メイク・コスメ
ロングのセルフカットのコツ!後ろ髪や毛先の簡単上手なすき方は?
伸びてきたロングヘアを切りたいけど美容院に行く暇がない、お金もかかる…。セルフカットができたら、そんな悩みも解決しますよね。難しそうに思えるセルフカットですが、ロングのセルフカットは意外に簡単!後ろ髪まで上手にカットする方法やコツをご紹介します。

目次
伸びてきたロングヘアを切りたい!
ファッションと同じように大切な、ヘアスタイル。特に美しいロングヘアに憧れを持つ人は多いのではないでしょうか。でも、美容院でお気に入りのヘアスタイルになっても、2か月もすれば伸びてきた髪のせいで、思うようなヘアスタイルにならない、ということはみんなが経験していることでしょう。
理想のヘアスタイルを維持するには、頻繁に美容院に通う必要があります。長さは良くても、毛先が傷んでくるとそのままにはしておきたくないですよね。ただ、美容院に行く暇がなかったり、金銭的な事情で諦めなくてはいけないこともあります。そうした悩みを持っている女性は多いでしょう。
セルフカットは難しそう…
最近はSNSなどで、女性でもセルフカットをしているという人を多く見かけるようになってきました。芸能人の中にもセルフカットをしている人がいるほどです。
セルフカットは難しそうという意見は多いでしょう。前髪だけは自分でするという人も、後ろ髪は怖くて切れないという声が圧倒的に多いようです。でも実は、ロングのセルフカットは意外と簡単だったんです!
ロングのセルフカットは意外と簡単!
ショートだと襟足が全く見えないということもありますよね。その点、ロングなら後ろ髪の毛先まで目で確認できるので、セルフカットでも上手くいきやすいんです。

毛先を数㎝切り揃える程度であれば、ロングの人は絶対セルフカットがおすすめなんです。ちょっとしたコツを覚えるだけで、思い通りのヘアスタイルを自分で作っていくことができますよ。
セルフカットのメリットは?

セルフカットに挑戦してみたいと考えている人は、とても多いです。また一度セルフカットを始めると、何年も長く続ける人が多いようですよ。セルフカットを続ける人が多いのには、それなりの理由があるはず。セルフカットのメリットとは、何なのでしょうか?
カット代が浮く!
ヘアカットでの一番の問題は、かなりのお金がかかるということ。安い美容院を選んでいるとしても、頻繁に通うとそれだけお金がかかってしまいます。

セルフカットなら道具が揃っていれば、当然カット代はかかりません。思い立った時にすぐ始められるのも、セルフカットのいいところ。回数を重ねてやり方を覚えてしまえば、時間も短縮できるでしょう。
美容院が苦手な人もセルフカット
中には美容院自体が苦手という人もいます。話し掛けられるのが嫌だったり、したいヘアスタイルが上手く伝わらなかったりと、美容院での苦い経験がセルフカットの女性を増やしているようです。

ヘアカット代を浮かせたい、美容院に行く回数を減らしたい。そんな風にお考えの方は、ぜひセルフカットを始めてみましょう!
ロングのセルフカットに必要な道具を揃えよう
まずは必要な道具を揃えましょう。全てが必須というわけではありませんが、道具が揃っていないと適当になりがち。きちんと揃えておけば、うっかり失敗してしまうという心配もありませんよ。
女性の部屋には必ずあるものがほとんどなので、きっとすぐに始められます。使い方や選ぶ際の注意点も詳しく見てみましょう。
髪切りハサミ・すきバサミ
セルフカットに一番大切なのは、ハサミです。長さを変えるための髪切りバサミと、毛先をすくためのすきバサミがあるといいですね。すきバサミはすき過ぎ防止のために、切れる量が少ないものを選びましょう。
どちらも家にあるものを使うのであれば、刃こぼれが起きていないかを確認しておきましょう。また手近にあるからといって、髪切りバサミを文房具用のハサミで代用するのはNG。どちらも髪を傷める原因になってしまいます。
ブラシ・コーム
ブラシとコームも用意します。ロングの人は大抵どちらも持っていると思うので、いつも使っているもので大丈夫です。ブラシは全体的に髪をとくのに使います。カットの際は髪が広がりやすいので、頻繁にブラシでといて状態を確認していきます。
コームは毛先をとくためだけではありません。髪をキレイに分けることにも使えるので、持ち手の細く尖ったものがおすすめです。
ヘアゴム・ダッカール
ヘアゴムやダッカールは、カットする長さを決めたり、コームで分けた髪を抑えるのに使います。この二つは結構重要なアイテムですよ。ロングのセルフカットを簡単にできる理由の一つに、ヘアゴムを使うということがあります。ヘアゴムがあるだけでスタイルも作りやすいんです。カットしやすいように太めのヘアゴムを用意してください。
ダッカールは、形が残らないよう平たいものを選びましょう。形が残ってしまうと切り残しが出たり、切りすぎてしまいます。
鏡
鏡は絶対必要ですね。普段使っているものでいいですが、全体を確認できる二面鏡や三面鏡があると、セルフカットがしやすくなります。
なければ鏡を二枚、用意しましょう。大きめのものと手鏡で合わせ鏡にすれば、後ろの毛先まで見えるので、こまめに後ろも確認しましょう。
霧吹き
霧吹きもあるといいでしょう。霧吹きで軽く髪の全体を濡らしておくと、切る位置がずれにくいので切りやすくなります。
霧吹きがなくても、コームを濡らして髪をとくことで代用できます。手で濡らすのは、髪を濡らしすぎてしまうので避けましょう。
お役立ちアイテム!
他にもあると役立つアイテムをご紹介します。100均でも買えるアイテムなので、チェックしてみてください。ヘアカッターはコームに刃が付いたもので、髪をとくだけで簡単にすくことができます。左右ですける量が違うので、すきバサミが苦手な方にもおすすめです。
散髪マントは、切った髪が下に落ちないので終わった後の処理が楽になります。場所を選ばずにセルフカットができますよ。
始める前に知るべきセルフカットのコツ!
カットの前に、ぜひ知ってほしいセルフカットのコツがあります。これは髪の長さがショートであったり、前髪をカットしたい場合にも踏まえておきたい点です。
セルフカットが上手くいくコツには、どんなものがあるのでしょうか?小さなことに思えても、案外重要な二つの点をお教えします。
カットは濡らす、すくなら乾かす
カットの時には霧吹きで髪を濡らしますが、常に濡らしておくということではありません。濡らしたままでカットを続けていると失敗のもとになってしまいます。
@mjccc433 後ろですかw後ろのセルフカットはよくわからないですねぇw誰かに切ってもらうのが一番かとw濡らす場合は縦には入れられませんから、バツっと切るときに濡らしますね!そうするとかわいたときに毛先が微妙にばらけるのでぱっつんになりにくいので。すく時は必ず乾いたときです!
— 手乗りよぺ (@yopeNY) 2016年9月11日
長さを変えるなら、濡れた状態でカットします。濡れていると髪の広がりを抑えられるからです。反対に、すく時は乾いていないと、すきバサミでもまとめて切れてしまうので、すき過ぎてしまいます。髪の濡れ具合には気を付けましょう。
やりすぎてはダメ!
全体のバランスや毛先のすき具合が、思ったようにならないこともあります。それは髪質や頭の形が見本にしている人と違うからということもありますが、せっかく髪をカットするのにイメージと違っては、がっかりですよね。
@0411Syuu 教えてもらったセルフカットのコツは①とにかく全体のバランスを小まめに確認しながら切る②ハサミを縦に入れる、です。前髪は一緒に切ると失敗しやすいので、見慣れてきた数日後に同じ要領で切るのがオススメ。あとバランス調節を深追いしない事。これ、案外重要です。
— りると@みんなで心躍ろうよ (@0411Syuu) 2016年10月18日
だからといって、細かく調整を続けていくと、どんどん髪が短くなり修正がきかなくなってしまいます。翌日になると髪が落ち着いて調整点に気付くことがあるので、一度に完成形にしようとしないようにしましょう。焦りは禁物です。
いよいよ本番!なりたい髪型をイメージして
道具が揃ったら、コツを踏まえてセルフカット開始です!美容院に行く時のように、どんなヘアスタイルにするかをまず決めましょう。
定番は内巻きですよね。収まりのいいヘアスタイルなので、特別にセットしなくてもオシャレ。内側の方が短いので、セルフカットでも切りやすいヘアスタイルです。外ハネも人気です。基本的にセットが必要なヘアスタイルなので、セルフカットのハードルは低いかもしれませんね。
ロングのセルフカットで後ろ髪をキレイに切るには?
ヘアスタイルのイメージが固まったら、カットする長さを決めましょう。アバウトに決めてしまうと出来上がりに響くので、全体の髪の状態なども含めて、しっかりチェックしておいてください。
正面から見える横髪だけでなく、後ろ髪も案外見られているもの。セルフカットで後ろ髪までキレイに整えるその手順を見ていきましょう。
髪のブロック分けが大切
まず霧吹きで髪を濡らし、ブラシやコームでよく髪をとかしたら、コームの先で髪を左右に分けます。左右で髪の量が同じくらいになるように分けましょう。分けた髪を更に二、三等分に分けて、カットしたい長さの位置をヘアゴムでくくります。やや長めに残しておくと、あとですいても短くなりすぎません。

左右に分けただけでは量が多く、カットする時に長さが変わってしまうことがあるので、切りやすい量にまとめるのがポイントです。あとは全てのヘアゴムの位置を合わせてカットするだけ。初めはゴムの下をカットする方が、失敗しにくいですよ。
ロングのスタイル決めはヘアゴムの向きで
ヘアゴムはただ位置を決めるだけでなく、カットした後の毛先の向きを決めるのにも役立ちます。毛先をまっすぐにカットしてから内巻きや外ハネを作るのは、何度もカットしないといけないので結構大変です。太めのヘアゴムを使えば、カットするだけで自然とスタイルを作ることができます。
髪を5cmぐらいセルフカットした!切りたい部分を内巻き方向にゴムで留めるやつイイわー(๑°ㅁ°๑)整える技量だけ持ってれば何とかなる(ง •̀_•́)ง私はかなりのくせ毛だから大変だったけど(笑)
— Rei☆ (@Libra5569) 2016年10月21日
決めた位置をヘアゴムでくくったら、内巻きなら内側を高く、外ハネなら外側を高くなるように角度を付けます。鏡で毛先の向きを確認しましょう。あとはヘアゴムの角度に合わせて切るだけ。これだけで内側と外側の長さに変化がつくので、不器用さんでも簡単です。
ロングの毛先をすく時のポイントと注意点
長さを変えるために毛先をカットしただけでは、全体の長さが揃ってしまうので重たい雰囲気になってしまいます。最近はそれを生かした切りっぱなしのヘアスタイルも人気ですが、髪の量にお悩みの方はすいてスッキリさせたいですよね。
セルフカットで上手くすくには、すく場所とすきバサミの入れ方がポイントになります。ポイントを押さえてすけば、エアリー感のある柔らかなヘアスタイルが作れます。
毛先を軽くするなら内側をすく
すくということは量を減らすということ。でも、どこをどうすいてもいい、というわけではありません。闇雲にすいてしまうと毛先がスカスカになってしまいます。髪の内側をすくのが鉄則です。
.セルフカットの基本1/2【髪のボリュームを軽くする】
— 簡単セルフカット (@cutpad) 2017年4月10日
①セルフカットデビューはすきバサミから使う。
髪の毛の表面のカット(長さのカット)より、内側の髪のセルフカットの方が素人にはやりやすいです。増えて来た毛量のボリュームを少なくカットするイメージで、内側の毛を #cutpad
なぜなら外側をすくと、短くなった毛先がハネて飛び出てきてしまいます。内側なら初めての人でもヘアスタイルを崩すことなく量を減らすことができます。髪を下ろしている時もアレンジする時にも、まとまりのあるヘアスタイルがキープできますよ。内側をすくときは、頭頂部の髪はしっかり上げておきましょう。
ロングでもすきバサミの入れ方には注意しよう
前髪のセルフカットをしたことがあれば、ハサミは縦に入れるということをご存じでしょう。同じようにすきバサミも角度を付けて入れることによって、すき過ぎることなく毛先を軽くすることができます。

横に入れると一度に広範囲をすけますが、すいた毛先とすいていない生え際とで量の差がつきすぎてしまい、不格好になります。毛束を握らず軽く開いて、少しずつ斜めにすきバサミを入れると、全体的なバランスを保ちつつキレイにすくことができます。
簡単セルフカットでロングのヘアスタイルも思いのままに!
ロングのセルフカットは、意外に簡単にできることが分かりましたね。道具の使い方に注意すれば、失敗することなくセルフカットができます。不器用さんでもすぐにコツを掴めるはずです。
節約したい人もこだわり派の人も、今やセルフカットに注目しています。セルフカットをマスターすれば、美容院いらずでしたいヘアスタイルも思いのまま。自慢できるヘアスタイルを、自分の手で目指しましょう!
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