共依存恋愛とはなに?その危険性と特徴まとめ!改善方法や対処法はある?

特定の相手と自分の関係性に過剰に依存してしまうことを「共依存」と表現します。恋愛関係において「その人が自分の人生の全てである」という認識を一方が持ってしまうと、途端に恋愛が苦行になってしまいます。共依存恋愛の危険性や特徴、改善方法について徹底分析します。

共依存恋愛とはなに?その危険性と特徴まとめ!改善方法や対処法はある?

目次

  1. 共依存恋愛とは?その特徴は?
  2. 共依存恋愛と回避依存症。回避依存の危険性
  3. 共依存症と回避依存症の恋愛
  4. 共依存恋愛に陥りやすい人
  5. 共依存恋愛の特徴と危険性(1)片方が異常に不幸
  6. 共依存恋愛の特徴と危険性(2)親子のようなカップル
  7. 共依存恋愛の特徴と危険性(3)依存は深化・加速する
  8. 共依存恋愛の改善・対処法(1)認識すること
  9. 共依存恋愛の改善・対処法(2)多様性を認知させる
  10. 共依存恋愛は危険!発見したら救済を

共依存恋愛とは?その特徴は?

共依存恋愛とは、特定の相手と自分との関係性に過剰に依存している状態の共依存がカップルの恋愛関係の中に持ち込まれた状態を指します。別名「恋愛共依存」とも表現します。

元々はアルコール依存症の人の家族が、世話をしている内に「必要とされている」事に喜びを感じ始める事から生まれた言葉だそうです。共依存状態に陥った人は「必要とされること」に快感を持ちます。

そのため依存症患者を世話していた人は、患者が回復して世話を必要としない状態にならないように、治療の邪魔をしたり症状を悪化させたりします。これは、アルコール依存症が治る事は、自分が必要とされなくなる事だと思ってしまうためです。

共依存や相互依存状態に陥るのは家族だけではありません。友人やカップルなど、まだ結婚していない、彼氏・彼女の状態の間からでも、それまでの生育環境によっては共依存症になってしまうことがあるのです。

Thumb恋愛体質とはどんな特徴の人?改善の方法と意味まとめ!恋愛依存とは違う?

共依存恋愛と回避依存症。回避依存の危険性

どうして共依存恋愛に陥ってしまうカップルが出てくるのでしょうか。共依存恋愛とは恋愛に依存する人だけでは成立しない関係です。共依存症の人は相性が合う人を見つけ、共依存関係に持ち込むことに長けています。

共依存症の人というのは、自分のことより他人の問題や世話に夢中になってしまう人です。そしてその人と相性がぴったりなのは「親密な関係を避ける人、幸せになるのが怖い人」です。こうした性格の人を回避依存症といいます。

回避依存症の人には3つのタイプがあります。第一に独裁者タイプです。自分が常に上で、相手を下に置きます。常に相手を制御しようとし、「身体的暴力」や「精神的暴力」などの方法で権力を握ろうとします。

第二のタイプは搾取者タイプです。「本当にオレを愛しているのなら…」「一体オレはどうすればいいんだ…」などと自分の不幸を嘆く態度をとりながら、共依存症のパートナーから資源を搾り取ろうとします。

第三のタイプはナルシストタイプです。「自分は特別な存在である」という絶対的な自信を、カップルのパートナーにも強要します。相手は自分のシナリオ通りに動くコマにすぎず、自分の引き立て役にさせます。

Thumb彼氏に依存しやすい女性の特徴と克服方法まとめ!チェック方法も紹介

共依存症と回避依存症の恋愛

共依存症の人は回避依存症の人とウマが会いやすく、恋愛関係に陥り、カップルになる傾向にあります。回避依存症の人は自分の思い通りになる共依存症の人を見分けるのが上手なのかもしれません。

共依存症の人は「他人が自分を必要とする=自分は生きている価値がある」という歪んだ自己認識が根底にあります。そのため自分の存在価値を証明してくれるのは、あくまでも他人です。

そのため共依存症の人は救済者になりたがる傾向にあります。救済者になるということは、相手にとって自分は必要不可欠な存在になることを意味します。そのためアルコールやギャンブルに依存する人など、ダメンズに惹かれやすい傾向にあります。

自分の性格を分析した時に、「相手をほおっておけない」「常に自分を後回しにする」「自分の幸せよりも相手の幸せ」「現実逃避の傾向がある」「過剰に正義感が強い」などに当てはまる時、共依存症の可能性があります。

共依存症は他者を救済するわけですから、一見何の問題もないように思えます。しかし、救えなかった場合、アドバイスを無視されたり、感謝されなかったりした場合、激しく落ち込む傾向があります。

さらにそこから発展して、罪悪感や自己嫌悪に陥ったり、逆に相手への怒りなどの感情に囚われ、攻撃的な態度に急転換する可能性があります。そのような意味で共依存症の人との恋愛にはリスクが伴います。

共依存恋愛に陥りやすい人

共依存状態に陥りやすい人の多くは、幼少期を機能不全な家庭で育ち、十分な愛情を受けられないまま育った人…いわゆる「アダルトチルドレン」に多いと言われています。

幼少期、通常であれば人は愛情を受けて育ちます。その中で人は自分の存在価値を認識し、成長していきます。しかし、その満足な愛情が受けられなかった人は、自分に自信を持てず、自己否定の人格が生まれます。

自己否定の感情が強い人は愛される自信が無い状態になります。自分の中に自信が無いため、自信を自分の外に求めようとするのが特徴です。誰かから必要とされることに過剰に執着し、束縛の強い恋愛をするようになります。

人は潜在的に誰かから必要とされたいという生き物です。これは共依存症の人に限りません。しかし、共依存症の人はカップルのパートナーから評価されるためなら何でもすることに異常に執着します。そこに恋愛関係上の危険性を孕んでいるのです。

共依存恋愛の特徴と危険性(1)片方が異常に不幸

世の中には様々なカップルがありますが、ときどき一方が異常に不幸な状態にあるカップルを目にしたことはありませんか?例えば暴力や暴言を日常的にされたり、お金を要求されたり……

傍からみていて「どうしてまだ別れないの?」と思うようなカップルがあります。パートナーの横暴に愚痴は言うのですが、カップル関係を全く解消しようとしないカップルがいます。それは完全に共依存恋愛です。

暴力を振るわれている方、一方的に搾取されている方は周囲から見ると不幸に見えます。しかし、共依存症の人はその暴力や搾取を、「自分を必要としてくれているんだ」と歪んで捉え、幸福を感じているのです。

暴力を振るわれている方はその状況を作り上げる事で、相手を自分から離れていけないようにしています。ストレス発散もして、お金を渡してくれて……自分に都合の良い相手と別れる訳がありません。

お互いWin-Winの関係にあるわけですが、いつまでも搾取や暴力が続けられるはずがありません。共依存症の人が破産したり、暴力で大怪我を負ったりするまで、事態がエスカレートするという危険性があるのです。

共依存恋愛の特徴と危険性(2)親子のようなカップル

共依存恋愛に陥っているカップルは一方(共依存症)が「親」、もう一方(回避依存症)が「子」という関係に陥ることもあります。特に共依存症の女性が母親化しているカップルも共依存の可能性が高いです。

愛する人に尽くして上げたい、という気持ちは普通のカップルでも思うことです。しかし、自分でできるようなこと、自分ですべきようなことまで何でもしてあげる…というのは流石に異常です。

しかし、共依存症の人は何でもしてあげることに喜びを感じます。もう一方の人は、普通の性格の人でも、何でもしてもらえることに甘え、慣れ、当たり前と思うようになります。回避依存症の人であれば、こうした行為を利用しようともします。

さらに、エスカレートするとカップル間でのDVや他のトラブルに移行してしまいます。本来はどちらかがこの状況をおかしいと感じて打開するのですが…それが出来ないのが、共依存恋愛中のカップルの特徴であり危険性です。

共依存恋愛の特徴と危険性(3)依存は深化・加速する

共依存恋愛は本人たちにとってはWin-Winの関係かもしれませんが、決して正常な状態であるとは言えません。もちろん、恋愛関係には様々な形があり、趣味や趣向は人それぞれです。

カップルの形はカップルの数だけあっても良いのです。しかし、ここで「正常ではない」と言っているのは、その関係が長期永続的なものではないという意味で、異常だと言いたいのです。

先ほども述べたように、共依存恋愛はエスカレートするという性格を有しています。共依存症の人は、より大きな依存を求め、自らが壊れたり、自らが破産するまで依存させることを厭いません。

回避依存症の人は、やってもらって当たり前、尽くしてもらって当たり前、暴力に耐えて当たり前と考えるようになります。暴力や暴言を振るうことに快感を覚え、そこに依存するようになります。

共依存恋愛の改善・対処法(1)認識すること

いずれ歪みは広がり、人生そのものが歪み、立ち直れなくなりますその状態から脱却するには、どのような事が必要なのでしょうか。共依存恋愛の改善・対処法の第一歩は「共依存状態である」と認識させることです。

まずは、自分たちカップルの状態がおかしい、という事を本人たちが認識することです。もちろん、共依存恋愛にどっぷり浸かっている当人たちにこの対処法は難しいことかもしれません。

家族や友人が、「この子は共依存恋愛だ」「この子たちは共依存のカップルだ」と感じたら、是非とも当人たちを心療内科に連れて行ってください。友人の声に耳を傾けられないのが、この種の人たちの特徴です。対処法を知っている専門家の手に委ねましょう。

共依存症・回避依存症の症例にたくさん触れていて、対処法に通じている専門のドクターの手によって、共依存恋愛から救い出してあげましょう。

共依存恋愛の改善・対処法(2)多様性を認知させる

依存状態になると好きな相手の事ばかり考え、その事しか考えられなくなります。自分の世界には相手しかいないので、相手に依存するのです。しかし世界は広く、あなたを受け入れてくれる存在は沢山います。

共依存恋愛の改善・対処法の第二は、世界を広げ、自分の楽しいことを見つけ、自分の存在を認識することです。共依存に陥りやすい人は、自分の存在を他人の中、他人からの評価でしか見つけられない体質です。しかし、世の中には自分で自分を認める人もおり、そこに価値を見出して良いことを教えるのです。

共依存恋愛は危険!発見したら救済を

「夫婦喧嘩は犬も食わない」という言葉があります。カップルが大きなケンカをして心配していたら、次の日には仲直りしていたなんてことは日常茶飯事です。心配するだけ馬鹿馬鹿しい仲違いがあるのも事実です。

しかし、友人カップルや子どもの恋愛をみていて共依存の可能性が疑われたら、躊躇せず介入してあげてください。取り返しがつかないところまで、共依存恋愛に取り込まれる前に救い出してあげましょう。

共依存恋愛の先に、幸せや幸福はありません。あるのはエスカレートと破滅だけです。

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2019-07-24 時点

新着一覧