三島由紀夫のおすすめ著書TOP20!世界に誇る美しい日本語を堪能しよう

皆さんこんにちは、今回は「三島由紀夫のおすすめ著書TOP20!世界に誇る美しい日本語を堪能しよう」と題し、「三島由紀夫のおすすめ著書TOP20」についてピックアップし、三島文学の特徴でもあるその美しい日本語の遣い方や言葉の選びなどの魅力をご紹介します。

三島由紀夫のおすすめ著書TOP20!世界に誇る美しい日本語を堪能しよう

目次

  1. 三島由紀夫の魅力
  2. 三島由紀夫とは?
  3. 三島由紀夫の作品を読む際の選び方
  4. 文豪三島由紀夫おすすめ著書ランキング
  5. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第20位:「不道徳教育講座」
  6. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第19位:「三島由紀夫レター教室」
  7. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第18位:「鏡子の家」
  8. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第17位:「豊饒の海」
  9. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第16位:「花ざかりの森・憂国—自選短編集」
  10. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第15位:「サド侯爵夫人・わが友ヒットラー」
  11. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第14位:「美しい星」
  12. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第13位:「鹿鳴館」
  13. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第12位:「禁色」
  14. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第11位:「音楽」
  15. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第10位:「美徳のよろめき」
  16. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第9位:「青の時代」
  17. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第8位:「春の雪」
  18. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第7位:「女神」
  19. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第6位:「午後の曳航」
  20. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第5位:「憂国」
  21. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第4位:「仮面の告白」
  22. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第3位:「葉隠れ入門」
  23. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第2位:「潮騒」
  24. 三島由紀夫おすすめ著書ランキング第1位:「金閣寺」
  25. 三島由紀夫の著書はことばが美しい

三島由紀夫の魅力

本名は平岡公威(ひらおかきみたけ)と言い、学習院中学校時代からラディゲやワイルド、日本中世文学などに親しみ、小説を自在に書き分けることができた秀才と称される三島由紀夫です。16歳で同人誌『花ざかりの森』を発表し、東大法学部に入学した昭和19年には、わずか19歳で処女作品集を刊行しています。三島の文学における魅力としては、まず文章や言葉の選びが聡明で端正とされ、日本浪漫派に近い傾向の文学観にあります。

三島由紀夫とは?

先述でご紹介しましたように、三島由紀夫は19歳という若さで本格的な文壇デビューを果たしており、その若き才能の謳歌をはじめ、後世に出てくるさまざまな分野の新人作家からベテラン作家に至るまで、文学に関する影響力を及ぼした人物として知られています。

三島由紀夫はペンネーム

三島由紀夫というのは冒頭でご紹介したようにペンネームであり、本名は平岡公威と言います。初めは「由紀雄」という名前を考えていましたが、国語教師の清水文雄の勧めにより「由紀夫」に変更されています。

三島由紀夫の生年月日

三島由紀夫は1925年1月14日生まれであり、大正14年に生まれた「近現代文学の新人作家・第三の新人」とも呼ばれる若き文士として知られています。

三島由紀夫の出身地

三島由紀夫は東京府東京市四谷区永住町出身とされており、死没地は東京都新宿区市谷本村町1番地とされています。東京生まれの文学作家となりますね。

三島由紀夫の作品を読む際の選び方

さて、三島由紀夫の作品を選ぶ時にどのような点に着目するかについてですが、三島文学というのは非常に難解かつお堅い文章が並んでいるとも評価されており、初めて三島文学に携わる人にとってはまず「理解に優しい作品」から選ぶのが良いでしょう。『憂国』や『豊饒の海』(晩年作品)などは、近現代(昭和初期から戦後辺り)までに流行した非常に男性筆致に際した書き方が目立っているため、初めて読む人にとっては「難しい」という印象だけを与えてしまう作品群になるでしょう。

三島由紀夫の作品を読む際の選び方1:スタイルで選ぶ

三島由紀夫の作品に限らず、すべての文学作家の作品選びの際に勧められる方法で、まずその作品スタイルから自分に見合ったものを選ぶことが大事になります。あまり根詰めて選ぶ時間をかけたり、また調べまくって選ぶよりも、感覚的に選ぶことが大事です。第一印象で「これがいいかも」と思った作品をいくつかピックアップしておき、そのとき自分が読んでみたい作品を片端から読んでいく、といった選択方法も効果的です。

三島由紀夫の作品を読む際の選び方2:ジャンルで選ぶ

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おはようございます。 休日の朝。 おととい、きのう と 春のような暖かさ←オカシイ だったけど 今日は 最高気温10℃いかない予報😱 ダンボールのなかの 本を 整理しつつ 読みたい本 再読したい本 などを 運んでは リビングに積む日々。 高校生の息子たちふたりは オレたちの漫画本 は 置いちゃダメなのに…😒 と 言いたげ。 そこは 掃除する人の そして 大人の 特権なのよ❗(笑) お仕事の方も お休みの方も よい火曜日を♥ #積ん読 #積読本 #文庫本 #単行本 #本のある暮らし #本のある部屋 #多和田葉子 #石田千 #森茉莉 #三島由紀夫 #矢川澄子 #小沼丹 #冨原眞弓 #チェーホフ #谷川俊太郎 #牧野富太郎 #田辺聖子 #金井美恵子 #本が好き #本棚

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三島文学にはさまざなジャンルがあります。それぞれのジャンルを1つずつ確認することは面倒ですが、それでも自分の印象に合った作品をいくつかピックアップしておき、そのストックを積み上げていく形で(消去法によって)選んでみることもベターな方法です。二元論ジャンル、悲劇性を重視したジャンル、評論系ジャンル、随筆系ジャンル、散文詩系ジャンル、独創性ジャンルなど、彼の作品ジャンルは多岐に渡るほどに用意されているため、それぞれのジャンルから読めそうなものを選んでみましょう。

三島由紀夫の作品を読む際の選び方3:商品レビューで選ぶ

これはネット検索で必ずしてしまう有効な選択方法の1つとなるでしょう。アマゾンや楽天工房などで書籍を購入する際には、やはり読書メーターや作品(商品)レビューなどで事前の内容確認をしておくと良いでしょう。その確認によってその書籍内容がどんなものかが大雑把にわかるため、また自分が選ぶべき作品内容のおすすめもいくつかピックアップされます。この方法を繰り返しておき、自分が読了できる作品に出逢ってみましょう。

三島由紀夫の作品を読む際の選び方4:海外で評価されているものを選ぶ

これはとりわけ一択の方法とはなりませんが、それでも日本国内だけで評価されるものはどうしても「井の中の蛙大海を知らず」的な要素を含めてしまうため、その場合は海外での評価などを参考にして幅広いジャンルから選んでみるのも良いでしょう。海外で評価される作品というのは、日本に見られた従来の作品レビューからまったく角度を違えた印象が芽生えることが多いため、その後の作品選びにも十分流用できる評価のストックになります。

文豪三島由紀夫おすすめ著書ランキング

さてここからは、文豪と称された三島由紀夫のおすすめ作品を20位から順々にピックアップしていきます。少しでも自分の興味を惹かれるものや、また気になる作品があった場合は、一度ネット検索ででも確認してみると良いでしょう。三島文学が語られる際には、よくこれまでに紹介されてきたメジャーな作品ばかりが横行する形で、マイナー作品に埋れた傑作などがそぎ落とされていることが多いです。そんな掘り出し物的な作品をピックアップするべく、ぜひ今回のランキングをご参考下さい。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第20位:「不道徳教育講座」

まず『不道徳教育講座』ですが、本作で推奨されるテーマは近代文明から生まれた道徳観念への抜本的な改革案で、これによって従来、人が持たされてきた道徳への観念を「偏見」とした見方を唱え、その根本的・既存の概念への変革を試みています。道徳教育というのは現代でも多方面で騒がれていますが、現代教育に通じる既知に富んだ内容・情報を踏まえる上で、三島なりの教育の基本姿勢が説かれているので興味深いでしょう。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第19位:「三島由紀夫レター教室」

次に『三島由紀夫レター教室』ですが、この作品は全編が登場人物の手紙のやり取りだけに終始している体裁を取っており、三島文学の中でも一風変わったスタイルで知られています。手紙のテーマにはそれぞれ、「借金の申し込み」「身の上相談の手紙」「病人へのお見舞い状」などとタイトルが付される形でストーリーが進展していき、社交辞令的な内容から次第に各人に宛てた悪口雑言などに移行していく人の正直のあり方が秀逸に映ります。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第18位:「鏡子の家」

三島文学の中でもかなり有名で、非常に多くのファンを獲得したとされる『鏡子の家』です。本作のメインテーマは主に「世界の崩壊」という点に終局しており、1人の会社員(作中ではエリート社員風に描かれる)の何気ない生活からシュールな展開が始まります。この作品テーマにはまたストイシズムを究明していく姿勢も見られており、そこでは他人と自分の個別への観念を据える上、干渉による他者との概念の共有性への懸念などが描かれます。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第17位:「豊饒の海」

本作『豊饒の海』は1968年に発行された三島晩年に差し掛かる作品であり、「祖国防衛隊」への軍国組織拡大を目指しつつ、その真相には憂国から立国を建て直すための優美な感情表現が敷かれていました。しかし本作のスタイルは非常に難解な表現によって敷き詰められており、多くの文壇批評から「技巧派」と呼ばれる所以になったほどの一作で、初めて三島文学に携わる場合には少々手ごわい作品になることでしょう。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第16位:「花ざかりの森・憂国—自選短編集」

次は『花ざかりの森・憂国—自選短編集』ですが、本作はさまざまな作品が散りばめられたオムニバス形式の書籍であって、「花ざかりの森」「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃」「遠乗会」「卵」「詩を書く少年」など、各作品が短編の形で収録されます。中でも「卵」は三島にしては非常に愉快かつシュールなテイストが含まれており、当時の現代日本の傾向や流行の縮図的模範を称える上で、その内容ではどこか日本の政治スタイルを批判・酷評している風刺が添えられます。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第15位:「サド侯爵夫人・わが友ヒットラー」

『サド侯爵夫人・わが友ヒットラー』はそのタイトルどおりに、まずヒットラーに対する三島なりの主義思想が語られる上、そのテーマには闘争本能がうずく人間的な正直の部分を直撃する形で掲揚させていき、その結末では同じく人間の本能的狂気を描き尽します。主に人間に焦点を当てたテーマが大きく掲げられる上、サド侯爵夫人と交流していくさまざまな人物描写を滑稽かつ奇妙に描き、独裁主義に傾倒していく個別スタイル・人生譚を面白おかしく綴った傑作とされています。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第14位:「美しい星」

次に長編小説『美しい星』ですが、これは「空飛ぶ円盤」や「宇宙人」などといったSFがかった作風を取り入れる上で、東西冷戦時代の核兵器による人類滅亡の不安や、世紀末への思惑を軽妙にテーマに終局させる上、結果的には宇宙から覗いた人間世界に注目します。また作品テーマの背景としては、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の「大審問官」の章を意識していたという評価が見られ、人間世界における罪の意識や臨在に関する少々難しい戯曲的なテーマが同伴されています。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第13位:「鹿鳴館」

三島文学の中でも傑作的戯曲として知られているこの『鹿鳴館』ですが、本作は実際に舞台演劇・戯曲に何度も上演された経緯を持つ上で、日本でもかなり多くの人によって注目された一大戯曲派文学の呼称を冠されている一品です。鹿鳴館ですから当然その舞台は明治時代を反映したものであり、メインキャストとなる人物は当時注目されていた華族であって、そのテーマの背景には、次第に衰退していく日本の自律国家としての悲しさが描かれています。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第12位:「禁色」

『禁色(きんじき)』は三島由紀夫の第6作目となる長編小説ですが、そのテーマでは男色を扱った背徳的な内容で敷き詰められ、同じ系統を持つ傑作『仮面の告白』と並ぶ三島の異色的作品の傾向が楽しまれる逸品となります。男性・女性という性差によって生まれる人間的本能を描く上で、「男性しか愛せない」「女性しか愛せない」という同性愛に傾倒していく形容描写を取り、その上でさらに男目線から見た女性に対する復讐を描く結末は他作品には見られない興味深さがあるでしょう。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第11位:「音楽」

次に『音楽』ですが、これも三島の長編小説の1つとなり、精神分析医である「私」の目線から展開される数々の患者との交流模様が叙情的に描かれ、特に女性患者の不感症に悩む姿を深層心理の側面から描写し尽くす展開は圧巻です。三島文学ではこのような、精神的側面から描かれる作品が非常に多く見られる上で、そのテーマや結末はやはりドストエフスキーやニーチェ、また当時の大哲学者として知られたサルトルの感性辺りに終局する印象が見られ、読み応えのある作品となるでしょう。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第10位:「美徳のよろめき」

三島文学の中でも『豊饒の海』と並んで最大の傑作として評されるこの『美徳のよろめき』ですが、本作のテーマも当時の日本の世情を心底から憂うスタンスがしっかり根付いており、憂国を背景にする「大衆と個人」との精神的・主義的な論争が重厚に描かれます。しかし本作の魅力としては、このような壮大なテーマを扱った難解小説のように見られながらその主な描写空間は「恋愛」を扱っており、男性・女性読者ともに、非常に共感させられやすい単一的な視点から描かれるわかりやすさにあげられます。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第9位:「青の時代」

本作『青の時代』も三島の長編小説であり、ちょうど5作目に当たる社会性の強い一作になります。この内容では「光クラブ事件」が背景に敷かれており、1948年(昭和23年)戦後すぐに起きた東大生による闇金起業への検挙が題材として扱われます。内容は、闇金によって騙された青年がその復習によって、自分も高利貸しとなり闇金融を営み、次々に顧客を獲物として捕らえていく展開に運ばれます。その心理には孤独と虚無との板挟み的な自己否定が見られ、本作も非常に皮肉・風刺を利かした一作となります。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第8位:「春の雪」

本作『春の雪』は昭和40年から一年間かけて民衆雑誌『新潮』に掲載れたシリーズ読み切りの短編で、奈良県にある圓照寺が登場空間設定のモデルとされており、そのテーマは一貫して「上流階級への皮肉」がうっすらとした形で描写されるスタイルになります。この『春の雪』の大きな特徴は、三島文学に見られやすい極端かつ怜悧な表現がほとんどなく、ただ淡々と描写が織り成されていく上で、世情の変転に向けた(三島なりの)主義主張が下地になって伝えられる点です。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第7位:「女神」

中・長編小説として扱われている『女神』ですが、この作品は当時世情を賑わせていた谷崎潤一郎著『春琴抄』や『痴人の愛』、また川端康成著『眠れぬ美女』や『掌の小説』(「弱気器」、「不死」)などに見られる非常にシュルレアリスムの色彩が強い作品となります。テーマは生身の女性と、男性の純粋な理想をそのまま象る女神像とを主人公の娘に投影し、娘はその期待に応えるべく、本当に女神に転身していく描写が取られます。三島がこよなく愛した「絶対美」への執着が根強く息衝いており、本作も傑作の類に含まれるでしょう。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第6位:「午後の曳航」

『午後の曳航(えいこう)』も長編小説になりますが、その内容は比較的三島文学の中では軽装のスタイルと言えるでしょう。本作は前編「夏」と後編「冬」の2部構成を取っており、前編ではメロドラマ、後編では人の恋愛姿勢の崩壊がことごとく描かれていきます。この作品の最大のテーマは「大人VS子供」といった画一的な2部構成にも見られ、子供の純粋かつ残酷な冒険心が巻き起こす数々のトラブルが、そのまま大人の常識や道徳を呑み尽くす一作になっています。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第5位:「憂国」

三島文学のうちの三大傑作とも評されるこの『憂国』ですが、本作のテーマはまず、「二・二六事件」を背景に敷いており、その上で国が持つべき大義のあり方・人が個別で覚悟すべき自決精神と忠義のあり方を踏まえ、主にそれらを「美」の一言に終局させています。三島由紀夫は特にこの「美・美的精神」というものに非常に執着していた作家でもあり、精神と肉体の関係や、認識と行動の課題をことごとく捉えた上で、それらを作品内でやや反社会的主張によって表現しています。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第4位:「仮面の告白」

数々の戯曲・舞台として上演され、また映画化されたり派生作品(オマージュ作品・スピンオフ作品含む)なども生まれた本作『仮面の告白』は、現代においても非常に高評価を獲得している三島文学の最高峰の一作に数えられます。本作も長編プロットを取り、登場人物「私」の肉体解剖・精神解剖を踏まえる上で、男女が持つべき愛の営みへの苦悩と諦念や、それらを詩的・理知的に解決しようと試みる赤裸々な告白体をもって描かれます。少々表現が難しいため、じっくり腰を据えて読む必要があるでしょう。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第3位:「葉隠れ入門」

江戸時代中期を舞台に敷き、肥前国佐賀鍋島藩士・山本常朝が武士としての心得を口述していく出だしから物語が始まります。全体的に歴史小説風のスタイルを取りますが、内容的にはやはり三島スタイルに多い「精神と肉体の美」を求めた仕上がりです。大きな特徴としては宗教性を含めた一貫性の高いスタイルに見られ、儒教を取り扱う上で忠義と反発、名誉の持ち方や武士道から得られる自立性など、こちらも少々難しい内容・テイストに仕上がっている点が読解に手ごわい部分となるでしょう。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第2位:「潮騒」

『潮騒』は三島由紀夫の10作目に当たる長編小説で、こちらも何度も映画化・ドラマ化され舞台化され、またアニメにまでなった超有名な名作の1つです。背景には古代ギリシアの散文作品『ダフニスとクロエ』に着想を得たことが記され、純愛物語のスタイルです。主に恋愛系のスタイルが取られることから非常に読みやすい・取っ掛かりを掴みやすい内容で、その点では多くの読者に勧められる渾身の一作となるでしょう。アメリカでも翻訳文学としてベストセラーになったほどで、一度手に取って眺めてみることをおすすめします。

三島由紀夫おすすめ著書ランキング第1位:「金閣寺」

やはり三島由紀夫と言えばこの作品がトップにくると言われるほど、日本人の気質・特質を重厚なテーマをもって練り上げた大ベストセラー作品にまでなった本作『金閣寺』です。その内容では、日本人だからこそ持てる信念の確立と概念の転換が柔軟に描かれます。本作に登場する「金閣寺」の意味は、それまで日本人が携えていた「日本」の象徴そのものとして捉えられ、その日本人としての尊厳・威厳が次第になくされていく失念と悲しさが描かれます。ラストの金閣寺が消失する場面への解釈は、未だに多くの見方がなされています。

三島由紀夫の著書はことばが美しい

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いかがでしたか、今回は「三島由紀夫のおすすめ著書TOP20!世界に誇る美しい日本語を堪能しよう」と題し、「三島由紀夫のおすすめ著書TOP20」についてピックアップし、三島文学の特徴でもあるその美しい日本語の遣い方や言葉の選びなどの魅力をご紹介しました。三島文学の特徴は主に「言葉が美しい」や「概念の主張が独特」といった端正極まる評価をもとに、別の評では難解な表現が飛び交う重厚な作品群ともされます。実際に読んでみないと感想・印象がわからないテーマが多いため、ぜひ一度手に取ってみましょう。

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