美容
ホホバオイルの使い方一覧!顔から頭皮・髪にもOK?効果の程は?
ホホバオイルと聞くと、良さそうなイメージがありますが、その効果の程も気になりますよね。今回は、顔や頭皮・髪の毛など、全身に使えるホホバオイルの使い方をご紹介。嬉しい効果がたくさん詰まったホホバオイルの正しい使い方を知り、日頃のスキンケアを楽しみましょう!

目次
ホホバオイルのさまざまな使い方や、効果の程は?
「ホホバオイル」という名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。なんとなく身体に良さそうなイメージはあっても、具体的にどんな使い方が出来るのかを知らない人も多いと思います。
そこで今回は、そんなホホバオイルの顔や頭皮・スキンケア等、さまざまな使い方とその効果をまとめてみました。日々のスキンケアに取り入れて、美しい肌や髪の毛を手に入れましょう。
ホホバオイルはスキンケアの味方!その効果とは
ホホバオイルとは、カリフォルニアやメキシコといった砂漠地帯に生息する植物で、“ホホバ”というツゲ科・多年草の種子より抽出される天然のオイルのことです。
暑さに強く、砂漠という環境の中でも水分を保つことで生き続けられるのです。「砂漠からの黄金の液体」とも呼ばれています。
そんなホホバオイルの大きな特徴としてあげられているのが、『安全性が高く、低刺激』ということです。つまり、ホホバオイルは他のオイルと比べ、幅広い肌質の方に使用できるオイルなのです。
ちなみに、ホホバオイルは害はありませんが、食べても消化はされないので食用としては使われず、主に肌のスキンケアや髪の毛・頭皮のケアとして用いられています。
ホホバオイルには嬉しい効果がいっぱい!
ホホバオイルがどんなものか知っただけで、なんだかすごく良さそうなことが伝わってきたかと思います。具体的な嬉しい効果といえば、肌を保湿してくれるので、ハリや潤いを与えてくれます。
ニキビや吹き出物といった肌トラブルにも効果があるので、スキンケアとして活用することでトラブル防止に繋がります。
抗酸化作用のあるホホバオイルは、年齢による肌の悩みにも効果があるので、エイジングケアや、毛穴の黒ずみまでもケアしてくれます。
ホホバオイルには顔だけでなく、頭皮や髪の毛も乾燥から守ってくれる効果があります。それによって抜け毛予防などにも役立ちます。
低刺激で安全性の高いオイルなので、幅広い肌質の方に使えることを説明しましたが、赤ちゃんや妊婦さんといった方のスキンケアとしても活用できるのです。
ホホバオイルの使い方①頭皮をケアして抜け毛予防に!
頭皮の汚れが毛穴を詰まらせることで起こる抜け毛やダメージヘア。その汚れをホホバオイルでしっかり洗い流すことにより、健康的な髪に繋がっていきます。
ホホバオイルを使った頭皮マッサージのやり方
シャンプー前に、ホホバオイルをたっぷりと髪の毛になじませ、頭皮や髪の毛を優しくマッサージしてあげます。その後蒸しタオルで頭髪をくるみ、15分ほどおいてからシャンプーで洗い流しましょう。
ホホバオイルを使い、頭皮をマッサージすることにより、抜け毛予防や髪のコシ・ツヤを取り戻しましょう。ホホバオイルは、抜け毛のケア商品などにも多く含まれているのです。
ホホバオイルの使い方②髪の毛のトリートメントとしても使える
「髪の毛にツヤがない」という悩みを抱える方も多く、その原因は乾燥によるものです。ホホバオイルを使用することで、髪の毛に潤いを与え、日焼けや傷みから守ってくれるのです。
シャンプー前のトリートメント
シャンプー前にホホバオイルで地肌をマッサージした後、毛先まで手とクシなどを使い、ホホバオイルを髪全体に浸透させ、水分補給や、栄養分補給をします。その後、ダブルシャンプーで洗い流します。
お風呂上りのトリートメントに
お風呂から上がったら、ドライヤーをかける前にホホバオイルを少量毛先から付けて、髪全体に馴染ませた後、しっかりと乾かします。
あまり付けすぎてしまうとベタッとしてしまうので、ホホバオイルの量は1~2滴で十分です。しっとりサラサラヘアーに導いてくれます。
ホホバオイルの使い方③お風呂+ホホバオイルで滑らかなお肌に
お風呂に入りながらホホバオイルでマッサージを行うことにより、更に効果的にホホバオイルの効能を得ることが出来ます。
バスオイルとしてのホホバオイルの使い方
まず、お風呂に入ってしっかりと身体を温めましょう。温まったら、マッサージをしたい箇所(肩こりや乾燥が気になる部分など)にホホバオイルを塗ります。
お風呂+ホホバオイルで伸びも良くなるので、ゆっくりと気になる部分の筋肉に沿って揉みほぐしながら、マッサージしてあげましょう。身体だけでなく、顔も合わせてマッサージ。マッサージをたっぷりすることにより、新陳代謝を高めることができます。全て終わったら、身体を洗い、洗顔しましょう。
ホホバオイルの使い方④クレンジングとして活用し、汚れをオフ!
一日中メイクをした肌は汗や皮脂と、外気によって汚れており、簡単にクレンジングや洗顔では汚れを落としきれないものです。
また、化粧品には、オイルを使用しているものが多いので、オイルにはオイルでしっかりとオフしてあげましょう。
ホホバオイルでクレンジング!
たっぷりとホホバオイルを手に取り、優しく肌になじませながらメイクを浮かしていきます。アイメイクなどの濃い部分は、あらかじめ専用のリムーバーでオフをしてきましょう。
ホホバオイルを額→Tゾーン、頬全体→顎先、唇、最後に目元といった順で、適量ずつ手に取り、指の腹でなじませます。その後、たっぷり泡立てた洗顔料で洗顔します。
ホホバオイルの使い方⑤お風呂後のスキンケアにも使える
お風呂の後は肌も水分をたっぷり含んでおり、スキンケアに最適なタイミングです。肌の受け入れがしやすいお風呂上がりのケアにも、ホホバオイルは役立ちます。
ホホバオイルは水分と相性が良いため、化粧水とも馴染みやすく、オイルといえどべたつかず、サラッとした使い心地であることも特徴のひとつです。
入浴後のケア方法
化粧水をお肌に含ませた後、ホホバオイルを3~4滴手に取り、お肌になじませるようにゆっくり顔の中心から外側に向かって伸ばしていきます。美容液や乳液に混ぜて塗ってもOKです。
ニキビやかゆみのケアにもホホバオイル!
ホホバオイルは毛穴に詰まりにくいので、ニキビや吹き出物の防止にも効果的です。また、かゆみの強い肌には、ホホバオイルをたっぷりと塗って15分程たったら、柔らかい布やコットンでふき取って下さい。洗浄・保湿を同時に行えます。
ホホバオイルの使い方⑥妊婦さん・赤ちゃんのスキンケアとして
妊娠中のママは、妊娠線に悩まされる人も多くいます。急激にお腹が大きくなることや、乾燥により皮膚に赤い線が出来てしまうのです。
妊娠中の肌は大変デリケートでトラブルも多いのですが、ホホバオイルは低刺激で安心して使用することが出来ます。妊娠線以外にも、セルライトにも効果的です。乾燥の気になる部分や、妊戦線予防として、適量を手に取り、優しく肌に馴染ませましょう。
ホホバオイルの赤ちゃんへの使い方
直接冷たいオイルを塗ると、赤ちゃんがビックリしてしまうので、ホホバオイルを適量手に取り、人肌まで温めます。両手でゆっくりと優しく赤ちゃんの身体をなでるように塗ってあげましょう。
ベビーマッサージ以外にも、おむつによるかぶれのケアにも使用できます。ホホバオイルに含まれるビタミン群が、荒れた肌へのケアに最適なのです。同じように適量を手に取り温めてから使用しましょう。荒れる前の対策として塗っておくのもおすすめです。
ホホバオイルの使い方⑦日焼け後の痛みやほてりをケア
夏には強い紫外線を浴び、肌がヒリヒリと焼けるように痛む日焼けに悩まされますよね。そんな水分を欲している日焼け後の肌にも、ホホバオイルは役立ちます。
日焼けした肌は放っておくとどんどん荒れ続けていくので、早めに水分不足をケアし、その後のシミやシワといったトラブルを防止しましょう。使い方は、日焼け後の気になる部分にたっぷりとホホバオイルを優しく塗って馴染ませます。
ホホバオイルの選び方と注意点
ホホバオイルには、無精製のゴールデンホホバオイルと、加熱処理で精製されたクリアホホバオイルの二種類があります。どちらが良いかはそれぞれの肌質にもよるので一概には言えませんが、ホホバオイルを使い慣れている方や、肌質が強い方は、栄養成分が豊富な無精製のゴールデンホホバオイルを使ってみてもいいかもしれません。
それに比べ、クリアホホバオイルは不純物を取り除くため加熱して精製をしているため安全性がより高くなっているので、ホホバオイル初心者や、デリケートな肌の方はまずこちらを使ってみるのも良いかもしれません。値段もお手頃で、匂いも気になりません。
ホホバオイルの注意点
ホホバオイルは天然のオイルなので、10℃以下になると固まってしまいます。固まっても品質に問題はありません。また、直射日光や極端に暑い場所も良くないので、日光の当たらない25℃前後の冷暗所で保管しましょう。
ホホバオイルは酸化しにくく、長期保存できるオイルですが、一度封をあけたものは、外からの雑菌が混ざってしまう可能性もありますので、開封後は1年を目安に使い切るようにしましょう。
顔や頭皮・髪の毛もOK!ホホバオイルの正しい使い方まとめ
ホホバオイルは嬉しい効果がたくさん詰まっており、顔や頭皮・髪の毛など全身に使える魅力いっぱいのオイルです。低刺激で安全なオイルですが、どうしても肌に合わない人もいるので、心配なときは目立たない箇所でパッチテストを行ってから使用するといいですね。手軽に手に入るホホバオイルを日々のケアに取り入れて、ますますキレイになりましょう。