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初音ミクの気になる海外の反応は?レディガガとも共演していた!
初音ミクの海外の反応とは。海外の反応で見えてくる日本のボカロや初音ミクへの評価。初音ミク的な世界を海外はどう受け止めたのか。初音ミクが決める日本の印象とは。海外の反応がいつも気になる日本人と初音ミクの世界。それでも凄い初音ミクに代表されるボカロと海外の反応。

目次
初音ミクの海外の反応ってどんななの?
日本発最新テクノロジー。近い未来はボーカドイドがヒットチャートを牛耳り、生身のアイドルなんか誰も見向きもしなくなる?!初音ミクは海外にもたくさんいるといわれているオタクやクールジャパンを愛する日本びいきな外人に相当支持されているらしい?!さて、初音ミクの海外の反応、本当のところはどうなんでしょうか。
どうしても気になる?!初音ミクと海外の反応
初音ミクがまたしても北米ツアーを終え帰国しています。2度目になるこのツアーで、初音ミクに対する海外の反応がやっぱり気になります。とはいえ、生身のアーティストではない初音ミク。ボーカロイドのコンセプト自体をなかなか理解されにくいのは、国内も海外の反応もそんなに変わらないのではないかと思うのですが・・・
アメリカ向けの初音ミクはアメコミ風になっている
頭に乗っかってるアジア風の飾りが気になります。海外の反応を意識したようなイラストです。
2016年の初音ミク北米ツアーは、初音ミクの単独ツアーです。カナダ、アメリカ、メキシコと周り、その後は台湾へと続く大規模なワールドツアーが予定されています。世界ツアーでの海外の反応が気になります。MIKU EXPOと題されたこのツアーでは、ライブだけでなく、クラブイベント、ショート・フィルム・フェスティバル、無料のドローイング・イベントなども織り交ぜ6週間にも及びました。エキスポと名付けたところに、初音ミクの海外マーケティングの工夫を感じる?!北米ツアーは大盛況に終わりました。どのイベントも海外の反応は悪くなかったようです。
途中、メキシコ公演ではグッズが税関で止まってしまい、会場販売に間に合わなかったりといったアクシデントもあったようですが、無事北米ツアーは大入り満員で終了しています。カナダ・トロント公演はソールド・アウト。海外の反応も上々で北米の初音ミクファンのオタク熱の高さをうかがわせます。
Hatsune Miku, a #Japanese star currently touring the US, is a "virtual" singer, a synthetic creation https://t.co/574mcuqizK
— AARP AAPI Community (@AARPAAPI) 2016年6月4日
着物バージョンの初音ミク。こちらも海外の反応を意識したのでしょうか。アメリカツアー中であることを伝える記事です。
初音ミク公演を伝えるニュース番組と海外の反応
ニュースにもなっている初音ミク。一つ目はFOXニュース、二つ目はKTLAというLAのローカルTV局のものです。海外の反応と大きなくくりにするにはいささか偏りがあるソースであるのはいなめません。イロモノ的あつかいのエピソードにまとめられてしまっています。
最初の北米ツアーはレディ・ガガの前座
海外の反応では、初音ミクは「レディガガのアニメバージョン」「ゲームキャラクターのブリトニースピアーズ」などというものが多いです。レディガガは日本のデザイナーのコスチュームを選んだり、日本の流行の最先端を取り入れることでも良く知られています。レディガガが初音ミクを前座に「アートポップボール」ツアーを行ったのは、2014年のことでした。
最初のツアーは2014年のこと。あのレディ・ガガの前座でした。レディ・ガガ自ら初音ミクを前座に選び、全米ツアーを行う発表をツイッターで行ったのは記憶に新しいところです。当時の海外の反応はどうだったんでしょうか。
当時のレディガガのツイートです。初音ミクの動画をシェア。アメリカのファンに初音ミクを紹介しています。これはガガのアニメ?という海外の反応もあったくらいでした。
私のお気に入りのデジタルポップスター初音ミク
初音ミクをオープニングアクトに決定し、動画をシェアして初音ミクの音楽を拡散したレディーガガ。デジタルポップスターと言われてもぼんやりしか初音ミクのことが伝わらない。しかし2014年にはすでに初音ミクを知っている外国人も少なくなかったはずです。
And the Hatsune Miku timelapse video is out too! Hope you guys liek it! <3https://t.co/IbF2jadQIJ pic.twitter.com/9pbCS3hTQq
— 🌸 Pomy (@PomelyneTv) 2017年5月20日
レディガガのアートポップボールツアー2014
初音ミクもレディガガも時代のアイコン的存在。そのクリエイティビティにはファンベースであるというのが大前提にあります。
売れっ子DJに見る海外の反応 Zeddと初音ミク
今や大スターDJのZeddですが、レディガガとは2011年からの付き合いです。Zeddに初音ミクの起用を提案したのがレディガガと言われています。Zeddはガガのアートポップではプロデューサーも務めているので、初音ミクが海外メジャーシーンへ一気にフィールドを広げるにあたっては、キーパーソンの役割をしたアーティストの一人でしょう。
初音ミクファンもガガファンも自由でいい
海外の反応ではなく、国内の反応を見てみましょう。この発想はなかった。斜め上の「ぐりとぐら」のパロディ「みくとがが」
テレビでも初音ミクとレディガガの組み合わせに反応しています。
海外の反応が初音ミクをレディガガのアニメーションと勘違いするほど、ガガのライブは初音ミクにインスパイヤーされたものでした。
髪の毛の色も初音ミクカラー。レディガガと初音ミクのコラボは海外の反応も良かったんです。
あの「デイブ・レターマンショー」にまで出演してしまう初音ミク
『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』2015年5月20日に惜しまれながらも最終回を迎え、現在は放映されていません。初音ミクが出演したのは2014年10月のことです。海外の反応はどうだったんでしょうか。
この日のレターマン、番組のエンディングロール画像
フランク・シナトラとツーショットになっている初音ミク。古き良き時代の音楽を代表するシナトラと、未来の音楽を代表する初音ミクの共演ということでしょうか。そこまでリスペクトされたか、初音ミク。お茶の間はこのエディングロールをどう受け止めたのでしょうか。海外の反応が気になります。
後日談
『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』を引き継いだ形で放送がスタートしている「The Late Show with Stephen Colbert」はスティーヴン・コルベアがレターマンの後任についた番組です。2016年4月5日の放送には、人気メタルダンスユニット・BABYMETALが出演したことで話題になりました。
初音ミクがジバンシーのモデルに
ヴォーグ誌では、イタリアのデザイナー リカルド・ティッシが初音ミクをモデルに登用。ジバンシーのオートクチュールを身に着けた初音ミクが誌面を飾っています。これぞManus x machina(手仕事×機械)とヴォーグが絶賛しています。Manus x machinaというのはメトロポリタン美術館で行われている特別展のタイトルで、今年のMET GALAのテーマにもなっていました。
デザイナーはiPhoneで初音ミクをチェックしていて、本当にかっこいいとべた褒めだったと言います。初音ミクはコンピュータ世代のアイコン。スマホ、タブレット、パソコンなどのデバイスで常に変化を続けながら、絶対に劣化しないミューズとして君臨します。イラスト、アニメーション、音楽だけでなく、ファッションデザイナーまでも魅了する初音ミクは、どんなクリエイティビティにもあわせて変化し続けるというのがすごいところです。
まさかのティッシさんと初音ミクのコラボかよw
— xxabekenxx (@kenken_jvp) 2016年5月17日
いっそのことTシャツとかでないかなー#givenchy #初音ミク #リカルド・ティッシ pic.twitter.com/N5JCYr550K
このオートクチュールのドレスは、さまざまな種類のレースにクロコダイルでトリミングを施し、無数のスワロフスキーをちりばめてあるのだそうです。インパクトの強いヴォーグの記事だけに、今後の海外の反応が楽しみです。
初音ミクとエクササイズ
初音ミクが体型キープに行なっているバーチャルワークアウトを試してみましょうとヴォーグ。そうきたか、ヴォーグ。実際に初音ミクでエクササイズを行う人がどれだけいるか知りません。初音ミクが行っているエクササイズといわれても、バーチャルですから。このへんもやはり、海外の反応が気になります。
あなたが くれた光 - 太鼓のオワタツジン!ミリメロ『paranoia』アシストHard6:5434450点(481/1/0)LIVE COMPLETE! 遊ぼう!→ https://t.co/ZTBkHRRgb0 #EGS #ミリメロ #初音ミク 1.5倍速 好き好きマンボ pic.twitter.com/qwho41SM62
— Kronos DR (@kronos26161) 2017年4月29日
話題になったこちらの動画でもう一度確認する海外の反応
この動画はシリーズの企画ものです。他にも「子どもに〇〇を見せてみた」、「お年寄りに××の感想を聞いた」というタイトルで、たくさんの動画をアップしています。100%のやらせではないものの、あらかじめ海外の反応として、リアクションがある程度は予測できる動画ではないかと思うのですが、どうでしょうか。
子どもに初音ミクを見せてみた
おしなべて「初音ミク」ってなんだかよくわかってないという反応です。「なんじゃこりゃ」というのが第一印象。音楽を聴いていると「なかなか良いんじゃない?」「曲はキャッチーだと思う」なんでアニメを使ってると思う?と聞かれると「シンガーがぶさいくすぎるからアニメにしたんでしょ」でも歌は好き?うまいと思った?「歌はうまい」「声が高すぎて耳が痛い」子どもなりに考えた意見を言います。そこでインタビュアーが、コンピュータに歌わせているので歌手が存在するわけではないと説明したところ、またしても混乱して訳が分からなくなる子供たちが続出しました。
子どもに初音ミクを見せてみた(ボーナス編)
良いと思うと言った子どもも、「お金を払ってライブへ出かけ、ペンライトを振る人のことは良くわからない」と答えます。「アニメのキャラには実際に会うことができない」「結婚したくてもできない」「話しかけるのもパソコンにハーイって、何に話しかけてるかわかんない」これも日本人にもそういう感想を持っている人は少なくはないと思いますから、ごく普通の答えのような気がします。いわゆる二次元に傾倒する人やオタクを批判する論調と同じですよね。
どの国でも自国で話題になっているもの、最新のテクノロジー、未来の夢につながるものに関しては、海外の反応が気になるものです。テレビで良くある番組の切り口に「日本はこんなにテクノロジーが進化していてすごい」「だから海外の反応も良い」「外人は日本好きが多い」「日本びいきの良い人」「日本のオタクは海外でも有名。海外にもオタクはたくさんいる」というものがあります。日本人だって新婚旅行で行ったハワイが好きとか、短期留学で行ったオーストラリアが第二の故郷というように、外国に好きな国がある人はいます。でも海外にオタクがたくさんいるというような論調は少々乱暴な気がします。たくさんいるでしょうが、そうじゃない人の方が当然もっとたくさんいます。ましてボーカロイドをブレなくきれいに説明できるなどというのは、日本人でも少数派。正直「わからない」という人が多いという点で、この「見せてみた」動画はある意味、バランスが取れています。
2011年ごろの北米トヨタのCMと海外の反応
トヨタのCMのキャラクターだった初音ミク。日本からやってきた最新テクノロジー(なんだか良くわからないけどすごいらしい)という扱いです。でも日本人の中高年に聞いても、ボーカロイドや初音ミクをはっきり説明できる人がどれくらいいるでしょうか。
初音ミクには無限の可能性がある
初音ミク的世界は「良くわかんないけどテクノロジー的にすごいらしい」というのが、大多数の海外の反応であり、大多数の日本人の認識ではないかと思われます。どういうものかは知っている。初音ミクとその周辺の現象はすでに情報としては理解している。でもどうしてコンサートに人が集まるの?グッズがそんなに売れるの?かわいいとは思うけど、あの熱狂ぶりは何?基本は「良くわからない」でしょう。良くわからないまま、ファッション界への進出も果たした初音ミク。今後の海外の反応がどうなるか楽しみです。
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