大人のマンチカンも可愛さは健在!短足ちゃんは意外と少ないって本当?

マンチカンは大人になってもかわいいルックスが魅力の猫。愛嬌のある短足姿でも有名ですが、実は大人のマンチカンは短足が少ないということをご存知でしょうか?そんなマンチカンの寿命や体重、愛嬌たっぷりな画像などをご紹介します。大人のマンチカンの魅力に迫りましょう。

大人のマンチカンも可愛さは健在!短足ちゃんは意外と少ないって本当?

目次

  1. 大人のマンチカンの可愛さをお届け
  2. 大人のマンチカンの特徴
  3. 大人のマンチカンの性格
  4. マンチカンの寿命と病気について
  5. マンチカンの健康管理に必要なこと
  6. 【魅力別】マンチカンの画像&動画集
  7. 短足マンチカンにもおすすめのグッズ3選
  8. 大人のマンチカンの可愛さを堪能しよう

大人のマンチカンの可愛さをお届け

くりんとした瞳と愛嬌のある顔立ちが魅力的なマンチカンは、大人になってもかわいいのが魅力です。子猫のときはもちろん、大人になってもかわいらしさは変わらず、多くの猫好きを魅了してきました。マンチカンを飼っている方で愛猫が大人になっても大切にしたいのであれば、かかりやすい病気や寿命、身体的な特徴を把握しておくことが大切です。

本記事では大人のマンチカンがもつ魅力や短足の秘密について解説し、愛嬌のある画像集などもまとめました。大人になってもかわいいマンチカンの画像は、InstagramやTwitterなどのSNSで人気を集めています。愛嬌たっぷりなマンチカンの画像をチェックしながら、大人猫ならではの魅力に迫っていきましょう。

マンチカンの歴史

マンチカンは突然変異によって誕生した猫です。1983年、アメリカ・ルイジアナ州のトラック下で短足の猫が保護されました。発見者によって保護された短足猫はさまざまな検査を行い、身体的に問題がないことがわかります。それ以降、短足猫と足長猫の交配によって短足猫が生まれるというしくみが発見され、本格的な異種交配がスタートしたようです。

マンチカンはさまざまな種類の短足猫と足長猫をかけ合わせたのち、徐々に独自の品種として安定していきます。1995年にはアメリカのザ・インターナショナル・キャット・アソシエーションによって、マンチカンは純血種として認定されました。それ以後はアメリカだけでなくヨーロッパやアジアにも輸出され、マンチカンは各国で人気の猫種と知られたのだと言われています。

マンチカンの名前の由来は英語の「munchkin(マンチキン )」です。子供・小さい人という意味を持ち、マンチカンの身体的な特性を表しています。マンチカンは大人になっても小さくてかわいらしく、その点が世界的に人気を集める理由となりました。歴史は意外と浅いですが、かなり多くの人に愛されている猫と言えるでしょう。

大人のマンチカンの画像も紹介

大人になってもかわいいマンチカンは、画像を眺めているだけでも幸せな気分になれます。ほっこりとした気持ちにさせてくれる大人マンチカンの愛嬌たっぷりな画像も集めました。InstagramやTwitterで人気のマンチカン画像をご紹介するので、ぜひ癒やしの時間を楽しんでください。

Thumbマンチカンの値段と入手方法を解説!ペットショップだけじゃない! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

大人のマンチカンの特徴

まずは大人マンチカンの特徴について見ていきましょう。マンチカンはどのような特徴を持っているのかを飼う前に知っておけば、より正しい飼い方で育てられます。猫を飼うときには、その猫の特徴に合わせた飼い方を取り入れることが重要なポイント。マンチカンと仲良く暮らせるようにするためにも、大人になったマンチカンの特徴について学んでみてください。

大人になるのは1歳頃

マンチカンが大人になるのは1年たった頃と言われています。ラグドールやノルウェージャンフォレストキャットといった大型猫は大人になるまで2年くらいかかる場合もありますが、小柄なマンチカンは1年ほどで大人になれるようです。人間に換算すると生後1ヶ月にあたいする生後1週間ほどのマンチカンは、耳が聞こえるようになり目も開いてくるので母猫を認識し始めます。

生後2週間頃には人間でいう生後2ヶ月くらいです。この頃には目が完全に開き、ゆっくりと歩けるようになってくるはずです。生後2週間だと四つん這いになるような心もとない歩き方ですが、徐々に慣れてきてきちんと歩けるようになるため気長に見守ってください。生後3ヶ月頃になったら乳歯が生えそろい、離乳食を食べられるようになります。

人間の生後12ヶ月にあたる生後1ヶ月のマンチカンは、トイレトレーニングもできるようになるので積極的に行いましょう。生後2ヶ月くらいにはトイレトレーニングを終えているとスムーズです。生後3ヶ月になると遊ぶことも多くなり、生後6ヶ月には乳歯から永久歯へと生え変わります。被毛の色や長さも徐々に変わっていき、顔つきも大人っぽくなるはずです。

そして生後1年を迎えた頃にマンチカンは大人になります。人間でいうと17歳くらいの年齢にあたり、食事を子猫用フードから大人猫用フードに切り替えるのにもちょうどいい時期です。見た目は子猫のようなあどけなさがなくなりますが、マンチカンらしい愛嬌は大人になっても変わらず、いつまでもかわいらしい様子を見せてくれます。

愛嬌のある短足

マンチカンと言えば短足のイメージが強いかもしれませんが、実は短足のマンチカンは意外と少ないようです。マンチカンには短足と足長、中くらいの長さの3種類に分けられ、短足タイプのマンチカンは全体の2割程度と言われています。もしも思ったより足が長く見えるマンチカンがいれば足長、もしくは短足より少し足が長いタイプなのかもしれません。

マンチカンは子猫から大人になる過程で体型が変わる場合もあるため、購入時に短足だったとしても成長とともに足が長くなることもあります。絶対に短足のマンチカンが欲しいという方は、マンチカンを専門に取り扱っているブリーダーへ問い合わせた方が良いかもしれません。

とは言え、マンチカンは短足でなかったとしても愛嬌溢れる魅力的な子ばかりです。たとえ大人になって短足でなくなったとしてもガッカリせず、その変化を楽しんでかわいがってあげることが飼い主の義務と言えるでしょう。

太りやすい体

マンチカンの適正体重は1歳の時点で3.5kgとされています。マンチカンは小さめサイズの猫なので、これくらいを適正体重の目安にして体重管理に努めてください。しかしマンチカンは体重管理が難しい猫です。1歳の頃は適正くらいを維持できていたとしても、年齢を重ねるごとに運動量が減りやすくなるので管理が難しくなります。体重の増加は万病の元になるため注意してください。

体重の増加が著しいマンチカンは、椎間板ヘルニアや糖尿病などの病気にかかりやすくなります。いつまでも元気でいてもらうためにもマンチカンの体重管理は必要不可欠。定期的に体重を計り、太ってきたらダイエット食を取り入れるなどの工夫をしましょう。

マンチカンの好奇心を刺激するおもちゃを取り入れ、積極的に遊ばせるという方法もおすすめです。適正体重を維持できれば病気のリスクも減ります。大切なマンチカンにつらい思いをさせないように、飼い主が意識的に体重管理をすることが寿命を延ばす秘訣です。

バリエーション豊富な被毛

マンチカンは短足猫を異種交配して増えた猫種であり、さまざまな猫をルーツに持っています。そのため、マンチカンは個体によって被毛のバリエーションが豊かです。マンチカンには短毛と長毛の2種類がいて、被毛の長さによって全体的な雰囲気が変わります。子猫の頃には毛が短かったとしても大人になると長毛になるパターンもあるので、飼い主はその成長過程を楽しみましょう。

毛の長さだけでなく、色や柄も豊富なのがマンチカンならではのポイント。ホワイトやブラウン、ブラック、レッド、ブルーなど多種多様な毛色のマンチカンが存在しています。柄もアメリカンショートヘアのようなクラシックタビー、シャムのようなスポテッドタビーなどさまざまなパターンがあり、個性を感じられるのがマンチカンの良さです。

子猫のときは単色だったとしても、大人になるにつれて柄が現れてくる場合もあります。異種交配が多かったマンチカンだからこそ、子猫の頃と大人になったあととでは見た目が変わっていく様子が見られるのでしょう。どのように変化していくか、大人になるまで写真で記録を残しておくのがおすすめ。昔と大人になったときの写真を見比べて思い出に浸るのも良いかもしれません。

カラーバリエーション豊かな瞳

被毛のバリエーションが多いのに加え、瞳の色の種類が多いという点もマンチカンの特徴です。純血種なら単色の瞳をもつ子だけが認められることもありますが、マンチカンは認められていない瞳の色はありません。どのような瞳の色だったとしてもマンチカンとして認定されます。アンバーやゴールド、ヘーゼル、ブルー、グリーンなど、猫が持ちうる全ての色が現れる可能性があります。

ブルー×イエローのようにオッドアイのマンチカンが生まれることがありますが、これはとても稀な現象です。オッドアイ自体が希少なので、出会えたらラッキーだとすら言えるでしょう。特にオッドアイになりやすいのは、メラニン色素が少ないホワイトカラーの姿をしたマンチカンだと言われています。

このようにマンチカンにはさまざまな特徴があります。瞳や被毛の種類が多く、個体によって個性が出やすいところがマンチカンの魅力です。大人になるまでの見た目の変化を楽しめるというメリットもあるので、飼い主は成長過程も観察しながらマンチカンとの暮らしを満喫してみてください。

大人のマンチカンの性格

次は大人になったマンチカンの性格について見ていきます。マンチカンの子猫は好奇心旺盛な性格であることが多いものの、大人になったマンチカンに性格の変化はあるのでしょうか。性格は育った環境によっても変わってきますが、猫種によって性格が大きく分かれるとも言われています。一般的な大人のマンチカンの性格をチェックして、飼うときの参考にしてみてください。

優しく社交的

大人マンチカンに多い性格として挙げられるのが、優しく社交的であるということです。マンチカンは温和な性格になることが多く、大人になるとその傾向が顕著に見られます。誰かに対して攻撃的になることはほとんどなく、平和に生きるのを好むのがマンチカンならではの特徴。

温和な性格のマンチカンは人間の子供とも上手に付き合えます。子供が小さな頃からマンチカンと一緒に暮らしていれば、きっと良い友達のような関係になれるでしょう。子供に猫とのコミュニケーションを楽しませてあげたいという家庭にもマンチカンはおすすめです。

小さな子供はもちろんですが、他の猫に対しても優しく接します。警戒心が強い猫は多頭飼いに難しいかもしれませんが、大人のマンチカンならほとんど心配がなく、多頭飼いをしたい方にも最適です。新しく子猫がやってきたとしても大人のマンチカンなら優しく迎えてくれます。社交的な性格をしているので、自らコミュニケーションを取ろうと近づいてくれるはずです。

人間が大好き

猫と言えばクールで人間にはあまり近寄らない、というイメージが強い方も多いのではないでしょうか。マンチカンに関しては、そのようなイメージは当てはまらないと言えます。マンチカンは比較的人間が大好きな猫種です。抱っこされたり撫でられたりするのを好み、飼い主と一緒にいる時間を大切にします。初めて猫を飼う方でもスムーズに仲良くなれるでしょう。

飼い主だけでなく初めて家に来た人に対しても愛嬌を見せられるのがマンチカンの魅力。臆病な猫は来訪者がいるとどこかへ隠れてしまう場合がありますが、マンチカンは積極的にお客さんへと近寄る傾向にあるようです。愛嬌を振りまくことができるマンチカンは、お客さんが来る頻度が多い家庭にもぴったりな猫種と言えます。

頭がいい

マンチカンはさまざまな猫種の中でも特に頭が良いとされています。大人になる過程できちんとしつけを行えば飼い主の言うことを聞いてくれるはずです。猫は犬のようなしつけトレーニングをする必要はありませんが、家で暮らす上で最低限のしつけは必要。まずしつけなくてはいけないトイレですが、マンチカンはトイレの場所を把握できればすぐにできるようになるでしょう。

登ってはいけないものや入ってはいけない場所も、しっかりしつけをしておけば留守番をさせるときにも安心です。大人のマンチカンは状況を自分で把握し長時間の留守番にも耐えられるので、仕事などで家を空けることが多い方にもおすすめします。

人間が何を言っているのか、何を感じているのかなどを理解してくれる子が多いのもマンチカンの特徴です。飼い主が悲しんでいたら慰めてくれる子もいます。賢さを備えた大人のマンチカンだからこそできる行動です。このような賢さを生かした飼い方をして、立派な大人のマンチカンに育てましょう。

遊び好き

マンチカンは遊ぶことが大好きな猫です。遊びざかりである子猫のときだけでなく、大人になってもその性格は変わりません。大人になりたてである1歳くらいのマンチカンは特に好奇心が強く、いろいろなおもちゃに興味を示します。遊びが好きなマンチカンのために多種多様なおもちゃを準備しておくのがおすすめです。猫じゃらしなどの狩猟本能を刺激するおもちゃが良いでしょう。

1日に5分〜10分はマンチカンと一緒に遊ぶ時間を作って習慣にしてください。猫の集中力は10分程度と言われているので、このくらい遊べば十分です。大人のマンチカンは体重管理が難しいものの、こうして定期的に遊ぶことで少しは肥満を防げます。マンチカンは賢く、1種類のおもちゃだけだと飽きてしまう場合もあるため、日替わりでおもちゃを選んで遊んでみてください。

マンチカンの寿命と病気について

マンチカンを飼うとき、意識しておきたいのが寿命や病気です。マンチカンの寿命はどのくらいなのか、かかりやすい病気は何であるのかを把握しておくことで飼うときの参考になるでしょう。病気は子供・大人に関係なく発症する可能性があります。免疫力が低い子猫の頃はもちろんですが、大人になってからも十分病気に気をつけて長生きさせてあげてください。

マンチカンの寿命は短め

マンチカンの平均寿命は11〜13歳。猫全体の平均寿命が12〜15歳なので、それを考えるとマンチカンの寿命は短めです。マンチカンの寿命が短めなのは異種交配が行われてきた歴史に原因があります。愛嬌がある短足のマンチカンが高い人気を集めたことから短足同士の交配が盛んに行われました。

しかし短足同士の交配は遺伝的な疾患をかかえる子が多く、大人になる前に命を落とすことも多かったようです。現在は短足同士の交配が禁じられていますが、昔からの名残があり、今でも遺伝的に体が弱いマンチカンが生まれています。マンチカンの寿命を延ばしたいのなら、かかりやすい病気に十分注意しましょう。そうすれば平均寿命以上に生きられる可能性が高くなるはずです。

かかりやすい病気①椎間板ヘルニア

大人のマンチカンがかかりやすいと言われているのが椎間板ヘルニアです。椎間板ヘルニアとは腰の椎骨の間にある椎間板が変性し、クッション機能がなくなることで痛みが発生する病気。初期症状では足を引きずるような様子を見せ、悪化すると歩けなくなる可能性もあります。短足のマンチカンは腰に負担がかかりやすいので、椎間板ヘルニアを発症するリスクが高いようです。

椎間板ヘルニアによって寝たきりになると、気力が失われて寿命が短くなる原因になります。椎間板ヘルニアの具体的な予防策はありませんが、早期発見・治療がキーポイントです。もしマンチカンが後ろ足を引きずるような様子を見せたらすぐに動物病院へ連れて行ってください。痛みを感じて動くことが少なくなったり、食欲がなくなったりするかもしれないのでよく確認しましょう。

かかりやすい病気②変形性関節症

マンチカンがかかりやすいとされている病気には変形性関節症も挙げられます。変形性関節症とは、関節が炎症を起こすという病気です。炎症が広がって痛みが発生し、歩行が困難になることがあります。椎間板ヘルニアと同様、寝たきりになり寿命が短くなる可能性も考えられるため早期発見が重要です。

変形性関節症は先天的な疾患とも言われています。短足のマンチカンを誕生させるために行われた異種交配により、変形性関節症を先天的に持ったマンチカンが生まれやすくなったという説があります。そのため、短足のマンチカンは特にこの病気に気をつけた方がいいと言えるでしょう。少しでも歩き方がおかしいと感じた場合は獣医師に相談するのがおすすめです。

かかりやすい病気③毛球症

毛球症とは、毛づくろいの際に口の中に入った毛が体内で固まって排出できなくなる病気です。通常であれば毛玉として吐いたり、老廃物と一緒に排出したりできますが、大量の毛を飲み込んでいると毛球症にかかりやすくなります。最悪の場合、固まった毛により腸閉塞が起こることもあるため見逃すわけにはいきません。

頻繁に吐き気をもよおしたり、食欲が落ちたりしたら注意してください。長毛の方が体内に入る毛の量が多いので、毛球症は長毛の猫がかかりやすいとされています。長毛のマンチカンを飼っている場合はこの病気に気をつけて飼うようにしましょう。

かかりやすい病気④外耳炎

外耳炎は細菌や寄生虫が外耳道でたくさん繁殖し、炎症を起こしてしまう病気です。耳ダニが寄生すると発症しやすくなるので、普段から清潔な住環境を維持するように心がけてください。特にカーペットや布製のソファに耳ダニが発生しやすいため、これらは定期的な掃除をおすすめします。

屋外に出る猫は外にいる耳ダニが寄生し、外耳炎になるときがあります。外耳炎にさせないためには、清潔な状態を保った部屋で完全室内飼いにするのがベストな方法。室内飼いでもきちんと運動ができるスペースがあれば、大人のマンチカンは十分快適に暮らせます。

外耳炎になると強いかゆみを感じ、頻繁に耳を掻くようになります。耳を掻いて炎症部分が広がると悪化してしまうかもしれないので、耳を掻くことが多くなったらすぐ獣医師に診せましょう。また、外耳炎の症状が悪化すると膿が発生するときがあります。きちんと治療をすれば完治できる病気なので、マンチカンに辛い思いをさせないよう早期発見を意識して定期的にチェックしてください。

かかりやすい病気⑤慢性腎臓病

体内の毒素を排出する働きがうまくできなくなる慢性腎臓病は、マンチカンに限らず猫全般がかかりやすいと言われている病気です。猫はもともと水を飲む量が少なく、それによって腎臓に負担をかけて慢性腎臓病になりやすくなると言われています。しかし腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど悪化するまで明確な症状が出ない臓器なので、簡単には気づけないでしょう。

慢性腎臓病になると水をたくさん飲むようになり、尿の色が薄くなるという症状が現れます。初期症状では元気があるのでわかりにくいかもしれませんが、日々の尿をチェックしておくと少しはわかりやすくなるでしょう。症状がさらに進行すると毛艶がなくなり食欲もなくなります。最悪の場合腎臓が機能を停止し、寿命と言われている年がくる前に死に至りかねません。

慢性腎臓病はシニア猫に多いので、年齢を重ねた大人のマンチカンは特に気をつけてください。このようにマンチカンにはさまざまな病気のリスクがあります。寿命を延ばすためにも、病気を意識した上で適切な飼い方を心がけていきましょう。飼い主の心がけ1つでマンチカンの寿命は延びるはずです。

Thumbマンチカンの病気は肥満が原因?体重管理が健康維持のポイントだった | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

マンチカンの健康管理に必要なこと

大人のマンチカンには、大人に適した健康管理が必要です。日々の生活の中で健康に気を使っていれば重篤な病気になるのを防げます。どのような点に気をつけて大人のマンチカンを育てれば良いのかをまとめましたので、マンチカンといつまでも楽しく暮らせるよう、参考にして日常の健康管理を行っていきましょう。

食事を与えすぎない

大人のマンチカンは太りやすいので食事を与えすぎないでください。特に短足のマンチカンは太ると足腰に負担がかかり、椎間板ヘルニアになりやすくなります。食事の量を減らしてストレスになるときは、ダイエットフードを活用するのがおすすめです。与える量を変えずにカロリーを減らせます。

慢性腎臓病が気になる場合は、低リン&低タンパクを意識したフードにすると効果的です。腎臓への負担を減らし慢性腎臓病の発症を防いでくれます。毎日の食事はマンチカンの体を作るものなので、日々の体調に合わせたものを選ぶようにしましょう。

体重の管理を徹底する

大人のマンチカンの適正体重は3.5kgですが個体差はあります。オスの場合は3〜5kg、メスは2〜3.5kgを目安に体重管理をしていきましょう。そして、適正体重を維持するために1ヶ月に1度は体重を計るようにしてください。体重維持にはマンチカンが積極的に運動できるようキャットタワーを設置したり、1人遊びができるおもちゃを準備したりするのがおすすめです。

基本的なケアを行う

マンチカンがかかりやすい病気の1つである毛球症を引き起こさないよう、毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。特に長毛のマンチカンは毛球症になりやすいので、きちんとブラッシングをしてあげてください。短足のマンチカンの場合は足腰への負担を軽くするため、段差のない環境を作るのもおすすめです。

慢性腎不全を防ぐためには新鮮な水の用意が必要です。マンチカンが通るところに水飲み場を設置し、1日に最低2回は水を取り換えてください。水を飲む機会を増やせば慢性腎不全を防ぎやすくなります。

毎日スキンシップをする

マンチカンは人が大好きな猫なので、かまってあげないとストレスがたまります。マンチカンは大人でも子供でもそれは変わらないので、毎日スキンシップをとってマンチカンとの時間を楽しむようにしましょう。長時間留守にした後は特にたくさん遊んであげるのがおすすめ。十分に愛情を注ぐことで、マンチカンもさらに幸せな暮らしとなるはずです。

運動をさせる

マンチカンは大人になると徐々に運動量が減り、自ら動くことが少なくなります。1人遊びをしないマンチカンは飼い主が運動させるようにしてください。猫じゃらしを使って好奇心を刺激したり、またたび入りのおもちゃで興味を引いたりしてみるなどの工夫をしましょう。足腰の負担を減らすために過激な運動は避け、楽しく遊べるように運動を促すのがポイントです。

【魅力別】マンチカンの画像&動画集

愛嬌のあるマンチカンの画像は、TwitterやInstagramなどのSNSで人気を集めています。そんなマンチカンの魅力的な画像・映像をまとめました。見ているだけで癒やされるマンチカンの画像をチェックして、ほっこり気分になりましょう。

大人の短毛&短足マンチカン

短毛&短足のマンチカンは愛嬌があり、かわいらしい姿が魅力です。短い足を一生懸命に伸ばして遊んでいる姿をとらえた画像は、とても人気を集めています。大人になっても子供のような姿を見せてくれるのが短足マンチカンの良いところ。この画像に映っているマンチカンのきなこちゃんはSNSの人気者なので、マンチカン好きの方は他の画像も要チェックです。

大人の尻尾が長い短足マンチカン

マンチカンには短毛と長毛とで雰囲気がガラッと変わります。長毛&短足のマンチカンは愛嬌がある一方、大人っぽさも感じられるでしょう。キャットタワーの上で誇らしげに座っている画像は大人びて見えるものの、マンチカンらしさも感じられます。長毛から短い足がちょこっと出ている姿もキュート。マンチカンの魅力が詰まった画像です。

かわいいカチューシャをした大人のマンチカン

猫用のカチューシャをつけて撮影したこの画像もSNSで人気です。水玉模様のカチューシャをつけた姿は愛嬌たっぷり。マンチカンの色柄ともよく合っています。こちらのマンチカンは長毛&短足なので、香箱座りをしているように見せて歩いている、というのもポイントです。歩いているときは足がほとんど見えないところも魅力と言えるでしょう。

階段下りがキュートな大人の短足&長毛マンチカン

こちらは長毛で短足のマンチカンが階段を駆け下りている映像です。映像で見るマンチカンは画像で見るのとは違う良さを感じられます。短い足で一生懸命に階段を駆け下りる姿は愛嬌があり、多くの猫好きを魅了しているようです。ふさふさの尻尾が動いている様子もかわいらしく、見ているだけで癒やされる映像です。

立ち姿に愛嬌がある大人のマンチカン

短足マンチカンの多くは2本足で立てることをご存知でしょうか?足が短いので下半身を安定させやすい、というのが2本足で立てる理由です。何かおねだりしたいときや驚いたときなど、さまざまな場面で短足のマンチカンが2本足で立つ姿を見られます。足の長い猫では見れない、めずらしい光景をおさめた映像は要チェック。愛嬌のある姿を楽しんでみてください。

Thumb短足でかわいいマンチカンは誕生の歴史が深い?とっておきの画像集も! | 大人女子のライフマガジンPinky[ピンキー]

短足マンチカンにもおすすめのグッズ3選

マンチカンは太りやすい傾向にあるため、日頃から運動をする機会を作ることがポイントです。足が短いと運動内容に制限がかかりやすいのですが、猫じゃらしやキャットタワーなどのグッズなら気軽に遊べます。短足のマンチカンでも遊びやすいおすすめグッズを集めましたので、マンチカンが楽しく運動ができるよう、ぜひ取り入れてみてください。

ネコ耳コンパクトキャットタワー

ネコ耳コンパクトキャットタワーは高さが89cmと、通常のキャットタワーと比べて低めのサイズ設計になっています。短足のマンチカンでも登りやすく、上下運動を気軽に楽しめるのが魅力。より楽しく遊べるようポンポンがついているのも嬉しいポイントです。台座部分は猫のデザインがほどこされており、かわいらしい見た目となっています。(3,980円ほど)

じゃれ猫LEDニャンだろ~光線

じゃれ猫LEDニャンだろ~光線は、LEDライト式の猫じゃらしです。LEDライトを点灯させ、素早く動かして猫の好奇心を刺激するという仕組み。LEDライトを遠くの方まで動かせば猫を自然に走らせることができます。ライトの形を変えられるため、賢いマンチカンも飽きることなく遊べるかもしれません。(1,290円ほど)

iCat FLYING CAT 釣りざお猫じゃらしレインボーリボン

長さが調整できる猫じゃらしなので、マンチカンの体型に合わせてぴったりなサイズに設定できます。短くて34cm、長くて91cmにすることが可能。ひらひらとしたリボンが狩猟本能をかき立て、楽しく遊んでくれるはずです。リボンの部分は取り外して別売のものと交換できます。飽き防止にいろいろなバリエーションのリボンをそろえておくのも良いでしょう。(1,320円ほど)

大人のマンチカンの可愛さを堪能しよう

マンチカンは大人になってもかわいらしさは変わらず、いつまでも愛嬌のある姿を見せてくれます。しかし、短足のマンチカンは先天的な疾患を持っている確率も低くないため、その点には気をつけて育てるようにしてください。大切に育てて、大人のマンチカンとの生活を楽しみましょう。

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2023-12-05 時点

新着一覧