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ホルモンはどこの部位?焼肉でうまいおすすめの部位ランキングTOP5!
焼肉でうまいホルモンが食べたい!と思ってもどの部位が美味しいのか実はわからない!?そんなあなたのために、ホルモンの部位と、おすすめの部位をランキングにしてご紹介します。うまいホルモンの部位を極めたら、あなたはもう立派なホルモンヌの仲間入り!

目次
知っておきたい焼肉の人気部位紹介
突然ですが、焼肉お好きですか?きっと好きなひとが多いですよね。焼肉レストランに行ったらまずメニューをひらいてお肉の注文をあれこれするかと思いますが、赤身肉やホルモンの美味しい部位を知らないと、うっかり『焼肉盛合せで!』と注文してしまうことに。
焼肉レストランの思惑通りに『焼肉盛り合わせ』を注文するのもなんとなく嫌で『食べたい部位をスマートに注文できたらいいのに』と思ったことはありませんか?お肉に詳しい友達でも同行していればお任せしちゃいますけど、自分でメニュー表を見て食べたい部位を決めたい日もあります。
さっき食べたあのお肉、すごく美味しかったから次回来るときも絶対に注文したいと思っていても、部位がわからないと食べられないかも知れません。そんな残念なことにならないために、牛肉の人気部位をしっかり押さえておけるよう、いくつかご紹介させていただきます。
カルビ
カルビは韓国語で『あばら骨の間の肉』のことです。なんといってもジューシーな柔らかさと、脂身の濃厚な味わいがうまい部位です。すぐに焼けるので軽く炙る程度で食べるのが美味しいです。中でも骨付きカルビは骨の旨みもあるのでより美味しさを深く感じられるでしょう。カルビは多くの焼肉レストランで人気のある部位です。
タン
牛の舌なのでタンです。焼肉レストランによって薄くスライスしていたり、厚みがあったりと独自の切り方があるようです。ですので厚みにもよりますが、歯ごたえのある弾力食感とうまいのにさっぱり食べれるのが人気の部位です。タン・上タン・特上タンなどのグレードは舌の奥にいくにつれ上がっていきます。
ロース
ロースは背中のお肉です。きめが細かく適度に脂がのっていますが風味がさっぱりしていて、脂と肉のバランスを存分に味わえるとてもうまい部位です。肉汁が表面に出てきたら裏返し、あとは軽く炙る程度で美味しくいただけます。多くの焼肉レストランが取り扱っています。
ハラミ
ハラミは横隔膜です。赤身のお肉のように見えますが、ハラミはホルモンに類します。比較的脂は少なく適度に弾力のある噛みごたえがくせになる、味も赤身肉のような感じで実にうまい部位です。焼肉レストランに行くと多くのひとが赤身肉だと思って注文しています。

遭遇率高め!ホルモンの部位紹介
焼肉レストランで「ホルモン盛り合わせ」を注文したとして「シマチョウ」「ハツ」「ミノ」など、どれがどのホルモンの部位なのかは、よくわからないまま食べているひとも多いのではないでしょうか?また意外と知られていないホルモンの部位もあるんですよ。赤身肉同様にたくさんの部位がありますので詳しく紹介していきます。
タン
タンは舌です。先端は脂が少ないのであっさりしていて、根元にいくにつれ脂がのり柔らかくジューシーです。特上タンなどは舌の根元の部位にあたります。味にくせがなく、焼肉レストランそれぞれの食べ方があるようですが、ねぎをタンで巻いて蒸し焼きにしたあと仕上げにレモンを絞る『ねぎ塩レモン』でさっぱり食べる方が多いようです。
レバー
レバーは肝臓です。レバーは独特のかおりで好き嫌いがわかれる部位です。肝臓はビタミンAや鉄分が豊富で栄養価が高く肝ならではの濃厚な味わいが特徴です。火がとおり過ぎるとぱさついた食感になってしまうので、表面を焼いたら中は半生程度で食べるのがとっても美味しいですよね。
ハツ
ハツは心臓(ハート)なのでハツです。味にくせがなく食べやすい部位で、脂が少なく歯触りの良い食感が特徴です。その見た目からレバーと同じかおりがするのでは?と思っている方も多いようですが、まったくにおいはありませんので試してみてください。
ハラミ
ハラミは横隔膜の外側の筋肉です。脂がのっている部位ですが、赤身肉に近い味わいなので大変人気の部位です。この見た目なのでホルモンの一種だと分からなかった人も多いかと思います。再度お伝えしておきますが「ハラミ」はホルモンの一種です。
ミノ
ミノは第1の胃袋です。肉厚でガムのような歯ごたえのある弾力食感が特徴の部位です。このように切り目を入れてくれると食べやすいですよね。信頼できる焼肉レストランの新鮮なミノでしたら軽く炙る程度で中はレアで食べると柔らかく、よく焼いたものよりうまいです。
センマイ
センマイは第3の胃袋です。脂は少なめで味にくせもなく、あっさりしている部位です。黒っぽい見た目から実際に食べるまでは敬遠されがちですが、鉄分豊富なのでセンマイは黒いということを理解すれば逆にありがたい存在です。ちなみに湯むきしたものは白センマイといいます。
シマチョウ
シマチョウは大腸です。テッチャンと呼ばれたりもしてますね。ホルモンといえばシマチョウの絵が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか?ホルモンの代表といってもいいでしょう。歯ごたえがいいうえに、適度な脂でジューシーさもあるうまい部位です。下処理をしっかりしてくれる焼肉レストランでないと独特のにおいがあります。シマチョウはしっかり焼いて頂きましょう。
ヒモ(マルチョウ)
ヒモは小腸です。コテッチャンと呼ばれたりもしてますね。脂が多く甘みと旨みが詰まった柔らかい部位です。切り開かれていないものをマルチョウといいます。切り開かれたものは皮目を重点的に焼き、半面はほとんど脂なので火がとおりやすいため軽く温める程度に焼くのがおすすめです。
サガリ
サガリは横隔膜から下にたれた部位です。とても柔らかく見た目も味も赤身肉に近いので間違えられやすいのですが、サガリもホルモンの仲間です。
カシラ
カシラは頰の脂が多い部位です。頰はよく動かす部分なので身はかためですが旨味があるのが特徴です。噛めば噛むほど味がでるタイプです。
遭遇率低め!ホルモンの部位紹介
ショクドウ
ショクドウはそのまま食道部分です。赤身の肉に近い柔らかい食感であり、脂もくせもなくあっさりした味わいが特徴です。
ウルテ
ウルテは気管の軟骨の部位です。相当かたいので通常は切り目が入っています。よく焼いてお召し上がりください。
ハツモト
ハツモトは大動脈の心臓に近いのでハツモトです。脂が多めの部位ですが味にくせもなく、軟骨のような歯ごたえのある食感が特徴です。
シビレ
シビレは胸腺の部位です。脂は少ないのに柔らかいフォアグラや白子のようなクリーミーな食感と濃厚な味わいが特徴です。
マメ
マメは腎臓です。形がそら豆に似ているのでマメです。脂が比較的少なく食感はかため、レバーのように独特のかおりがあるので好き嫌いが分かれがちですが、ビタミンB1・B2が豊富な栄養価の高い部位です。
ハチノス
ハチノスは第2の胃袋です。見た目が蜂の巣のような模様をしているのでハチノスです。弾力が強くかなりの噛みごたえがあり、コラーゲンが豊富な女性にうれしい部位です。柄付きの方をカリッと焼き上げるのがおすすめです。
ギアラ(赤センマイ)
ギアラは第4の胃袋です。4つの胃の中で1番消化を頑張っているのがギアラです。適度に脂ものっていて焼くと歯ごたえがよく噛めば噛むほど濃厚な味わいが楽しめる部位です。
コブクロ
コブクロは子宮です。味にくせがなく歯切れの良い食感が特徴の部位です。基本かためですが焼くと若干柔らかくなります。
まだまだありますが、この辺で。
ホルモンの中には『え?それホルモンだったの?』という部位もあります。『ハラミ』や『サガリ』はお肉だと思っていませんでしたか?実はホルモンの仲間でした。
今回はお肉よりうまいと人気のホルモンの中から、『ホルモン初心者へおすすめ』と『ホルモン好きにおすすめ』の部位を、それぞれランキングにしてTOP5をご紹介します。
ホルモン初心者へおすすめ部位ランキング5位
まずは、ホルモン初心者へおすすめする部位の5位から発表します。第5位には「ミノ=第1の胃」がランクインしました。ホルモンの中でもくさみがなく淡白な味わいなのでホルモン初心者におすすめの部位です。
ホルモン初心者へおすすめ部位ランキング4位
続きまして、ホルモン初心者へおすすめする部位の4位の発表です。第4位には「タン=舌」がランクインしました。根元にいくにつれ食感が柔らかくなりランクが上がっていきます。味にくせがなくホルモン初心者におすすめの部位です。
ホルモン初心者へおすすめ部位ランキング3位
引き続き、ホルモン初心者へおすすめする部位、第3位の発表です。第3位には「ハラミ=横隔膜の外側」がランクインしました。うっかりお肉かと見間違うほどの見た目と食感、そしてうまい味わいに追加注文してしまうかもしれません。
ホルモン初心者へおすすめ部位ランキング2位
いよいよ、ホルモン初心者へおすすめする部位の2位の発表です。第2位には「ハツ=心臓」がランクインしました。適度な歯ごたえとあっさりしたお肉のような感覚で食べやすいのでホルモン初心者の方におすすめです。
ホルモン初心者へおすすめ部位ランキング1位
それでは、ホルモン初心者へおすすめする部位、堂々の1位の発表です。第1位には「ヒモ(マルチョウ)=小腸」が輝きました。かわいい呼び方するとコテッチャンです。信頼できる焼肉レストランのコテッチャンは本当にジューシーで美味しいのでホルモン初心者の方におすすめです。
人気のホルモン焼肉をオンザライス
焼肉といえば白いごはんがとても合います。お肉やホルモンだけを食べてお腹いっぱいになりたくても、濃いタレや塩味で白いごはんがどうしても欲しくなってしまいます。ホルモン焼肉をワンバウンドさせたタレごはんは更に食欲をそそります。みんなどんなオンザライスを楽しんでいるのでしょうか?
こちらはレアに焼きあげたタレだくのハラミをオンザライス。ごはんにしみた焼肉のタレとこのお肉ひと切れでお茶碗ぜんぶのごはんが食べれそうな勢いです。
こちらはこんがり焼き上げたホルモン、コテッチャンをオンザライス。見ているだけで元気になれそうです。ごはんを食べすぎないようにと、ひとくち分けて頂いた感じですね。
こちらは厚切りのタンをオンザライス。少し玄米のブレンドされたごはんが健康的でいいですね。それにしてもタンのボリュームがすごいです。美味しい焼肉レストランが近所にあると、いろんなことが頑張れそうです。何かにつけてご褒美に焼肉レストランにいけますもんね。
最後はローリングオンザライスです。焼きたてジューシーなお肉で熱々ごはんを巻いて食べるという焼肉レストランで1番贅沢な食べ方です。お肉なら薄くて柔らかいロースやカルビが、ホルモンなら薄めのタンやハラミがローリングしやすいでしょう。
ホルモン好きにおすすめの部位ランキング5位
まずは、ホルモン好きにおすすめする部位の5位から発表します。第5位には「ギアラ=第4の胃袋」がランクインしました。4つの胃の中で1番頑張っているギアラは赤身肉と比べたら噛み応えはあるもののホルモンの中では比較的柔らかくジューシーで最高の味わいです。
ホルモン好きにおすすめの部位ランキング4位
続きまして、ホルモン好きにおすすめする部位の4位の発表です。第4位には「センマイ=第3の胃袋」がランクインしました。ホルモン好きでも見た目が黒っぽいので敬遠される方もいるのでは?表面のザラついた感じのところも意外と柔らかく、歯ごたえは最高!味はあっさりとしています。
ホルモン好きにおすすめの部位ランキング3位
引き続き、ホルモン好きにおすすめする部位の3位の発表です。第3位には「シマチョウ=大腸」がランクインしました。噛み応えのある食感と、とろけるような脂が人気。ホルモンの王道でありホルモン好きにも当然おすすめです。下処理をしっかりしてくれる信頼できる焼肉レストランで是非。
ホルモン好きにおすすめの部位ランキング2位
いよいよ、ホルモン好きにおすすめする部位の2位の発表です。第2位には「レバー」がランクインしました。ホルモン好きだからこそ独特の風味と食感を味わって欲しい。もう生で食べることはできなくなりましたので、是非表面を焼いたら中は半生のレアな食感を楽しんで欲しいです。
ホルモン好きにおすすめの部位ランキング1位
それでは、ホルモン好きにおすすめする部位の堂々の1位の発表です。第1位には「タン」が輝きました。初心者の方にもおすすめの部位ですが、ホルモン好きの方にもやっぱりタンがおすすめです。舌の場所や厚みによって食感や脂のバランス、味わいの違いが楽しめるのもおすすめの理由です。
次回の焼肉はホルモンで決まり‼︎
色々と一気に紹介してきましたが、お気に入りのホルモンの部位はみつかりそうですか?その日のホルモンの仕入れ状況や、焼肉レストランによっては取り扱ってない部位もあるかと思います。でも、1度ホルモンの美味しさを知ってしまったら、もう普通のお肉には戻れないかもしれません。
特にホルモン独特の歯ごたえといい食感はやみつきになります!まずは『ホルモン初心者へおすすめ部位』からお試しいただけるといいのかなと思います。最後にお願いしたいのは美味しいホルモンを食べるには、新鮮な部位を取り揃えてくれている信頼できる焼肉レストランを選んで頂きたいということです。
次回、焼肉レストランで注文する部位は、うまいホルモンで決まり!