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ハリネズミの寿命は何年?病気の症状や冬眠などの生態まとめ!対処方法は?
ハリネズミはペットとして人気があり、飼っている人が増えました。しかし、その生態をあまり知らないため病気になり命を落としてしまう可能性もあります。また、ハリネズミは寒くなると冬眠をしますが、そのせいで寿命が短くなる可能性もあります。

目次
あまり知らないハリネズミの生態
ハリネズミの生態はまだまだあまり知られていません。その生態をしっかり把握することでハリネズミの寿命は大きく変わります。ハリネズミは夜行性で昼間は寝ていることが多く、活発に動くのは夜9時から0時頃になります。目はあまりよくありませんが、耳と鼻はとても敏感です。
また、鳴くことはほとんどありませんが、強く警戒しているときには鳴き声を出しながら、背中を丸めて飛び跳ねることもあります。ストレスは寿命を縮める原因となります。他のネズミなどと生態が異なりますので、注意しましょう。
ハリネズミの寿命は5年から10年
ハリネズミの寿命は5年から10年と言われています。しかし、病気などで3年未満という短い寿命で亡くなってしまうこともあります。ハリネズミを見てくれる動物病院はまだまだ多くありませんので、いざというときのために対応してくれる動物病院を調べておきましょう。
また、野生のハリネズミは冬になると冬眠をしますが、ペットのハリネズミも生態は一緒です。しかし、冬眠することで寿命を短くしてしまいます。大切なペットのハリネズミが健康で少しでも寿命を延ばせるように生態を学びましょう。
ハリネズミが冬眠する気温
ハリネズミも他のネズミ同様に冬眠する生態です。ハリネズミは温度が20度になると動きが鈍くなり、食事量も減ってきます。18度を下回ると本格的に冬眠に入ります。野性の場合は栄養をしっかり蓄えていますので問題ありませんが、ペットの場合は栄養不足からそのまま命を落としてしまったり、内蔵に負担かかかることで病気になる可能性もあります。
冬眠をしようとしている場合には、すぐにケージの周りを暖めてください。日ごろから温度計を置いて温度管理には注意することが寿命を延ばす重要な点です。
ハリネズミに多い病気の症状の原因はダニ
ハリネズミに多い病気の症状はダニによる皮膚の病気です。ペットショップから迎え入れたときにすでに感染している可能性もあります。出来れば動物病院で健康チェックを行いましょう。もし、フケが出ていたり、針が抜けるような症状が見られれば感染の可能性があります。
また、ひどくなると食欲がなくなったり激しいかゆみなどの症状が出ます。感染している場合は、薬で治療をしますがケージなどにダニがついている可能性がありますので、清潔にしてあげましょう。
加齢により起こる病気
ハリネズミは加齢によりさまざまな病気にかかることもあります。多くみられる病気は悪性腫瘍です。約8割は悪性と言われます。治療は腫瘍を取り除くことです。この病気の原因は食生活や遺伝などといわれています。
また、歯周病にもかかりやすい病気のひとつです。やわらかいフードや果物を与えている場合には、歯についた食べ物のカスにより細菌が繁殖する可能性が高くなります。歯周病は体に菌がまわり内臓疾患を引き起こす可能性もあります。このような病気で寿命を短くする可能性もあります。
夏にも冬眠と同様に眠ってしまうかわった生態
他の動物ではあまり見られない生態としては、夏眠をすることです。ハリネズミの夏眠はあまり知られていない生態の一つです。冬眠と同様気温が29.5度以上になると夏眠をしてしまいます。特に日中エアコンをつけていない状態だととても危険です。すぐにケージを冷やして涼しい環境を作りましょう。
もちろん冬眠と同じく夏眠でも命を落としてしまう可能性が非常に高くなります。また、そのときには問題はなくても後になって病気になることもあります。温度管理は寿命の長さに大きな影響があります。
病気をせずに寿命を全うするためには
飼い主がハリネズミの生態を理解することと、冬眠、夏眠しないよう温度管理に注意すること、食事をバランスの取れたものにすることなどで平均寿命の10年よりもずっと長く一緒にいてくれるかもしれません。
ハリネズミの生態はまだまだたくさんの人に知られていませんが、家族に迎える前にしっかり理解しておきましょう。特に冬眠や夏眠に入る温度は、人にとって比較的通常の気温です。準備が間に合わず冬眠や夏眠に入ってしまうことがほとんどです。できるだけ年間通じて一定の温度を保つ工夫をしましょう。
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