離乳食の進め方まとめ!初期の量やスケジュール・おすすめレシピはなに?

育児において離乳食の進め方はとても大切。離乳食の進め方やスケジュール、初期に最適な量などをチェックして育児に役立てませんか?赤ちゃんの成長に大きな影響を及ぼす離乳食は進め方やレシピに注意することが大切になります。最適な離乳食の進め方を取り入れてくださいね。

離乳食の進め方まとめ!初期の量やスケジュール・おすすめレシピはなに?

目次

  1. 離乳食の進め方はどうすれば良い?
  2. 離乳食初期は生後5〜6ヶ月から
  3. 離乳食初期の離乳食の進め方
  4. 離乳食初期でも食べられる食材
  5. 初期におすすめしたい離乳食レシピ
  6. 離乳食中期・生後7〜8ヶ月になったら2回食にする
  7. 生後7〜8ヶ月になったときの離乳食の進め方
  8. 離乳食中期で食べられる食材は?
  9. 離乳食中期におすすめしたいレシピ
  10. 離乳食後期・生後9ヶ月〜11ヶ月になったら3回食にしよう
  11. 離乳食後期に入ったときの進め方
  12. 離乳食後期におすすめしたいレシピ
  13. 離乳食完了期に入ったときの進め方
  14. 離乳食完了期におすすめのレシピ
  15. 離乳食の進め方で注意しておきたいこと
  16. 離乳食の正しい進め方をチェックして、育児を楽しもう!

離乳食の進め方はどうすれば良い?

赤ちゃんの成長に大切な離乳食の進め方・スケジュール

赤ちゃんの健やかな成長に欠かすことができない離乳食。ミルクから卒業してしっかりとご飯を食べられるようにするためにも離乳食をしっかりと進めていく必要があります。初めての育児であったりすると、どうやって離乳食を進めて良いか迷ってしまうこともありますよね。そんなときは育児が始まる前に離乳食の進め方やスケジュールを把握しておくと効率的です。

どのようなスケジュールで進めれば良いのか、離乳食をあげる量はどのくらいにすれば良いのか、育児がはじまる前にチェックしておくことでスムーズに離乳食に入ることができます。育児が始まった後はいろいろと大変で離乳食について学ぶ時間も少なくなってしまいますよね。育児の負担にならないためにも、離乳食のスケジュールや正しい分量などは事前に学んでおきましょう。

離乳食の進め方をチェック!

それでは実際にどのようにして離乳食のスケジュールを組み立てていけば良いのでしょうか?離乳食のスケジュールを立てるのに役立つ情報や、赤ちゃんに必要な分量、おすすめのレシピなどをまとめました。赤ちゃんの口に合う離乳食を作って、食事の楽しさを伝えてあげてくださいね。

離乳食初期は生後5〜6ヶ月から

生後5〜6ヶ月になったら離乳食の進め方を考えて

赤ちゃんが離乳食をはじめるのは生後5〜6ヶ月頃です。赤ちゃんが大人の食事に興味を持ち始めたり、口をもぐもぐさせるような動作が出てきたら離乳食のスケジュールを立て始めましょう。

生後5〜6ヶ月が目安ですが、あまり無理して食べさせると赤ちゃんが食事を嫌がるようになってしまうかもしれません。赤ちゃんのペースに合わせてスケジュールを立てるのが大切です。

1日1回小さじ1の分量、おかゆから始めるのが正しい進め方

いきなりたくさんの分量の離乳食を与えると赤ちゃんがびっくりしてしまいます。最初は小さじ1ていどの分量の十倍粥を与えるところから離乳食スケジュールをスタートしましょう。

小さじ1の分量を赤ちゃん用のスプーンですくい、5回くらいにわけて与えます。時間帯は午前中がおすすめ。もし離乳食を食べたことによって異変が起きても、すぐに病院に行けるからです。

離乳食初期の離乳食の進め方

しっかりとすりつぶした離乳食を与えよう

離乳食初期は赤ちゃんが適切な分量を飲み込めるようになるのを練習する期間です。与える離乳食は全て裏ごしをし、粒が残らないようにするのがポイント。粒が残ったものを与えると赤ちゃんが飲み込みづらく、吐き出してしまいます。最初はおかゆから始め、だんだん慣れてきたら野菜類も入れて離乳食に慣れさせてくださいね。

ミルクは飲みたいだけ飲んでOK

初期は、飲みたいだけミルクを飲んでOK。赤ちゃんに必要な栄養が詰まっており、健やかな成長に欠かせません。離乳食がはじまったからといってミルクを飲んではいけないというわけではないので気をつけてくださいね。離乳食を食べた後はミルクをたっぷり与えてあげましょう。

離乳食初期でも食べられる食材

離乳食初期に食べられる野菜

十倍粥に離乳食初期に食べられる野菜や果物は、トマト・ニンジン・ほうれん草・大根・ブロッコリーなど。サツマイモやカボチャといった甘味を感じられるものもおすすめです。果物ならバナナやリンゴなどを食べることが可能。十倍粥に慣れてきたら、これらの野菜を少しの量だけ加えて慣れさせていきましょう。

離乳食初期に食べられるタンパク質

離乳食初期に食べられるタンパク質類もチェックしましょう。ただし、タンパク質類は離乳食が始まってから2ヶ月目以降に取り入れるようにしてください。

豆腐やきな粉といった大豆製品は離乳食初期から食べられますが、アレルギーが起こる場合があるので慎重に食べさせます。異変が起きたら、すぐにお医者さんにみせましょう。鯛やヒラメといった白身魚も2ヶ月目以降から食べられます。

初期におすすめしたい離乳食レシピ

十倍粥

離乳食初期から食べられる十倍粥は、最初に作っておきたい離乳食。十倍粥は多めに作って小分けにし、冷凍ストックしておくと忙しいときでもすぐに赤ちゃんに与えられるので便利です。離乳食を順調に進めるには冷凍の利用することが大切。十倍粥に必要な材料はお米大さじ5、水1と1/2カップになります。

お米と水を鍋に入れて中火にかけ、ふたをして沸騰させます。沸騰したら弱火に落とし、30分ほど煮込みましょう。10分ほど蒸らしたら粗熱をとり、離乳食用のすり鉢を使って裏ごしをしていきます。離乳食初期の赤ちゃんが食べやすいようにしっかり裏ごしするのがポイント。しっかりと粒がなくなったのを確認したらできあがりです。

ニンジンのミルク和え

赤ちゃんの大好きな甘味を感じられるニンジンのミルク和えもおすすめの離乳食レシピ。ミルクを加えることで栄養バランスを整えられます。味覚が敏感な赤ちゃんは甘くて食べやすい食材を好むので、ぜひ活用してくださいね。必要な材料はニンジン1本と粉ミルク小さじ1になります。こちらも小分けにして冷凍ストックしておくのがおすすめ。

ニンジンを薄い輪切りにしたらひたひたの水と一緒に鍋にいれ、中火にかけます。柔らかくなったらニンジンを取り出し、すり鉢を使って裏ごししていきましょう。十倍粥と同様に粒が残らないようにするのがポイント。粉ミルクを入れてしっかりと混ぜたら完成です。粗熱がとれていることを確認してから赤ちゃんに与えましょう。

離乳食中期・生後7〜8ヶ月になったら2回食にする

食事のリズムをつけるのが上手な進め方

離乳食中期の7〜8ヶ月になったら、1日1回から1日2回のスケジュールに増やしていきます。2回にすることで食事のリズムをつけることが大切。赤ちゃんに食事を慣れさせていくことが離乳食の重要なポイントです。午前中と午後に分けて食べさせてあげましょう。初めての食材の場合は午前中に食べさせて様子を見ます。

生後7〜8ヶ月になったときの離乳食の進め方

舌でつぶせる程度の固さにする

離乳食は舌でつぶせる程度の固さにします。だんだんと咀嚼する練習を積み重ねていくことが中期では大切。初期のようにしっかりと裏ごしをするのではなく、少しだけ粒を残してあげましょう。食べにくそうにしているときは裏ごししてあげてもOK。

食べられる食材を少しずつ増やす進め方がおすすめ

食べられる食材も少しずつ増やしていきましょう。野菜やタンパク質など中期でも食べられる食材を増やしていき、食感や味のレパートリーを増やすと赤ちゃんも離乳食が楽しみになります。初めての食材の場合は少量ずつ与え、異変が起きないかどうかしっかり確認してくださいね。

離乳食中期で食べられる食材は?

野菜類:キャベツやキュウリ、炭水化物類:うどんやそうめん

レタスやキャベツ、きゅうりなどの野菜を食べることができます。桃やキウイフルーツなどの果物も与えられますが、アレルギー食品に指定されているので初めて与える場合は様子を見ましょう。食パンやそうめん、うどんといった炭水化物も食べられるようになるので離乳食に取り入れてみてくださいね。

タンパク質類:鶏胸肉など

タンパク質類も食べられるものが増えます。ササミや鶏胸肉など脂身の少ない肉類を入れてみましょう。しっかりと火を通せば卵もOK。ただし卵はアレルギーが現れやすい食材なので少量だけ与えて、赤みやかゆみなどの異変がおきないかどうかしっかりチェックすることが大切です。

離乳食中期におすすめしたいレシピ

しらすとブロッコリーの煮物

優しい味わいが魅力のしらすとブロッコリーの煮物。ブロッコリーには栄養がたっぷりと含まれているので、ぜひ離乳食に活用したいですね。しらすを使うときは湯通しして塩分を落とすことが重要。しらすの塩分は赤ちゃんには強すぎるので気をつけましょう。必要な材料はニンジンとブロッコリーを合わせて20g、しらす5g、かつおだし300mlになります。

お湯を沸騰させたらしらすを入れてしばらく茹で、塩抜きをしましょう。かつおだしと人参を鍋に入れ、人参が柔らかくなるまで茹でます。柔らかくなったらブロッコリーを加え、さらに煮てください。ブロッコリーが柔らかくなってからしらすを加え、食べやすいように潰したら完成です。

ほうれん草とキャベツのスープ

やさしいほうれん草の風味がおいしいスープ。キャベツも入れて食べ応えをアップさせましょう。塩抜きしたしらすを加えれば、タンパク質もそろった栄養バランスの良いスープに仕上がります。大人用に味付けをして赤ちゃんと一緒に食事を楽しむのも良いですね。必要な材料はキャベツとほうれん草を合わせて15g、しらす5g、かつおだし300mlになります。

沸騰させたお湯にしらすを入れて茹で、塩抜きしましょう。かつおだしとほうれん草、キャベツを鍋に入れて中火にかけます。野菜類がしっかりと柔らかくなったらいったん取り出し、みじん切りにしてください。しらすと一緒に野菜を鍋に戻したら完成です。しっかりと冷ましてから赤ちゃんに与えましょう。

離乳食後期・生後9ヶ月〜11ヶ月になったら3回食にしよう

食事の楽しさを覚えてもらうと進め方が大切

9ヶ月〜11ヶ月に入ると離乳食後期になります。1日3回食にして、食事のリズムを整えることがポイント。家族で一緒に食卓を囲むようにして、赤ちゃんに食事の楽しさを覚えてもらいましょう。

離乳食後期に入ったときの進め方

歯茎でかめる料理を与えよう

後期に入ったら、もぐもぐ運動ができるようになります。歯茎でつぶせる程度の固さの離乳食に仕上げましょう。食べられる食材もぐっと増えるので、彩りや栄養バランスも考えながら離乳食を作ると赤ちゃんも食事が楽しみになりますね。

9ヶ月以降は鉄分が不足しがちなので気をつけて

9ヶ月以降は鉄分が不足しがちなので要注意。赤みの肉や魚などで補うほか、フォローアップミルクを飲ませて不足した鉄分を補いましょう。鉄分不足は成長の妨げになるので食事で補えるように気をつけてくださいね。

離乳食後期におすすめしたいレシピ

ホワイトドリア

パプリカやブロッコリーなどの野菜をたっぷり入れて栄養満点に仕上げたホワイトドリア。赤ちゃんも成長してくると大人と同じような食事を楽しみたくなりますよね。見た目も華やかにしてあげると食べる楽しみが増えます。必要な材料は、五倍粥50g、パプリカとブロッコリー各15g、ミニトマト1個、鮭15g、ベビーフード用のホワイトソース、粉チーズ。

トマトは湯むきして種を取り、みじん切り。ブロッコリーとパプリカは茹でてみじん切りにします。パプリカは皮をむくのを忘れずに。五倍粥にトマト・ブロッコリー・パプリカを混ぜ、耐熱皿に入れます。ベビーフード用のホワイトソースをかけ、粉チーズを少々トッピング。トースターで焼き色がつくまで焼いたら完成です。

フレンチトースト

離乳食後期に入ったら手づかみできるフレンチトーストを作ってみてはいかがですか。卵を使うのでアレルギーチェックは事前に終わらせておくのがマスト。ふわふわとした食感とやさしい甘味が赤ちゃんにぴったりです。必要な材料は、食パン1枚、卵1個、ミルク20ml、砂糖小さじ1/2、バター適量。

卵とミルク、砂糖を混ぜ合わせ、一口大にカットした食パンを浸しましょう。卵液が中までしみこんだらバターをしいたフライパンで焼きます。こんがりとした焼き目がつき、中に火が通ったら完成。一緒に野菜スープを添えて出すと栄養バランスが整って良いですね。大人もおいしく食べられます。

離乳食完了期に入ったときの進め方

大人の食事リズムと同じように

離乳食完了期に入ったら、赤ちゃんもだいぶ食事に慣れてきていますね。大人の食事のリズムと同じように朝・昼・晩与えるようにします。家族みんなで食べるのがベストですが、夜遅くなってしまうときなどは赤ちゃんだけ先に食べてもらいましょう。

手づかみできる離乳食も取り入れる

食べることの楽しさを味わってもらうために手づかみできる離乳食を入れるのがおすすめ。いろいろな手づかみ離乳食を作って、赤ちゃんに楽しんでもらいましょう。

離乳食完了期におすすめのレシピ

おやき

離乳食完了期に入ったら手づかみできるおやきを作ってみるのがおすすめ。おやきは持ち運びしやすいので、外出先のご飯としても役立ちます。中にいろいろな野菜を入れれば栄養バランスが整いますね。必要な材料は、じゃがいも1個、小松菜8g、塩抜きしたしらす10g、片栗粉小さじ1/2になります。

小松菜は茹でてから水気を絞り、細かく刻みます。じゃがいもは茹でて火を通し、皮を取ったら熱いうちにマッシュしましょう。小松菜としらす、片栗粉、じゃがいもをボウルに入れ、全体を混ぜ合わせます。まとまったら適当な大きさに成形。フライパンで両面をこんがり焼いたら完成です。ニンジンやヒジキなど、好みの食材を加えてアレンジするのもおすすめ。

バナナパンケーキ

自然な甘味を感じられるバナナパンケーキもおすすめのレシピ。野菜スープなどと一緒にお皿に盛りつければ、栄養満点の一食になります。バナナパンケーキは大人も美味しく食べられるので、赤ちゃんと一緒に食事を楽しんでも良いですね。必要な材料は、バナナ1/2本、牛乳大さじ2、小麦粉大さじ2、ベーキングパウダー小さじ1/4になります。

バナナはフォークなどを使ってしっかり潰しましょう。牛乳・小麦粉・ベーキングパウダー・バナナをボウルに入れ、なめらかになるまで混ぜ合わせます。大さじ1程度のタネを熱したフライパンにのせ、両面をこんがりするまで焼いたら完成。バナナのかわりに裏ごししたサツマイモやブルーベリーを入れてもおいしくいただけますよ。

離乳食の進め方で注意しておきたいこと

赤ちゃんの体調に合わせて進めよう

離乳食は無理をせず、赤ちゃんのペースに合わせることが大切。初期・中期・後期のスケジュールは目安なので、食べにくそうにしていたら一段階戻すなど工夫しながら進めてくださいね。

なかなか食べてくれないときは市販のベビーフードも活用

なかなか食べてくれないときは市販のベビーフードで味のアクセントをつけることも大切。気に入ったベビーフードと同じような味に近づけると、食べてくれるようになりますよ。

離乳食の正しい進め方をチェックして、育児を楽しもう!

赤ちゃんにとって離乳食はとても大切。正しい進め方をチェックして、健康的な食事を楽しませてあげましょう!

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