫っていきます。作り方どおりに手縫いでももちろんできますが、少々時間がかかります。材料があればすぐにでも取り掛かれますよ。準備としてまず布をカットします。
作り方は本体部分とゴム部分と分けて作るので、それぞれ布をカットします。本体部分は15cm×44cm、ゴム部分は7cm×40cmです。ゴムは15cmに切っておきます。準備ができたらアイロンを用意して、基本のターバンの作り方へ進みます。
基本のヘアターバン作り方
基本の作り方①
カットした布のゴム部分の作り方です。短い辺の方を内側へ1cmアイロンして折り込みます。長い辺を1cmずつ折り込み、外表にして半分にたたみます。縫い代0.5cm程度で筒状に縫います。ゴムを通せばゴム部分の作り方は完了です。ゴムより布の方がかなり長いので、端を待ち針でとめておきましょう。
基本の作り方②
次に本体部分の作り方です。長い辺を中表に合わせ、縫い代1cmくらいで筒状に縫います。縫えたら縫い代を割って縫い目が真ん中にくるようにアイロンをかけておきます。表に返します。両端を中心に向かって蛇腹に折ってしつけ糸で縫うか、波縫いして糸をひっぱりギャザーを寄せます。ここのひだの作り方はお好みです。
基本の作り方③
本体とゴム部分をくっつける作り方です。本体は縫い合わせが外にくるように置いておきます。本体のひだの部分に先にゴムを縫い付けます。逆側のゴムはまち針を外さないように。作り方はミシンでも手縫いでもOK。縫えたら逆側のゴムを縫い付けます。縫えたら布をゴムが隠れるようにひっぱり、端をまつります。両端をまつったら作り方の工程終わり!ヘアターバンをひっくりかえして縫い目が見えない方でつけましょう。
おしゃれ感のある幅広ヘアターバンの作り方
簡単ヘアターバンの作り方
基本の作り方の本体を幅広にすることで、よりこなれ感のあるおしゃれヘアターバンが出来あがります。基本の作り方では、本体が15cm×44cmでしたが、30cm~35cm×44cmくらいで作ると頭頂部も隠れるほど幅広のヘアターバンが出来あがります。
作り方は基本のヘアターバンと同じですが、ひだの作り方のところは丁寧に蛇腹に折ると出来上がりがキレイですし、おしゃれ感があがります。蛇腹に折った部分をきちんとしつけておくとゴムをつけるときも困りませんね。またゴム部分と本体部分を違う布で作ってもおしゃれですよ。
可愛いリボンヘアターバンの作り方
簡単ヘアターバンの作り方
フェミニン女子に人気の高いリボンヘアターバンの作り方も、基本の作り方に1つパーツを追加することで簡単に作ることができます。シンプルに真ん中を止めるだけのリボンは年代を問わずつけることができるので人気です。基本の作り方でヘアターバンができたら、ゴム部分と同じ作り方で留めたい幅のリボン生地を作ります。
基本の作り方で縫い目が外にでるのが嫌なら、中表にして縫って裏返すといいですよ。リボンは7cm×7cmくらいの長さで作ることができますから、裏返すのも簡単ですよね。がっつり系のリボンの作り方は、共布で帯状の長い布を縫い、基本の作り方でできたターバンの真ん中にリボン結びすれば出来上がります。
トレンド!クロスヘアターバンの作り方
簡単ヘアターバンの作り方
一味違ったヘアターバンが欲しい人には、クロスヘアターバンがおすすめです。クロスターバンは、つけるだけでトレンド感とこなれ感が出ておしゃれになると人気。リボンほど甘くならないので大人の女性からも支持があります。基本のヘアターバンの作り方より布は多く要ります。難しそうに見えますが、意外と作り方は簡単なのでチャレンジしてみてはどうでしょう。
クロスターバン作り方①
クロスターバンの作り方。ゴム部分以外に本体2枚布が必要です。ゴム部分10cm×33cm、本体部分は53cm×26cmを2枚カットしておきます。ゴム部分の作り方は基本の作り方のように外表で縫ってもよいですが、基本より幅広めに切ってあるので中表で縫う作り方をすれば仕上がりが綺麗です。中表に折って縫い代1cmくらいで縫い合わせましょう。縫い代を割ってアイロンをかけ、裏返します。
クロスターバン作り方②
本体の作り方です。中表に折り長い辺を縫い代1cmくらいで縫い合わせます。ひっくりかえして縫い代が端に来るようにアイロンをかけます。同じ作り方でもう一枚。できたら十字架状に2枚を並べ、片方を包むように折り、もう片方も端を合わせるように折ります。左右の端をひっぱれば真ん中でクロスされ、クロスターバンの形が見えてきます。
クロスターバン作り方③
ゴム部分の作り方。本体のゴムを縫い合わせる部分にひだを作ります。ひだの作り方は幅は広くないので、中心に向かって1つずつひだを作る程度です。あとは基本の作り方同様、ゴムを縫い付け本体をかがればできあがりです。2枚別々の布や色違いの布でもおしゃれですし、ゴム部分は違う布でもいいですね。
子供用にアレンジもできる
簡単ヘアターバンの作り方
子供用、赤ちゃん用の作り方もサイズを変えれば出来ちゃいます。子供たちにはフリルやレース、大きなリボンなど可愛い装飾をどんどん取り入れたいですよね。基本の作り方は、大人用なので子供には大きすぎます。子供の耳から耳のアーチを計って、その長さになるように布を短くします。
基本系ヘアターバンの子供用は、本体が15cm×35cmでよいです。ゴムの長さは12cmですが、子供の頭の大きさにもよりますので本体を作ってから子供の頭に合わせて切ってもいいですね。クロスターバンの場合は50cm×26cmの本体2枚とゴム12cmを用意します。こちらも作り方の工程中、本体をクロスさせてみてゴムの長さを調整してもよいでしょう。
手作りヘアターバンのおすすめ生地
ヘアターバンを作るのにおすすめの生地は、柔らかい生地です。ぱりっとハリのある生地でも作れるのですが、着用したときに頭でごわつくのは嫌だと思うので、薄手か柔らかい生地が良いと思います。特に子供用はコットン100%や薄手のリネンなど肌に優しい素材を選びましょう。
コットンリネンやダブルガーゼも肌触りがよくておすすめです。布もそこまでたくさんいらないので、手芸やさんのカットクロスやはぎれなど気に入ったものがあればゲットしておきましょう。上級者になれば、オーガンジーやレースなども取り入れることができるようになります。
生地の素材でヘアターバンの印象が変わる
同じヘアターバン(ヘアバンド)の作り方でも生地によって印象が変わります。デニムやコットンで合わせれば、カジュアルスタイルにぴったりです。ビロード生地やオーガンジー素材などは上品なファッションにも合わせやすくなります。どの素材でも作り方は同じなので応用がききますね。
生地選びからヘアターバン作りは始まっているので、自分の好きな素材や柄を探してみましょう。冬はニットで編んだヘアバンドも人気。こちらは伸びるのでゴム部分は不要ですが、作り方というよりは編み物ができるかどうか、が問題ですね。
ヘアターバンでアレンジヘアの作り方
ヘアターバン(ヘアバンド)を巻けば、どの長さのヘアスタイルもアレンジ自在なんです。おしゃれにもフェミニンにもモダンにも決まるから不思議です。髪の長さ別にアレンジヘアの作り方を紹介していきましょう。
アレンジヘアの作り方(ショート)
ショートヘアにはヘアターバンやヘアバンドは使いにくいと思われがちですが、幅広のものでもショートのヘアアレンジはおしゃれに決まります。ボーイッシュなヘアが女子っぽくなるので人気のアイテムなんですよ。ショートのアレンジヘアの作り方は、前髪を出したり入れたりで印象も変わるので前髪を中心に整えましょう。
アレンジヘアの作り方(ミディアム)
ミディアム丈のアレンジヘアの作り方はどうでしょう。ミディアムヘアはおろし髪でもまとめ髪でも、ヘアターバンやヘアバンドでアレンジが楽しめます。お団子にしてヘアターバンを巻けばショートヘアにも見えますし、髪をおろしてヘアターバンやヘアバンドをしてもいつもと雰囲気が変わってイメチェンになります。
パーマヘアのアレンジヘアの作り方は、ふんわりターバンから髪を出すと柔らかい雰囲気になります。横の後れ毛を巻くだけでも女性らしさが上がるのでおすすめです。巻きつけるタイプのヘアターバンの場合はリボンの作り方で印象が違います。上や斜めでリボン結びにすると可愛いらしく、大人女性は後ろで結び目をつくると落ち着いた雰囲気になります。
アレンジヘアの作り方(ロング)
ロングヘアのヘアターバンやヘアバンドアレンジも自由自在です。前髪のありなし、アレンジヘアの作り方は、横の髪のありなし、後れ毛など変えるのがポイント。ロングヘアの場合は、まとめ髪でヘアターバンをする人が多いようですが、エスニックな服にも合うので個性的なファッションの女性にもおすすめです。
ロングヘアの場合は、幅広ヘアターバンならショートヘアのようにすっきりしたシルエットが実現します。リボンも大胆に大ぶりなものでもベーシックカラーならやりすぎ感がなくファッションにも合わせやすくなります。アレンジヘアの作り方は、三つ編みやお団子などまとめ髪にターバンをするとこなれ感がでておしゃれ上級者っぽくなります。
手作りできるおしゃれアイテムヘアターバン
ヘアターバン(ヘアバンド)素敵だと思いませんか。オリジナルで作ることができれば、人と差がつくファッションアイテムになるでしょう。思ったより作り方も簡単なので、基本のヘアターバンからお試しください。作り方のアレンジもできるようになるとより楽しいですね。
手作りできるアイテムなので、娘とお揃いのヘアターバンもおすすめ。色違いでも楽しめますし、同じ布で形違いもいいですね。子供には思いっきりリボンのついたヘアターバンが喜ばれるかもしれません。作り方は同じで、子供用は布も少なく済むのでいっぺんに作ってしまうのはどうでしょう。
アレンジ自在!手作りヘアターバン
手作りだと生地を選べるのでどのようなファッションでも合わせることができるおしゃれアイテムです。デニムと柄の組み合わせでクロスターバンもおしゃれですね。デニム生地は分厚いですが、デニム調の薄手の生地を探せば見つかるので、生地探しからしてみてはどうでしょう。
カジュアル派もモダン派も関係なく、手づくりヘアターバン(ヘアバンド)を楽しむことができそうです。ぜひアレンジ作品を作ってインスタにUPしてみてはどうでしょうか。生地が縫うのが難しいかもしれませんが、スカーフも組み合わせると上品なヘアバンドができます。アイデア次第で色々なデザインが楽しめるのも手作りのいいところですね。
ヘアアレンジでもみたように、どのような髪型でも似合うヘアターバン。まだまだトレンドとして、いやもはや定番としておしゃれアイテムとなったヘアターバン(ヘアバンド)、ぜひ簡単な作り方でおしゃれなオリジナルターバンを楽しんでみてください。
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