小川宏アナウンサーが死去！うつ病に悩まされ自殺を図った過去も

小川宏は元NHKアナウンサーで、そしてその後フジテレビと専属契約し昭和のアナウンサーとして一時代を築きました。小川宏というアナウンサーは、1950年代では珍しく自分の名前のついたかんむり番組「小川宏ショー」をもち合計4451回という金字塔を打ち立てギネス記録を残しました。

ギネスを打ち立てた「小川宏ショー」の特徴はワイドショーでありながら今のように芸能ゴシップネタを全く扱わなかったことについてもとうじの視聴者の支持を得る要因だった。家族で安心して見れる番組でした。

この小川宏というアナウンサーが「小川宏ショー」でギネスを打ち立てた半年後に始まったのが「いいとも」でした。いいともによってギネスが塗替えられました。

そして小川宏はとうじ非常に穏やかなイメージとして茶の間に定着、朝9時からのワイドショー番組「小川宏ショー」で大物ゲストを呼ぶなどし信頼も絶大なものとし、その穏やかさから「春の小川」の異名を持ちました。また小川宏はプライベートでも穏やかなのはもちろん、非常にまじめな性格であったといいます。よく部屋でクラシックを聞いていたということです。

そんな一時代を築いた小川宏でしたが、1982年「小川宏ショー」終了後うつ病患いました。その原因として語られているのは2つあります。小川宏をうつ病におとしめる原因として語られているのが親族（兄）のお金持ち逃げによる裏切り行為でした。当時小川宏はフリー転身後に設立したプロダクションの金9000万を持ち逃げされました。小川宏は身内に裏切られたことはもちろん、それによって妻に迷惑をかけたことに関しても相当なストレスとなったと語られています。

また小川宏をうつ病に追いやったもののオプションのような原因として、「小川宏ショー」の収量低迷もあったと語れれているようです。そして小川宏はそのようなストレスも相まってうつ病となり踏切自殺を考え未遂にいたるまで追い詰められました。しかしその瞬間家族事がよぎり自殺を思い止まりました。

その後小川宏は妻と共に病院へ通院し治療をうけ、うつ病を克服しました。完全な克服までには約10年の歳月をようしたといいます。それにはやはり家族の支えが非常に大きかったそうです。最近では、その時の体験談などを記した本を出版し、講演活動などを行っていました。ちなみにうつ病を公表した番組は「徹子の部屋」でした。

一時代を築きながらも困難に見舞われた小川宏がついに2016年11月29日多臓器不全で死去してしまいました。死去の原因は多臓器不全以外公表されていません。この小川宏の死去原因である多臓器不全は、簡単にいうと老衰ということになります。年齢も90歳だったことも考えれば大往生だったといえるかもしれません。

小川宏は今の50代前後の人からすると、金字塔を打ち立てた大きな存在、今の人でいうと所の草野仁、にもかかわらずメディアの扱いはとても小さくグッディでさえ韓国ネタで小川宏のニュースは殆ど報じられなかったという。そんな扱いの雑さ小ささに小川宏の偉業を知る人々にっては、少々不満があったようです。当方もバイキングを見ていますが、まったく知りませんでした。現在バイキングは毎日ASKAネタをやっています。

白黒の写真が小川宏の若い頃の画像ということでいかにも小川宏の若い時の画像が古い時代の画像なんだなということが実感できます。凛としていていかにもできるアナウンサーという雰囲気です。

こちらの画像は白黒ではなくカラー写真です。ちょっと時代が進んでギリギリカラー写真ができるようになった時代でしょうか。スーツがとても似合っていてネクタイの色も凄く紳士な感じが伝わる画像です。

小川宏の訃報があったことで今回小川宏の人生ほんの少しだけ覗いてみましたが、いかにも昭和の一時代を築いた波乱万丈な人生だったんだなという雰囲気がしました。一番驚いたのは小川宏の「小川宏ショー」でギネス、その半年後に開始した「いいとも」でギネス塗替えということでした。この流れでいくとバイキングもあり得るのでしょうか。ですがバイキングにその風格は感じられません。