ダニエル・クレイグの出演作まとめ!007ボンド役俳優の魅力とは

『007シリーズ』の新しいジェームズ・ボンドとして活躍している俳優ダニエル・クレイグ。クールなタフガイでプレイボーイでもあるジェームズ・ボンドを好演しているダニエル・クレイグの出演作をまとめ、その魅力に迫っていきましょう。

ダニエル・クレイグの出演作まとめ!007ボンド役俳優の魅力とは

目次

  1. 寡黙でクールな俳優ダニエル・クレイグ
  2. ダニエル・クレイグの生い立ち
  3. ダニエル・クレイグの恋愛遍歴と結婚
  4. ボンド以前のダニエル・クレイグ出演作まとめ
  5. 6代目のジェームズ・ボンドとなったダニエル・クレイグ
  6. シリーズ第21作『 007 カジノ・ロワイヤル』
  7. シリーズ第22作『007 慰めの報酬』
  8. シリーズ第23作『007 スカイフォール』
  9. シリーズ第24作『007 スペクター』
  10. ボンド以降のダニエル・クレイグ出演作まとめ
  11. 続編が待たれる北欧が舞台の物語
  12. ロンドンオリンピックの開会式でも
  13. 地雷・爆発性危険物撲滅 国連グローバル・アドボケイト(親善大使)に
  14. 雑誌『GQ』にておしゃれな男性セレブに選出!
  15. 鍛え抜かれた肉体美
  16. イギリスを代表する俳優ダニエル・クレイグ

寡黙でクールな俳優ダニエル・クレイグ

ダニエル・クレイグはイギリス出身

映画『007シリーズ』のジェームズ・ボンド役で知られる、俳優ダニエル・クレイグ。イギリス出身のダニエル・クレイグは、鍛え上げた身体をスーツに包んだ寡黙でクールな雰囲気が人気を呼んでいます。今回は、そんなダニエル・クレイグの出演作品をまとめてご紹介し、彼の魅力を解明していきましょう。

”ニュー・ヒーロー”の出現

ダニエル・クレイグが世界的に知名度を上げたのは、なんといっても映画『007シリーズ』の6代目ジェームズ・ボンドに選ばれたことがきっかけでしょう。イギリス英語のアクセントや渋みのある雰囲気が”ニュー・ヒーロー”として受け入れられたのです。

ダニエル・クレイグの生い立ち

イギリスのチェスター生まれ

ダニエル・クレイグは1968年生まれ。イギリスのイングランド北西部にあるチェスターで生まれました。チェスターはウェールズとの境にある城壁都市で、歴史のある建物が数多く残されています。

5歳でリバプールへ

ダニエル・クレイグが5歳の時、ご両親が離婚。それを機にお母さんとお姉さんとダニエルの3人はチェスターから同じイングランド北西部の港湾都市リバプールへと引っ越します。リバプールは「ザ・ビートルズ」の出身地としても知られていますね。

16歳でロンドンへ

ダニエル・クレイグは16歳になると、ロンドンにある「ナショナルユースシアター」へ入学しました。「ナショナルユースシアター」は1956年に創立された世界で初めての若者向けの劇場です。14歳から25歳までの団員が在籍。ダニエル・クレイグのほかに、ダニエル・デイ・ルイスやヘレン・ミレン、ティモシー・ダルトンやオーランド・ブルームも「ナショナルユースシアター」の出身者です。

23歳で「ギルドホール音楽演劇学校」を卒業

その後、同じロンドンにある「ギルドホール音楽演劇学校」へも通ったダニエル・クレイグは1991年に卒業し、俳優の道を進みはじめます。「ギルドホール音楽演劇学校」は1880年に創立された歴史のあるロンドン市立の名門音楽演劇学校。ジョセフ・ファインズやオーランド・ブルーム、ユアン・マクレガーといった俳優や、チェリストのジャクリーヌ・デュ・プレ、オペラ歌手のスラヴァなどが卒業生です。

ダニエル・クレイグの恋愛遍歴と結婚

1度目の結婚は1992年

続いてダニエル・クレイグの恋愛や結婚について調べてみました。ダニエル・クレイグは1992年に最初の結婚をしています。お相手はスコットランド人の女優だったフィオラ・ロードン。プロの俳優になりたての24歳という若さでの結婚でした。2人の間にはお嬢さんが生まれましたが、2年後の1994年に離婚。

7年間同棲したお相手は

離婚したダニエル・クレイグは、映画『Obsession』で共演したドイツ人女優のハイケ・マカチュと7年間同棲していたそうです。こちらの画像はダニエルとハイケ。ハイケ・マカチュは現在でも女優を続け、オックスファム・インターナショナルという慈善活動団体でも積極的に活動しています。

日系アメリカ人の映画プロデューサーと

ハイケ・マカチュと破局後、ダニエル・クレイグが交際していたのはサツキ・ミッチェル。名前からもわかるように、彼女は日系アメリカ人です。1979年生まれのサツキ・ミッチェルは映画プロデューサー。5年間の交際期間中は、ダニエル・クレイグとともにいろいろな式典に参加していたようです。

2011年に2度目の結婚

2011年にダニエル・クレイグは2度目の結婚をしました。お相手はイギリス人女優のレイチェル・ワイズ。ケンブリッジ大学で英文学を学ぶほどの才媛です。2人の出会いは映画『ドリームハウス』での共演。レイチェル・ワイズは、若いころにサム・メンデス監督とも交際していました。サム・メンデス監督といえば、のちにダニエル・クレイグと『007シリーズ』の2作品を撮ることになる監督。なんとも複雑な関係ですが、完成した作品は素晴らしいものでしたので、お互いに確執などはないのかもしれませんね。

ボンド以前のダニエル・クレイグ出演作まとめ

テレビ映画などでも活躍

それではここから、ダニエル・クレイグの出演作品をまとめていきましょう。ダニエル・クレイグのキャリアを『007シリーズ』出演前と出演後、さらに『007シリーズ』に分けてまとめてみました。まずは、『007シリーズ』出演前の作品を見ていきましょう。

『パワー・オブ・ワン(The Power of One)』1992年

1991年に「ギルドホール音楽演劇学校」を卒業し俳優としてのキャリアをスタートさせたダニエル・クレイグ。1992年に映画『パワー・オブ・ワン』にサージェント・ヤッピー・ボータ役で出演したのが映画俳優としてのデビューでした。アパルトヘイト時代の南アフリカでのイギリス系白人少年がボクシングを通じて成長していく姿を描いた青春ドラマです。ダニエル・クレイグは公安警察官役で「意地の悪い嫌な奴」を演じました。

『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』1998年

『パワー・オブ・ワン』で俳優としてデビューを果たしたダニエル・クレイグは、その後テレビ映画や日本未公開の映画作品に出演。1998年には『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(Love Is the Devil: Study for a Portrait of Francis Bacon)』という映画で、奇才と称された画家ベイコンのモデルであり恋人でもあったジョージ・ダイアー役を演じました。この作品でフランシス・ベイコンを演じたのはデレク・ジャコビです。

『ロード・トゥ・パーディション(Road to Perdition)』2002年

2002年には上述のサム・メンデス監督作品『ロード・トゥ・パーディション(Road to Perdition)』に出演。こちらはトム・ハンクスとポール・ニューマンのW主演の映画です。ダニエル・クレイグはポール・ニューマンの息子コナー・ルーニー役を演じました。

『シルヴィア(Sylvia)』2003年

続く2003年にダニエル・クレイグが出演したのは『シルヴィア(Sylvia)』。ピューリッツァー賞を受賞した作家シルヴィア・プラスをグウィネス・パルトローが演じ、ダニエル・クレイグは夫の詩人テッド・ヒューズを演じました。古代ギリシア・ローマ時代の伝統を継承し、イギリスでは桂冠詩人(poet laureate、ポエット・ローリイット)という役職が王室により任命されます。ダニエル・クレイグが演じたテッド・ヒューズは、この桂冠詩人でした。

妻の自殺

テッド・ヒューズはアメリカからの留学生であった生シルヴィア・プラスと出会って4か月後に結婚しました。シルヴィアも詩人であり作家でありました。しかし、結婚から7年後、妻シルヴィアは夫と2人の子どもを残して自殺してしまいます。

「殺人犯」と呼ばれて

妻の死後、彼女が残した作品を管理出版したテッド・ヒューズは、シルヴィアの自殺の原因を作ったと批判され「殺人犯」とののしられたこともあったそうです。けれど、テッド・ヒューズはそうした世間からの批判に対して一切コメントをしませんでした。孤高の詩人として生きるテッドをダニエル・クレイグは好演しています。

『レイヤー・ケーキ(Layer Cake)』2004年

翌2004年には『レイヤー・ケーキ(Layer Cake)』に主演したダニエル・クレイグ。麻薬ディーラーの役でした。

役名は「XXXX」

『レイヤー・ケーキ』でダニエル・クレイグが演じた麻薬ディーラーは名前がないため「XXXX」と表記されています。ここまで、ダニエル・クレイグの出演作品を"ジェームズ・ボンド役になる前"というくくりでまとめてみました。いよいよ続いてはジェームズ・ボンドになったダニエル・クレイグの出演作をまとめていきましょう。

6代目のジェームズ・ボンドとなったダニエル・クレイグ

アンチ・サイトができるほど大きな批判も

俳優としてのキャリアを重ねてきたダニエル・クレイグが2006年公開の『007シリーズ』でジェームズ・ボンド役に抜擢されたニュースが流れると、世界中の『007シリーズ』ファンたちからさまざまな声が上がりました。バッシングも大きく、アンチ・サイトができるほど。「歴代のジェームズ・ボンド役ではだれが一番好き?」という質問は現在でもインターネットで見かけますが、ダニエル・クレイグはあまり好意的に迎え入れられなかったようです。

シリーズ初の「金髪のボンド」

『007シリーズ』のファンがダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドに異議を唱えたのにはいくつかの理由があります。まず、第一に言われたのが「金髪」であること。これまでジェームズ・ボンド役を務めた5人の俳優はみな金髪ではなかったのです。

「背が低い!」と言われたけれど

ダニエル・クレイグの身長は178cm。歴代のジェームズ・ボンド役の俳優に比べるとやや身長が低い点もバッシングの対象となりました。ほかには「耳が大きすぎる」「猿顔」などというものまであったそうです。けれど、イアン・フレミングによる原作小説では、ジェームズ・ボンドの身長は173cm。体重56kg。髪の色は黒ですが、目の色は青。髪色を除けば、ダニエル・クレイグがそれほどかけ離れているというわけではなさそうです。

『007シリーズ』第1作『007ドクター・ノー』

そもそも『007シリーズ』はいつからはじまったのでしょう。作者のイアン・フレミングが原作となる小説を発表したのは1953年。『カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)』が第1作目でした。初の映画化は1962年。『007 ドクター・ノー(Dr. No)。公開時の邦題は『007は殺しの番号』でした。

初代ジェームズ・ボンドはショーン・コネリー

映画化第1作目から5作目まで連続してジェームズ・ボンド役を務めたのは、俳優ショーン・コネリー。1つ置いて第7作目でもジェームズ・ボンドを演じるなど、当たり役となりました。ショーン・コネリーはダークカラーの髪色で、身長は188cmです。当たり役だっただけに、ジェームズ・ボンドといえばショーン・コネリーという方も多いのかもしれません。

2代目ボンドは1作だけ

シリーズ6作目の『女王陛下の007(On Her Majesty’s Secret Service)』で2代目ジェームズ・ボンドとなったのは、オーストラリア出身のジョージ・レーゼンビーでした。彼もダークカラーの髪色で身長は188cm。1969年の映画公開時は30歳で、史上最も若いジェームズ・ボンドとなりました。

ロジャー・ムーアが3代目ジェームズ・ボンドに

3代目のジェームズ・ボンドはロジャー・ムーア。やはりダークカラーの髪色に青い目というボンドの特徴を兼ね備えています。身長は185cm。ロジャー・ムーアは第8作目の『007 死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)』から7作連続でボンド役を演じました。これは現在のところ歴代最多出演です。

4代目ボンドはティモシー・ダルトン

シリーズ第15作『007 リビング・デイライツ(The Living Daylights)』から4代目ボンドとなったのは、ティモシー・ダルトン。身長は188cmです。

ピアース・ブロスナンが5代目ボンドに

1995年に公開されたシリーズ第17作『007 ゴールデンアイ(GoldenEye)』から4作出演したのはピアーズ・ブロスナン。甘いマスクとスマートなルックスとタフでキレの良いアクションシーンは「ショーン・コネリー以来最高のボンド」と称されるほどでした。身長は187cmです。

型破りなジェームズ・ボンド

こうして歴代のジェームズ・ボンド役の俳優たちを見ていくと、ダニエル・クレイグは型破りなボンドといえるかもしれません。アンチ・サイトが指摘していた「金髪」も、歴代ボンドたちと並ぶと違和感を感じる方もいることでしょう。しかし、そうした批判や非難に対して、ダニエル・クレイグは素晴らしい演技で応えたのです。

シリーズ第21作『 007 カジノ・ロワイヤル』

マーティン・キャンベル監督の2作目

007 カジノ・ロワイヤル(原題:007 Casino Royale)
2006年公開
監督:マーティン・キャンベル
興行収入:599,045,960ドル

007シリーズ初のリブート作品

ダニエル・クレイグが6代目のジェームズ・ボンドとして挑んだ『007 カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)』は、『007シリーズ』初のリブート作品でした。といっても、1967年に公開された『007 カジノロワイヤル』はパロディ作品でした。デヴィッド・ニーヴンが主演のジェームズ・ボンド卿を演じましたが、”本家”とは別ラインとして認識されています。

原作に忠実なボンド像

さまざまな批判を浴びたダニエル・クレイグの6代目ジェームズ・ボンド。しかし、本作品の中でダニエル・クレイグはイアン・フレミングの原作を忠実に活かした”寡黙でクールなタフガイ”を熱演し、全世界で5億9904万ドル以上の興行収入獲得。また、『007シリーズ』で初めて中国国内の映画館で上映された作品となりました。

ダニエル・クレイグによる新しいボンドの誕生

映画が公開されると、新しいボンドの登場に世界中が沸き立ちました。ダニエル・クレイグが演じたことによる外見の変化だけでなく、誕生日は1968年4月13日に設定されるなどプロフィールの部分でも新生ボンドの誕生となったのです。ダニエル・クレイグは本作で英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。

ボンドガールはエヴァ・グリーン

『007 カジノロワイヤル』でボンドガールとなったのはフランスの女優エヴァ・グリーン。ボンドの監視役として金融活動部(FATF)から送られてきたヴェスパー・リンド役を好演。彼女はこの作品で英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞しました。

スタイリッシュさは健在

映画の中のジェームズ・ボンドのスタイリッシュぶりは、これまでの『007シリーズ』と同様です。ボンドが愛用している時計はオメガの「シーマスター ダイバー 300M」と「シーマスター プラネット・オーシャン」。スーツとタキシードはイタリアン・ブランドのブリオーニ、シャツは英国ブランドのターンブル&アッサー、靴も英国のジョン・ロブを着用しています。

ボンド・カーはアストンマーチンDBS

『007シリーズ』に登場するボンド・カーもファンの興味をひきつけていますね。『007 カジノ・ロワイヤル』に登場したボンド・カーはアストンマーチンDBS。ジャガー・XJとのカーチェイスシーンも見事でした。

シリーズ第22作『007 慰めの報酬』

ドイツ出身のマーク・フォースター監督作品

007 慰めの報酬(原題:007 Quantum of Solace)
2008年公開
監督:マーク・フォースター
興行収入:586,090,727ドル

シリーズ初の続編として話題に

興行的に大きな成功を収めたダニエル・クレイグによる新生ジェームズ・ボンド。シリーズ第22作目の『07 慰めの報酬(Quantum of Solace)』は前作から2年後の2008年に公開されました。この作品は『007シリーズ』中初めての続編としても話題になりました。ボンドが前作での仕事で出会い、最後は自死を選んでしまったヴェスパーを操っていた人物の背後を探っているところからストーリーが始まります。

決め台詞が出てこない作品

『007シリーズ』といえば、ジェームズ・ボンドの決め台詞がいくつもあります。中でも有名なのは、ショーン・コネリーのボンドが放った「Bond. James Bond(ボンド、ジェームズ・ボンドだ)」という自己紹介フレーズ。『007 慰めの報酬』では、その決め台詞が出てきません。また、メインで登場するボンド・ガールとのベッドシーンもありません。

ボンドガールはオルガ・キュリレンコ

本作でボンド・ガールを演じたのは、ウクライナ出身のオルガ・キュリレンコ。16歳でフランスに行きモデルとしてのキャリアをスタートさせたオルガは、2005年に公開されたフランス映画『薬指の標本』で女優デビューを果たしました。この作品は日本人作家・小川洋子の小説が原作です。

スーツがトム・フォードに

ジェームズ・ボンドの着用するスーツは、トム・フォードに変わりました。時計は前作同様オメガですが「シーマスター プラネット・オーシャン 600M コーアクシャル クロノメーター」に。

トラブル続きの撮影現場

『007 慰めの報酬』は、撮影中にトラブルが続きました。中でも、イタリアの湖での撮影中にスタントマンがボンド・カーであるアストンマーチンDBSごと湖に落下したり、アルファロメオが大破したりといった車の事故ではけが人も出たのです。ダニエル・クレイグ自身も指の負傷や、顔を8針も縫う大けがをしたそうです。

シリーズ第23作『007 スカイフォール』

サム・メンデス監督と再タッグ

007 スカイフォール(原題:007 Skyfall)
2012年公開
監督:サム・メンデス
興行収入:1,108,561,013ドル

シリーズ初のアカデミー監督賞受賞者

『007 スカイフォール』で監督を務めたサム・メンデスは、映画監督デビュー作の『アメリカン・ビューティー』でアカデミー監督賞とゴールデングローブ賞の監督賞を受賞した経歴の持ち主。『007シリーズ』の歴代監督の中で唯一のアカデミー監督賞受賞者です。

主要撮影期間は133日間!

『007 スカイフォール』はトルコ、上海、マカオ、イギリスと様々な場所で撮影が行われました。作中登場するマカオの島は、実際の島ではなくロンドンに作られたセットです。この架空の島のモデルは長崎の軍艦島でした。ロケーション・ハンティングが行われたのですが、安全面を重視して軍艦島の映像をもとにセットが作られたとか。主要撮影期間は133日とのこと。大作のための苦労がしのばれます。

英米アカデミー賞受賞!

『007 スカイフォール』はアメリカのアカデミー賞に5部門でノミネートされ、音響編集賞と歌曲賞を受賞しました。英国アカデミー賞では8部門でノミネートされ、英国作品賞と作曲賞を受賞。これまでは両賞合わせて3つしか受賞をしていない『007シリーズ』。本作はシリーズ始まって以来の快挙となったのです。

ボンド死亡?M更迭?

『007 スカイフォール』では、ボンドの死が公式に認定されたり、ジュディ・デンチ演じるMがその責任を問われて更迭されたりと、彼らが所属するM16(秘密情報部)の内部のごたごたも描かれます。

ボンド・ガールはベレニス・マーロウ

本作でボンド・ガールを演じたのはパリ出身のべレニス・マーロウ。お母さんがフランス人、お父さんはカンボジア人と中国人のハーフだそうです。

派手なカーチェイスも

『007シリーズ』の見どころの1つでもある派手なカーチェイスは本作でも堪能できます。ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの愛車はアストンマーティン・DB5。作中ではオートバイチェイスの場面もあります。

イギリス歴代興収1位

『007 スカイフォール』はそれまで1位だった『アバター』を抜き、歴代の興行収入第1位になりました。全世界での興行収入は11億856万ドル。もちろん『007シリーズ』最高額です。

シリーズ第24作『007 スペクター』

サム・メンデス監督が続投

007 スペクター(原題:Spectre)
2015年公開
監督:サム・メンデス
興行収入:880,614,360ドル

数々の賞を受賞

ダニエル・クレイグによる『007シリーズ』をまとめてきましたが、現時点ではこの『007 スペクター』が最新作となります。この作品は第73回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞したほか、第88回アカデミー賞歌曲賞、第21回エンパイア賞イギリス映画賞、スリラー映画賞を受賞。第39回日本アカデミー賞では優秀外国作品賞にノミネートされました。

物語はメキシコシティから

『007 スペクター』は「死者の日」が行われているメキシコシティからはじまります。「死者の日」はユネスコの無形文化遺産に登録されているお祭り。骸骨の山車やスカルメイクを施した大勢の人々野中でジェームズ・ボンドが敵の男を追走するシーンは、これからはじまる物語への興奮を否が応でも高めてくれます。

スリリングな予告編

『007 スペクター』では複数のパターンで予告編が作られました。熱狂のメキシコシティ、雪に覆われたオーストリアの山中、モロッコのホテル、北アフリカの砂漠とさまざまな土地で展開される画面に期待が高まります。

レア・セドゥがボンド・ガールに

『007 スペクター』でメインのボンド・ガール、マドレーヌ・スワンを演じたのはフランス人のレア・セドゥ。前歯が少しすきっ歯になっているところがチャーミングです。

マドレーヌが働く診療所

作品中でマドレーヌが勤務しているセレブ対象の診療所、アルタウッセのクリニック「Hoffler Klinik」は、オーストリアの山中にあります。オーストリア・ソルデン(ゼルデン)のガイスラッハコーゲル山頂の標高3,048mにある実際のレストラン「ice Q」がロケ地となりました。

多彩なウィンターファッション

『007 スペクター』では、ダニエル・クレイグの多彩なウィンターファッションを楽しむことができます。こちらは腕の部分がニットになったボンバージャケット。タイトでシャープなシルエットがきびきびとしたジェームズ・ボンドの動きにフィット。こちらもトムフォードのデザインです。

新しいボンド・カーはアストンマーティンDB10

Qによってカスタムチェンジが加えられた新しいボンド・カーはアストンマーティンDB10。火炎噴射や機関銃が搭載されている特別仕様車ですが、ボンドが勝手に持ち出したためすべての装備や機能を知らずにカーチェイスを行うシーンが描かれています。

ボンド以降のダニエル・クレイグ出演作まとめ

”タイプキャスト”にはまらないように

続いてダニエル・クレイグが『007シリーズ』をはじめてからの出演作をまとめていきましょう。ジェームズ・ボンド役は”タイプキャスト”と呼ばれるように固定した役柄が染みつくことを恐れてオファーを断る俳優もいます。5代目ボンドを演じたピアース・ブロスナンは、契約に際しボンド役と並行してほかの作品に出演する許可を得ました。6代目ボンドであるダニエル・クレイグも同様に、ボンド役以外の出演作も多くあります。

『インベージョン(The Invasion)』

2007年に公開されたSF映画『インベージョン』ではニコール・キッドマンと共演。空中分解を起こしたスペースシャトルの破片に付着していた謎のウィルスによる感染症が描かれています。

『ライラの冒険 黄金の羅針盤(The Golden Compass)』

同じく2007年に、フィリップ・プルマンによるイギリスの児童文学作品『ライラの冒険』シリーズ第1巻『黄金の羅針盤』にも出演しています。この作品でも共演はニコール・キッドマン。アメリカのアカデミー賞でアカデミー視覚効果賞、英国アカデミー賞では特殊視覚効果賞、そして全米美術監督組合賞ではファンタジー部門の美術賞を受賞しています。

『ディファイアンス(Defiance)』

2008年に公開された『ディファイアンス』では、第二次世界大戦のさなか、ポーランドに住んでいたユダヤ人三兄弟の姿が描かれています。実話をベースにした伝記映画で、ダニエル・クレイグは長男トゥヴィアを演じました。

『ドリームハウス(Dream House)』

2011年にはサイコスリラー映画『ドリームハウス』に出演したダニエル・クレイグ。共演はナオミ・ワッツとのちに結婚するレイチェル・ワイズです。

続編が待たれる北欧が舞台の物語

『ドラゴン・タトゥーの女(The Girl with the Dragon Tattoo)』

『007シリーズ』以降の出演作の中で、ダニエル・クレイグが3部作すべての出演契約を結んだと話題を集めたのが『ドラゴン・タトゥーの女』。第1作は2011年に公開され、続編が待たれています。

ボンド役の雰囲気を払拭

『007 慰めの報酬』から3年後の2011年に公開された『ドラゴン・タトゥーの女』で、ダニエル・クレイグはボンド役を払拭すべく体重を増やし、壮年のジャーナリストらしい雰囲気を出しました。

カギを握る天才少女ハッカー

『ドラゴン・タトゥーの女』は、トラブルに巻き込まれて挫折していたジャーナリストの元に、一族の謎を解明してほしいという依頼がくるというストーリー。ダニエル・クレイグが演じたミカエル・ブルムクヴィストは、調査の中で天才少女ハッカー・リスベットと出会います。リスベット役はルーニー・マーラが演じました。

大量のピアスはすべて本物

リスベットは体中にピアスを入れているという設定。ルーニー・マーラは、耳はもちろん、眉や鼻、唇に乳首と実際にピアスを開けたそうです。撮影終了後、眉と鼻、唇の穴はふさぎましたが乳首の穴は開けたままでいるとか。その理由は、続編があるかもしれないからだそうです。女優魂を感じるエピソードですね。

撮影は極寒のスウェーデンで

この作品は2010年、ストックホルムで撮影が開始されました。この年の冬はとても寒く、20年ぶりの大寒波が訪れていたそうです。作品中、寒そうに背中を丸めて屋外を歩くダニエル・クレイグの姿は、リアルな様子なのでしょう。

ロンドンオリンピックの開会式でも

エリザベス女王陛下と夢の競演

2012年に開催されたロンドンオリンピックの開会式で流されたスペシャルなショートフィルムを覚えている方も多いのではないでしょうか。ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドが、ロンドンタクシーに乗ってバッキンガム宮殿へ向かうシーンから始まるこのフィルムで、ダニエル・クレイグはエリザベス女王様ご本人と共演しているのです。

『幸福と栄光(Happy and Glorious)』

実際に女王陛下が買われている2匹のウエルシュ・コーギーも登場するショートフィルムでは、ジェームズ・ボンドが女王陛下の私室から開会式会場までヘリコプターでエスコートするという内容。イギリスを象徴するフィクションのヒーローと実際のロイヤルファミリーの頂点である女王陛下の夢の競演でした。

地雷・爆発性危険物撲滅 国連グローバル・アドボケイト(親善大使)に

ダニエル・クレイグは2015年に国連から「地雷・爆発性危険物撲滅/国連グローバル・アドボケイト」に任命されました。任務は、世界各地で行われている地雷や爆発性のある危険物の対策活動のサポート。こちらの動画は任命のシーンのニュース映像。日本語の字幕付きです。ダニエル・クレイグ氏のインタビューもあります。

こちらの動画でダニエル・クレイグはUNIMAS(国連PKO局地雷対策サービス部)とともにキプロスを訪れています。「現地発のメッセージを伝えたい」と語っていたダニエル・クレイグですが、実際に国連キプロス平和維持軍(UNFICYP)と2日間行動を共にしました。インタビューで「(地雷を爆破させてしまうと)実際の被害以上に人々に恐怖を植え付けます」と語るダニエル・クレイグ。人々の暮らしを”普通”のものへ戻すための活動を彼はサポートしていきます。動画は2本とも国連広報センター (UNIC Tokyo)の公式動画です。

雑誌『GQ』にておしゃれな男性セレブに選出!

スーツが似合うダニエル・クレイグ

男性ファッション誌『GQ』のアメリカ版には「世界でもっともスタイリッシュな男性セレブ20人」という恒例企画があります。編集スタッフによる選考で毎年人気を呼んでいる企画です。2015年には、ダニエル・クレイグも選出されました。ブラッド・ピットやカニエ・ウェスト、NBAバスケットボール選手のルブロン・ジェームス、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ、元サッカー選手のデヴィッド・ベッカムなども同時に選出されています。

クラシカルなスリーピースも

映画『007シリーズ』では、体にフィットしたスーツを着こなすダニエル・クレイグ。映画のプロモーション時にもスーツ姿が多いようです。こちらは珍しいスリーピース姿。ベストのボタンはきっちりとはめ、ジャケットはボタンをはずして大人のこなれ感を漂わせて。

ノーネクタイでもおしゃれなダニエル・クレイグ

ワイシャツの襟元を大きめに開けたノーネクタイ姿のダニエル・クレイグもおしゃれですね。ノーネクタイでもポケットチーフを忘れないところが、大人です。

ダブルを着こなす大人の魅力

こちらはダブルのスーツを着用しているダニエル。クレイグ。鍛え上げた厚みのある身体は、ダブルを着ることで貫禄を感じさせますね。

ダニエル・クレイグのカジュアルファッションもすてき

「スタイリッシュな男性セレブ」に選出されたダニエル・クレイグは、カジュアルなファッションもおしゃれです。

レザージャケットを着こなして

大人の男性としての魅力をいかんなく発揮しているカジュアル・ファッションがこちら。ブラウンのレザージャケットはタイトなサイズ感がおしゃれです。中にはベージュのVネックニット。素材はもちろんカシミアです。

大人のデニムはきれい目コーデで

プライベートでもデニムを好んで着用しているダニエル・クレイグ。こちらはきれい目コーデのショット。大人のデニムは色落ちが激しくないものをチョイスして上品に。ネイビーのニットにホワイトのシャツという組み合わせは、年齢を問わずさわやかに魅せてくれますね。

鍛え抜かれた肉体美

スタイリッシュさは身体から

ここまでまとめてきたように、ダニエル・クレイグはスタイリッシュなファッションも魅力の1つです。『007シリーズ』で見せるピシッとしたスーツ姿は、鍛え上げた肉体によるもの。厚い胸板がかっこいいですね。

水着姿で魅せた筋肉美

『007シリーズ』でダニエル・クレイグは水着姿を披露しています。こちらは『007 カジノ・ロワイヤル』でのワンシーン。撮影プランではバハマの海を泳ぎ、肩まで海水につかっているボンドを狙っていたそうですが、海底が浅い3段の棚状になっていたためアクシデント的に上半身が露出したとか。撮り直しをしましたが、本編に採用されたのはアクシデントで撮れたショットだったのです。このシーンが、新生ボンドのセクシーさを印象付けました。

筋肉隆々のダニエル・クレイグ

『007シリーズ』ではプレイボーイのジェームズ・ボンドが数々の女性とベッドを共にしたり熱いキスを交わしたりといったセクシーなシーンがあります。そうした場面ではもちろんのこと、『007 カジノ・ロワイヤル』では裸で拷問を受けるシーンなどもあり、筋肉隆々の肉体美を堪能できます。

イギリスを代表する俳優ダニエル・クレイグ

新しいジェームズ・ボンドとして世界的な名声を手に入れた俳優ダニエル・クレイグについて、彼の出演作や魅力をまとめてお伝えしてきました。2012年のロンドンオリンピックではエリザベス女王陛下と共演を果たすなど、イギリスを代表する俳優として活躍を続けるダニエル・クレイグ。今後も目が離せませんね。

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2019-03-20 時点

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