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アサイーの効果・効能まとめ!奇跡のフルーツと呼ばれる訳とは?
巷で話題のアサイーのついてご紹介します。アサイーは栄養が豊富で美容にも効能があり、健康にも効果的だと言われています。とは言ってもアサイーの効果について詳しく知りたいという人のために今回はアサイーの効能・効果・味などについて迫ってみました。

目次
アサイーの効果や味を詳しく知りたい!
最近「アサイー」という食品がスーパーなどの店頭でよく見かけられるようになり、様々なメディアでも美容や健康に対して大きな効能・効果が期待できると言われています。
そのおかげかアサイーはヘルシーで美容に良いと言われ「アサイーブーム」の様な状態になっていますが、好んで食べてはいるもののどんな効果・効能が期待できるのか、実は詳しく知らない人もかなり多いのではないでしょうか。
そんな方のために、今回は「アサイー」の美容効果と効能をたっぷりご紹介します。またアサイーの効果・効能だけでなくアサイーそのものの味や、アサイーの美味しい食べ方についても迫ってみました。
よく耳にするアサイーとは一体何?
アサイーは最近スーパーなどの店頭や様々なメディアで美容・健康面に大きな効果・効能が期待できると言われていますが、そもそもアサイーとはどういった食品なのでしょうか?
アサイーとはブラジル原産のフルーツです。アサイーはヤシ科の植物で直径1cmほどの実がなり、現地ではアサイーベリーとして親しまれています。アサイーはとても小さな実をつけるのに加えてその中のたった5%ほどしか食べられる部分がありません。
しかしアサイーはごくわずかにもかかわらず栄養価がとても高いため「アマゾンのミルク」や「ミラクルフルーツ」などの名称で高く評価されています。アサイーに含まれている栄養素は「鉄分」「アミノ酸」「カルシウム」「食物繊維」「ポリフェノール」などの現代人に必要な栄養素がたくさん含まれています。
その効果の高さから世界中で人気に
アサイーはアマゾンの過酷な環境の中で育ったためとても生命力が強い食材として数千年前からブラジル先住民に食されてきました。またアサイーは食べ物としてだけでなく医療用の食材としても現地民に重宝されていました。
そんな元々現地でしか食べられていなかったアサイーが世界的に有名になったきっかけはブラジルではなくハワイからの情報発信によるものでした。実はハワイのレストランでもアサイーボウルやアサイースムージーは人気メニューとなっており、それをハワイ好きのセレブなどが世界中に広めたことで有名となったようです。
そのためアサイーが含まれた食品はスムージーやヨーグルトなどのデザートが多い傾向にあります。日本では有名なサッカー選手が貧血予防と疲労回復のためにアサイーを飲んでいたことから、栄養価の高い食材として知られたようです。
アサイーってどんな味?
現在アサイーが含まれている食品はスーパーやネットショッピングなどの色々な場所で購入することができますが、アサイー本体を購入することはあまりないと思われます。そのためアサイーが入った食品は食べたことがあってもアサイー本体の味は知らないという方も多いのではないでしょうか。
実はアサイー本体には味はかなり薄めでほとんど無いと言ってもいいそうなのです。アサイーは見た目はブルーベリーに似た濃い藍色をしていますが、ブルーベリーの様な甘い味は全くしないです。
そもそもアサイー本体を生で食べるのは難しい事です。アサイーは収穫してから24時間以内でないと鮮度が落ちてしまって酸化してしまうと言われているほど食すのが難しい食品です。なので冷凍やパウダーという形で加工して世界中に輸出されています。だから現地以外で生で食べるのは難いようです。
ただ最近は加工技術が進歩したおかげで、昔は現地でしか食せなかったアサイーも現在は加工された形で世界中で食べることが可能となっています。
アサイーの栄養面での効果は?
様々なメディアで美容・健康に対して大きな効果・効能が期待できると言われているアサイーですが、アサイーがどんな栄養面に効果があるのか?について迫ってみました。アサイーはブルーベリーに似ていますが栄養面に関してはブルーベリーの約18倍もあると言われています。
アサイーには多くのポリフェノールとアントシアニンという栄養成分がたくさん含まれています。ポリフェノールやアントシアニンは肌のハリとツヤを良くする美容効果が期待できます。
アサイーに多く含まれるアントシアニンには強い抗酸化力がある為老化の原因である活性酸素の活動を抑える、また眼精疲労にも効果が期待できます。アントシアニンと言えばブルーベリーにも含まれていることで有名ですがアサイーにはブルーベリーに比べて18倍ものアントシアニンが含まれているそうです。そのためアサイーの老化防止や眼精疲労の治癒効果はブルーベリーより遥かに上と言われています。
アサイーに含まれている栄養素はこれだけではありません。アサイーに含まれる「食物繊維はゴボウの6倍」「カルシウムは牛乳の2.2倍」「鉄分はプルーンの10倍」「カリウムはバナナの2.8倍」「マグネシウムはブロッコリーの10倍」など様々な栄養素の高さが期待できます。
それ以外にもアサイーはダイエット、便秘解消、冷え性改善、花粉症改善、高血圧改善、貧血回復などにも効果・効能を発揮してくれると言われています。
アサイーはダイエット効果もある
アサイーにはアントシアニンが多く含まれていて健康・美容面に大きな効果・効能を発揮できると言われていますが、アサイーにはダイエット効果も期待できると言われています。
ただしアサイー自体に脂肪燃焼成分やむくみ解消のようなダイエット効果が期待できるわけではないのです。それでもアサイーがダイエットに良いと言われるわけはその栄養価の高さにあります。
ダイエットをしている方はどうしても食事量を抑えることで栄養不足になることが多々あります。またダイエット中は必要な栄養素を摂らないことが原因で基礎代謝量が落ちて体重が落ちづらくなることもあります。しかしアサイーならビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれているので、ダイエット中の栄養不足を補ってくれるのです。
加えてアサイーを食べれば良質なアミノ酸をしっかりと摂れることで基礎代謝量が上がり、結果としてダイエットをサポートすることになります。
さらにアサイーに含まれているポリフェノールは脂肪燃焼を促進する作用も期待できるので、内臓脂肪が気になる人はダイエット中のおやつをアサイーを使った製品にすると、美容効果とダイエット効果の両方が期待できるかもしれません。
アサイーのアンチエイジング効果
健康・美容面に絶大な効果を発揮すると言われているアサイーですが、実はアンチエイジング効果も期待できると言われています。アサイーには日本人に不足しがちなカルシウム及び強力な抗酸化作用があるため女性の美しさを内側からサポートしてくれるようです。
アンチエイジングの有名なところではブルーベリー、赤ワインなどが高いと言われていますがそれらはアントシアニンという栄養素が多く含まれているので美肌・アンチエイジング効果が高いと言われています。
アントシアニンは視力の回復、眼精疲労の回復にも効果的と言われていますが実は強力な抗酸化作用もあります。抗酸化作用が高いと身体を錆び付かせる活性酸素を取り除き、シミやシワ、たるみなど嬉しくない肌のトラブルを予防してくれます。
そしてアサイーに含まれるアントシアニンは100g中に4000~4500mgも含まれており、その量は赤ワインの約30倍、ブルーベリーの約18倍、チョコレートの約5倍に値すると言われています。そのためアサイーはアンチエイジングのためのフルーツと言っても過言ではありません。
アサイーの効果で貧血予防
貧血は体内で鉄分不足になりやすい女性がかかりやすい症状だと言われていますが、アサイーにはこの貧血を予防する効果があると言われています。アサイーには造血や細胞の新生、増殖をするために必要な葉酸がたくさん含まれています。
葉酸は新しい赤血球を作るために必要な栄養素なので、葉酸が不足することは貧血に直結してしまいます。これは鉄分不足の貧血とは区別して「悪性貧血」と呼ばれるものです。
ただアサイーには鉄分も含まれているので、葉酸とダブル摂取することで貧血予防に絶大な効果を発揮します。ちなみにアサイーには牛レバーの5倍に匹敵する程の鉄分が含まれています。レバーを毎日食べるのは辛いですがアサイーならジュースやサプリメントなどで簡単に鉄分補給することが可能です。
さらにアサイーには鉄分の吸収をよくするビタミンCも入っているので、女性に不足しやすいミネラルを上手に補うことができます。ちなみに葉酸はビタミンB12と同時に摂取すると吸収がよくなります。
アサイーの効果で便秘予防
アサイーはごぼうの約3倍といわれる食物繊維が含まれているため便秘の解消と予防にも効果が期待できます。もし1日に必要な食物繊維の量をごぼうだけで摂ろうとすると1本近く食べないといけません。これを毎日続けるのは現実問題として難しいでしょう。しかしアサイーだったら100g中に16.9gも食物繊維が入っているので、スムージーなどに加工すればあっという間に食べられる量です。
特にアサイーに含まれる水溶性食物繊維は、食べ物のかさを増して消化吸収をゆっくりさせるという働きや固い便を柔らかくして出しやすくするなどの働きがあります。そのため便が固いタイプの便秘の人には特におすすめです。
アサイーには美肌効果もある
先程アサイーのアンチエイジング効果についてご紹介しましたが、アサイーは強力な抗酸化作用と同時に不飽和脂肪酸による美肌効果も期待できます。アサイーには美肌効果が期待できるオレイン酸とリノレン酸という2種類の栄養素が含まれています。
特にリノレン酸は必須脂肪酸という人の体内では生成することができない栄養素なので、食べ物から摂取しなくてはいけない脂肪酸です。この不飽和脂肪酸の働きでホルモンバランスを整えることにより「肌荒れの予防」や「肌の老化防止」や「ストレスへの抵抗力」などが期待できます。またアサイーは血液をサラサラにする効果もあるので、動脈硬化の予防にも役立ちます。
カルシウム不足を防ぐ効果
現代の日本人は鉄分と同じくらいカルシウムが不足していると言われています。若いうちからカルシウム不足が続いてしまうと後々骨粗しょう症の原因となることもあります。
しかしアサイーは「アマゾンのミルク」と呼ばれるほどカルシウムを豊富に含んでおり、その量は牛乳の約3倍と言われています。カルシウムは丈夫な骨を作り、精神安定にも役立つ栄養素です。心身ともに健康的な生活を続けるためにはアサイーからカルシウムを摂取すると良いでしょう。
アサイーで代謝をよくして疲労回復効果
アサイーはスポーツ選手が疲労回復のために取り入れていることで話題になったため、疲労回復面で大きな効果が期待できます。
アサイーに含まれるポリフェノールやビタミンE、ビタミンCには美肌効果だけでなく、過酸化脂質を抑えてくれるため細胞の老化を防ぐ作用があります。
過酸化脂質が増えるということは細胞が壊れて老化が進行してしまうということです。またビタミンB群には糖質、脂質、タンパク質の代謝を促進する働きがあるので、運動する人やエネルギー消費量の多い人は特に必要だと言われています。
これらの栄養素の働きにより細胞の老化を防ぎエネルギー効率を高めることがきるので、これらを豊富に含んだアサイーは疲労回復効果が期待できるのです。
アサイーの栄養をおいしく・効果的に食べる方法
これまでアサイーの栄養面の効果・効能についてご紹介してきましたが、実際にアサイーを食べるとなった場合アサイーは食べられる部分が5%しかありません。しかもフルーツなのに味も大してないのなら、どのように食べれば良いのでしょうか。
またアサイーは鮮度が落ちやすい食品なので日本では生のアサイーは食べられません。よってアサイーはパウダータイプや冷凍の物や既に加工されたアサイーを食す形になります。今回はアサイーのスムージー、ジュース、アサイーボウルの作り方についてご紹介します。
アサイースムージーの作り方
材料はアサイーパウダー3g、水または好みのジュース100cc、バナナ1/2本、冷凍フルーツ好みの量、はちみつ、氷など好みの量を用意します。
作り方は上記の材料をミキサーに全部入れて混ぜるだけで完成なのでとても簡単です。その他にもアサイージュースや冷凍アサイーをベースにして作ることもできます。アサイーにはほとんど味がないので、果物を変えて色々な味を楽しんで下さい。
アサイージュースの作り方
アサイージュースは市販されているものもありますが、「アサイーのピューレ」と「冷凍アサイー」を他の飲み物と混ぜて飲むのもおすすめです。特に冷凍アサイーはジュース以外にもスムージーやアイスクリームにもできるのでとても便利です。
アサイーボウルの作り方
材料は冷凍アサイー100g、バナナ(スムージー用)1/2本、豆乳またはヨーグルト100g、トッピングとしてバナナ1/2本、好みのシリアル・ナッツ・ベリー類、好みでハチミツなどを用意します。
アサイーボウルの作り方は、まずは冷凍アサイー、バナナ、豆乳かヨーグルトをミキサーで混ぜスムージーを作り、その上にトッピング用のフルーツを飾るだけです。アサイーボウル簡単で栄養たっぷりなので朝食にピッタリだと言われています。フルーツやシリアルはお好みで結構なので自分好みのアサイーボウルを作ることが出来るのも魅力の一つです。
アサイーの注意点は?
アサイーはカロリーも少なく健康食品として有名なので基本的には摂取の上限はありませんし、今のところ副作用も報告されていないので安心して食べられる果物です。ただしどんなに身体にいい食べ物であっても、体質に合わない場合や食べ過ぎれば体調不良になることがありますのでその際は控えて下さい。
またアサイーをいきなり大量に摂ったりすれば食物繊維の作用でお腹がゆるくなることもあります。そのためアサイードリンクとして飲むなら1日コップ1杯程度(200ml)、粉末タイプなら1日3g程度までが適当だと言えます。
アサイーの効果について:まとめ
アサイーには女性が必要とする栄養素がたっぷり入っています。その上様々な飲み物やデザートに取り入れやすいので是非毎日の食生活に取り入れてみて下さい。
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