メイク・コスメ
ヴァセリンの使い方を解説!顔やリップ、全身のケアに効果が期待できる?
ヴァセリンは、皆さんもご存知の通り、使い道に優れた保湿アイテムです。ヴァセリンを普段から色々な用途に使っている方もいるかと思います。そんな万能アイテムであるヴァセリンの効果や使い方を、今回は詳しく特集します。ヴァセリンの使い方は一体どれくらいあるのでしょうか?

目次
- ヴァセリンの使い方は無限大!スキンケア以外にも大活躍!?
- ヴァセリンの使い方の前に…ヴァセリンって一体何者?
- ヴァセリンの使い方の前に…知っておきたいその歴史
- ヴァセリンの使い方の前に…知っておきたいその効果
- 効果と真逆!抑えておきたいヴァセリンのデメリット
- ヴァセリンの使い方【基本編】
- ヴァセリンの使い方【顔のスキンケア編】
- ヴァセリンの使い方【髪のケア編】
- ヴァセリンの使い方【リップのスキンケア編】
- ヴァセリンの使い方【全身のスキンケア編】
- ヴァセリンの使い方【ハンドケア編】
- ヴァセリンの使い方【番外編】
- ヴァセリンのスベシャルスキンケアへの使い方
- ヴァセリンの大人気!万能なアイテムたち
- まとめ【ヴァセリン1つでめちゃくちゃ便利!乾燥知らずの潤い美人になろう!】
ヴァセリンの使い方は無限大!スキンケア以外にも大活躍!?
ドラッグストアや100均などでも見かけるアイテム「ヴァセリン」は、機能性に優れた万能なアイテムです。ヴァセリンと聞くと、リップバームの代わりやスキンケアなどに使うイメージがありますが、実は、その使い方は多数あります。今からご紹介するヴァセリンのスキンケアのみならず、色々な使い方があるという可能性に注目です。
ヴァセリンの使い方の前に…ヴァセリンって一体何者?
普段は、当たり前すぎてあまり抱かない疑問かもしれませんが、その疑問とは、ヴァセリンというアイテムは、一体何者なのだろうかというところです。まず始めは、その部分からご紹介していくことにしましょう。
ヴァセリンとは?
ヴァセリンは、油性成分で作られたアイテムです。顔やリップ、全身のスキンケアアイテムとして多くの方に親しまれています。同じようなものにワセリンがありますが、この2つは全く同じものです。ただ、ヴァセリンという名前は、ユニリーバが商標登録をしているのでそう呼ばれています。
ヴァセリンの使い方の前に…知っておきたいその歴史
ヴァセリンのことについてご紹介した後は、ヴァセリンが出来るまでの歴史やその道のりをご紹介していきます。ヴァセリンの効果や使い方を知る前に頭に入れておきましょう。
ヴァセリンの歴史は?
ヴァセリンは、1870年にアメリカで誕生したブランドで、誕生当初から現在まで多くの人に親しまれ、使い続けられています。
ヴァセリンは、大人はもちろん、赤ちゃんまで使えるくらい優しいアイテムとしてピュアスキンジェリーが生まれました。ヴァセリンという名前は商標登録された2年後には、全米で1分に1個のペースで売れるほど生活の中で欠かせないアイテムになりました。
ヴァセリンの使い方の前に…知っておきたいその効果
次は、ヴァセリンが持っている効果についてです。スキンケアで使い続けるにしても、愛されるには愛されるだけの理由があります。その理由を1つ1つご紹介していきます。
効果①【外的刺激から守ってくれる】
ヴァセリンには、外的刺激からお肌を保護してくれる効果があります。外的刺激とは、紫外線や乾燥、季節によっては花粉症などがあげられます。お肌は外的刺激を受けると肌荒れになったり、かゆみが出たりします。スキンケアとして使用することで、顔やリップなどに肌バリアを貼り、保護してくれるのです。
効果②【保湿効果】
ヴァセリンは、保湿効果に優れたスキンケアアイテムです。主成分のワセリンが乾燥したところや傷口などに保護膜を張って、その部分を守ってくれるだけでなく、保湿してくれます。余分なものが入っていないので、お肌の弱い方や乾燥のひどい方におすすめです。お肌の水分を逃がさないようにする効果がヴァセリンにはあります。
効果③【機能性】
今からご紹介していきますが、ヴァセリンは顔、リップ、全身のスキンケアに至るまでとても機能性に富んだアイテムです。その機能性の高さは、ヴァセリンの効果というべき特徴です。その機能性の魅力は、後ほどたっぷりお届けします。
効果④【リーズナブルな価格】
ヴァセリンは、とてもリーズナブルでお財布にも優しいアイテムです。スキンケアの面や他の機能性にももちろんですが、たっぷり使えますし、小さいサイズから大きいサイズまでを自分が必要な用途に合わせて選ぶ事が出来ます。
効果と真逆!抑えておきたいヴァセリンのデメリット
良いものにも、良い効果があれば、その真逆とも言える不足している面もあります。だからといって、悪いものというわけでもありません。良いと言われるものにも、プラスがあり、マイナスがあるからこそそのものが成り立つということがあります。
デメリット①【保水効果がない】
ヴァセリンは、保湿や保護効果に優れていますが、保水効果は持っていません。保水効果は、お肌の水分を保つ役割で、ヴァセリンは、その効果がないので、化粧水と一緒に使うとGOODです。ヴァセリンは、肌荒れやトラブルを解決する美容アイテムというよりは、保湿剤という認識が強いのです。
デメリット②【脂性肌さんニキビ肌さんは要注意】
ヴァセリンの原料は、油分です。脂性肌は油分が多い肌のことを指し、ニキビ肌は、皮脂の分泌が多いことにより起こります。そのため、ヴァセリンのスキンケアには不向きと言えます。人によっては、お肌に合う人もいますが、お肌に合わない人もいるので、皮脂が過剰に分泌される可能性があります。
ヴァセリンの使い方【基本編】
ここまで、ヴァセリンについての特徴や効果、デメリットについてお届けしてきました。それでは、いよいよヴァセリンを日常に活かすための使い方をご紹介していきます。
ヴァセリンの基本的な使い方
ヴァセリンを指に取って、顔やリップや全身のスキンケアとしてつけていきます。ヴァセリンは、手の体温で溶けやすいので、塗っているうちに馴染んでくれるのも特徴です。乾燥が気になる部分には、たっぷりつけていきましょう。
ヴァセリンの使い方【顔のスキンケア編】
ここからは、ヴァセリンの使い方を、顔、リップ、全身、全身の中でも部分のスキンケア、それ以外のケアに分けてご紹介します。それぞれに特徴的な使い方や効果があるので一緒に見ていきましょう。
顔のスキンケア①黒ずみの除去
鏡を見るたびに気になってしまうお鼻の黒ずみですが、この黒ずみを取り除くのに、塩や砂糖などとブレンドしてスクラブとして使用する事が出来ます。
ヴァセリンと塩、はちみつやホホバオイル、ココナッツオイルなどの天然オイルを準備して、ヴァセリンを1、塩を2、はちみつ又はオイルを1の割合で混ぜ合わせます。それを手に取り、鼻に乗せたら優しくクルクルとマッサージして洗い流しましょう。お家にあるもので簡単に出来ます。
顔のスキンケア②花粉症の予防
花粉症は、毎年春に私たちを苦しめる目に見えない敵です。ヴァセリンには、お肌を保護する役割があるので、鼻の下や目の下に塗ってから出かけると、花粉がお肌に着くのを防いでくれます。鼻のかみ過ぎて鼻がいたくなることもありますし、外的刺激でお肌が乾燥することがあるので、スキンケアとしての保湿ケアにも効果を発揮してくれます。
顔のスキンケア③肌が荒れた時
敏感肌や乾燥肌の時は、外的刺激などによって肌が荒れたりすることがあります。突然荒れてしまうとショックですし、辛いですよね。そんな時に、ヴァセリンの出番です。ヴァセリンを荒れてしまった部分につけて保護してあげましょう。保湿効果が高いので、肌の保護にはもちろん、乾燥するのを防いでくれます。
ヴァセリンの使い方【髪のケア編】
顔の次は、髪のケアやスタイリングに移っていきましょう。ヴァセリンは、髪のケアにも使う事が出来ます。その方法を2つご紹介します。
髪のケア①ウェットヘアのスタイリング剤として
今、流行のウェットへア、濡れた雰囲気が魅力でショートからロングまで長さを問わず、性別を問わず人気のスタイルです。ヴァセリンは、そんな濡れた感じのウェットヘアスタイルを作るのに活躍してくれます。濡れた髪や髪を少し濡らした後、ヴァセリンと少し手に取り、根元につけず、毛先に馴染ませるだけで完成です。
髪のケア②洗い流さないトリートメント代わりとして
ヴァセリンは、洗い流さないトリートメントの代わりとしても使えます。濡れた髪に少しだけつけていくのですが、つけずぎるとギトギトになって乾きにくくなってしまうので、つけ過ぎには注意です。さらに、ヴァセリン単品でなくても、お持ちの洗い流さないトリートメントと混ぜて使用することもおすすめです。
ヴァセリンの使い方【リップのスキンケア編】
ここまで顔、髪とご紹介してきましたが、次は、ヴァセリンの基本的な使い方となっているリップへの使い方です。リップへ使う時もちょっとしたコツがあります。
リップのスキンケア①リップバームとして
ヴァセリンは、リップバームとして最も重宝されるスキンケアアイテムです。しかし、その塗り方にはポイントがあります。まず、指の上にヴァセリンを取ったら、リップの縦ジワに沿って乗せていきましょう。ただし、1日にリップバームを塗り過ぎると唇の負担になることがあるので、5回までn留めておきましょう。
リップのスキンケア②リップパックとして
ヴァセリンは、保湿力に優れているアイテムなので、リップの保湿や潤いを保つ集中ケアとして、リップパックをする時にも活用出来ます。リップパックをする時は、蒸しタオルなどで唇の毛穴を開いてから、ヴァセリンをつけた後、ラップをして3分程放置したら完成です。
リップのスキンケア③ナイトケアとして
今は、ナイトリップといって、夜寝る前にリップをケアするためのアイテムが出ていますが、ヴァセリンを使ってナイトリップケアをすることが出来ます。
夜寝ている時、口呼吸が多かったり、布団で唇が擦れたりすることがあり、皮膚の中で一番薄い唇は、摩擦を受けます。そこで、寝る前にヴァセリンを塗って寝てあげると唇を保護してくれて、刺激から守ってる効果があります。
ヴァセリンの使い方【全身のスキンケア編】
続いては、ヴァセリンを全身に使用する時の使い方です。余分なものが入っていないので、安心してどこにでも使える事もヴァセリンの魅力です。では、早速ご紹介していきましょう。
全身のスキンケア①日焼け後のお肌ケアとして
夏になると、紫外線も強くて日焼けをする機会が多くなります。日焼けは、やけどと同じようなもので、特に肌の弱い方は、皮膚が赤くなったり、ヒリヒリと痛みを帯びたり、ひどい場合は、水ぶくれになったりします。
そんなダメージを受けて、デリケートなお肌を保護してくれるのがヴァセリンです。化粧水などでクールダウンと保水をしたお肌に、ヴァセリンを塗ってあげることで、補給した水分を守って、保湿してくれるのです。
全身のスキンケア②かかとの乾燥ケアとして
靴を脱いだり、お風呂から上がってみたらかかとがガサガサしていたという経験はありませんか?ガサガサかかとの原因は、やはり乾燥です。そんな時もヴァセリンの出番です。
朝は、靴下を履く前にヴァセリンを塗りましょう。夜は、お風呂から上がってからかかとにヴァセリンを塗ってから、塗る前までの間、靴下を履いて過ごすとかかとが潤って、柔らかくなりやすいのでおすすめです。
全身のスキンケア③おへそのお掃除として
ヴァセリンは、保湿効果だけでなく、おヘソのお掃除の時にも大活躍してくれます。おヘソは、汚れが溜まりやすいところですが、むやみやたらにゴシゴシすると腹痛の原因にも成り兼ねません。
そんな時、ヴァセリンを綿棒の先に少しつけてからクルクルと掃除してみましょう。ヴァセリンが綿棒を皮膚の間の刺激を抑えてくれて、スムーズに汚れを取り除く事が出来ます。
ヴァセリンの使い方【ハンドケア編】
次は、全身でもハンドケアに着目してお届けします。何をする時も常に使い続ける手ですが、色んな刺激を受けて乾燥したり、荒れたりします。そんな時にもヴァセリンが大活躍してくれます。
ハンドケア①手荒れのケアとして
普段の水仕事や乾燥、体質などによって荒れてしまう手は、かゆくなったり、あかぎれをしたりととても辛い症状を引き起こします。そんな時に、保湿力と保護機能に優れているヴァセリンをハンドクリーム代わりにしたり、乾燥して固くなっている部分につけると肌を保護して、乾燥から手を守ってくれます。
ハンドケア②爪の乾燥ケアとして
手だけでなく、爪の周りも乾燥が目立つ部分の1つです。ハンドクリームを塗っても爪回りのカサカサやささくれが気になる方は、爪の周りを中心にヴァセリンを塗り込んであげましょう。
少量を全部の爪の付け根部分につけて、塗り込んであげるだけです。特に、手を洗った後などは、皮膚が乾燥しやすい状態になっているので、そのタイミングでヴァセリンとハンドクリームをつけることを習慣づけてあげるのもGOODです。
ヴァセリンの使い方【番外編】
今まで、顔、髪、リップ、全身などスキンケアを中心としたヴァセリンの使い方をご紹介してきましたが、実は、スキンケア以外の場面でも活躍してくれます。そんなヴァセリンの使い方をいくつかご紹介していきます。
その①香水の持続力をアップしてくれる
朝つけた香水を出来るだけ長く持たせたいと思うことがあります。そんな時は、香水をつけたいところに事前にヴァセリンを塗っておく事により、香水の香りが長続きします。
その理由は、ヴァセリンの効果により、香りが蒸発する速度がゆっくりになることと、香りがヴァセリンの中に閉じ込めれる事にあると言われています。お気に入りの香水をいつもより長く楽しめます。
その②靴磨きとして
ヴァセリンは、靴を磨く時にも役立ちます。まず、靴の表面の汚れを乾拭きしてから、そのタオルを水で濡らして全体の汚れを再度拭きます。靴が乾いたら、表面にヴァセリンを薄く塗って、少し時間を置いてから新しいタオルで乾拭きしながらヴァセリンを拭い取りましょう。
ヴァセリンのスベシャルスキンケアへの使い方
次は、リップケアやスクラブの時などのスベシャルケアでの使い方です。ヴァセリンは、他のアイテムと混ぜてもその効果を発揮してくれます。
スペシャルスキンケア①【ヴァセリン+はちみつ】
この組み合わせで、リップパックをしていきます。用意するものは、ヴァセリン小さじ1、はちみつ小さじ1、蒸しタオルとラップです。リップパックをする前に、蒸しタオルとヴァセリン、はちみつを混ぜてパックを作っておきましょう。
出来た蒸しタオルを唇の上に置いて、1〜2分程温めます。その後、はちみつヴァセリンパックを唇の真ん中から外に向かってたっぷり乗せいていきます。そこへ、ラップを貼ったら3〜5分ほど時間を置いてから拭き取りましょう。
スペシャルスキンケア②【ヴァセリン+砂糖】
この2つの材料で、黒ずみを除去してくれるスクラブが出来ます。ソルトスクラブとは、また少し違う甘いスクラブです。ヴァセリンとはちみつをそれぞれ1の割合、お砂糖を2の割合で用意します。まず、はちみつと砂糖を事前に混ぜてから、ヴァセリンを加えましょう。鼻の上に置いて、優しくマッサージした後に、洗い流します。
ヴァセリンの大人気!万能なアイテムたち
ヴァセリンは、皆さんご存知のジェリータイプのアイテム以外にもその保湿力を活かしたアイテムたちが多数揃っています。最後に、そんなヴァセリンの仲間たちをご紹介します。
その①【ピュアスキンジェリー】
ピュアスキンジェリーは、40g、80g、200gと3つの大きさが選べるヴァセリンの人気アイテムです。保湿性に優れており、余分なものが入っていないので、頭のてっぺんから足の先まで余すところなく使えるオールマイティーな万能商品です。
その②【ヴァセリンリップ】
ヴァセリンリップシリーズは、ミニサイズで化粧ポーチやポケットの中に収まりやすいリップバームです。デリケートな唇に膜を張って外的刺激から守ってくれます。香りは、無香料タイプと唇にほんのり色づいてくれるロージーリップス、甘さが魅力のクレームブリュレがあります。さらに、リップシリーズには、ジェリータイプのリップクリームもあります。
その③【アドバンスドリペアボディーローション】
無香料で、お肌の上でスルリと伸びながら潤いを与えてくれるボディローションです。ヴァセリンの潤い感は、そのままにお肌のみずみずしい潤いが長時間続きます。
その④【ハンド&フィンガー】
ハンド&フィンガーは、手荒れに悩む方におすすめのハンドケアアイテムです。指や手に潤いを届けて、配合されている有効成分により、荒れがちな肌を守ってくれます。さらに、ハンド&ネイルといって、爪と手のケアに特化したアイテムもあります。
まとめ【ヴァセリン1つでめちゃくちゃ便利!乾燥知らずの潤い美人になろう!】
いかがでしたか?こう見てみると、ヴァセリンがどれだけ便利なアイテムかがわかります。たった1つで、幅広いケアが出来ますし、自分が持っているアイテムの潤い力をさらにアップさせる事も出来ます。使い道たっぷりのヴァセリンを賢く活かして乾燥知らずの潤い美人を目指しましょう。