牛乳を飲み過ぎると健康に悪影響があるって本当?気をつけたい飲み方とは?

牛乳はカルシウムも豊富で、健康にいいとされていますが、だからといって飲み過ぎると逆効果になるケースも少なくありません。ここでは、牛乳を飲む際に注意すべき点や飲み過ぎた場合、どのような悪影響を及ぼす可能性があるかをご紹介していきます。

牛乳を飲み過ぎると健康に悪影響があるって本当?気をつけたい飲み方とは?

目次

  1. 牛乳に含まれる栄養素や成分とは?
  2. 牛乳と豆乳はどっちが健康に良いの?
  3. 牛乳を飲むことで得られるメリットとは?
  4. 牛乳を飲み過ぎるとどうなるのか?
  5. 豆乳を飲み過ぎるとどうなるのか?
  6. 牛乳を飲み過ぎると太るという説は本当?
  7. 牛乳を飲み過ぎるとアレルギーになるというのは本当?
  8. お酒の飲み過ぎに牛乳がいいというのは本当?
  9. 牛乳を飲み過ぎてしまう要因について
  10. 牛乳の飲み過ぎを防ぐために知っておきたい適量とは?
  11. 牛乳は健康な体づくりには効果的だが飲み過ぎは逆効果である

牛乳に含まれる栄養素や成分とは?

牛乳にはたんぱく質、カルシウム、乳糖や乳脂肪が豊富に含まれています。カルシウムは骨粗鬆症予防には必要な成分で有名です。ところが、カルシウムは規則正しい食生活を心掛けていても不足しやすい栄養素であり、これは栄養士といった専門職がメニューを作り、食事管理をしている学校や病院、福祉施設等においても、なかなか食事だけでは必要摂取量を満たすことができません。

牛乳を飲む量を増やしたり、牛乳を使ったメニューを沢山取り入れるというわけにもいかず、トクホ等のカルシウムを強化した食品で補っているのが現状です。たんぱく質が多く含まれている食品は牛乳以外でも多いですが、牛乳に含まれる乳たんぱく質は人間の体内で作れない必須アミノ酸が豊富に含まれています。

乳糖はラクトースとも呼ばれ、腸内環境を整えてくれる効能がある事で知られています。牛乳を飲むことで、お腹の調子が良くなったという方も多いようです。そして乳脂肪は、牛乳の旨みを引き出す為に必要不可欠な成分となっていますが、摂りすぎると太る原因にも繋がりますので飲み過ぎには注意が必要です。

牛乳と豆乳はどっちが健康に良いの?

牛乳と同じくらい栄養分が豊富な飲み物として豆乳が挙げられます。牛乳は動物性たんぱく質で、豆乳は大豆が原材料なので、植物性たんぱく質になります。大豆に含まれる栄養分として知られているのが、イソフラボンで、女性ホルモンに類似した働きを持つといわれます。生理不順など、女性特有の悩みを持つ方にはお勧めの成分といえます。

また、レシチンという脳を活性化してくれる成分も豊富で、いつまでも元気に過ごしたい方にはぜひ積極的に取り入れて欲しい食品です。他には悪玉コレステロールや中性脂肪の増加を防ぐ効果があるといわれているサポニンという成分も含まれています。更に牛乳と同じくカルシウムも豊富なのです。

牛乳、豆乳とも、普段の食事では摂取しにくい栄養分が豊富で、どちらが健康に良いか甲乙がつけにくいです。ただ、豆乳は脂肪分が牛乳に比べると少なく低カロリーという事もあり、ダイエット中の方は豆乳というケースが多いようです。豆乳も含め、大豆製品は栄養価が高く、お手頃価格なのですが、やはり飲み過ぎは牛乳と同じくデメリットが大きくなりますので、適量を心掛けましょう。

牛乳を飲むことで得られるメリットとは?

牛乳を飲むと、カルシウムが沢山摂取できるというメリットが挙げられます。カルシウムの必要摂取量は成人の方で1日650mgと決められています。ところが、カルシウムが含まれている食材は少なく、牛乳等の乳製品、大豆、他には海藻類や小魚類、緑黄色野菜くらいです。

海藻類や小魚類は普段の食事での摂取量が少なく、より多く摂るのであれば、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、大豆類しかありません。

牛乳1本(200cc)で摂取できるカルシウムは約200mgで、かなりの量を補うことができます。カルシウムは丈夫な骨を作るのに必要な成分であり、不足すると骨粗鬆症や骨軟化症を引き起こしやすくなります。また、カルシウム不足は怒りっぽくなるとも言われています。

特に加齢を重ねていくと、骨密度も低下する為、骨折しやすくなります。歳を取ってからの骨折は治癒が遅く、そのまま寝たきりになってしまう事も少なくありません。いつまでも元気に過ごしていく為にはカルシウムは必要で、その最も効率的な方法が牛乳を飲むという事なのです。

牛乳を飲み過ぎるとどうなるのか?

牛乳は、不足しがちなカルシウムが手軽に摂ることができるというメリットがあります。そのため、健康維持の為に沢山飲むという方も少なくありません。しかし栄養価が高い牛乳も、飲み過ぎるとデメリットが出てきます。そのデメリットというのが乳脂肪の取り過ぎによる肥満や、動脈硬化になる可能性が高まるというものです。牛乳には乳脂肪という脂分が豊富に含まれています。

牛乳はいくつもの種類があり、それぞれ乳脂肪の割合が異なったり、特定の栄養素を強化している等の違いがあります。確かに乳脂肪分が多く含まれた牛乳は美味しいですが、脂肪の取り過ぎを招いてしまいます。ちなみに、成分無調整の牛乳の場合1本分で約7g位で、1本分のカロリーは約130kcalです。

脂肪分は健康な体を維持する為に必要な栄養分ですが、現在の食習慣では、脂肪の摂取量は多い傾向にあります。牛乳を飲むのはいい事ですが、飲み過ぎるとカロリーオーバーとなり、肥満を招いてしまいます。

また、牛乳の脂肪分は動物性油脂で、常温では固まりやすく、動脈硬化を引き起こすリスクも生じます。健康に良いからといって、何でも飲み過ぎというのはデメリットを生むので注意しましょう。

豆乳を飲み過ぎるとどうなるのか?

牛乳よりカロリーが低めでカルシウムも豊富、しかも牛乳アレルギーで牛乳が飲めないという方でも安心して飲むことができる豆乳ですが、こちらも飲み過ぎは禁物です。豆乳には大豆イソフラボンが含まれており、この成分は女性ホルモンと類似した働きを持つといわれています。しかし豆乳は飲み過ぎると、女性ホルモンの分泌に影響を及ぼすというデメリットがあるといわれています。

実際に、大豆イソフラボンの摂取量と女性ホルモンのバランスの因果関係については不明瞭な点もありますが、体に取り入れる栄養分というのは、適量というものがあります。これをはるかに超えた場合、体調不良を招くリスクを生じます。豆乳も牛乳同様に体には良くメリットが多いですが、デメリットもあるという事を忘れてはいけません。

牛乳を飲み過ぎると太るという説は本当?

牛乳は太るという説がありますが、これは牛乳には乳脂肪分が含まれており、これが太る要因としてささやかれているようです。牛乳を飲み過ぎると、脂肪分の摂取量が増えるのは確かです。ただ、脂肪分はあらゆる食材に含まれており、必ずしも牛乳だけが太る要因になる訳ではありません。1日に摂取するカロリーと消費するカロリーが同じくらいであれば、太る心配はまずありません。

牛乳を飲む量だけではなく、他の食事の見直しが必要です。牛乳のカロリーは成分無調整タイプで130kcalであり、乳脂肪分も7g程で、1日1本くらいであれば太る要因にはならないのです。それより間食や夜食の方が太る要因となるのです。牛乳は1日1杯程度であれば、太る心配はありませんので、安心して毎日の食卓に取り入れてみましょう。

牛乳を飲み過ぎるとアレルギーになるというのは本当?

牛乳を飲み過ぎるとアレルギーになると思っている方は少なくないようです。しかし実際はそうではありません。アレルギーというのは、アレルゲンという物質によって引き起こされるものですが、これは必ずしも体に害がある物質という訳ではなく、個人個人によってアレルゲンとなる物質が異なります。その物質に対して過剰に反応してしまうことで、アレルギーが引き起こされてしまうのです。

アレルギー症状は発疹やおう吐、下痢、重度の場合はアナフィラキシーショックという生命に危険を及ぼす症状等が挙げられます。牛乳アレルギーを持っている方は割と多いため、牛乳を飲み過ぎるとアレルギーになるのではないかと勘違いする方も多いようです。しかし、牛乳を飲み過ぎたからなるものではありません。

牛乳アレルギーは飲む量関係無く、微量でもその物質が体内に入ると発症します。他に乳糖不耐症という、乳糖を体内で分解できないという体質の方もおり、牛乳アレルギーとは異なりますが、牛乳アレルギーと勘違いする人も少なくありません。よって、牛乳の飲み過ぎとアレルギーは関係ありません。ただ、牛乳は飲み過ぎた場合のデメリットとして、お腹がゆるくなるというのはあります。

お酒の飲み過ぎに牛乳がいいというのは本当?

よく、お酒を飲み過ぎる方は牛乳が良いという事を耳にします。牛乳は胃の粘膜を守ってくれる役割があるため、お酒を飲む前に牛乳を飲んでおくことで、胃への負担を和らげてくれるメリットがあります。

お酒を飲む機会が多く、つい飲み過ぎてしまい二日酔いになってしまうという方は牛乳を飲んでおくことで、胃への負担も軽減できるようです。また、お酒が弱い人で仕方無くお酒を飲まなければならないという方にとっても、牛乳は、おすすめできる飲み方です。

牛乳を飲み過ぎてしまう要因について

牛乳をそのまま飲むだけであれば、飲み過ぎることはまず無いかと思います。ところが、他の食べ物とブレンドすることで、より美味しくなり、つい牛乳を飲み過ぎてしまうというケースは少なくありません。ダイエット食で取り入れている方も多いフレーク系の食品は牛乳との相性が良く、美味しくてつい食べ過ぎてしまいがちです。

また、ダイエット系の食品はフレークだけではなく、置き換え食で多い粉末状のプロテイン飲料なども牛乳と混ぜて飲むものがほとんどです。水で混ぜて飲む事も出来ますが、牛乳の方がよりコクがあって腹持ちがいいので圧倒的に牛乳で割る方が多いです。

そうなると知らず知らずのうちに牛乳を飲み過ぎてしまい、お腹がゆるくなったり、かえって太る要因にもなりかねませんので程々にしましょう。

牛乳の飲み過ぎを防ぐために知っておきたい適量とは?

牛乳は、他の食事とのバランスを考えた際、やはり1日1杯、量にして200ccが適量といえます。牛乳にはたんぱく質、カルシウムが豊富に含まれていますが、乳脂肪も同じく含まれているので、牛乳に重きを置き過ぎると、脂肪の摂り過ぎを招いてしまいます。

脂肪分は他の食品にも沢山含まれます。揚げ物をよく食べる方は要注意で、これだけでも1日の脂肪の摂取量をオーバーしてしまいます。

よく脂肪の吸収を防ぐと謳っている飲み物やサプリメントなどが多く販売されていますが、これだけでは脂肪の取り過ぎを防ぐことは出来ません。仮に脂肪の吸収を抑えられたとしても、腸内で脂肪分が残存してしまい、腸内環境が悪くなるというリスクも懸念されます。牛乳を健康の為に取り入れることは良いことですが、飲み過ぎはかえって逆効果なので注意して下さい。

牛乳は健康な体づくりには効果的だが飲み過ぎは逆効果である

牛乳はカルシウムや良質のたんぱく質を多く含んでいることはおわかりいただけたかと思います。そのため、牛乳を飲む習慣をつけていくことは、とてもいい事ですが、体に良いからと言って飲み過ぎは禁物です。

牛乳はカルシウムが豊富で体内で作られないたんぱく質も摂取できるというメリットもある反面、乳脂肪分といった動物性脂肪を取り過ぎるというデメリットもあります。適量を心掛けて、牛乳を毎日の生活に取り入れていきましょう。

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2021-09-29 時点

新着一覧