エンタメ
ハリネズミの餌を解説!量や食べない時の対策は?おすすめの餌はどれ?
ハリネズミはグルメな動物で、毎日同じものを与えていると食べないようになるほど。それに加え、適した餌の量や好みの把握、また成長期の量など、臨機応変に対応していく必要があります。ハリネズミの食に関して、ひとつずつ学んでいきましょう。

目次
ハリネズミの餌は専用フードがおすすめ
小動物・ハリネズミは、げっ歯類ではなくモグラの仲間。そのため視力が弱く、聴覚と特に嗅覚が優れている動物です。基本的にはハリネズミ専用フードを利用するのが良いのですが、その嗅覚が仇となり、グルメな動物でもあります。飽きたらフードを食べないようになり、一切食べない絶食状態になるケースもあるため、他の食材と混ぜつつ味を変える必要があります。
少し前までは専用フードがあまり流通してませんでしたが、現在は何種類も入手することができるので、ハリネズミを飼う難度はやさしくなっています。
ハリネズミに与える餌の量はどれくらい?
【第 12 位】 ハリネズミがすぐ飼える◆飼育グッズ13点セット◆初心者セット◆ケージ 床材 フード 隠れ家 ホイール ボトル◆はりねずみ 飼育用品 餌 エサ これで 19800 円 https://t.co/ljGagqyHZE pic.twitter.com/Pd7hAkPhDu
— うちのフェレット (@Ferret_0) July 29, 2017
野生のハリネズミの場合の餌の量は、なんと自分の体重の1/3もの餌の量を摂取しています。ただ、野生と飼育では運動量が異なるため、当然餌の量も変わってきます。目安の餌の量としては、1日に30〜70kcal分の餌の量が適しているとされています。
脱走したハリネズミをエサで釣るの図(AM3:00) pic.twitter.com/GapTU2LxT9
— のがみまいこ (@mainogapple) August 12, 2017
ただ、個体ごとに運動量や代謝などで必要な餌の量が異なってきます。毎日餌の食べ方や好みをしっかり観察しつつ(好みと合わないと食べないようになるので)、どのくらいの餌の量が適切かを見極めましょう。
ハリネズミの一日の餌の量の目安は?
ハリネズミの一日の餌の量の目安は、主食に大さじ1〜2杯。ゆで卵やチーズなど動物質は小さじ1〜2杯、おやつにミルワームを少々、ニンジンやリンゴなど野菜を小さじ半分。これが大体の目安の餌の量です。
ミルワームなどを省き、主食のハリネズミフードだけを与える場合には、2〜3杯が目安となります。ただ、これらはフードやミルワームのパッケージの用量・用法に従って与えてあげるようにしてください。
食べない・食べ過ぎなど、餌の量やバランスにも注意
先述の、目安の餌の量を参考にしつつ、体重や体格や運動量、便の状態などから状況に応じてハリネズミに適した食事内容を考えてください。食べないで残したのが、単純に多すぎたのか好みが変わったのか、というのも普段を観察していればおのずと分かるようになります。食べないから病気なのでは、と心配にならずに済みます。
また、成長期には必要な栄養分が増えるため、多めに与えてください。生後半年までは食べないで残してしまうくらい与えても良いでしょう。肥満気味になったら、見直すのを忘れずに。
ハリネズミに餌を与える頻度は?
モグラの仲間であるハリネズミは夜行性。本来は一晩中昆虫を補食しながら歩き回る、少しずつ何度も食べる動物です。手間をかけられるなら、夜に数回与えられるのが理想ですが現実的には厳しいので、夜ハリネズミが活動しはじめてしばらくしてから1回。もしできれば、2回に分けて与えるとなお良いでしょう。
食べないで残した餌に関しては、朝には取り除くようにしておきましょう。食べ物がいたんでお腹を壊したり、肥満の原因にもなります。
おやつにはミルワームがおすすめ
食虫目に分類される、ハリネズミの好物は「虫」。ミルワームやコオロギなどの活きエサ・生エサは大好物なのでおすすめです。(稀に食べない個体もいます)ただ、野生のハリネズミと違い、運動量が足りないため、栄養素の多すぎるミルワームやコオロギなどはおやつ程度に留めておくことをおすすめします。主食のハリネズミフードを食べないばかりか、肥満の原因となってしまいます。
ペットショップでは一般のお客さんに配慮して店頭に並べていないことが多いです。なので、店員さんにまずは聞いてみましょう。
ハリネズミがフンを食べないようにも注意!掃除はこまめに
ハリネズミはケージ内をよく散らかしがち。また、排泄物を放置してしまうと、うっかり食べてしまうことも珍しくありません。食べ残しのいたんだエサを食べないために、そしてフンを誤って食べないためにも、毎日ケージをきれいに掃除してあげましょう。
ハリネズミは飽きやすく、食にうるさい動物。ハリネズミの様子をよく観察して、好みが偏らないように調節したり、適した餌の量を見極めたりなど、毎日できるだけ気にかけてあげるようにしましょう。
ハリネズミをもっと知りたいアナタへ



