中島美嘉さんが耳の病気？彼女を苦しめた原因と現在の状況は？

2001年にアーティストとしてデビューした中島美嘉。
デビュー後、中島美嘉はトップアーティストとして活躍していましたが、2010年に活動休止しなければいけないほどの病を患いました。

デビューから、華々しい活躍をしている中島美嘉。実は、2010年には病気が原因で活動休止していたことをご存知でしょうか。中島美嘉の病気は、アーティストとしては致命的とも言える、耳の病でした。

アーティストとして耳は欠かせないもの。耳に異常を来してしまえば、音を取ることも出来なくなってしまいますし、リズムも取れなくなってしまいます。ボーカリスト中島美嘉にとって、耳の病気は致命傷ともなってしまいます。そんな耳の病気を患った中島美嘉。病名は、両側耳管開放症というものでした。

中島美嘉を襲った両側耳管開放症。聞き慣れない病名のため、「どういった症状なのだろう？」と思われる方も多いと思います。両側耳管開放症の代表的な症状としては、めまいや耳鳴り。そして、ボーカリスト中島美嘉としては致命的とも言える、音程がずれて聞こえるという症状が上げられます。めまいや耳鳴りだけでも、普段の生活に支障を来してしまうのに、アーティストとなる中島美嘉にとって、音程がずれて聞こえるというのは辛いものだったのではないでしょうか。

アーティスト中島美嘉を襲った両側耳管開放症は、どういった状態により起こってしまうのでしょうか。
本来、私たちの耳管というのは閉じた状態。しかし、両側耳管開放症となってしまった中島美嘉の両耳の耳管は開きっぱなしの状態。そのため、耳を塞がれたようになり、自分の呼吸音などが響いて聞こえるようになります。自分の呼吸音が常に聞こえるということは、中島美嘉にとっては音が取れない状態になってしまいます。

「中島美嘉の耳は、どういった状態だったんだろう？」と思われる方も多いと思います。中島美嘉の耳の状態は、常に飛行機に乗った際に感じる耳が詰まったような状態。両側耳管開放症は、常にこういった状態が続きます。ボーカリスト中島美嘉にとっては、非常に辛い状態と言えるでしょう。

中島美嘉は、「どうして、両側耳管開放症になったのだろう？」と思われた方も多いと思います。耳の病気というと、アーティストという職業から来るものと思っている方も多いでしょう。両側耳管開放症の原因として上げられるのは、過激なダイエットやストレス、生活習慣の乱れなどが上げられます。ということは、アーティスト中島美嘉だからなったのではないということ。多忙な日々を送っていた中島美嘉に与えるストレスや生活習慣などが原因となったのかもしれません。

2010年10月、中島美嘉は自分の病気を公表。そして、中島美嘉は無期限の活動休止を報告しました。この時期、恋人と別れた後だったこともあり、一部では「破局が原因では？」との噂もありました。しかし、実際には両側耳管開放症により、思う様に歌えなくなったことが中島美嘉の活動休止の理由だった様。アーティストとしても致命的な原因とも言える「耳」の病気が理由だったんですね。

この時期、歌うことを辞めようとも考えていたという中島美嘉。スタッフからは、「努力が足りない」と責められたこともあると言います。病気のせいで思う様に歌えないだけでも辛いのに、周りに理解者がいないというのは本当に辛かったでしょう。アーティスト中島美嘉としては、この時期はアーティスト生命の危機だったとも言えます。そんな理由があってか中島美嘉は一時期とても落ち込んだとか。

病気により思う様に歌えない辛さ、恋人と別れた寂しさからか、この時期中島美嘉は食べることが出来ない拒食状態になってしまったと言います。この写真からも分かるように、激やせしているのが分かります。元々細い中島美嘉ですが、この細さは周りからも心配の声が上がりました。ここから立ち直るために、中島美嘉はまず食べることからはじめたと言います。

辛い病気を経験した中島美嘉ですが、今では「病気とうまくつきあっていこう」と考え、周りの人に協力してもらいながら、歌を続けています。結婚もし、プライベートも充実しているでしょうから、精神状態も良くなってきているのではないでしょうか。

復帰後、精力的にアーティストとしての活動もしている中島美嘉。そんな中島美嘉に共感するファンもたくさんいます。時々、病気の症状は出る様ですが、今では理解してくれる家族もいますから安心ですね。

結婚をして、家庭を持った中島美嘉。これから、お子さんの誕生なども待ち遠しいですね。お子さんが出来たら、アーティストとして、新たな一面も出てくるのではないでしょうか。

アーティストとして、辛い病気を経験した中島美嘉。この経験が、アーティーストとしての深みを出してくれるのではないでしょうか。中島美嘉のこれからの新たな作品に期待したいですね。