精神分裂病の有名人は?今でいう統合失調症の芸人や歌手を徹底調査!

昔は精神分裂病、現在では統合失調症と呼ばれる病を患っている有名人や芸能人は少なくない。いまや100人に1人が発症するといわれている精神分裂病は他人事ではない。精神分裂病の有名人や精神分裂病の知っておきたい色々な情報をまとめた。

精神分裂病の有名人は?今でいう統合失調症の芸人や歌手を徹底調査!

目次

  1. 統合失調症(精神分裂病)って?
  2. 統合失調症(精神分裂病)の歴史
  3. あの有名人・芸能人も統合失調症(精神分裂病)だった!
  4. 患者との接し方・統合失調症(精神分裂病)について知っておきたい常識
  5. 統合失調症(精神分裂病)の有名人・芸能人についてのまとめ

統合失調症(精神分裂病)って?

統合失調症(精神分裂病)

統合失調症(精神分裂病)とは精神障害の一つであり、その主な症状は認知能力、知覚、思考や感情、言語、自他の感覚に対して歪みを覚えるものとされる。国立精神・神経医療研究センターの高橋清久名誉総長によると、統合失調症(精神分裂病)は10代後半から30代半ばまでの発症例が多く、成人の約1%に発症報告があるとのこと。罹患者によって症状の大小や方向性が大きく異なる病であるが、主に三つの症状に大別できるそうだ。

統合失調症(精神分裂病)の症状1

「自分は何かに取り付かれているのではないか」、「自分は誰かに監視されているのではないか」といったような幻覚や妄想などを信じ込んでしまう症状。その結果、幻覚や妄想を正当化するために、あるいは逃れるために異常な行動や言動に出る場合がある。

統合失調症(精神分裂病)の症状2

感情の鈍化や自閉、他者を拒絶するなどの内向的な症状。意識があるのに外部からの刺激に反応がなくなったり、拒食や無言症、不自然な姿勢のまま固まったりなど、自己を外界と完全に隔離しようとしたりもする。また、自己喪失感からくる自傷行為や引きこもり、欝なども併発する場合がある。

統合失調症(精神分裂病)の症状3

状況の把握ができなくなり、臨機応変な対応や環境への適応が困難になる。症状が悪化すると文字が理解でいなくなったり会話が成立しなくなったりする場合もある。このことから、統合失調症(精神分裂病)は慢性の脳細胞の機能性疾患・障害であるといわれることもある。

統合失調症と精神分裂病

昔は「精神分裂病」と呼ばれていたこの病気は、現在では「精神分裂病」ではなく「統合失調症」と呼ばれている。しかしある機関が一般的な認知度を調査した結果、「統合失調症」の認知度は55.6%、「精神分裂病」の認知度は64.6%という結果が出たそうだ。「統合失調症」よりも「精神分裂病」の方が一般には知られているようである。

精神分裂病と解離性同一性障害

「精神分裂病」という名称は「解離性同一性障害(多重人格)」と間違われやすいが、この二つはまったく別の病気である。統合失調症(精神分裂病)はあくまでも現実との乖離、妄想と混在を主とする病気である。

統合失調症(精神分裂病)の歴史

古代ギリシャ時代から精神分裂病の存在は知られていたが、医学用語として公式に統合失調症(精神分裂病)が呼称されたのはフランスの医学者ベネディクト・モレルによってであった。もっとも、この頃は精神分裂病ではなく早発性痴呆と呼ばれていた。

精神分裂病が本格的に研究され始めたのは19世紀頃のヨーロッパの精神科医たちによってだった。初期は「早発性痴呆症」と呼ばれていた精神分裂病だったが、スイスの精神科医オイゲン・ブロイラーの著書「早発性痴呆症あるいは精神分裂病群の集団」によって精神分裂病は「精神機能の特徴的な分裂。若年時に発症するとは限らず、痴呆がともなうとは限らない」として定義された。

精神分裂病の治療とロボトミー

1975年まで、日本では精神分裂病の治療にロボトミー(脳外科)が行われていた。ロボトミーとは前頭葉を切除することである。しかしこれは精神分裂病を治療するのではなく脳そのもの、人間性そのものを破壊する行為だとして、現在では精神医学上の禁忌とされている。

精神分裂病罹患者の絵画

イギリスの画家ルイス・ウェインは猫を題材とした作品を多く残した画家だ。晩年に統合失調症(精神分裂病)を患った彼の作品の変異から、精神分裂病患者の思考や認識力の変化を解明できるのではないかと考える研究者もいる。

あの有名人・芸能人も統合失調症(精神分裂病)だった!

昔に比べると、精神病の社会的認知度は格段に向上している。身近にありながらも嫌悪され忌諱されてきた数々の精神病は、当然ながら多くの有名人もまた罹患している病だ。ここでは統合失調症を患ったとされる有名人を紹介したい。こうした有名人のカミングアウトこそが、精神病への誤解や偏見を取り除くのに一役買っているのは間違いない。

統合失調症(精神分裂病)といわれている有名人1

ロックバンド『安全地帯』の歌手としても、そしてソロの歌手としても活躍する玉置浩二は、著書『幸せになるために生まれてきたんだから』にて自身の病気について告白している。その本には精神病を患っていたと書かれているが、その病気は統合失調症、あるいは躁鬱病なのではないかといわれている。

統合失調症(精神分裂病)といわれている有名人2

「お騒がせ女優」と呼ばれた藤谷美和子もまた統合失調症(精神分裂病)なのではないかといわれている有名人だ。「皇族の紀宮さまは私の妹」と警察官に詰め寄ったり、毎日同じ場所を徘徊したりといった奇行がニュースで報じられることもあった。

統合失調症(精神分裂病)といわれている有名人3

日本を代表する文豪・芥川龍之介もまた統合失調症であったことで知られる有名人だ。母親も精神異常の嫌いがあったとされ、本人も幻覚に悩まされたという。常に「ぼんやりした不安」を抱いていたといわれる芥川龍之介は、服毒自殺という衝撃的な最期を遂げる。

統合失調症(精神分裂病)といわれている有名人4

今井メロも統合失調症を患った有名人であり、トリノオリンピックの日本代表だった元スノーボードハーフパイプ選手だ。彼女は自身のブログで「15歳のころから精神科に通っており、統合失調感情障害というものを抱えている」ということを明かした。

統合失調症(精神分裂病)といわれている有名人5

統合失調症を患った有名人のひとりに、作家・佐久本庸介がいる。青春小説『青春ロボット』の作者であり、自身が統合失調症罹患者であることを明かしている。

統合失調症(精神分裂病)といわれている有名人6

お笑い芸人コンビ「松本ハウス」のハウス加賀谷も統合失調症の有名人。人気絶頂のなかで突然の活動休止。理由は中学二年のころから患っていた統合失調症によるものだそうだ。昔からの病がいまだに彼を蝕んでいたそうである。そしてそれから10年の歳月をかけて、芸人の相方に支えられながら芸能界に復帰した顛末を著書「統合失調症がやってきた」に記している。

患者との接し方・統合失調症(精神分裂病)について知っておきたい常識

統合失調症(精神分裂病)は解明された病気とは言いがたく、原因も治療方法もいまだ不確かだ。なので周囲の人は患者と上手に付き合っていく道を模索するしかないのが実情である。

まずは受け入れること

まず大切なのが「否定せず理解すること」である。健常者から見れば異常とも思える行動であっても、精神分裂病の罹患者にしてみれば妥当・当たり前の行動であったりする。それを否定することから入ってしまえば、罹患者から"敵"とみなされてしまい、余計なストレスを与えるだけだろう。

近づきすぎないこと

精神病全般に関していえることであるが、どれほど大切な相手や親しい人物であっても、親身になりすぎて気疲れし、看病している側までも体調を崩してしまう――といった事態が少なくはない。お互いに負担にならない距離感を模索することもまた大切なことだろう。

統合失調症(精神分裂病)の有名人・芸能人についてのまとめ

統合失調症(精神分裂病)の有名人・芸能人についてのまとめは以上となる。歌手、芸人、芸能人、有名人、あるいは医者であれ、一般人であれ、精神病の恐ろしいところはそういった職種に関わらず誰でも患ってしまう可能性があることだろう。もしも身近な人がそういった病気に罹患してしまったら、焦らずにじっくりと付き合っていく方法を考えるのが大切なことではないだろうか。

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