清水宏次朗は現在何を？仲村トオルとは不仲だった！今は失踪中？

「ビーパップハイスクール」で大ブレイクした清水宏次朗（しみずこうじろう）は現在何をしているのでしょうか。現在は、テレビなどのメディアに姿を現さないし、俳優として映画に登場することもなくなりました。さまざまな憶測や風評がSNS上で飛び交っています。清水宏次朗自身もそんな憶測や風評に接していることでしょう。表に出ない理由は何なのでしょうか。リーゼント頭に長ラン（学ラン）姿、あの不良の代名詞とまでなった「ビーパップハイスクール」の伊藤浩志（ヒロシ）役を演じた清水宏次朗のプロフィールを紹介します。

清水宏次朗の生年月日は1964年11月10日です。東京オリンピック開催年です。この頃の世界情勢は、アメリカとソ連が冷戦の最中で、東南アジアでは米ソの代理戦争といわれたベトナム戦争の最中でした。

清水宏次朗は東京の出身です。小学生に上がる頃に東大紛争、安田講堂学生占拠の事件がありました。幼い彼の目に過激な学生運動の映像は、さぞショッキングに映ったことでしょう。

清水宏次朗の身長は175センチ超の長身です。清水宏次朗のあの涼しげなルックスとスラリとした身長、芸能界デビューのきっかけが街中でスカウトされたということも頷けます。

清水宏次朗の血液型はB型です。B型男性の特徴を少しあげてみます。率先してリーダーとなる気持ちを持ってますが、気まぐれで物事に対して熱し易く冷め易いという特徴があります。

清水宏次朗の職業はかつて歌手と俳優でした。今は何を職業としているのか不明です。2015年頃にバラエティー番組にピンポイントで出演しましたが、現役の歌手や俳優としてではなかったようです。

清水宏次朗の芸能活動の経歴は、1981年高校生の時にスカウトされてアイドル歌手としてデビューして以来、数多くのレコードやCDを発表したり、「ビーパップハイスクール」に代表される俳優活動をしたりして2010年頃まで続きました。デビュー当初は竹浩二（たけこうじ）の芸名で活動しましたが、1984年に本名の清水宏次朗（しみずこうじろう）に改めました。ビーパップハイスクールで浩志（ひろし）という不良役を演じて大ブレークしましたが、そのツッパリスタイルが定着し、その後はゴロツキや不良役を多く演じています。

1970年代から1980年代、時代は右肩あがりの高度成長期で、今では考えられませんが土地神話（地価は絶対にさがらない）がささやかれ、街角景気も上々でした。そんな中、時代を謳歌するように、原宿の代々木公園横の歩行者天国（ほこてん）では、若者が今で言うコスプレファッションで踊り狂う「竹の子族」が出現しました。高校生の清水宏次朗は竹の子族として踊っていたところをスカウトされたのです。集団の中で、派手な衣装とディスコサウンドの中でスカウトされたのですから、よっぽどスカウトマンは魅力を感じたのでしょう。

1981年に竹宏治（たけひろし）の芸名でアイドルとして歌手デビューします。同年にLPレコード及びCDアルバム「First」を発表し、7月にシングルレコード「舞・舞・舞」、11月にシングルレコード「I need you」をリリースしました。その後、しばらく活動休止状態が続き、1984年に本名の清水宏次朗の名前で歌手再デビューを果たします。発表したシングル「ビリージョエルは似合わない」で、「第13回東京音楽祭国内新人大会」のグランプリを受賞します。以降アルバム11枚、シングル20枚を発表しました。

現在はみかけなくなりましたが、清水宏次朗の全盛期の時は、歌手と俳優業をメインにテレビコマーシャルやドラマ、声優業など幅広く活躍していました。売上は数億円あったに違いなかったのですが、所属芸能事務所との契約で清水宏次朗の月給は50万円の固定給であったと言われています。全盛のきっかけとなるビーパップハイスクールでW主演した俳優中村トオルとの不仲説が近年囁かれています。真相はどうなのでしょうか。中村トオルは、清水宏次朗とは対照的で、つっぱりのイメージは払拭し2019年現在も俳優として活躍しています。

歌手として音楽祭グランプリを受賞した翌年の1985年、清水宏次朗と仲村トオルがW主演する映画ドラマ「ビーパップハイスクール」が公開され、大ヒットとなりました。同映画はシリース化され、1988年の第6作の完結編まで続きました。青春ドラマですが、不良の高校生を主題とした映画としては空前のヒットを記録し、ちょっとした社会現象も引き起こしました。バリバリのリーゼント頭の学ラン姿がちょくちょく街で見かけられるようになり、不良やゴロツキの姿がファッション感覚に近いものになりました。

1986年に公開された「極道の妻たち」では、主演で姐さん役の岩下志麻やかたせ梨乃と共演し、見事な演技力を発揮しました。ファンの間では素晴らしかったと評判でした。同映画は「ビーパップハイスクール」のヒロシこと清水宏次朗とともにヤンキー（大阪でいう不良青年）として出演していた他の役者も出演しています。ノブオ（古川勉）やミノル（土岐光明）などです。清水宏次朗が、大物女優との共演で素晴らしく活き活きとした演技力を発揮できたのは、古川勉や土岐満明などの共演者がいたからではないでしょうか。

空前のヒットとなった映画「ビーパップハイスクール」でW主演した清水宏次朗と中村トオルは本当に仲が悪かったのでしょうか。1985年から1988年まで2人は俳優として仕事をともにしたのだから、友達としての情が湧くのではないでしょうか。ファンは当然に仲が良いものと思っていたことでしょう。20代前半の歳の若者同士なのだから会話も弾んだことでしょうし、仲間意識も芽生えていたでしょう。まさか不仲だったなんて、ファンにとっては、意外というより悲しみや裏切りに似た気持ちになります。不仲説の出所を紹介します。

芸能活動休止状態の2014年に清水宏次朗はバラエティー番組に出演し、その番組内で中村トオルとの不仲説を暴露しました。かつてより不仲説が囁かれていましたが、これにより決定的なものとなりました。確かに仲が良くなかったかもしれませんが、真相はどうなのでしょうか。清水宏次朗としては中村トオルと友達になりたいと思っていたのではないでしょうか。友達になりたいとの思いの裏返し、可愛さ余ってなんとかのような感情ではなかったのでしょうか。ビーパップ後の2人の活動ジャンルの違いも不仲説を後押しした感があります。

あの事件とは、清水宏次朗がVシネマ（3部作）を制作するために知人経営者から9千万円出資してもらったが、1円も配当しなかったというものです。実質的には踏み倒したことになります。3千万円、2千万円、4千万円と3回にわたり出資をうけました。1回目の3千万円を清水宏次朗のスタッフが使い込んでしまったので、不信に思った出資者である知人経営者は、2回目のお金は清水宏次朗に借用書を書かせ貸付金にしました。2千万円については2012年に裁判所から支払い命令が清水宏次朗に下されました。結局支払いませんでした。

借金を支払うことなく失踪している清水宏次朗の現在は何をしているのでしょうか。裁判で確定した借金の時効は10年なので、2022年まで身を潜めることにしているのでしょうか。借金といっても2000万円は一応出資ということなので、貸した知人経営者にも責任がないとは言えません。きちんと話し合いをすればよいのです。何も失踪する必要はないことなのです。それでも、表に姿を現さないのは、悪かったとの思いが強烈にあるのではないでしょうか。

清水宏次朗は今何をしているのでしょうか。失踪中であるとか、病気にかかっているとか、噂されていますが、本当のところはよくわかっていません。兵庫県神戸市でスナックを経営しているとの噂がありましたが、本当ならバラエティー番組などで紹介されるはずです。だから、この噂はあやしいですね。

清水宏次朗は今、結婚しているのでしょうか。結婚して子供もいるという情報があります。ならば、生活はどうしているのでしょうか。過去の映画やドラマのギャラでしのいでいるのでしょうか。更年期障害で体が大変な状態であるという情報もあります。結婚しているという話が本当なら、奥さんは大変な苦労をしていることでしょう。しかし、もとファンであったに違いないと思われますので、献身的に努力され、再起してもらいたいと考えていることでしょう。奥様は本人の意思を尊重して、外部に情報が出ないようにしているのかもしれません。

現在、派手ではありませんが、タレント活動をされているようです。不仲説ですが、ツッパリヤンキー達をまとめていくリーダー肌があった清水宏次朗に対して、真面目肌の中村トオルは距離を置きたかっただけではないでしょうか。清水宏次朗が一方的に肌が合わないと発言しただけで不仲と決め込むのはいかがなものでしょう。清水宏次朗は55歳、まだまだこれからです。「ビーパップハイスクール」でW主演した中村トオルと再度名コンビとして復活する日が来ることを望んでいるファンも多いことでしょう。2人の共演をまたみたいですよね。