馬油でシミは消える?消えない?効果が出るまでの期間・使い方まとめ!

馬油でシミが消える!と話題になっているのをご存知でしたか?その一方で馬油を使い始めたらシミが濃くなるという話もあるのはなぜでしょうか?馬油の効果的な使い方で美肌に導く方法と、効果が出るまでの期間などについて詳しくお伝えしたいと思います。

馬油でシミは消える?消えない?効果が出るまでの期間・使い方まとめ!

目次

  1. シミが消えると話題の馬油とは?
  2. シミに有効的な馬油の特徴について
  3. なぜ馬油はシミに効果的なのか?
  4. 馬油でシミを撃退するスキンケア方法
  5. 馬油で本当にシミは消えるのか?効果が出る期間はどのくらい?
  6. 馬油でシミが濃くなると感じる理由について

シミが消えると話題の馬油とは?

馬油の歴史はとても古く、5~6世紀頃の中国の医師の著書である『名医別録』には「馬の油は髪を生ず」と書かれ、16世紀頃の薬物学書『本草綱目』には、「シミ・ソバカスの除去、肌荒れ治療、筋肉痙攣の緩和」と、馬の油の効能について記された書物が存在するそうです。

馬油は、火傷、肌荒れ、ひび、あけぎれ、切り傷、痔などの症状にも効果があるとされ、昔から家庭治療薬として知られてきました。

馬油は口に入っても大丈夫なため、副作用がなく老若男女問わず安心して使えるところが、広く民間に伝わった理由のひとつと言えるでしょう。

漢方を扱う病院で、馬油がアトピーやニキビなどの治療薬として処方されることもあるそうです。 

シミに有効的な馬油の特徴について

馬油の特徴は、人の皮脂に最も近い成分であり自然な油脂であるため、人間にとってとても有効的なスキンケア成分を含んでいます。つまり馬油は人の肌との相性がとても良く、肌の角質層まで浸透しお肌を健やかに保つ手助けをしてくれる素晴らしい働きを持っているのです。

馬油の特徴

馬油は皮膚の隙間に浸透し、細胞間を潤った状態に保つ強力な浸透力があり、肌を保湿するのにとても役立つばかりでなく、表面に油膜を張って外部と遮断し酸化を防ぐ抗酸化作用、殺菌作用にも優れています。馬油には炎症を沈め、熱を取り去る働きもあるので、火傷にとても効果的です。また、血液の循環を促進する効果もあり、馬油を使うことによってマッサージ効果を得ることが出来ます。

馬油にはこんな使われ方があった!

医学博士である木下繁太朗氏が書かれた馬油の本『「馬の油」の成分に凄い薬効があった―シミ・小ジワから慢性病に驚くべき治癒効果―』には、馬油に様々な薬効があることが書かれています。

馬油は下記のような使われ方が日本だけでなく中国でも昔から行われています。 ■衰えた肌に潤いを与える ■小じわは手のひらで額からほお、あごにかけてなで下ろす ■首筋にしわとりは指の腹であごからのどにかけてなで下ろす ■シミは人差し指中指薬指の三本でマッサージの要領ですり込む ■ニキビには洗顔後帰宅後、お風呂上がりにすり込む ■日焼けしたときは身体を冷やしてから塗る ■冷え性には、入浴後背骨の下にすり込む ■頭の地肌にすり込むと、緑の黒髪にかわる ■抜け毛を防ぐには、指先を一ヶ所にとめ、地肌を動かす要領で ■便秘にはおへその両側と、手首に塗る ■やけどの痛みをとり、跡も残さない効きめ ■皮膚のかゆみや化膿をおさえ早期治癒が出来る ■アトピー性皮膚炎には、こすりつけずにそっとのばす感じで ■ひび、あかぎれには昔から効果抜群だった ■しもやけには、患部にこするようにしてよくすり込む ■くちびるの荒れには、馬の油を小指の先に少しとり薄く塗るだけ ■水虫には足を洗って皮膚が柔らかくなったところにたっぷりすり込む ※火傷は軽傷のものに限ります。 ※馬油はあくまでも民間治療薬として用いられるものです。通院されている場合は、信頼できるお医者様に相談の上用いましょう。

なぜ馬油はシミに効果的なのか?

なぜ馬油はシミに効果があると言われているのでしょうか?馬油がシミについて効果的だと言われる理由についてお伝えしたいと思います。

馬油は肌に潤いを与え肌のバリア機能を高める

馬油は人間の皮脂と成分が近いため、肌への浸透力が高く、馬油を肌に乗せるとすぐに溶けるのは、馬の体温が37℃で人の体温に近いためです。

馬油にははオレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸などの「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれていることが特徴です。中でもα-リノレン酸は、抗酸化作用、抗炎症作用が高く、肌のバリア機能を高める働きがあります。

馬油には血行を促進し、新陳代謝を活発にさせる効果が期待できる

肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりをターンオーバーと言いますが、このターンオーバーのサイクルは28日周期位が理想的だそうです。表皮細胞が誕生し、垢となって剥がれるまでの標準的な日数のことです。

人の皮膚はこのターンオーバーによって、堆積したメラニン色素などの老廃物を排出したり、正常な皮膚へと整えたりしているのですが、一般に加齢などによって、このターンオーバーの周期が長くなってしまうそうです。しかし、馬油には血行を促進し、新陳代謝を活発化させる効果があるので、ターンオーバーの働きを助ける役目をしてくれます。

このように馬油には、肌に潤いを与え肌へのバリア機能を高める効果と、新陳代謝を活発化させ肌のターンオーバーを正常な周期に修正してくれる作用によって皮膚が生まれ変わり、その結果としてシミが消える効果や薄くなる効果があるようです。

馬油でシミを撃退するスキンケア方法

それでは馬油を使ったスキンケアをご紹介します。

馬油洗顔

洗顔の前に馬油をお顔全体に馴染ませながら塗ります。5分ほど経ったら優しく拭き取り、ぬるま湯で洗顔します。馬油をお肌に馴染ませながら、軽くマッサージを兼ねるとより効果的です。馬油洗顔は、美容のカリスマ的存在であるIKKOさんも実践しているそうですよ。

馬油クレンジング

馬油を手のひらでよく温めます。人肌に温まった馬油をメイクになじませ優しく拭き取ります。その後はいつものように普通に洗顔します。

馬油下地クリーム

米粒ほどの馬油をお顔全体に塗ります。5分ほど肌になじませてからファンデーションを塗りましょう。つけ過ぎると顔にテカリが出てしまうので、初めは少量づつ使うのがおすすめです。入浴後、クリームとして使用する場合はシミのある個所に少し多めに付け足して塗ると効果が高まるでしょう。

馬油パック

馬油を少し多めに指にとります。軽くマッサージしながら肌になじませ、5分~10分ほどそのままにしておきます。馬油パックは入浴中にすると、肌が温まり相乗効果が期待できます。週に1、2度のケアがおすすめです。

馬油で本当にシミは消えるのか?効果が出る期間はどのくらい?

馬油をどのくらいの期間使用したらシミに効果が表れるのか気になるところですよね。実際に馬油を使用された方の感想や評価などについてお伝えします。

昔からお肌に良いと言われている「馬油」、IKKOさんも紹介するだけあり、なかなかの優れものです。 使い始めてもうすぐ2ヶ月が経ちますが、シミがうすくなってきてビックリ。 乾燥の激しい飛行機内でも馬油を塗っていたおかげで、お肌はしっとりしていましたよ。感謝。 お風呂に入りながらの馬油パックが、わたしのお気に入り♪しっとりします^^

馬油でしっかりスキンケアをなさって2か月でシミに効果があったそうです。

馬油を使用して5カ月が経ちました。 シミは、薄めにコンシーラーを塗った後ファンデーションを塗ると、わからないくらいまでになりました。 ただビックリしたことは、年齢と共に出来てしまった首イボが全部綺麗になくなりました。

馬油を使い始めて5か月してシミが薄くなったそうです。首いぼが無くなったのは凄いですね。

シミが気になり始める年齢になってきた場合に、馬油を最低でも半年から一年の期間使いましょう。 お風呂上がりとと化粧の下地とかに薄くつけます。 シミは顔のほほのあたりとかによくできるかと思いますので、そのあたりを中心につけていくといいでしょう。 家族がいる場合はクリーム代わりに冬の乾燥から肌を守るためにも使うことが良いようです。そういう風に毎日習慣的に使っているうちに気にしていたシミも薄くなるはずです。

馬油をどのくらいの期間使い続けたら効果が現れるのかは、やはり個人差があるようです。馬油は天然のものなので、使い始めてすぐに劇的な効果があるものではないようですが、一般に半年は続けてみるのが理想的と言えるでしょう。使い始めてしみが消えないと思い、すぐにやめてしまうのではなく、しばらく使い続けて様子をみるのが良いでしょう。

馬油でシミが濃くなると感じる理由について

馬油でシミが薄くなると思って使ってみたら、逆にシミが消えないどころかシミが濃くなるように感じる方もいるようです。それはなぜなのでしょうか?

シミを消したいために馬油を使い始めたら、シミが濃くなってしまったと感じる方がいらっしゃるようです。使い方が間違っていたのか、馬油に原因があるのか悩んでしまうところですが、使い方が間違っていたのでも、馬油に原因があったのでもありません。

馬油を塗り始めてシミが濃くなるように感じるのは、シミ自体が濃くなったわけではなく、馬油によって新陳代謝が活性化し、肌の老化物質が外に押し出されるので、その結果、肌全体が明るくなる為シミが濃くなったように見えるからです。

せっかく馬油に期待したのに、「シミが消えない!濃くなってしまった!」と悩まずに、しばらく続けて様子をみてみましょう。

馬油を使用する時の注意点

沢山の効能がありシミにまで効果を発揮する馬油。知れば知るほどビックリしてしまいますね。しかし万能に思える馬油ですが、保湿効果が高いため乾燥肌の方とは相性が良いのですが、脂性肌の方が使うと肌トラブルが発生してしまうケースもあるようです。

使い始めは少しづつの量で、様子を見ながら使用するようにしましょう。また馬油の酸化を早めないよう保存は20度以下で、酸化が進んだものや開封して一年以上経ったものは使用しないよう気を付けましょう。

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