犬に梨は注意点だけ守れば与えてOK!こんな持病がある子には与えないで!

秋の果物「梨」は、注意点を守れば犬が食べても大丈夫な果物です。犬に梨を与える時には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。今回は梨を犬に与える時に気を付けたいポイントや、梨を与えてはいけない持病、梨を使ったおすすめレシピなどをご紹介します。

犬に梨は注意点だけ守れば与えてOK!こんな持病がある子には与えないで!

目次

  1. 犬に梨を与える時の注意点を解説
  2. 梨に含まれる栄養素と犬への効果
  3. 犬に梨を与える時の注意点
  4. 愛犬におすすめ!梨のレシピ
  5. 梨を食べる時に注意が必要なケース
  6. 梨の他にも!犬におすすめの果物
  7. 犬は梨を食べても大丈夫!

犬に梨を与える時の注意点を解説

人間の食べ物の中には犬が食べると危険なものも沢山ありますが、秋の果物である「梨」は犬が食べても大丈夫な食べ物です。飼い主さんが美味しそうに梨を食べていると、愛犬が欲しがる場合もあると思います。そんな時のために、犬に梨を与える方法を知っておくと役立つかもしれません。

また、犬に梨を与える時は1日の摂取量や食べやすくする方法など、注意点や与え方のコツがいくつかあります。そこで今回は、犬に梨を与える時の注意点について詳しく解説します。

栄養素や犬に与えるメリットもチェック

梨は犬が食べても大丈夫な果物ですが、梨にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。また、梨を犬に食べさせると何かメリットがあるのでしょうか。今回は、梨を犬に与える時の注意点とともに梨の栄養素やメリットもご紹介します。

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梨に含まれる栄養素と犬への効果

梨は犬が食べても大丈夫な果物ですが、栄養面を見ても犬にとってメリットのある果物です。梨には、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。また梨を食べることで、梨に含まれている栄養素が犬にどのような効果をもらたしてくれるのでしょうか。ここでは、梨に含まれる栄養素と犬への効果について解説します。

夏バテを予防できる「水分」

犬が梨を食べることで得られる効果としては、まず「水分」の補給が挙げられます。梨の成分の約90%は水分であるため、梨を食べることで水分補給が出来ます。特に夏の暑い時期に夏バテ気味の犬にはおすすめで、水を直接摂取するのが難しい場合でも梨を与えることで水分補給効果を得ることが出来ます。ただし食べ過ぎは体を冷やし、下痢の原因になりますので注意しましょう。

余分な塩分を排出する「カリウム」

梨は「カリウム」を多く含みます。カリウムには利尿作用があり、体内の余計なナトリウムを排出させる作用があります。梨を食べた後は、一時的に愛犬のおしっこの回数が増えることがあります。ナトリウムを排出すると血圧も下がるので、高齢の犬にはおすすめの果物です。カリウムとナトリウムには深い関係があり、この2つの栄養素のバランスが犬の健康維持にとても重要です。

カリウムとナトリウムのバランスを保つことは、体内水分の濃度の維持や神経機能、筋肉の機能調節、体内のpHの調整といった生命維持に直接影響しています。例えばカリウムが不足すると筋肉の機能を調整してくれる働きに支障が出て、脱力感や疲労感を引き起こすことがあります。ただし過剰摂取は腎機能障害のリスクが高まりますので、危険です。

下痢の改善が期待できる「食物繊維」

梨には、「食物繊維」が多く含まれます。食物繊維は腸内環境を整えたり、便秘の予防、下痢の改善などに効果があると言われています。食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、梨の食物繊維は水溶性です。水溶性食物繊維は水分を吸収しながら腸でゆっくりと食物を移動させ、腸内の便や老廃物を排出して腸内の善玉菌を増やしてくれる効果があります。

代謝を高める「アスパラギン酸」

梨は、「アスパラギン酸」というアミノ酸を多く含む果物です。食べ物に含まれるアミノ酸には、必須アミノ酸、準必須アミノ酸、非必須アミノ酸という種類がありますが、アスパラギン酸は非必須アミノ酸になります。梨を食べることでアスパラギン酸を摂取すれば、犬のエネルギー代謝が高まり利尿作用や疲労回復の効を期待出来ます。

消化を助ける「プロテアーゼ」

梨には、「プロテアーゼ」という酵素が含まれています。プロテアーゼにはたんぱく質を分解する働きがあり、犬が主食であるドッグフードを食べた時に消化を助けてくれます。肉料理に梨を入れることがありますが、これはプロテアーゼの効果で肉を柔らかくできるからです。ドッグフード中心の食生活を送る犬はたんぱく質をたっぷり摂取しているので、梨は効果的です。

犬に梨を与える時の注意点

梨は犬にとっても栄養があり、良い効果をもたらしてくれる果物ですが、梨を犬に与える時にはいくらでも食べさせて良いというわけではありません。犬に梨を食べさせるときには、いくつか注意しておきたいポイントもあります。ここでは、犬に梨を与える時の注意点について解説します。

適量を守る

犬に梨を与える時は、適量を守りましょう。犬にとって梨の適量はどれくらいかというと、1日20g程度と言われています。これ以上に梨を食べ過ぎてしまうと、軟便や下痢の原因となることがあります。梨を犬に食べさせる量は、犬の便の状態を見て調整して下さい。犬の体重によっても梨の適量は異なりますので、目安として1日の食事量の1割くらいが限度と覚えておきましょう。

細かく刻んで与える

梨を犬に食べさせる時には、なるべく細かく刻んでから与えてください。梨は消化がよいとは言えない果物ですので、大きすぎると消化に時間がかかり下痢の原因にもなります。梨を犬に与えるなら硬い皮は向いて、細かくカットして食べさせます。

また小型犬の場合には梨を喉に引っ掛けてしまうこともありますので、かなり小さく刻むかすりおろしたり、フードプロセッサーでペースト状にしてから食べさせてあげましょう。この時、皮と同じく種や種周辺の芯部分も取り除くようにしましょう。

未成熟の梨は与えない

犬に梨を与える時に注意したいのが、未成熟の梨を与えないということです。一般に売られている梨はほとんどが成熟しているものですが、未成熟の梨には「アミグダリン」という成分が含まれています。このアミグダリンは体内で分解されると中毒を起こしてしまう、青酸配糖体が含まれます。このアミグダリンは種にも含まれますので、梨を食べる時は種は必ず取り除いてください。

アレルギーに注意

犬に梨を食べさせる時には、アレルギーにも注意が必要です。犬の中にはまれに梨アレルギーを持っている子もいますので、初めて犬に梨を与える時には梨アレルギーがないかどうかを確認する必要があります。梨アレルギーの症状としては、下痢や嘔吐、湿疹、発疹、皮膚のかゆみや赤み、腫れなどがあります。

梨アレルギーは梨を食べた2時間後~6時間後に症状が出ることが多いですので、初めて梨を犬に与える時には少量を食べさせて必ず犬の様子を確認するようにしてください。アレルギーの症状が見られたり少しでも様子がおかしいと感じた場合には、すぐにかかりつけの動物病院に連れて行き診察を受けましょう。

生のまま与えるのがベスト

梨を犬に与える時には、加熱せず生のまま与えるようにしましょう。梨にはカリウムが含まれていますが、カリウムは熱に弱いため加熱してしまうと梨の利尿作用が低下します。せっかく梨を食べさせるのであれば梨の栄養素をしっかり摂るためにも、梨は加熱せず生のままで与えるようにしましょう。

愛犬におすすめ!梨のレシピ

梨は犬が食べても大丈夫な果物ですので、梨の美味しい季節には愛犬に旬の味を味わわせてあげましょう。梨はそのまま皮をむいて細かくカットして与えても良いですが、ひと手間加えて与えるとより愛犬が喜んで食べてくれるかもしれません。そこでここからは、梨を使ったおすすめで簡単なレシピをご紹介します。

夏にぴったり「梨ゼリー」

まずご紹介するのは、暑い夏におすすめの「梨ゼリー」です。食欲が落ちやすい夏でもゼリーならつるんと食べることが出来、愛犬の栄養補給や水分補給に役立ちます。作り方は粉ゼラチン2gをお湯100mlに溶かし、その中にすりおろした梨を混ぜます。適当な容器に入れ冷蔵庫で冷やし固めれば、完成です。

固形の梨があまり好きでない犬でも、ゼリーにして与えると好んで食べてくれることもあります。ただし犬がキンキンに冷えた梨ゼリーを食べると、お腹を冷やして下痢や腹痛を起こすことがあります。犬に梨ゼリーを与える時は、冷蔵庫から出した直後ではなくしばらく室温に置いておいたものを与えるようにしましょう。

腸内環境を整える「梨ヨーグルト」

続いては、腸の調子が悪い犬におすすめの「梨ヨーグルト」をご紹介します。ヨーグルトには乳酸菌が含まれており、腸内環境を整えるのに役立つ食べ物です。ヨーグルトは犬が食べても大丈夫な食べ物ですが、このヨーグルトにすりおろした梨を加えることで食物繊維がプラスされます。ヨーグルトは、無糖のものを選びます。

梨ヨーグルトを犬が食べると、ヨーグルトの乳酸菌と梨の食物繊維の効果で腸内環境を改善して便秘を解消してくれる効果が期待出来ます。ただし下痢気味の犬に与えると、下痢の症状が悪化することもあります。また乳製品アレルギーがある犬もいますので、初めて梨ヨーグルトを与える時には少量ずつ様子を見ながら与えてください。

梨を食べる時に注意が必要なケース

基本的に梨は犬が食べても大丈夫な果物ですが、犬の体調や健康状態によっては梨を食べることをおすすめできない場合もあります。もし愛犬に特定の疾患がある場合は、梨を食べさせる前にかかりつけの獣医師に相談したほうが良いでしょう。ここでは、犬が梨を食べる時に注意が必要なケースについて解説します。

腎臓病を患っている場合

もし愛犬が腎臓疾患を患っている場合には、梨を食べさせるのを控えた方が良いかもしれません。梨にはカリウムが豊富に含まれており、カリウムには利尿作用があります。健康な犬であれば利尿作用によって体内の老廃物を排除し、代謝をアップさせる効果も期待出来ますが、腎臓に疾患のある犬にとってはとても負担になります。腎臓病のある犬には、梨は控えるようにしましょう。

高カリウム血症を患っている場合

愛犬が高カリウム血症を患っている場合には、梨を食べさせることはおすすめできません。高カリウム血症とは血液中のカリウム濃度が高くことで起こる病気で、症状としては不整脈や筋力低下の症状が見られることがあります。高カリウム血症は自覚症状はあまりありませんが、ひどくなると命の危険もある病気です。

血液中のカリウムはカリウムの過剰摂取や腎臓病によって起きるため、カリウムを多く含む梨を食べることは病状を悪化させるリスクが高いためおすすめできません。獣医師から高カリウム血症の診断を受けている犬には、梨を与えないようにしましょう。

梨の他にも!犬におすすめの果物

今回は犬が食べても大丈夫な果物として梨をご紹介していますが、梨の他にも犬が食べて大丈夫な果物がいくつかあります。ここでは、梨以外で犬におすすめの果物とその栄養価や期待出来る効果をご紹介します。普段のおやつの代わりに与えたり、食欲がない特にご飯の代わりに与えるなどして上手に愛犬の食事に取り入れてみましょう。

エネルギー補給に最適な「バナナ」

まずご紹介する犬に食べさせても良い果物は、「バナナ」です。バナナは栄養価が高く、エネルギー補給にもなる果物です。夏バテ気味で食欲の落ちている犬に食べさせると、食事で補えなかったエネルギーを補給することが出来ます。また、バナナは梨と同じくカリウムを多く含む果物です。

カリウムには利尿作用の他、細胞を活性させて筋肉の収縮を助ける効果があります。またバナナには食物繊維も豊富ですので、整腸作用があり便秘や下痢の改善に役立つと言われています。犬にバナナを与える時は、1日20gを目安に与えましょう。まれにバナナアレルギーを持つ子もいますので、最初は梨と同じく少量から食べさせてみて体調に異変がないか確認します。

ストレス解消に役立つ「イチゴ」

続いてご紹介するのは「イチゴ」です。イチゴには、豊富なビタミンCが含まれています。ビタミンCにはストレスの軽減効果があると言われており、愛犬のストレス解消にも役立ちます。またイチゴは水分が多くカロリーも低いため、ダイエット中のおやつとしても人気です。犬に1日に与えて良いイチゴの量は、20g程度です。イチゴを犬に与える時は、ヘタを取ってから与えましょう。

腸内環境を整える「リンゴ」

「リンゴ」は梨と同じく秋に美味しい果物ですが、リンゴも基本的に犬が食べられる果物です。リンゴにはペクチンという成分が多く含まれており、ペクチンには腸内環境を整える効果があります。便秘や下痢など腸の不調に悩む犬に、おすすめの果物です。またリンゴはカロリーがとても低いため、ダイエット中のおやつにもおすすめです。

もしリンゴを犬に食べさせるなら、1日20g程度を目安にします。また与える際には、皮をしっかりむいて芯と種を取り除いてから小さくカットして与えます。リンゴにもアレルギー反応を示す犬がいますので、初めての場合には少量ずつ与えてください。

犬は梨を食べても大丈夫!

今回は犬が食べても大丈夫な果物である梨について、どんな栄養素が含まれているのかや犬が食べることで得られる効果、おすすめの食べさせ方などをご紹介してきました。梨は犬にとってメリットの多い果物ですので、おやつや水分補給のために梨を毎日の食事に取り入れましょう。

ただし梨アレルギーや梨の食べ過ぎによる下痢や体調不良には注意が必要です。犬に梨を与える時の注意点や健康状態に気を付けながら、犬に梨を食べさせて愛犬の健康維持に役立てましょう。

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2020-02-20 時点

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