フェレットの飼い方のコツまとめ!エサは何?一人暮らしや初めてでも大丈夫!

フェレットのペットとしての飼い方やコツをご紹介します。フェレットは日本人には馴染みのない動物ですが飼い方のコツをしっかり覚えれば一人暮らしの方やペット初めての人でも飼うことが出来ます。今回ご紹介するフェレットの飼い方を是非参考にして下さい。

フェレットの飼い方のコツまとめ!エサは何?一人暮らしや初めてでも大丈夫!

目次

  1. フェレットの性格
  2. フェレットの費用
  3. フェレットの去勢
  4. フェレットを飼うコツ:温度管理
  5. フェレットを飼うコツ:注意点
  6. フェレットの飼い方
  7. フェレットのエサ
  8. フェレットの飼い方:トイレのしつけ
  9. フェレットの飼い方:噛み癖のしつけ
  10. フェレットの性格と飼い方:まとめ

フェレットの性格

フェレットは知能が高い動物と言われています。毎日かかさず遊んだりスキンシップを取っていると飼い主の顔や匂いを覚えてくれるので一人暮らしの方にはピッタリです。

フェレットは遊ぶことが大好きです。犬や猫用のおもちゃで構いませんのでフェレットをケージの外に出して一緒に遊んであげるととても喜んでくれます。またフェレットを飼うコツとして狭い場所や隙間に入ることも好きなのでかごや箱などを用意してあげるととても喜びます。

フェレットは知能の高さから芸を覚えることもあります。犬程難しいことは出来ませんがお手やおかわりお腹を見せるポーズなどは教えればできるようになります。

ただしフェレットは好奇心旺盛で狭いところにも入り込んだり脱走することがありますので入って欲しくない場所や傷つけられたくないものは対策を取っておいて下さい。

フェレットの費用

初期費用(生体代金や日用品)  5~10万円
エサ・トイレ代  毎月3000円
病院代  (一回最低)1000円
予防接種代  (年一回)8000円
フィラリア予防薬  (5月~12月)8000円
毛玉除去・フェレットバイト  年2個ずつ (6000円)

フェレットを初めて買う時の費用はケージなどの家、治療費など、エサ、遊び道具などがあります。フェレットは体が小さくてすぐに脱走してしまいますので遊ぶとき以外はしっかりとケージの中に入れておいて下さい。

フェレットを外で遊ばせる場合はリードや帰ってきた際のシャンプー、ノミ・ダニ避け薬などが必要になります。

フェレットに必要な消耗品関係はエサとトイレです。毎月3000円ほど必要になります。フェレットが好む味付けがされている「フェレットバイト」という栄養剤はしつけのご褒美として最適です。

また動物病院での治療費も必要です。フェレットは年に1度の予防接種以外にも、蚊が媒介する病気であるフィラリアを予防するためのワクチン接種が必要になり、これは毎年5~12月の間に行われます。

フェレットが亡くなる原因として一番多いのが、癌だと言われています。他の病気をふせぐためにも定期的な健康診断が必要なのでフェレットは動物病院に通ったり、きちんとした栄養管理が重要になります。

フェレットの去勢

フェレットは大きく分けてスーパーフェレットとノーマルフェレットの2種類があります。その違いは去勢されているかいないかの違いです。

避妊・去勢済がスーパーフェレット

避妊や去勢、臭腺を取り除く手術が済んでいるフェレットをスーパーフェレットと呼びます。スーパーフェレットの特徴は性格が穏やかで体格がやや小さいのが特徴です。

日本国内のショップにいるフェレットのほとんどがこのスーパーフェレットです。スーパーフェレットは繁殖することはできませんが扱いやすい性格なので一人暮らしや初めての方も飼育しやすいというメリットがあります。

避妊・去勢をしていないのがノーマルフェレット

反対に避妊や去勢をしていないフェレットをノーマルフェレットと呼びます。ノーマルフェレットはスーパーフェレットと比べて活発で体格が大きくなり、病気になりにくいのが特徴です。

さらに発情期には攻撃的になったり悪臭を放つ分泌物を付着させるので飼育しにくいというデメリットがあります。一人暮らしや初めての方にはおすすめできません。

一人暮らしや初めての方はスーパーフェレットを選ぶのがコツ

一人暮らしや初めての方はスーパーフェレットを選ぶと良いでしょう。日本国内でもノーマルフェレットを取り扱っているショップはありますが、よほど繁殖させたいなどの理由がなければ、避妊済のスーパーフェレットを迎えることをオススメします。

フェレットを飼うコツ:温度管理

フェレットを飼う際には適切な温度管理を行う必要があります。フェレットを飼う上で適切な温度をしっかり覚えてフェレットの体調不良などを事前に防ぎましょう。

フェレットは寒暖差に弱い動物です。特に夏は熱中症を起こしやすい季節なので一人暮らしの方もフェレットの為にエアコンをつけて出かけることを忘れないようにしてあげましょう。

その代わりフェレットは寒さには強い動物です。ただし管理された室温のなかで暮らしているフェレットは寒さに対する抵抗力が落ちています。ケージの中に暖かい毛布を用意したりして寒さ対策を取る必要があります。

暑さと比べて寒さにはやや強い傾向がありますが、管理された室温のなかで暮らしているフェレットは寒さに対する抵抗力が落ちています。ケージの中に暖かい毛布やベッドなどを作り、留守中にも寒くないように対策してあげることが大切です。

気温は15~22度が適温

季節の変わり目には温度変化によりフェレットが特に体調を崩しやすくなるため注意する要があります。常に適正温度の15~22度の室温に保てるように気を付けてあげてください。

フェレットを飼うコツ:注意点

上記でもフェレットの体調管理の事を説明しましたがそれと併せてフェレットの健康チェックも必ず行う必要があります。

フェレットの健康チェック

目やあごにカサブタがないか?下痢をしていないか?毛並みや肉球につやがあるか?など

フェレットの健康チェックのやり方は目やあごに傷やカサブタがないか、顔色は悪くないか、下痢などをしていないかといった見た目で分かる部分をチェックしていきます。もしフェレットの様子がおかしかったら動物病院に連れて行ってあげましょう。

フェレットの飼い方

ここではフェレットの飼い方についてご紹介します。まずはフェレットを家に迎える前に準備するものを買い揃えます。

フェレットの飼い方:準備をする

ケージ、トイレ、食器、給水ボトル、キャリー、温度計、今まで食べていたエサ

フェレットの飼い方:準備は済ませておく

フェレットを飼う際にはフェレット専用の家が必要なのでケージやトイレや食器、毛布、給水ボトルなどを揃えましょう。

フェレットの飼い方:温度管理も気を付ける

温度計は前述した温度管理の際に必要になります。ケージの中に入れるとフェレットが壊してしまうかもしれないのでケージの近くの壁などに設置して下さい。

フェレットのエサ

フェレットの飼い方:エサも注意

フェレットのエサについては急にエサが変わると体調を崩す可能性があるのでお家にお迎えする際には今まで食べていたエサを準備してあげるのが良いでしょう。急にエサが変わると体調不良を起こしてしまいますので気を付けて下さい。

現在フェレットフードと呼ばれるフェレット専用のエサがありますが様々な種類があるので初めての方は迷ってしまうかもしれません。

その時は安易に安いものを選ばないで下さい。安い物はフェレットの健康を害する不純物が入っていたり海外産で質の悪いエサだったりしますのでできれば袋に記載されている原料を読んで何が入っているかチェックして下さい。

フェレットの飼い方:トイレのしつけ

犬や猫と同様にフェレットにもしつけが必要になります。ここではトイレと噛み癖に対するしつけのコツをご紹介します。

フェレットのしつけ:トイレ

きちんとしつければトイレも覚える。ケージ外にもトイレを設置する。

フェレットは賢い動物なのでしつければトイレの場所もしっかり覚えてくれます。家に迎え入れた段階で早速トイレのしつけをしてあげれば大人になった時苦労しないで済みます。

フェレットにトイレを覚えさせる方法は排泄物をトイレに置いたり、トイレに行きたそうになったらその都度トイレに移動させるという方法があります。

それでもトイレについて不安があったり部屋を汚されたくない方は、念のためフェレット用のトイレをもう一つ買ってフェレットがどこでも用を足せるようにしておきましょう。

フェレットの飼い方:噛み癖のしつけ

フェレットのしつけ:噛みぐせ

大声を出して叱る。名前を呼ばずに「コラ」などで統一する。

フェレットは鋭い歯が生えており飼い主が噛まれて血が出たりコードを噛んで感電してしまう恐れなどがありますので必ずしつけるようにしてください。

噛み癖をしつけるにはフェレットを大きな声で叱る方法が効果的とされています。叱る際に名前を呼ぶと関係無い時でも名前を呼んだだけで怒られると認識してしまうのでフェレットの名前ではなく「コラ!」や「やめなさい!」などの言葉で統一して叱るようにしましょう。

またフェレットの噛み癖対策としてフェレットが嫌いな味・臭いが含まれたスプレーが売られています。これを噛まれたくない物にスプレーしておけば安全です。

フェレットの性格と飼い方:まとめ

フェレットの性格と飼い方でした

今回はフェレットの性格や実際に飼う時の飼い方やコツなどをご紹介しました。フェレットは知能が高く人懐っこい性格なのでしっかりとスキンシップを取ればとても可愛いペットとして一緒に生活できます。しかしちょっと目を離しただけで病気になったりちゃんとしつけないと飼い主を噛んだりといった面もありますので実際に飼う前にはしっかりとした知識を身に着けて存分にフェレットの魅力を楽しんでください。

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