山口美江の孤独死報道！本当の死因は自殺？病気？

生年月日：1960年9月20日
出身地：神奈川県
最終学歴：上智大学外国語学部比較文化学科

山口美江さんは英語、フランス語にも堪能だったため、大学卒業後は大手化粧品メーカーであるエスティローダー社や、ワーナー・ブラザーズ、通訳などをされています。

山口美江さんの祖父はドイツ人だそうです。クウォーターである山口美江さんは確かに日本人離れした美しさがありますね。

ニュースキャスターやタレントとしても活躍していた山口美江さんが2012年3月8日に自宅で孤独死しているのを発見されました。一世を風靡した元タレントの孤独死報道は世間に大きな衝撃を与えました。山口美江さんは本当に孤独死だったのでしょうか？死因は何だったのでしょうか？

元タレントの山口美江さんが51歳の若さで孤独死されました。元祖バイリンギャルと呼ばれ、かつては芸能界でも大活躍していた彼女はなぜ孤独死という最後を迎えたのでしょうか？死因は何だったのでしょうか？そのことを知る前に山口美江さんがどのような活躍をされていたのか紹介します。

2012年3月8日。山口美江さんが自宅で孤独死していたとニュースになりました。元祖バイリンギャルで才色兼備、華やかな印象だった山口美江さんには「孤独死」という言葉はあまりにも不釣り合いでした。孤独死という最期を迎えた山口美江さんの死因は何だったのでしょうか？

孤独死報道前にメディアに登場した山口美江さん。以前とくらべ激変しているとネットでもかなり話題になりましたよね。あまりの激変ぶりに何かの病気でそれが死因と関係しているのではと思う方も多かったようです。

「グリーンハウス」の経営は順調でしたが、別の問題が山口美江さんに降りかかります。それが実父のアルツハイマー症です。山口美江さんは16歳で実母を亡くし、一人娘だったこともあって実父の介護を始めるのですが想像以上に大変なことだったそうです。

2011年にメディアインタビューを受ける山口美江さん。腹部が張っているようにも見えるため、腹水が溜まる病気が死因だったのでは？と後に噂になります。

上と同じく、2011年メディアインタビュー時の山口美江さん。この写真を見ると確かに「これがアノ山口美江さん！？」と驚くかも･･･

山口美江さんはどのような状況で亡くなったのでしょうか？「孤独死」という言葉が衝撃的だったことから、その死因については憶測や噂も含め色々なことが言われています。孤独死に至った本当の死因とは何だったのでしょうか？

心不全という言葉は多くの方も聞いたことがあると思いますが、実は心不全は直接の死因としては認められていません。はっきりした死因がわからない場合にこの「心不全」という言葉が使われることもあるのだとか。

山口美江さんの死因を調べていると、自殺だったのではという説をよく見かけます。山口美江さんは「ファザコン」を自認するほど実父と仲が良く、実父だけが彼女の精神的な支えだったとも言われています。これほど強い関係だった故に実父を看取った後は抜け殻状態だったそうで、介護うつになり自殺した、それが死因ではないかとの噂もあります。

元気だった頃は実父である山口俊雄さんが山口美江さんのお店の帳簿を管理されていたそうです。

山口美江さんの死因は病死だったという説もいまだに根強く言われています。実父の介護を経験し肉体的にも精神的にも疲れきった結果、アルコールを飲み過ぎて肝臓を壊したのでは・・・と言うものです。

また、芸能界引退前に「ダイエット中毒」と言われていた山口美江さんはこれがきっかけで摂食障害になったとも言われています。元々山口美江さんは極度の潔癖症としても有名で、食べ物にもとてもこだわりを持っていました。潔癖症から摂食障害、アルコール中毒になったのが死因では・・・との説もあります。

2012年に「爆方ザ・フライデー」に出演していた時の山口美江さん。この頃にはもう体調が悪かったのでしょうか！？

多方面で活躍されていた山口美江さん、その晩年はどうだったのでしょうか。

山口美江さんは1987年にテレビ朝日で放送されていた「CNNヘッドライン」のニュースキャスターに抜擢されます。

「CNNヘッドライン」はオーデションで選ばれた女性がキャスターを務めるミニ報道番組です。1987年から1999年まで放送されていて、木佐彩子さんや丸川珠代さん、西川史子さんなどもキャスターを務めていました。

山口美江さんは1987年に放送された「フジッコ」のCMで一気に知名度を上げました。このCMの「しば漬け食べたい」というフレーズを覚えている方も多いのではないでしょうか？

山口美江さんは脚本家のジェームス三木さんとの対談でこのCMでの苦労話を次のように語っています。

しば漬けのCMで有名になった山口美江さんは、この後もCM、司会などで活躍の場を広げていきます。

山口美江さんは女優として映画やドラマにも出演されています。

向田邦子さん脚本の「あ・うん」で芸者まり奴を演じています。こちらの映画では高倉健さんと共演されています。

明石家さんまさん出演のコメディードラマ「心はロンリー気持ちは「…」VII」でマドンナとして出演された際には次のようなエピソードがあります。

番組MCやタレントとしては、「たけしのここだけの話」「天才・たけしの元気が出るテレビ」などでビートたけしさんとよく共演されていました。また、山口美江さんのことを「頭も良くて見た目も良い人が、お笑いをやったのが衝撃的で凄いなと思った」と当時を振り返って話しています。

1990年前後からオカルトや催眠術がブームになり、バラエティー番組でタレントさんに催眠術をかけて色々なことをする番組が多く放送されていました。山口美江さんは特に催眠術にかかりやすいようで、色々な番組で催眠術をかけられていました。

催眠術は誰でもかかるわけではなく、かかりやすい人、かかりにくい人がいるそうです。

「才色兼備」という言葉がピッタリだった山口美江さんにはいくつかの熱愛報道がありました。

山口美江さんはある番組で好きな芸能人を聞かれ、渡辺正行さんと答えていたそうです。二人は1988年放送の「OL賭博」というドラマで共演していますが、これがきっかけだったのでしょうか？

山口美江さんと渡辺正行さんの熱愛は、1989年に女性週刊誌によってスクープされ、世間に発覚しました。以降、しばらくの間はワイドショーもこの話題で持ち切りでした。
渡辺正行さんと言えば、「コント赤信号」のリーダーで当時からバラエティー番組などで活躍されていた方ですね。結婚秒読みかと思われていた二人ですが、その後、山口美江さんの父親から大反対され、渡辺正行さんにフラれた・・・と言われています。こちらの件に関しては色々な噂もありますが、山口美江さんご自身が否定したとの話もあります。

元奥様はハリウッド女優のオリヴィア・ハッセー、現奥様は「男女7人秋物語」の主題歌「SHOW ME」を歌っていた森川由加里さん。

山口美江さんは元々布施明さんの大ファンだったそうです。ロケがきっかけで親しくなり、山口美江さんご自身が「お付き合いしています」と宣言したことからまたもや結婚間近ではと言われていました。ですが、こちらのほうも真偽は定かではないようです。

熱愛報道からしばらくして山口美江さんは芸能界を引退し、輸入雑貨屋店を経営するようになりました。

熱愛報道の後、山口美江さんは激太りや激ヤセを繰り返します。山口美江さんの当時の所属事務所はこのことについて「ダイエット中毒」と説明していました。また、1996年に自殺未遂騒動を起こし、同年に引退してしまいます。

引退後、山口美江さんは横浜中華街で輸入雑貨のお店「グリーンハウス」をオープンします。このお店は3坪ほどのお店で、1998年から2011年5月まで営業されていました。閉店理由については観光客が減ったので、人が集まり家賃の安い場所へ場所を変えるための一時的なクローズだと説明していました。

国内では他に扱っているお店がない1点物を！がコンセプトのお店だったそうです。オープンしてから赤字がないのだとか。

孤独死した山口美江さんが発見された状況については、次のように報道されています。

山口美江さんが亡くなった当時、多くのメディアは彼女が孤独死だったと表現していました。このことに対して、テリー伊藤さんは次のように語っています。

山口美江さんは生涯結婚することはありませんでしたが、晩年は2匹の愛犬と楽しく過ごす様子がテレビで放送されていました。亡くなった後もこの2匹の犬は山口美江さんの周りから離れなかったそうです。愛犬に見守られて亡くなった山口美江さんは決して世間一般で言われるような「孤独死」ではなかったのではないかと思われます。山口美江さんのご冥福をお祈りします。