婚姻届に記入する結婚後の本籍地は自由に変更できる?どう決めるのがいい?

恋愛を経たカップルの最終ゴールは結婚ですが、結婚となると入籍、つまり婚姻届を提出することになります。婚姻届には本籍地の記入が必要ですが、この本籍地はどのように決めたらいいのか、入籍後に本籍地は自由に変更ができるのかについて、ここでは解説していきます。

婚姻届に記入する結婚後の本籍地は自由に変更できる?どう決めるのがいい?

目次

  1. 婚姻届の書き方と本籍地について
  2. 婚姻届はどのタイミングで出したらいいのか?
  3. 婚姻届はどこの役所に提出するの?
  4. そもそも本籍地とは?
  5. 婚姻届に記入する本籍地はどこでもいいの?
  6. 婚姻届に記入する本籍地は通常どこに設定することが多い?
  7. 婚姻届に記載する本籍地を設定する際に注意すべき点とは?
  8. 婚姻届に記入する本籍地を居住地以外で設定した場合のデメリットとは?
  9. 婚姻届の本籍地は必ずしも現住所でないといけないのか?
  10. 入籍後に本籍地は自由に変更できるのか?
  11. 結局は婚姻届に記入する本籍地は設定自由で結婚後に変更も可能!

婚姻届の書き方と本籍地について

恋愛関係を続けてきたカップルにとって、次のステップになるのが結婚です。結婚となると、いよいよ入籍という事になりますが、入籍をするにあたって必要不可欠な書類が婚姻届になります。婚姻届は、市区町村役所で書類を受け取るか、Web上で書面をダウンロードして入手します。

そして、必要事項を記入の上、夫または妻の本籍地、もしくは現住所地の市区町村役所に提出をします。あるいは、本籍地や現住所地以外の新住所の役所に提出しても構いません。記入事項は届出日、それぞれの氏名と住所、本籍、両親の氏名と続柄、婚姻後の夫婦の苗字と新しい本籍地となります。また、同居を始めた日付、夫婦それぞれの職業、連絡先、そして証人が必要になります。

証人は2名必要で、20歳以上の親族や友人、仲人等を設定することとなります。婚姻届を提出し、受理されると晴れて入籍となり、それまで恋愛関係だったカップルが夫婦の関係になっていくのです。

婚姻届はどのタイミングで出したらいいのか?

さて、気になる婚姻届を提出するタイミングですが、特に法的には定められていません。入籍の日については、一般的には大安といった吉日であったり、それぞれの誕生日やプロポーズの日、または初めて出会った日、恋愛関係になった日など、2人にとって何らかの特別な日を設定するという方も結構多いようです。

入籍ということは、恋愛をしていたカップルが夫婦になる訳ですので、同じ屋根の下で暮らすこととなります。その場合、どちらかの住居、あるいは両者の住居が変わる為、転居を伴います。女性も今となれば、結婚後も仕事を続ける方が多いため、仕事の合間、引っ越しの段取りが一段落した時に婚姻届を出すというケースが多いようです。

婚姻届はどこの役所に提出するの?

婚姻届は通常、夫婦どちらかの本籍地、あるいは現住所に提出するケースが多いです。ちなみに、婚姻届を提出する役所の窓口は年中無休です。役所自体は閉まっておりますが、時間外窓口が別途ありますので、そちらへ提出します。

2人にとっての記念日等に提出したいというカップルも多いので、こういった部分の配慮がなされているといえます。また、ハネムーンや婚前旅行の際に婚姻届を提出するという方も多いです。

婚姻届に記載する本籍地と提出先の市区町村は同じところで無くても良いです。ハネムーンとなると海外へ行く方もいますので、海外で婚姻届を出す場合は、現地の大使館へ提出というパターンもかなり多いようです。婚姻届の提出については結構縛りが多いかと思われがちですが、意外に提出場所や時間帯については自由といえます。

そもそも本籍地とは?

本籍地とは戸籍を置いている場所であり、現住所とは異なります。現住所は実際に居住している所になりますが、本籍地は必ずしも現住所と同じとは限りません。本籍地は出生時に新たに戸籍を登録する際に個人に割り当てられ、通常は結婚や死亡したりすることが無ければ変更することはありません。

ただ、変更自体は可能です。戸籍については特に証明しなければならない場面が少ないため、あまり普段の生活では気にすることではありませんが、結婚となると、新たに夫婦としての戸籍を作りますので、本来、籍を置いていた戸籍から除籍し、新しい戸籍に籍を移すということとなります。

最近よく聞く事実婚というのは、実際は入籍した夫婦と同じように、同じ屋根の下で過ごしたりというものなのですが、戸籍上はお互い違う戸籍に属し、恋愛中のカップルと書類上では変わりがないというわけです。婚姻届を出し、入籍することで初めて婚姻関係を持つという事になるのです。

婚姻届に記入する本籍地はどこでもいいの?

婚姻届を記入する際、必ず本籍地を書かなければなりませんが、本籍地については特に現住所と同じところでなければならないという決まりはありません。ただ、何らかの手続きの際に、戸籍謄本などを取りに行く場合は、本籍のある役所でないと、発行してくれません。

よって、普段の生活において不便にならないところを設定するのがベストだといえます。しかし、結婚といえば、2人が出会い、いきなり結婚に進むということはまず無いかと思います。お互い知り合い、カップルとなり恋愛期間があり、その延長線上に結婚という過程がある訳です。

当然2人だけの思い出の地という場所もある訳であり、そこを本籍地にするという方も最近では多いのです。特にこれらについては法律上、問題はありません。番地があるところであれば、建物が無くても、そこを本籍地として設定したらいいのです。何か問題があるとすれば、結婚後に所用で戸籍謄本を取りに行く際に、本籍地のある役所まで行かなければならない手間が生じるというだけです。

婚姻届に記入する本籍地は通常どこに設定することが多い?

婚姻届は、夫または妻の現住所、または本籍地を新たに結婚後の本籍地に設定するのが通常です。あるいは、新たに現住所を設定し、そこを本籍地にします。理由は結婚後に戸籍謄本、戸籍抄本を交付してもらう場合、婚姻届に記入した本籍地に行かなければならないからです。

婚姻届に記載する本籍地自体は、特にどこで無いといけないという決まりはありません。番地がきちんと設定されている住所であれば問題ありません。

ただ、普段居住しているところから遠い場所を本籍地にしてしまうと、本籍地がある役所まで戸籍謄本を貰いに行かなければならず、後々手間暇を要してしまいますので、便利が良い居住地か結婚前の住所や本籍地に設定するのが楽なのです。ただ、本籍地は結婚後でも変更自体は可能なので、必要に応じて変更も検討してみるといいでしょう。

婚姻届に記載する本籍地を設定する際に注意すべき点とは?

婚姻届に記入する本籍地は基本的に2人の間で自由に決められます。婚姻届は結婚をしたという証明という事もあり、思い出の地を本籍地として婚姻届に書くというカップルも最近多いです。ただ、自由に設定できるといっても、注意すべき点はあります。婚姻届で記入する本籍地は書面上、拠点としてみなされます。戸籍謄本や抄本を取り寄せる際は、本籍地がある役所に行かなければなりません。

郵送で取り寄せる事も出来ますが、急ぎの時は郵便物が届くまでのんびり待つわけにもいきません。住民票は現住所として籍を置いている市区町村の役所や出張所で受取が可能ですが、戸籍謄本、戸籍抄本は本籍地のある役所で無いと発行してくれません。

また、何らかの事情により籍を抜いた場合、将来、何らかの手続きの際に過去の本籍について明記されている除籍謄本が必要となりますが、これも当時本籍地として設定していた役所で無いと発行ができませんので、婚姻届に記入する本籍地は慎重に考えるようにしましょう。

婚姻届に記入する本籍地を居住地以外で設定した場合のデメリットとは?

婚姻届に記入する本籍地については、自由に設定でき、番地が設定されているところであれば、どこでもいいとされています。婚姻届は結婚をしたという証明を公的に届け出をするものなので、誤字脱字なく、性格に記入しなければなりません。そういう事もあり、婚姻届に記入する事項はそれぞれ厳しいルールがあるのではないかと思われがちですが、本籍地についてはそうでもありません。

だからといって、ハネムーンの場所等を本籍地にしてしまうと、戸籍謄本、戸籍抄本が必要な時に非常に不便です。本籍地がある役所まで取りに行かなければならず手間を要するからです。

結婚当初は、恋愛の延長として2人の思い出の場を本籍地にするというのも良いかもしれませんが、やがて介護を受けないといけない場合、介護施設や医療機関へ手続きをする時、亡くなってからの諸手続き等で、除籍謄本の発行が必要になった際、子供等、親族たちが、わざわざ遠方の役所から戸籍謄本や除籍謄本を取り寄せる必要が生じ、余分な負担を要する事を忘れてはいけません。

婚姻届の本籍地は必ずしも現住所でないといけないのか?

婚姻届に記入する本籍地は、結婚後、拠点を置く場所に設定するケースが一般的には多いです。最近ではハネムーンをした場所、2人の思い出の場所を本籍地として婚姻届に記入するカップルも増えています。確かに婚姻届に記入する本籍地の制約は無いので、自由に設定しても差し支えはありません。

ところが、運転免許証を取る際、ローンを契約する場合、進学や就職する際、戸籍謄本または戸籍抄本を取り寄せる場合、不便を感じる事となります。戸籍謄本、正本は役所まで鳥に行かなければなりませんが、住民票と戸籍謄本両方が必要なケースもあります。

婚姻届に記入する時は、通常は本籍地と現住所が同じ市区町村になります。その場合は同じ役所で一度に両方の書類が入手できますが、本籍地と住民票の住所が違う場合は本籍地がある役所で戸籍謄本、現住所がある役所で住民票をもらいに行かなければならず、2カ所の役所へ足を運ばなければならないという煩わしさが生じるため、本籍地イコール現住所の方が無難といえます。

入籍後に本籍地は自由に変更できるのか?

婚姻届に記入する本籍地は、自由に設定できます。そしてこの本籍地は結婚後、変更する事ができます。転籍とも言いますが、意外に手続きは簡単です。むしろ転居手続きの方が煩雑といえます。転居の場合は、現住所の役所で転居届を出し、新住所のある役所に転入届を出します。

その点、転籍は今まで本籍地があった役所、もしくは新たに本籍地として設定する役所へ届け出さえすればいいのです。その際、筆頭者と配偶者の署名があれば大丈夫です。本籍地は、赤の他人と重複していても全く問題ありません。賃貸等を借りている人はその賃貸を本籍地にしていたり、本籍地として設定した日からかなりの年数が経過していると建物が無いケースも少なくありません。

婚姻届に記入する本籍地だけではなく、結婚後の本籍地の変更も自由に設定できるというのは、意外に思った方も多いのではないでしょうか。ただ、不便なケースもあるという事を忘れてはいけません。

結局は婚姻届に記入する本籍地は設定自由で結婚後に変更も可能!

婚姻届に記入する本籍地は意外に自由に決められ、しかも結婚後に変更ができるということがお分かり頂けたと思います。しかも、手続きも簡単なので、入籍の時は、思い出の場所を本籍地にして、結婚後、不便を感じたら現住所に変更など、ライフスタイルに合わせて決めていくといいのではないでしょうか。

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2019-04-25 時点

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