手作り
ロゼットの作り方をご紹介!簡単に100均の材料でもできる作り方とは?
丸いフォルムとひらひらのリボンが魅力的なロゼット。普段使いでもウェディングでも手作りのロゼットが注目されています。今回はロゼットの簡単な作り方をご紹介します。あなたも作り方をマスターして手作りロゼットで様々なシーンを華やかに演出しませんか?

目次
- ひらひらリボンが可愛いリボンの勲章ロゼット
- ロゼットの手作りに必要なアイテム
- 簡単なロゼットの作り方①「布を裁断」
- 簡単なロゼットの作り方②「くるみぼたんを作る」
- 簡単なロゼットの作り方③「コンパスカッターで土台作り」
- 簡単なロゼットの作り方④「ボックスプリーツリボンを円状に縫う」
- 簡単なロゼットの作り方⑤「足になるプレーンリボンを切る」
- 簡単なロゼットの作り方⑥「キルト芯を切る」
- 簡単なロゼットの作り方⑦「土台にプレーンリボンを付ける」
- 簡単なロゼットの作り方⑧「ボックスプリーツリボンを付ける」
- 簡単なロゼットの作り方⑨「キルト芯を付ける」
- 簡単なロゼットの作り方⑩「くるみぼたんを付ける」
- 簡単なロゼットの作り方⑪「安全ピン付クリップを付ける」
- 手作りロゼットの活用方法
- 手作りロゼットはウェディングでも大活躍!!
- ロゼットの作り方を調べてみて……
ひらひらリボンが可愛いリボンの勲章ロゼット
リボンや布などを重たバラ形の胸飾り「ロゼット」。八重咲きのバラからその名が取られ、ヨーロッパがその発祥と言われています。かの有名なフランスの英雄ナポレオンの帽子に付いていたものがその始まりとされ、今では世界各国で勲章として使われています。
最近そのロゼットが古きを温め新しきを知るように手作りで様々な形やデザインなって一般的に使われるようになっているんです。今回は日常生活やウェディングなどでも幅広く使われるようになったロゼットの簡単な作り方や活用方法をご紹介したいと思います。
ロゼットの手作りに必要なアイテム
作り方を説明する前にまず手作りロゼットに欠かせないアイテムたちをご紹介していきます。地域により品揃えは異なりますが、基本100均で揃えられるものですのでやってみたいと思った方はまず100均で探してみてください。
リボン
まず「ボックスプリーツリボン」です。プレーンリボンからプリーツリボンに仕上げることもできますが、今回は作り方を簡単にするために、すでにプリーツが出来上がったボックスプリーツリボンを使います。日常生活やウェディングなど場面に合わせて素材や色などを選んでください。
続いて「プレーンリボン」です。ロゼットの足部分に使用します。基本的にボックスプリーツリボンと同じ色合いのものを選ぶと統一感が出ますが、色々な色や柄、幅のものを組み合わせてもおしゃれです。こちらも日常生活やウェディングなど場面に合わせて選んでください。
針と糸
今回の作り方ではボックスプリーツリボンを円状に縫い合わせる際に一度だけ使う「針と糸」。それ以外では使用しないので張り切って長い糸を用意する必要はありません。
くるみボタンと打ち具
今回は「くるみぼたん」を活用したロゼットの作り方をご紹介します。イメージするロゼットの大きさに合わせてくるみぼたんを用意してください。くるみぼたん専用の打ち具はだいたい同封されています。(同封されていない場合もあるのでご注意ください。)缶バッチのシェルなどでも代用は可能です。
好きな柄の布
この「布」がロゼットの中心に来る柄になります。くるみぼたんの大きさに合わせて好きな柄を選んでください。わざわざお店に買いに行かなくても、着れなくなってしまったお気に入りの洋服や裁縫で余った切れ端なども使えますので参考にしてみてください。
ロゼットの中心にくるお気に入りの柄がどうしても見つからない場合や自分でデザインしたい、文字を入れたいなどの場合は「布プリ」や「アイロンプリントペーパー」などを活用すると思い通りで世界に一つの手作りロゼットになるかもしれません。
裁ちばさみ
布やリボンなどの裁断に活用する「裁ちばさみ」です。リボンのほつれ防止にも少し切れ味が良いものを用意するといいかもしれません。
コンパスカッター
ロゼットの土台を作るときに使う「コンパスカッター」。コンパスの原理で紙をきれいな円状に切り出すことができます。なかなか見慣れないかもしれませんが、100均で手に入れることができます。
紙製のコースターor厚紙
「紙製のコースターor厚紙」はロゼットの土台となります。あまり薄いと頼りないのでしっかりしたものを選んでください。作りたい大きさに合わせてコンパスカッターで切り取ってください。
厚紙の場合一度コンパスなどで大きさを大まかに決め、印を付けてから切るときれいに切り出せるかもしれません。
安全ピン付クリップ
今回はバッチとして付けられるタイプのロゼットの作り方をご紹介しますので「安全ピン付クリップ」も用意してください。キーホルダーのチェーンやピアスの金具など応用を効かせることができるので、作りたいロゼットのスタイルに合わせて用意してください。
キルト芯
「キルト芯」はロゼットの中心部分の土台とくるみぼたんの接地面の密度を上げるために使います。1個のロゼットに対してくるみぼたんより小さめの円状に切り取ったキルト芯2枚を使用量の目安としてください。土台とくるみぼたんの間に大きな隙間がない場合は無くても大丈夫です。
グル―ガン
下準備をしたリボンやくるみぼたん、キルト芯などを貼り合わせていくときに使うのが「グル―ガン」です。グル―ガンがどうしてもないと言う時は接着材などで代用してください。(作り方の紹介ではグル―ガンで説明させていただきます。)
簡単なロゼットの作り方①「布を裁断」
使いたいくるみぼたん大きさに合わせ必要な大きさの布を切ります。中心にしたい柄が真ん中に来るように意識して布を切ってください。(切り出す布の大きさは使いたいくるみぼたんに付属している説明書やパッケージ等で確認してください。布プリを使う場合もその大きさを意識して作成してください。)
簡単なロゼットの作り方②「くるみぼたんを作る」
作り方①で切り取った布を柄が中心に来るように打ち具のクリアパーツに乗せ、上からくるみぼたんのシェルで押し込みます。押し込んだ後、周りのはみ出している布を中心に向かって少しずつ織り込んでいきます。布が中心に集まったら上からバックパーツを乗せ色付きの打ち具で押し込みます。シェルとバックパーツがしっかり合わさったら完成したくるみぼたんを打ち具から外します。(バッグパーツの通し穴などが邪魔な場合外したり潰したりしてください。)
簡単なロゼットの作り方③「コンパスカッターで土台作り」
コンパスカッターで紙製のコースター又は厚紙をくるみぼたんより少し大きいくらいの円に切り取ります。これが土台になるので作りたい個数分切り取ってください。少し力の必要な作業です。手元に十分注意して怪我のないよう作業しましょう。
簡単なロゼットの作り方④「ボックスプリーツリボンを円状に縫う」
ボックスプリーツリボンを作り方③で切り取った土台の周りを一周できる長さプラス縫い代ができる長さに切り分け、端と端を重ねて縫い合わせ円状にします。くるみぼたんの大きさより内側の円が大きくなってしまうと不恰好になってしまうので土台とくるみぼたんの大きさを上手く調整してボックスプリーツリボンの長さを決めてください。
簡単なロゼットの作り方⑤「足になるプレーンリボンを切る」
プレーンリボンを足として出したい長さの2倍の長さに切り、裾となる部分に切り込みを入れます。裾の切り方は山型や斜め、ギザギザなど色々な種類があるのでお好みで切ってください。何種類かのリボンを組み合わせても手作りならではの素敵なロゼットになります。切った裾にトップコートなどを付けるとほつれ防止になります。
簡単なロゼットの作り方⑥「キルト芯を切る」
キルト芯を円状に切っていきます。1つのロゼットに対して2つのキルト芯を使うと密着が高くなります。くるみぼたんからはみ出さない大きさに切ってください。このキルト芯は外から見えないので印を付けてきれいな丸にしなくても形が歪でも大丈夫です。
簡単なロゼットの作り方⑦「土台にプレーンリボンを付ける」
作り方⑤で切った足部分のプレーンリボンを写真のように少しずらして半分に折り、作り方③で円状に切り取った土台にグル―ガンで貼り付けます。足として出したい長さに合わせて貼る位置を決めてください。貼り付けたら固まるまで放置です。
簡単なロゼットの作り方⑧「ボックスプリーツリボンを付ける」
作り方④で円状に縫ったボックスプリーツリボンを作り方⑦で足を付けた土台の上からグル―ガンで貼り付けます。ボックスプリーツリボンに直接グル―ガンで付けるより土台にグル―ガンで塗ってボックスプリーツリボンを付けた方が綺麗に付くと思います。一気に付けるのが不安な方は少しずつ塗って貼ってを繰り返してください。貼り付けたら洗濯ばさみなどで軽く挟んで固まるまで放置してください。
簡単なロゼットの作り方⑨「キルト芯を付ける」
作り方⑨で適当な丸に切ったキルト芯を作り方⑧で足とボックスプリーツリボンが付いた土台の真ん中にグル―ガンで貼っていきます。1個のロゼットに対して目安2枚にしていますが、土台とくるみぼだんの接着面が密着する高さに調節してください。場合によってはキルト芯無しでも大丈夫です。
簡単なロゼットの作り方⑩「くるみぼたんを付ける」
作り方②で作ったくるみぼたんを作り方⑨でキルト芯を中心につけた土台にグル―ガンで貼り付けます。キルト芯を覆うように貼り付けてください。貼り付けたら指で押さえるか動かない所に置いて固まるまで放置です。
簡単なロゼットの作り方⑪「安全ピン付クリップを付ける」
作り方⑨で貼り付けたくるみぼたんの部分が乾いたら裏返して土台の後ろ側にグル―ガンで安全ピン付クリップを貼り付け、固まるまで放置します。固まったら完成です。
手作りロゼットの活用方法
子供のための名札や好きなキャラクター、アイドルなどをロゼット型のキーホルダーにして持ち歩くのもいいですよね。今回はその他の手作りロゼットの日常生活での活用例を少しご紹介します。先程ご紹介した作り方とは少し異なったものですが作り方次第でロゼットが日常生活を華やかにしてくれます。
マタニティマーク
基本的な作り方は同じですかリボンの足を付けず、安全ピン付クリップの代わりにボールチェーンを付けたマタニティマークのキーホルダーです。白を基調にした上品で優しいデザインが何とも可愛らしいですよね。
ベビーカーフック
ベビーカーフックを手作りロゼットで上手にアレンジしています。先程の作り方にパールやリボンなどの装飾を足して可愛くアレンジです。似たようなベビーカーの中でも一際目を引くおしゃれなベビーカーになりますね。
ヘアアクセサリー
ご紹介した作り方から土台を無くし、くるみぼたんをそのまま活用したヘアゴムも可愛いです。ヘアゴム以外にも作り方次第でヘアピンやカチューシャ、ヘアクリップなどにすることもできます。
ピアス
次にご紹介するのはロゼットのピアスです。小さいサイズのため、くるみぼたんの代わりにパールを使用したりリボンがレイヤードされていたりとご紹介した作り方にアレンジを加えてありますがロゼットのピアス意外と可愛いですよね。
ラッピング
最後にご紹介するのは紙で作られたロゼットです。布や針、糸などを使わず紙とペンとのりで作れちゃう簡単ロゼットです。ラッピングのチャームにしたりパーティーの時などに簡単な名札代わりにしたりと以外にも活用できます。製作の時間が短縮できますし、費用も抑えられるのは嬉しいですよね。マスキングテープを使った作り方などもあるので気になった方は調べてみてください。
手作りロゼットはウェディングでも大活躍!!
手作りのロゼットは最近、日常生活の中だけでなくウェディングの中にも取り入れられています。新郎新婦の思い出となるウェディングに手作りのロゼットが加わると、新郎新婦だけでなく出席している皆の記憶に残るウェディングになるようです。その一例を見てみましょう。
ウェルカムボード
ウェディングに欠かせないウェルカムボードでロゼットが大活躍です。作り方で説明したリボンの足を省いて作られています。光沢が強めのリボンを使うと上品さが増しウェディングの場面にもピッタリになります。
ウェルカムドール
ぬいぐるみなどをウェディング仕立てにしたウェルカムドールに手作りのロゼットを付けるなんてスタイルもあるみたいですよ。手作りロゼットを自分で付けるのは恥ずかしいけど取り入れてみたいなんて方は是非ウェルカムドールで取り入れてみてください。
スタッフの名札
ウェディングにはスタッフとしてたくさんの人が加わっていますよね。そのスタッフさんたちにそれぞれの名前が入った手作りロゼットを名札代わりに付けてもらうこともできます。お揃いのロゼットで一体感が出ますね。
花嫁さん手作りロゼット。
— feel (@feelbridal1122) 2016年7月10日
私にも頂きました*\(^o^)/*
スタッフみんなへの心配りに感激。
素敵な結婚式でした。 pic.twitter.com/AjNN2hWOsh
裏方のわたしにもロゼット
— やまだ (@yamadahaan) 2015年12月21日
はじめていただいたロゼット
このフォントすきなのと
パーティーに参加してるきもち増して
さらに嬉しい ◎
編集しながら うわああ〜〜 って
一瞬ですぎてったしあわせの1日
結婚式 ってやっぱり素敵だ! pic.twitter.com/ZaeVQOF75Z
実際にロゼットをもらったスタッフも、裏方ではあるけれど参列している一員であると思えて嬉しいと感じるようです。
ゲストの席札&名札
その他にもウェディングに参加してくれるゲストの席札に手作りロゼットを使うなんて方々もいるようです。後ろにピンなどを付けておけば席札がそのまま名札に早変わりです。席に手作りのロゼットが置いてあったらゲストも忘れられない一時になりますね。
手作りしたロゼットをゲストが実際に身に付けてくれたら、新郎新婦側も感動はひとしおです。新郎新婦側もゲスト側も特別感が出て忘れられないウェディングになること間違いなしです。
友人の結婚式に参加して来ました
— 蝦名恵 (@Meguml) 2016年10月22日
2人が手作りでつくってくれた
名前入りの『ロゼット』
とっても可愛い♡
幸せたくさんの素敵な1日でした(°´˘`°) pic.twitter.com/n1Ys48fx5m
あー。泣いた泣いた。
— モロ (@mororou) 2016年6月19日
終始泣きっぱなし(T_T)
鳥ちゅんの末っ子どっひーの結婚式!!!
幸せそうな顔に幸せ(T_T)
フラワーシャワーの隠れミッキーとか手作りロゼットとか暖かい素敵な式でした☆
末長くお幸せに。。。☆ pic.twitter.com/pSoDGLYyIz
ウェディングでの手作りロゼット参列者にもとても好評ですね。手作りが織り込まれるだけで式が一気に深く暖かいものになるようです。
紋付袴・白無垢のための和風ロゼット
紋付袴と白無垢で結婚式を挙げるんですなんて場合だってロゼットが使えるんです。ご紹介した材料や作り方とは少し違ってきますが、リボンの代わりに和柄の布を細く切ってプリーツにしたり、足の部分をリリヤンにしたりと作り方次第で和風ロゼットの出来上がりです。帯留めにしたり普通にバッジの様につけても違和感なく仕上がります。
ロゼットの作り方を調べてみて……
気軽に手作り出来てしかも可愛いロゼットは魅力たっぷりですね。作り方も思っていたより簡単でアクセサリーやマタニティマーク、名札からウェディングの様々な場面まで幅広く活用できるのも嬉しいです。ホッチキスを使う作り方やロゼットのキットを使う作り方など、ロゼットの簡単な作り方は何種類かあるので自分に合った方法で作ってみてください。手作りロゼットで様々なシーンを華やかにしちゃいましょう。
ロゼットについてもっと知りたいアナタへ!!
