おにぎらずの包み方のコツ!簡単で崩れない包み方で失敗しらず!

簡単にできてヘルシー!しかも可愛い♪と大人気の「おにぎらず」。しかし、実際に作ってみると包み方ひとつで崩れたり食べづらかったりする場合もあるのです。今回は、「おにぎらず」を上手に作るための包み方のコツをご紹介したいと思います。

おにぎらずの包み方のコツ!簡単で崩れない包み方で失敗しらず!

目次

  1. おにぎりなのに握らない?「おにぎらず」とは
  2. おにぎらずを作るための準備
  3. おにぎらずの包み方をマスターして食べやすく!
  4. 全形のり一枚を使ったおにぎらず基本の包み方
  5. 全形のり半分を使ったおにぎらずハーフサイズの包み方
  6. 全形のり2枚を使ったおにぎらずの包み方
  7. 崩れにくいおにぎらずを作る包み方のコツ
  8. 海苔にひと工夫♪おにぎらずを食べやすくする裏技
  9. ちょっとしたひと手間が大切!おにぎらず切り方のコツ
  10. お弁当にする時はおにぎらずの保存性に注意を!
  11. おにぎらずの包み方のコツまとめ

おにぎりなのに握らない?「おにぎらず」とは

近年のブームで知名度が急上昇した「おにぎらず」。広げた海苔でご飯を包むので、手を汚さず簡単にできる上、今までのおにぎりに入れるのは不可能だった様々な具材を包むことができ、具のバリエーションが爆発的に広がりました。

おにぎらずは最近できたものと思われがちですが、その歴史は意外と古く、1991年に刊行された「クッキングパパ」という料理漫画の第22巻で紹介されたのが最初だといわれています。25年以上も経ってからのブームの裏側には、ネットの普及という要因も大きいのでしょうが、真似しやすく応用が利くという点で実用性が高かったことが大きいのではないでしょうか。

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おにぎらずを作るための準備

清潔を心掛ける

おにぎりとおにぎらずの大きな違いは、その名の通り「握らない」こと。一見便利に見えますが、おにぎらずはご飯を握らないため米粒一つ一つが空気に触れやすく、傷みやすいという弱点があります。そのため、おにぎりよりも清潔にすることが大切になってきます。料理の前に手を洗うのは当たり前のことですが、いつもよりさらに清潔を心掛けましょう!

海苔の下にラップを敷く!

海苔の下にラップを敷く理由には二つあります。一つ目は先ほどと同じ理由で、できるだけ雑菌を付けないようにするため。二つ目はご飯を海苔で包んだ後、敷いておいたラップでそのまま成型するためです。成型した後は、一度ラップを開いておにぎらずを冷ますことで雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。

おにぎらずの包み方をマスターして食べやすく!

ご飯を海苔で包むだけで簡単に作れる「おにぎらず」ですが、失敗しないための包み方に多少のコツが要ります。包み方が悪いと海苔が破れてしまったり、しわになった海苔の部分が食べにくかったり、包んだ後にご飯が崩れてしまったりしてしまいます。包み方のコツをマスターして崩れないおにぎらずを作りましょう!

「おにぎらず」の包み方には全形海苔を使って作る包み方と、全形海苔の半分を使う包み方があります。使うご飯の量やできあがるおにぎりの大きさが違うので、用途に応じて作り分けてはいかがでしょうか。

全形のり一枚を使ったおにぎらず基本の包み方

通称「ふろしき包み」と言われているおにぎらずの基本の包み方になります。クッキングパパで紹介された最初のおにぎらずがこの包み方でした。

ラップを下に敷いた海苔の真ん中に茶碗一杯分のご飯を乗せます。この時ご飯の量が少ないと海苔がシワシワになる原因になりますので、しっかり茶碗1杯分入れましょう!

お好きな具を乗せます。基本的にご飯に合うものなら何でも具材にできますが、汁気の無いもの、すぐに食べない場合は傷みづらいもの等に注意して選ぶと良いと思います。

具材の上にさらに茶碗一杯分のご飯を乗せます。

包み方の順番は、上下→左右(逆でももちろん可)のように対角線にご飯を海苔で包んでいきます。後で崩れないようにするためのコツは、できるだけキツく巻くこと!ご飯と海苔の間にすき間ができると失敗の原因になってしまいます。あらかじめご飯を正方形に成型しておくと、崩れないおにぎらずを作りやすくなりますよ♪

もう一つの包み方のコツとしては、海苔をできるだけ重ねないこと!海苔を重ねて包んでしまうと、余った海苔がごわついて食べにくく感じてしまいます。

最後に海苔の下に敷いていたラップで成型します。アツアツのご飯を包んだまま放置してしまうと雑菌の繁殖を助けてしまうので、成型したらラップを開けて一度ご飯を冷ましましょう。

全形のり半分を使ったおにぎらずハーフサイズの包み方

先ほどのふろしき包みのおにぎらずと比べて、海苔も半分、ご飯も半分の量で作るおにぎらずもあります。のり半分で作るので、ふろしき包みより崩れないように作るのが難しく感じてしまうかもしれません。しかし、ちょっとしたコツで包み方が簡単になり失敗することがなくなりますよ。

ご飯を全面に敷いた場合の包み方

全形のりの半分に茶碗一杯分のご飯を広げます。この時海苔の周囲に1cmほどのスペースを空けておくと、上からギュッと押さえた時にご飯がはみ出づらくなり、綺麗に仕上がりますよ♪

合わせ目を真ん中にした包み方

ご飯を真ん中に乗せた後、左右の海苔を真ん中に向けて折りたたむという包み方もあります。合わせ目が真ん中に来ることでご飯と具材が安定しやすいという利点があります。合わせ目が横だとどうしてもご飯が崩れてしまうという方はぜひ試してみてください。

全形のり2枚を使ったおにぎらずの包み方

全形のり→ご飯→具材→ご飯→全形のりというように海苔でご飯をサンドするおにぎらずの包み方です。この包み方はご飯も具材も大量に必要になりますが、切り分けることでたくさんの数のおにぎらずを一度に作ることができ、パーティ等で活躍しそうです。

全てのおにぎらずの包み方に共通しますが、もし海苔が乾いたりしてくっ付きが悪い場合には、ご飯粒を伸ばして接着剤代わりに使うとピッタリとくっ付けることができますよ。

崩れにくいおにぎらずを作る包み方のコツ

おにぎらずを崩れないように作るポイントは、ご飯をあらかじめ正方形に成型しておくことと、ご飯の量をきちんと入れることです。写真のように正方形の入れ物にご飯を入れることで、毎回同じ量のご飯でおにぎらずを作ることができますし、なおかつ自動的に正方形に成型でき、大変便利です。ちょっとしたひと手間ですが、これで失敗がぐっと減ること間違いなしですね!

海苔にひと工夫♪おにぎらずを食べやすくする裏技

おにぎらずはおにぎりのようにしっかりと握らないので、湿った海苔がなかなかちぎれず、食べているうちに中身が崩れてきてしまうということが多々ありますよね!包み方の問題もありますが、実は海苔に一工夫するだけでそんなお悩みを解消してくれるのです。

海苔に穴を開けるだけ!

おにぎらずを作る前に海苔に小さな穴を開けてみてください。こうすること海苔がちぎれやすくなり、とても食べやすくなりますよ。穴の開け方にはいくつか方法がありますので、ご紹介したいと思います。

フォークを使う

一番始めにご紹介するのはフォークを使った方法。しかし、上手に誰でもできるという訳ではなさそうです。開けづらい、穴が大きすぎるなど、失敗してしまう場合もあるようです。

グッズを使う

次にご紹介したいのは100均で売られている、海苔に穴をあけるためのグッズです。これだとツマミをひねるだけなので、誰でも簡単に開けられそうですね。生協でもこのようなグッズが販売されてるようなので、気になる方は調べてみてください。

ラップの歯を使う

海苔に穴をあけるのにお金をかけたくないな、と思った方にはサランラップの歯を使った方法をご紹介します。やり方は簡単!サランラップの歯を海苔に強く押し付けるだけ。特別なグッズも必要ないですし、簡単にできるのでおすすめです。

おろし金を使う

最後は、おろし金の歯を使う方法。こちらもサランラップと同じように、海苔を歯に押し付けるだけ。ご家庭にあるおろし金の歯の形状を見て、使えそうだと思ったらぜひ試してみてくださいね。

ちょっとしたひと手間が大切!おにぎらず切り方のコツ

包むまでは上手くできたのに、最後におにぎらずを切ろうと思ったら崩れちゃった!そんな失敗をしてしまった経験はありませんか?おにぎらずに限らず、海苔巻きなどご飯ものを切る時に「包丁にご飯がくっついてなかなか切れない」、「力を入れすぎて中身ごと潰れちゃった」ということが良くあります。そのような失敗を防ぎ、崩れないようにご飯ものを切るためには、軽く包丁を水で濡らしてから切るのがポイントです。

複数個のおにぎらずを切る場合は、一個切るごとに包丁を水で濡らします。その際、濡れ布巾やキッチンペーパーなどで、包丁についたご飯をキチンと取るのが失敗を防ぐポイントです。ちょっと面倒ですが、せっかく上手に作ったおにぎらずが最後の最後で失敗作になってしまわないように、切る時のひと手間お忘れなく!

お弁当にする時はおにぎらずの保存性に注意を!

とても簡単で便利なおにぎらずですが、おにぎりと違いご飯粒とご飯粒の間に気密性が無いため、どうしても雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。作ってすぐに食べる場合には何の問題もありませんが、作ってから食べるまで時間が空くお弁当などの場合には、保存性に注意が必要です。

きちんと塩を振る

おにぎらずのレシピによっては塩は必要ないと書かれているものもありますが、保存時間が長いものは海苔にもご飯にもきちんと塩を振りましょう。塩には殺菌作用があるので雑菌の繁殖を防いでくれます。腐らせたくないからと塩をかけすぎ無いように、中身の具材とのバランスを見て調節してくださいね。

おにぎらず専用に塩付きの海苔も販売されているようですよ。親切に包み方まで載せてくれています。

具材に保存性の高いものを選ぶ

おかかや塩昆布、梅干しなど、塩気が多くおにぎりの具として昔から活用されているこれらの具材をおにぎらずの具材に選ぶ、もしくはワンポイントとして活用することで保存性が高まります。

炊飯時にお酢や塩で殺菌効果を高める

保存性を気にせず色々な具材でおにぎらずを作りたい!という方におすすめなのが、炊飯時にお酢を少量入れて炊く方法です。入れる量の目安としては米2合に対して酢大さじ1程度。ご飯自体の保存性が高まり気温の上がる夏場などでのおにぎらずの持ちが通常より長引きます。

おにぎらずの包み方のコツまとめ

崩れないおにぎらずの包み方のコツをご紹介してきました。ちょっとだけ包み方に工夫をしたり、海苔にひと手間かけたりすることで食べやすく崩れないおにぎらずを作ることができるので、もし活用できるものがあれば参考にしてみてくださいね。

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2023-12-05 時点

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