白い巨塔ドラマのあらすじは?結末(最終回)の感想!ネタバレ注意!

名作ドラマ『白い巨塔』大学病院という閉鎖空間の中で、成り上がろうとする男の姿を描いた白い巨塔のあらすじを紹介します。その最終回の結末がどのようになったのか、あらすじでネタバレや感想を含めながら解説してきます。最終回で自らの野望を果たすことが出来たのでしょうか。

白い巨塔ドラマのあらすじは?結末(最終回)の感想!ネタバレ注意!

目次

  1. 名作『白い巨塔』のあらすじと最終回
  2. 白い巨塔の原作や山崎豊子
  3. 白い巨塔のあらすじは、どんな物語なのか
  4. 白い巨塔のドラマ版のキャストも含めながら、あらすじを解説
  5. 2003年版の白い巨塔は、唐沢寿明が財前五郎役
  6. 権力闘争が続くあらすじ、最終回に向けてどのようにあらすじは展開されていくのか
  7. 白い巨塔のあらすじの山場は、財前の医療ミス、ここから最終回にむけて一気に加速する
  8. 財前教授訴えられるという内容から始まるあらすじ
  9. 原作、白い巨塔のあらすじの最終回
  10. 原作の続・白い巨塔の最終回にあたるあらすじ
  11. 最終回で財前は、自らの医療ミスを悔いる
  12. 白い巨塔のあらすじや、最終回を含めたネットの感想
  13. あらすじや最終回で気になった人には、ぜひ見てもらいたい一作

名作『白い巨塔』のあらすじと最終回

医療現場、とりわけ大学病院という閉鎖的な世界を描いた名作『白い巨塔』その白い巨塔のあらすじや、最終回の結末などをネタバレを含めて紹介します。主演の唐沢寿明のかっこよさに、痺れた作品ですよね!

白い巨塔は、1978年、2003年に放送されたテレビドラマです。実際の医療現場における権威主義、また大学病院という中で起きる派閥争いや、金にまつわる問題など、今まで秘密にされていた世界を赤裸々に描いた作品だと思います。あの、教授の総回診のときに流れるBGMも印象的でしたよね。

こちらがその印象的な白い巨塔のメインテーマ。医療現場の張り詰めた緊張感、腹の探り合い、隠された秘密、巻き起こる悲劇、ドラマ内の様々な展開を予想させるBGMとなっています。このBGMをバックに教授が総回診を行うのが、いかにも権威主義の世界を感じさせるんですよね。

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白い巨塔の原作や山崎豊子

白い巨塔は、1963年から『サンデー毎日』に掲載された小説が原作です。作者は、山崎豊子。大学病院における重厚な人間ドラマを描きたかったのが、きっかけだったそうです。この小説をきっかけに、実際の医学部現場の問題が、ニュースで持ち上がるなど社会問題のきっかけになりました。

白い巨塔は一度は完結したものの、あまりの反響の多さに続編を書くことになったとか。山崎豊子自身は、一度完結させた作品の続編を書くことは本意ではなかったそうです。しかし、作家としての社会的責任を考えれば、続編を書く必要もあると考えて『続・白い巨塔』が刊行されました。

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白い巨塔のあらすじは、どんな物語なのか

原作、2つのドラマで多少のあらすじの違いはありますが、基本的に原作を元にしてあらすじを紹介しますね。まず、大事なのは主役が二人存在するということです。それは、財前五郎という人物と、里見脩二という人物です。この二人は、同窓であり友人関係でもあります。

財前五郎は、食道噴門癌の手術を得意とする国立浪速大学第一外科助教授です。財前五郎は、助教授であり、次期教授を狙う、野心たっぷりの男なのです。かたや、里見脩二は第一内科助教授であり、患者を第一に考え地位や名誉には興味のない、研究熱心な人物です。この二人の対象的な関係が、物語に深みを与えています。

白い巨塔のあらすじとして、財前はあくまで医者として間違いなく確かな腕を持った人物であるということが重要です。それだけに、全国から財前を頼って、患者がやってくるのです。しかし、そのことが財前の行き過ぎた自信と自尊心を生み出してしまうのです。プライドはどんどん高くなっていき、その野心もなりふりかまわないようになってしまうのです。

白い巨塔のドラマ版のキャストも含めながら、あらすじを解説

ここから、ドラマ版のメインキャストの紹介も踏まえながら、さらにあらすじを解説していきます。ドラマ版は1978版と2003年版があり、1978版は名優である田宮二郎が財前五郎を演じています。しかし、当時の田宮二郎は借金や双極性障害の問題を抱えていたそうです。

そして、ドラマ放映が行われている中、残り2話というところで事件が起きました。それは、主演である田宮二郎が猟銃自殺を遂げたのです。このことから、田宮二郎にとって白い巨塔は遺作にもなり、また代表作として語り継がれることになったのです。

正確には、田宮二郎版の白い巨塔以前も、映像化された作品はあったのですが、山崎豊子の白い巨塔、続・白い巨塔の両方を映像化したのは、田宮二郎版のドラマが初めてでした。これは、田宮二郎が映画版で白い巨塔で財前五郎を演じたあとに、続編小説が作られたことから、田宮二郎本人が続編を含めたドラマ化を本人が熱望したからでした。

2003年版の白い巨塔は、唐沢寿明が財前五郎役

その後、2003年に白い巨塔は、唐沢寿明を主役にしてリメイクされました。個人的にはハマりやくで、当時見た時はすごく好きな作品でしたね。なにより、エリート感がとても出ていて、かつプライドの高そうな雰囲気が素敵でした。お医者さんという感じもしていて、2003年の白い巨塔の配役は完璧だったと思います。

あらすじに戻ると、財前五郎の野心を良く思わない第一外科教授の東貞蔵(石坂浩二)は、財前の行動を何かと苦言を呈するのでした。しかし、表面上は東教授の指示に従っているように見せるだけの財前。そのこともあって、東教授は、菊川昇(沢村一樹)という他大学の医師を招聘し、財前と争わせるのです。

またそのどちらの派閥にも属さない野坂教授(山上賢治)は、第三勢力を作るなど、院内は派閥争いが激化していきます。次第に札束が巻き荒れる引き抜き工作も起き、最終的には、様々な裏工作、そしてその裏工作の証拠を残さなかった財前が、第一外科次期教授の椅子につくことになります。

権力闘争が続くあらすじ、最終回に向けてどのようにあらすじは展開されていくのか

闘争に勝った財前。この権力争いにおける財前の工作は完璧でした。しかし、この完璧すぎる工作の成功が財前を有頂天にしてしまったのです。海外の特別講演に招かれるなど、多忙ながら自らの自尊心を満たしてくれる生活。その生活についに、落とし穴が生まれたのです。

財前は、同窓である里見脩二(江口洋介)から、相談された胃がん患者の診察を行います。患者を診察すると、その患者は中小企業の社長であり、財前に対して非常に高圧的だったのです。権力争いに勝って、誰も逆らえなくなっていた財前に対して、このような態度を取る人間を財前は許せなかったのです。

雑とまではいかないものの、不誠実な診察を行いレントゲンの影を癌の転移と判断せず、結核の跡と判断してしまったのです。里見らから、改めて診察することを進言されるものの、多忙であることを理由に手術を行った結果、術後の経過は思わしくないものになりました。改めて、レントゲン検査などを進められるものの、またも独断で手術を行い、術後の経過を確認しないまま、ドイツに出発してしまったのです。

白い巨塔のあらすじの山場は、財前の医療ミス、ここから最終回にむけて一気に加速する

その結果、患者は手術後の21日めに呼吸困難で死亡してしまったのです。つまり、医療ミスが起きてしまったわけです。里見は自らの判断が間違っていなかったことや、医療ミスを見過ごすわけにはいかないと、遺族に進言し、医療解剖を行ったのです。そして、財前の医療ミスが発覚するのです。

家族は生前の診察態度や、一家の大黒柱を失ったことから、民事訴訟を財前に対して起こすのです。里見は、友人のよしみとして、この事実を欧州にいる財前に電報を打つのですが、財前はこれを無視してしまったのです。もし、遺族が民事訴訟を完全に起こす前に、財前が何らかの行動を起こしていれば、違った展開になったかもしれないという、感想がわきますよね。

財前教授訴えられるという内容から始まるあらすじ

欧州での華々しい出迎えや式典に、有頂天になっていた財前。そのもとに、毎朝新聞の『財前教授訴えられる』という情報が届けられたのです。その、事実を知った財前は、極秘に帰国するのです。ここから、またも財前はかつての権力抗争の工作のように、病院内での工作活動を行うのです。

自らの後ろ盾であった鵜飼教授(伊武雅刀)に一度は激昂され見放されるも、巧みに説得し、バックアップしてもらう約束を取り付け、有能な弁護士もつけてもらうのです。また、里見以外に財前が診察を行っていたことのミスに気づきかけていた者を買収するのです。

遺族側も里見、そしてかつて財前に敗れ退官していた東教授に協力してもらい、医療ミスの調査を協力してもらうのです。そして行われた裁判では、財前の判断は軽率なミスであったと指摘されながらも、財前の後ろ盾である鵜飼教授が用意した、鑑定医の意見や偽証された診断書などがぶつかることになります。

原作、白い巨塔のあらすじの最終回

裁判の結果、財前の道義的な責任は認められながらも、極めて高次元な場合で、法的責任は問えないという判決がでます。つまり、第一審で財前五郎は、勝訴するというあらすじになるのです。

里見は、裁判で原告側にたって証言したことのあてつけとして、別の大学病院に転任させられてしまうのです。しかし、報復人事を里見は拒否し、浪速大学を去っていくことになるのです。原作は、一度ここで物語の最終回を迎えることになります。

原作の続・白い巨塔の最終回にあたるあらすじ

その後、原作では続。白い巨塔として、その後の最終回に向けてのあらすじが展開されていきます。遺族は敗訴を受け入れれず、控訴を行います。里見は、辞表を受け取ってもらえず、半年後、近畿がんセンターに移動することになりました。

一方、財前はその後も忙しく診療を行っていました。そんなとき、鵜飼教授から、学術会議会員選挙の出馬を打診されます。鵜飼教授の狙いは、別の立候補者の妨害をしたい狙いがあったのです。財前は、裁判の勝訴と選挙の療法の勝利を狙うのです。

裁判と選挙の両方の日々から、疲れを感じる財前。あくまで疲労だと感じていた財前だったのですが、実はこのとき財前は早期の癌にかかっていたのです。もし、診察していれば、財前は自身の癌に気づくことが出来たはずでしょう。

財前は、自身の医療ミスに繋がった患者と同じような患者の診察を避けたがっていたが、それでも診察を行っていた。術後の合併症にも適切に対応し、やはり本来の財前の医療技術の高さ、そして医師としての人を助ける気持ちは根の部分に居付いていることを感じさせた。

選挙には無事勝つことが出来たものの、裁判は難航、その際に自らの責任を別の人間になすりつけようとしたところ、ついにその人物が自らのポストなどを諦め、真実を語ったのです。それらのこともあり、財前は裁判に敗訴してしまったのです。あくまで患者の死は免れなかったかもしれないが、その後の治療次第では延命は出来た可能性はあった、という判決だったのです。

「最高裁に上告する!」と発言しようとした財前ですが、その場で倒れ込み、診察の結果胃がんが発覚するのです。鵜飼らは財前に、胃潰瘍と伝えるのですが、財前は里見の元を訪れて、診察を行ってもらうのです。里見も核心は避けながらも、早期の手術を勧めるのでした

最終回で財前は、自らの医療ミスを悔いる

財前はかつて権力抗争をした、東教授に手術してほしいことを里見に伝えます。里見からそのことを聞いた東教授は、過去のことは水に流して、手術に取り組むのでしたが、手術のときに胃がんが他の患部に転移しており、すでに手遅れの状態であることが判明してしまうのです。

里見らの願いから、化学療法に移行、一時は症状の改善は見られたものの、黄疸が出てしまい、財前は自分の身体の真相を悟るのです。

そのとき、里見が訪れ、財前は癌の専門医が、自分の症状の真相を知らないままはあまりにも酷であると、里見に真相を求めます。翌日、財前は容態が悪化、自らの一生を振り返りながら、患者を死なせたことを悔い、最高裁への上告理由書と自らの病理解剖所見書を残して、財前は最期を迎えたのです。

白い巨塔のあらすじや、最終回を含めたネットの感想

以上が白い巨塔のの最終回までのあらすじです。ネタバレもたくさんありましたが、いかがでしたでしょうか。最期に財前がかつてのライバルであった東教授を頼るというネタバレや、財前はやはり自らの医療ミスを悔いていたというネタバレが、この物語を改めて見るときのプラスになると思います。

白い巨塔のの最終回を見た人の感想は、小説版、田宮版、唐沢版のそれぞれの良さに言及しているひとが多かったですね。また、小説版と2003年版は、一部設定が現代向きに変更されています。例えば、当時の死因が胃がんがトップだったため、胃がんが症状にされていましたが、現代版では転移や進行の早い、食道がんがメインテーマになっています。

感想の中には、唐沢寿明の演技力の高さを評価する部分が多かったですね。白い巨塔以外の作品でも、社会はドラマでの演技力が評価されていました。

あらすじや最終回で気になった人には、ぜひ見てもらいたい一作

この作品は最終回のネタバレを知っていても楽しめる作品だと思います。なんど見ても面白いという感想が多いのも、ネタバレがあっても楽しめるという理由だと思います。

有頂天になりながら、一度はその立場を追われる財前。その後の自らのミスを悔いながらも、懸命に医師として診察や手術に取り組むのは、財前が、巻き込まれた運命の悲しさを物語っていると思います。

作品では、財前が元々は母を喜ばしてあげたい、患者を助ける医者になりたい、そういう気持ちから医師になった真実が何度か明かされます。しかし、権力闘争の中に巻き込まれ、最期は自らもその権力闘争の中心になってしまったという物悲しさが背景にあるという感想を持ちましたね。ぜひ、見てもらいたいドラマですね。

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