ウーパールーパーの寿命と病気まとめ!水カビ病とは?症状・原因・対処法も!

ウーパールーパーの寿命は、個人飼育で約5から8年、野生では30年生きるウーパールーパーもいます。気をつけなければいけない病気に水カビ病がありますが、水質管理に気をつけることで防げる病気です。水質の管理、水温の管理やエアレーションは十分に行うようにしましょう。

ウーパールーパーの寿命と病気まとめ!水カビ病とは?症状・原因・対処法も!

目次

  1. ウーパールーパーってどんな動物?
  2. ウーパールーパーの寿命とは?
  3. ウーパールーパーがかかりやすい水カビ病、症状や原因とは?
  4. ウーパールーパーの水カビ病の治療とは?
  5. 水カビ病の治療には塩浴や最悪の場合は薬浴も
  6. 水カビ病以外にかかりやすい病気とは?
  7. 病気にかからずに寿命以上に長生きさせるための飼育ポイント

ウーパールーパーってどんな動物?

ウーパールーパーはメキシコ原産の両生類で、非常に愛らしい姿からペットとして人気をあげている動物です。原産地のメキシコでは、乱獲や水質汚染などが原因でその数は激減し、ワシントン条約でも規制されている動物です。日本に流通しているウーパールーパーは、日本で養殖されたものとなっています。

ウーパールーパーを飼育するうえで、もっとも重要なことが水質の管理です。飼育環境が悪いと、様々な病気を招くことになり、注意が必要になります。

ウーパールーパーの寿命とは?

どんな動物にも寿命はありますが、ウーパールーパーの寿命はどれくらいなのでしょうか。ウーパールーパーの寿命は、個人飼育のウーパールーパーの場合の寿命は5から8年、野生のウーパールーパーの寿命は20年から30年になるものもいると言われています。

個人飼育の場合、どんなに大きい水槽で飼育したとしても、自然界に比べると狭い環境となります。飼育環境であれば5年生きることができれば十分な寿命だといえます。飼育に慣れている人のい場合は、10年を超える寿命のウーパールーパーもみられます。

ウーパールーパーがかかりやすい水カビ病、症状や原因とは?

ウーパールーパーを飼育するうえで注意しなくてはならない病気のひとつに水カビ病があげられます。水カビ病は主にサンショウウオがかかりやすい病気であり、原因は傷口に真菌が感染することで引き起こされる病気です。水カビ病の症状は体に綿のようなフワフワとした物質が付着します。

通常であればウーパールーパーは水カビ病に感染することはありませんが、水質の悪化やウーパールーパーの免疫が低下していると水カビ病に感染することがあります。

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ウーパールーパーの水カビ病の治療とは?

ウーパールーパーが水カビ病にかかった場合、初期症状であれば、綿にような物質を取り除き、水替えをこまめに行うことで、改善がみられることもあります。治ると、体やエラに付着していた水カビは体から落ちてゆくので、落ちたカビは水槽からすぐに取り除くようにしましょう。

真菌は水温が20度を超えると活動が鈍るので、水温を20度を超えるギリギリのところで保っておくことで、水カビ病の治療に大きな効果を得ることができるといえます。

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水カビ病の治療には塩浴や最悪の場合は薬浴も

初期症状を過ぎてしまっている場合には、こまめな水替えやカビの除去、水温を20度を超えたところで維持することに加え、塩浴による治療を行う場合もあります。

塩浴とは、ウーパールーパーの水槽の水に、1リットルの水に対して1グラムの塩を投入し、塩水を作るというものです。塩浴により、体に付着した水カビも落ちていきます。また最悪の場合には薬浴を行う場合もあります。市販の薬で治療を行い、1日2から3分ほどの薬浴を行います。

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水カビ病以外にかかりやすい病気とは?

水カビ病以外にもウーパールーパーが気をつけなければならない病気があります。ひとつめはぷかぷか病と呼ばれる病気で、ウーパールーパーの体内にガスがたまってしまい、水面に浮かび上がってくる病気です。これは消化器官が弱っていたり、食べ物が酸化していることが主な原因となります。

また腹水症という体に液体がたまり水底から浮かび上がることができない病気もあります。お腹がふくれるので、注射器で液体を抜いたり、投薬による治療が行われます。このような病気は寿命にも影響が出るといえます。

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病気にかからずに寿命以上に長生きさせるための飼育ポイント

ウーパールーパーがかかりやすい病気は、どれも水質の管理をしっかりと行うことで、病気のほとんどを防ぐことができます。病気にかからなせないことで、寿命ものび、平均寿命よりも長生きさせることもできるでしょう。1週間に一度の割合で水の交換に努め、交換する水は半日以上汲み置きしたカルキ抜きの水を使用するようにしましょう。

また水温に関しても適切に管理することが重要で、十分にエアレーションを行いましょう。またいざという時のために、信頼できる獣医師を見つけておくようにしましょう。

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