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窓に断熱シートを貼ると本当に効果があるの?防寒対策で光熱費を節約しよう
冬になると困るのが”光熱費”ですよね。寒いとどうしても暖房をあげてしまいその結果ものすごい光熱費になってしまうという経験があると思います。そこで今話題になっているのが窓にばる断熱シート。今回は窓に貼る断熱シートの効果をご紹介していきます!

目次
- ぶっちゃけ冬の光熱費ってどのくらいかかるの?
- そもそも何で窓を断熱しないといけないの?
- 窓の結露は断熱不足をあらわしているの?
- 窓の断熱にはどんな種類があるの?
- 窓の断熱シートを使うとどんなメリットがあるの?
- 窓に断熱シートを貼るとどんなデメリットがある?
- 冬の窓の断熱にはシーン別で考えよう!
- 窓の断熱シートを使ったらどのくらい光熱費を抑えることができるの?
- 断熱シートの種類を知ろう!
- 窓に貼る断熱シート選ぶときのポイントは?
- 窓に貼る断熱シートの綺麗な貼り方!
- 断熱シートを貼ってはいけない窓って!?
- 断熱シートを貼っても効果がないって聞いたけど本当?
- 断熱シート以外にもできる寒さと光熱費削減対策
- 過大な期待はできないけど断熱シートは冬の暮らしの強い味方!
ぶっちゃけ冬の光熱費ってどのくらいかかるの?
冬の快適な暮らしに欠かせない暖房ですが、地域によってこの光熱費が結構家計を圧迫してしまうということもあります。そもそも光熱費って平均どのくらいかかっているものなのでしょうか?ここでは光熱費の平均をご紹介していきます♪
エアコン・電気ストーブを使った際の光熱費
エアコンや電気ストーブを使った際の光熱費の平均は、これは地域・家族構成・使用時間などで差はありますが、大体6畳の部屋で7000円から14256円が平均になってます。また、これはそのエアコンや電気ストーブそして、使う時間で変わってきます。当然広ければ広いほど光熱費もかさんでいきます。
灯油ストーブの平均光熱費
一方で、灯油ストーブの場合は、こちらも地域・家族構成・使う時間によって多少差はありますが、大体12000円~23000円が平均値になっています。ただ、灯油ストーブによっては灯油だけではなく、電気代もかかるというものもありますので、それをあわせてしまうと結構な金額になりますがエアコンに比べて部屋の暖まり方も違うというメリットもあります。
そもそも何で窓を断熱しないといけないの?
冬になると扉をきちんと閉めていても、部屋が寒いということがあると思います。実は部屋の光熱費を削減するのには窓の断熱がポイントといわれています。でもなぜ窓に断熱が必要なのでしょうか?ここでは窓を断熱する必要がある理由をご紹介していきます!
部屋の熱は窓からおよそ5割逃げている!?
普段暮らしている住宅の種類に関係なく断熱材が入っています。なので、熱が伝わらないといわれています。これはあくまでも壁や床の話になります。実は窓は断熱に弱く、屋根・床・壁・換気だと熱が出てしまう割合は6~19%に対し、なんと窓はおよそ50%くらいの割合で部屋の熱が流出してしまいます。
そのため、どんなに部屋を暖めても窓になんらかの対策を行っていないことで部屋が暖まりにくいということになるのです。
窓の結露は断熱不足をあらわしているの?
冬になると結露が起こり、窓が曇ってしまうということがあると思います。この窓にできる結露は断熱不足のサインとも言われています。ここではなんで窓にできる結露が断熱不足のサインになるのかをご紹介していきます。
なんで冬は結露になりやすくなるの?
冬になると起こってしまう結露は外気と部屋の温度差が原因で起こるとも言われています。簡単に言うと、部屋の暖かい空気が冷えた窓から外へ逃げていきそれが結露になってしまうということになります。
温度が高いほど、空気中に含めることのできる水蒸気の量は増えます。温度が下がると、そのぶん空気中に含められなくなった水蒸気が水分として放出されます。室内が暖かく、外が寒い場合は、室内の窓付近の空気が冷やされて、空気中に含まれていた水蒸気が水滴となり窓に付着します。これが結露です。
結露を放置してしまうとカビの原因にもなってしまいます。なので、窓に断熱シートなどを貼り室内の空気を窓から冷やさないようにすれば結露を防ぎ、部屋の暖かい空気を逃がすということも防ぐということになるのです。
窓の断熱にはどんな種類があるの?
窓の断熱には具体的にどのようなものがあるのでしょうか?ここでは窓の断熱の種類をご紹介していきます。
窓断熱スプレー
2000円前後で窓の断熱を行うことのできるスプレーになります。窓に直接吹きかけるのでとても手軽に断熱をおこなうことができます。ただ、1ヶ月程度で効果がなくなってしまいます。また、なかなか効果を感じることができないというデメリットがありますが、その一方で冷房の効きがよくなったと感じる人もいて賛否両論になります。
窓の断熱シート
ポリエチレンシートのフィルムをガラス面に貼ることで、シート自体の効果とガラスシートの間にできる空気層で断熱するというもの。
水で張ったりはがしたりすることができるのでとても気軽に使用することができます。またリーズナブルな金額で最近では100均などでも購入できるもので、だいたい100円から1000円くらいで用意できます。スプレーに比べて断熱の効果を期待することができますが、窓の種類によっては貼れなかったり、素材で暗くなってしまうというデメリットもあります。
窓の断熱シートを使うとどんなメリットがあるの?
冬の暮らしを快適にするには窓の断熱が欠かせません。ここでは断熱シートを窓に貼った際のメリットはどんなものなのかをご紹介していきます!
冬のひんやりとした空気を感じることがなくなった!
断熱シートを窓に貼ることで冬のひんやり感を感じることがなくなったという日といます。まったく暖房を使わずというわけではありませんが暖房費の節約対策にもなるメリットがあるそうですよ!体感だと2~3度も違うのは寒い冬にはうれしい限りですよね!
カビ対策にも効果がある!
冬の暮らしにどうしてもでてしまうのが、窓にできる結露ですよね。先ほどもご紹介したように結露を放置してしまうとカビの原因にもなってしまいます。断熱シートを窓に貼るとそういったカビ対策にも効果があるといわれています。
窓に断熱シートを貼るとどんなデメリットがある?
冬の暮らしにうれしい味方でもある断熱シートを貼ることでメリットもあれば残念なことにデメリットもあります。どんなデメリットかというと、シートを貼ることで窓から太陽の光が入りにくくなり部屋が暗く感じてしまうことがあるそうです。
とはいえそこまで真っ暗というわけではないそうですよ。他にもあまり見た目がよくないというデメリットもあります。普段はいいですが誰か来たとき恥ずかしいということもあります。そういうときはいろいろな模様のものを使ったり、お客さん来たときははがすなどするといいかもしれませんね!
冬の窓の断熱にはシーン別で考えよう!
窓の断熱は自分がどのような断熱を求めているかで選ぶことが大事になってきます。ここでは、それぞれのシーンについてご紹介していきます。
コスパを抑えてつつ窓を断熱したい!
なるべく安く、そしてあまり手間をかけずに窓を断熱したいのであれば”断熱シート”を使うことがオススメです。先ほどもご紹介しましたが、断熱シートは100均にも売っていますし、最近ではいろいろな模様の付いたものもあります。また、賃貸であまり窓に凝ったことができないというご家庭にもおすすめです。
しっかりと窓を断熱したい!
しっかりと窓を断熱をしたいと考えているのであれば、断熱コーティングもしくは二重窓がおすすめです。これは、戸建ての人にしか無理かもしれませんね。また、最初のコスパは高いですが、継続はずっとなのでトータルのことを考えるととてもお得かもしれません。また、断熱コーティングはシート同様に1日で完了するメリットもありますよ♪
窓の断熱シートを使ったらどのくらい光熱費を抑えることができるの?
窓の断熱シートを実際に使うと気になるのがどのくらい光熱費を抑えることができるのかということになると思います。もちろん住環境などによって差があたりなかったりすると思います。ここではその光熱費についてご紹介していきます!
断熱シート+遮光カーテンを使うと結構な削減になる!?
実は窓の断熱シートだけだとそこまで効果を得ることが難しいとされています。しかし、遮光カーテンを使うことで室内温度を保つことができるといわれています。遮光カーテンと断熱シートを一緒に使うと冬の冷気を遮断でき、夏も外の熱気も室内に伝わりにくくするメリットもあるそうですよ★
なんと1ヶ月ので2000円削減できる可能性も!?
この方法で行った場合、これはその家庭によって違いますがなんと2000円を1ヶ月削減できたというご家庭もあります。年間でも2000円の削減は大きいですが1ヶ月そこまで減るのはうれしいですよね!もちろん、遮光カーテン+断熱シートを使ったからといって全家庭が全員そこまで安くなるとはいえませんが、やらないよりやったほうが光熱費を下げるきっかけにもなると思いますよ!
断熱シートの種類を知ろう!
冬の暮らしに役立つ断熱シートですが、実はいろいろな種類があるんですよ!ここでは断熱シートの種類をご紹介していきます!
夏の窓に使える断熱シート!
冬の暮らしに効果があるといわれている断熱シートですが実は夏の暮らしを快適にしてくれる夏用の断熱シートもあるんですよ♪この夏用の断熱シートは、紫外線の遮断・直射日光による熱を抑制そして冷房の効果を高めてくれる働きがあります。なので、夏に感じる紫外線を抑えたいそんなご家庭にピッタリのものになります。
冬の窓に使うことができる断熱シート
一方で、冬の暮らしを支えてくれる断熱シートは、部屋の暖かい空気が窓から逃げるのも防いだり、結露の発生を防いでくれる効果があります。なので冬寒くて光熱費が気になるというご家庭におすすめできるシートになってます。ちなみに、冬も夏もどっちも効果がほしいというときにはオールシーズン使うことができる断熱シートもありますので、そちらを使ってみるのもいいですね!
窓に貼る断熱シート選ぶときのポイントは?
窓に貼る断熱シートにはいろいろな種類があります。最近では種類も豊富なので迷ってしまうことがありますよね。大切なのはどのような効果を断熱シートに求めているのかということになります。また、断熱シートには透明と半透明があります。単純に断熱がほしいのであれば透明のものを、あまり部屋を見られたくないのであれば半透明なものを選ぶといいですね!また、部屋の雰囲気を変えてくれる柄物を選ぶのも楽しいですよ♪
窓に貼る断熱シートの綺麗な貼り方!
では、今度は冬の暮らしの強い味方になる窓に貼る断熱シートを綺麗に貼る貼り方を実際にご紹介していきます!一見難しそうに見える窓に春断熱シートですが実はものすごく簡単に貼ることができますので挑戦してみてくださいね♪
用意するもの!
断熱シート・霧吹き・手袋・定規・カッター・マジックペン・雑巾を用意します。霧吹きは断熱シートを貼るのに欠かせないので必ず用意しましょう!100均に売っているもので十分ですよ♪
シートの貼り方その1:窓ガラスをお掃除しよう!
窓ガラスが汚れていると綺麗に貼る事ができませんのでまずは窓ガラスを雑巾などで綺麗にしましょう!洗剤も残ってしまうと綺麗に張ることができませんので洗剤が残らないように注意して掃除をしましょう!また、このとき化学繊維の雑巾を使ってしまうと綺麗に貼れないらしいので避けることをおすすめします。
シートの貼り方その2:断熱シートをカットする。
窓ガラスが綺麗になったら、窓に断熱シートを押し当てて、大きさを確認しながらマジックなどでしるしをつけていきます。印をつけることができたらカッターで切っていきましょう。カッターで切り終えたら、窓ガラスにミ水を滴るくらい吹きかけていきます。このとき水は少ないとうまく貼れないのでたっぷりかけることを忘れないでくださいね!
シートの貼り方その4:断熱シートを貼って完了♪
霧吹きで水をかけ終えたら、裏表を確認し、ガラスの上部から断熱シートの角を合わせて貼っていきます。このとき軽く手で押し当てるといいそうですよ!なんとなく接着力が弱いと感じた場合は霧吹きでその部分の窓に吹きかけるといいですね!すべて貼り終えたら乾くのを待ち乾ききったら断熱シートの貼り方の完成になります!
断熱シートを貼ってはいけない窓って!?
冬の快適な暮らしや寒さ対策の強い味方でもある”断熱シート”ですが、実は、熱反射ガラス・網入りガラス・真空二重ガラスなどの窓には適していません。貼ってしまうとガラスが割れてしまうということになって危険ですので断熱シートを購入する前に自分の家の窓は大丈夫かどうかちゃんと確認してから購入するようにしましょう!また、これらの窓には断熱ボードがいいそうですよ!
断熱シートを貼っても効果がないって聞いたけど本当?
断熱シートつかったけど効果がなかったという意見もあります。100%効果があるともいえませんが、全くないということでもないそうですよ。もちろん断熱シートをつけたからといって急に暖かくなる魔法でもありません。
つけ始めることで少しずつ効果を感じることができます。気が付けば暖房減らしても寒くない、窓に触っても冷たくないという効果を感じることができます。即効性は難しいかもしれませんが少しでも光熱費を抑えたい方におすすめですよ♪
断熱シート以外にもできる寒さと光熱費削減対策
断熱シートだけでももちろん効果を感じることができます。しかし、中にはなかなかかんじられないという人もいると思います。効果を感じられないと光熱費削減にはならないと思います。ここではそんなときに試したい方法をご紹介していきます!
カーテンを厚手のもにする!
カーテンを遮光カーテンや厚手のものにして、断熱シートを貼ると効果を得ることができることを先ほどもご紹介しました。実はこのほかにもカーテンを床につくぐらいの長さにすることも断熱対策に効果があるといわれています。また、遮光だと冬だけではなく夏の暑さ対策にも効果がありますので一度カーテンを見直してみるのもいいですよ!
梱包用のプチプチを断熱シートの代わりに貼ろう!
もし、断熱シート買うのがもったいないとか、売り切れててなかなか買えないというときには梱包用のプチプチを貼るのも冬の暮らし対策に効果があるそうですよ!見た目があまりよくないですがないよりは貼ることで2~3度気温が上がるという体感を感じることができますよ。
ちなみに、断熱シートだけではなくすきまテープも貼るといいですし、梱包用のプチプチがない時は100均に売っている発泡スチロールも寒さ対策にいいそうですよ♪
重ね着をしよう!
部屋の断熱も大事ですが、寒いと感じたら1枚多く着るなどの重ね着をするようにしましょう。重ね着でもまだ寒いと感じるのであれば、暖かい靴下やスリッパを履くのもいいですよ!湯たんぽを用意するものいいかもしれませんね!
過大な期待はできないけど断熱シートは冬の暮らしの強い味方!
断熱シートは魔法ではありません。付けたからと言って即効で効果を感じることはできません。しかし、断熱シートをつけることで確実に部屋のひんやり感を抑えることができ、また光熱費も抑えることができます。断熱シートだけで貼ってもだめな場合はカーテンを変えたり、アルミを使ったりするといいかもしれませんよ♪断熱シートを使用し快適な冬を過ごしてみてくださいね!