金スマ・ひとり農業のヘルムートはどんな人？やらせ疑惑や場所について調査

金スマは2001年から続く番組で、女性をターゲットとした内容を扱う番組です。過去、飯島愛引退や後にゴーストライターがいたと問題になった佐村河内守も出演しています。ベッキーの不倫謝罪や百田尚樹の書いた殉愛を特集していましたが、その内容に批判が集まるなど話題の尽きない番組でもあります。

もちろん、女性の悩みを解決するためやストレス解消を目的にした内容も多いので、人気のある番組であるとも言えます。そんな金スマが、ひとり農業をおこなうヘルムートを特集していましたが、ひとり農業を行っている場所やヘルムートの詳しいプロフィールなど気になる疑問をお伝えします。併せて、過去取り扱った特集から、金スマはやらせをしているのでは？といった疑惑もあるので、調査していきます。

ひとり農業とは言葉のままに、ひとりで農業をして生活していくわけですが、現在ではそのひとり農業を行っているヘルムートは、両親と同居し更には結婚して妻と連れ子2人が家族になっています。番組上では、ヘルムート自身の農業の知識で、農作物を作ったり料理をしているわけですが、一般男性とは思えない豊富な知識から素人とは思えません。

ひとり農業を行ってはいますが、商品として販売できない失敗野菜ができてしまったりと、田舎でひとり農業は無理なのでは？と思うトラブルが放送されています。また、個人で消費する程度の量を育てているので、自給自足生活かと思いきや食卓が大変豪華なので、どのように収入を得ているのかといった疑問が尽きません。

男性がたった一人で農業を行って生活していくといった内容のようですが、事実は異なるようです。後ほどお伝えするヘルムートのプロフィールでは、収入についてお伝えするのでその理由が明らかになります。金スマのひとり農業は、現在もはやひとり農家ではない状態になっています。

金スマで特集されているひとり農業は、茨城県常陸大宮市にあることがわかっています。2016年、結婚した妻の美容院や当時建築中だった喫茶店が那珂川の増水で浸水寸前になるなど、金スマの放送内で喫茶店や美容院の場所が特定できるようになっています。

ひとり農業とは別に新たに建設された喫茶店ハレルヤの場所は、茨城県常陸大宮市長倉145です。こちらは一般公開されていますが、ひとり農業を行っている場所を動画で公開している人もいるので、誰でも金スマで撮影されている場所に行くことができるようです。

ひとり農業を行っている場所は、近隣に小玉・吉丸があると伝えているので、茨城県北エリアの郊外であることが分かります。また、近くにアザレアカントリークラブがある場所とも伝えていますので、大体の場所は見当がつきます。このあたりに住んでいる方なら、知ってる方も多いでしょう。

元々番組デレクターのヘルムートは、本名は渡辺ヘルムート直道なのですが、クリスチャンなのでヘルムート洗礼名です。元々静岡の方なのですが、テレビ番組作成の仕事のために静岡を離れています。2008年3月から金スマのひとり農業の企画のために、茨城に住み始めて今に至ります。

ヘルムートのお父さんが牧師さんだったこともあり、クリスチャンになっているわけですが、そのお父さんも今は一緒に茨城に住んでいます。現在は農業の手伝いもなさっているようなので、もはや金スマのひとり農業ではない状態なのは確かです。

ひとり農業7年目にして一緒になった妻は、美容院と喫茶店をやっているそうです。ヘルムートはひとり農業だけをやって収入を得ているのか？ということになりますが、売り物として出すにはあまりにも少ない量の野菜から、農業による収入ではなくテレビ番組から出ている給料で生活しているようです。

金スマの番組内では、まるでひとり農業をはじめるきっかけが親との価値観の相違のためであるように放送されています。現在ではそんな両親と同居しているわけですが、わざわざ会社員を止めて、農業を田舎でやると奄美の両親に告げています。

当時は、先行き不安な未経験の農業を仕事にすると断言するヘルムートに母親は泣きますが当たり前ですよね。またひとり農業で収入を得られるほどの収穫は得ていると思えないので、ヘルムートの収入を調査してみました。

現在も金スマを制作している会社の社員になっているということなので、給料は会社から受け取っています。つまり、両親へ伝えたひとり農業の話の時点で、やらせを感じると言われるのも納得してしまいます。なぜならば、会社員であることを辞めてはいないからです。

ひとり農業を始めたきっかけや近くに住んでいる人たちの温かなサポート、問題をどのようにきりぬけていったか？読みやすい日誌風に書かれた本が出ています。もちろん渡辺ヘルムート直道の著作本で、読んだ感想では、農業の大変さや楽しさを感じるといったよい意見が多く見受けられます。

ただし、たったひとり農業をし生活をしていこうと思うと、まず日誌に書かれている内容だけでは乗り越えて行けないのが実際のところです。家庭菜園レベルで、農業以外の収入源があって田舎生活を自己流に楽しむ方にはうってつけの一冊と言えるでしょう。

本は、ひとり農業をはじめた頃の2008年から2010年までと、2011年～2012年のひとり農業日誌が出ています。ひとりでやるにはちょっと無理があるほど色々なものに挑戦しているので、これから自給自足を考えている方にとっては役に立つのではないでしょうか。

金スマのひとり農業を見た限りでは、田舎生活の大変さがあるものの都会にないのどかな雰囲気と良さに魅力を感じる内容です。ただし、田舎生活経験者の筆者からすると、あれだけの農業の知識がありながら失敗が多い事には納得できません。

また、ネット上でもやらせ感が凄いと言った声が沢山上がっています。上記でもお伝えしていますが、両親へひとり農業を始めることを伝えるところから、やらせだと感じてしまう編集がなされているように感じられます。個人的には、「ひとり農業」というタイトルをやめて「家庭菜園」か「自給自足」であれば役に立つ情報は多いかと思います。

農業をやっている親族や知人がいますが、生活をし翌年の農作物の用意のために必要とする金額がそれなりに必要です。その額を稼ぐには、沢山の野菜を収穫せねばなりません。金スマのひとり農業で育てている野菜の量からそれは難しく、実際家族やスタッフが手伝っているわけです。番組ではひとり農業で生活をしているかのような放送であるため、やらせと思われても仕方がないかなと感じます。

ヘルムートのひとり農業日誌本をみると、あたかもひとりでも生活していけるような錯覚にとらわれるかと思います。金スマの番組を見ていても、ひとりから、両親と同居し妻や連れ子のいる家族生活へと移行しているので、妻の美容院と喫茶店、ひとり農業で生活しているようにも見えますね。

金スマでは、新しい喫茶店や美容院建設の様子も放送していますが、実際には放送会社からの給料（年齢から約1000万と言われています）でやりくりしている可能性が非常に高いです。

先にもお伝えしましたが、沢山の農作物を収穫し出荷できなければ、生活はもちろん翌年の苗の準備はできません。また、一人でできる農作業には限度があるため、生活をするための農業を一人で行うのは無理だと考えた方がよいでしょう。その日の食事を準備するための自給自足や家庭菜園程度であれば、一人で行うことは可能です。

金スマではベッキーの不倫問題、スマップの解散、上記で上げた後々ゴーストライター問題になった人の創作過程の特集など、不信感が増すような内容を取り上げていることから、悪いイメージがついたことも理由にあげられるでしょう。

田舎暮らしにあこがれている人にとっては、ヘルムートのひとり農業を見ることで「ひとりでも比較的簡単に農業はできてしまう」といった印象を与えかねません。その点ちゃんとスタッフが手伝いに入っている様も放送している他番組のほうが、良心的であると感じる視聴者が多いのではないでしょうか。このことから、ネットで金スマが胡散臭く感じられるとコメントされていることも納得できます。

内容としては、すでにひとり農業ではなくなっていることもありますが、安易に農業ができてしまうといったイメージを与えているのも事実です。実際は安定した収入があり、それで農業を行っているといったほうが正しいので、やらせと思われてもしょうがないのかもしれません。